グラーツ＆ウィーン　2009冬　シュテファン寺院でアドヴェント（クリスマス）コンサート鑑賞

2009/11/27 - 2009/11/27

何度か訪れているシュテファン寺院ですが、いつもここでのコンサートと日程が合いません(T_T) 今回はクリスマスコンサート開催日程が旅程と合ったので、初めて寺院内でクラシックコンサートを鑑賞しました

○ブレーメン＆ウィーン　2009春　シュテファン寺院〜念願の南塔から市街を一望〜
http://4travel.jp/traveler/wol/album/10338508/

○ブダペスト＆ウィーン　2008春　シュテファン寺院〜念願の北塔から市街を一望〜
http://4travel.jp/traveler/wol/album/10237658/

エリア ウィーン(オーストリア)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道

いつ見ても大きい

…けど、いつ見ても工事中

コンサートの開始は20:30。南塔に上がる所の入り口から入るようですが、ずらーっと入る順番待ちの行列ができています

地下鉄から上がって来た人達はみんなギョッとして「何の列ですか？」って聞いてました(笑)

チケットは日本からインターネット購入。メール添付で送られて来たPDFファイルを印刷して持って行って、当日正面入り口で引き換え。チケットの席にランクが3つぐらいあるようでしたが、ネットでは一番高い42EUR(\5,544。1EUR\132換算)しか買えませんでした

値段別にチケットの色が違って、ブロックは決まっていますが、そのブロックの中は自由席です

入り口でチケットの色別に誘導されますが、誘導の手際が悪い…。当初案内された席は大きな柱で祭壇が見えないので、大周りをして前から2列目の席をゲット

内部はとにかく寒いです。暖房はありません。時間の経過と共に、しんしんと冷えて来ます。暖かい服装で行かれることをお薦めします

観客も歌手も演奏者もみんなコートを着たままでした

歌は中学生ぐらいの女の子が3人。メインの子はとても上手でした。今後に期待したいですね

演奏は大人の4重奏

頑張ってるな〜っていうのは感じましたけど、正直市民サークルコンサートレベルでした。せめて服装を合わせるぐらいしたほうが良かったのでは？黒っぽい服を着てはいるけど、みんな普段着。やっぱり見た目も重要だと思います

正直この値段を出すなら、モーツァルトなお兄さんから買った観光客向けの演奏会のほうがレベルは高いです

今回はチケット代は寄付したと思って、シュテファン寺院の中で生演奏を聴くことができたというのが主目的だったと考えることにしました

演奏にパイプオルガンは使っていなかったけれど、鍵盤部分が開いていました

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトはコンスタンツェ・ウェーバーと1782年8月4日にここで挙式を挙げ、1791年12月5にここで彼の葬儀を行った

この旅行記へのコメント （4）

• ココアさん 2010/02/15 02:24:55

  寺院内コンサート

  ヴォルさん、街歩きだけでなく、コンサートに行かれるという、ゆっくりと欧州文化を堪能されるという、欧州らしい時の過ごし方をされていらっしゃいますね。
  街歩き、美術館巡りだけでなく、音楽・観劇に、日本人はもっとっもと時間を割くゆとりが持てるといいですよね。といいながら、わたくしめは、めったに行けません。
  今回、レベルが今ひとつで残念でしたね。
  でも、寺院内と、教会内だとか、クーポラの下で、生演奏を聞くと、コンサートホールとは全然異なる音の反響があって、それも趣があって、いいですよね。
  
  子供の友達の発表会に行くと、教会内ライブですし、子供の先日の発表会も教会でした。欧州の教会で発表出来る（欧州の子供は当たり前ですが）事って、幸せな経験だと思います。
  自分はピアノを習う機会も無く、子供時代は泥団子を作って、虫捕りしていただけです。
  
  今日は、ヘッペンハイムやフランクフルトで、Fastnacht（カーニバル）でしたが、降雪と気温を考えて、観に行くのはやめました。代わりに、Deutsche BankのHope Pageで、『ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が「デジタル・コンサート・ホール」を立ち上げました』、との事で、Berliner Philharmoniker / Sir Simon Rattle Conductor / Mitsuko Uchida Piano による、Ludwig van Beethoven / Piano Concerto No. 5 in E flat "Emperor" を楽しみました。これは、パソコンで観れるからお手軽でいいですね。この楽曲はいつも思うのですが、素人のわたしからは、左指の動きが凄過ぎるので、見入ってしまいます。
  ここから申し込みました。
  http://www.db.com/japan/content/jp/digital_concert_hall.htm
  
  あぁ、ホント、ライブ演奏、沢山観に行きたいですね。
  
  ココア

  ヴォルさん からの返信 2010/02/15 21:38:09

  RE: 寺院内コンサート

  ココアさん、いらっしゃいませ(^^)
  
  > 街歩き、美術館巡りだけでなく、音楽・観劇に、日本人はもっとっもと時間を割くゆとりが持てるといいですよね。
  
  実は国内でも観劇・音楽鑑賞時間のほうが、美術館・街歩きより多い私。結局各国何処に行っても過ごし方は変わらない(笑)のですが、開演時間までに○○をしないと！！と、忙しない行動になっているところが欧州時間と大きく違いますね(;^_^A
  
  > 子供の友達の発表会に行くと、教会内ライブですし、子供の先日の発表会も教会でした。欧州の教会で発表出来る（欧州の子供は当たり前ですが）事って、幸せな経験だと思います。
  
  それって凄いですね〜！！日本ではなかなかないです。時々日本でもプロが教会内でコンサートを開くので行ったことはありますが、子供達の発表会となるとどうなんでしょう。とは言っても、国内にはそんなに大きな教会はなかなかないですし、雰囲気が全然違います。お子さんにとっても良い経験ですね(^^)
  
  教会は元々パイプオルガン演奏や合唱をも考えて造られているんでしょうね。広いのに音が回って、綺麗に聴こえないということもありませんし。シュテファン寺院を始め、パイプオルガンの音を聴いた欧州の教会では、とても美しく聴こえました♪
  
  > 今日は、ヘッペンハイムやフランクフルトで、Fastnacht（カーニバル）でしたが、降雪と気温を考えて、観に行くのはやめました。代わりに、Deutsche BankのHope Pageで、『ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が「デジタル・コンサート・ホール」を立ち上げました』
  
  相変わらず雪なんですね。私は雪のある生活を経験したことがないのですが、さぞ大変なんだろうと想像します。少しバンクーバー五輪に分けてあげることができればいいのに…。
  
  デジタルコンサート、画期的な試みですね！お教え頂きありがとうございます。私は今日のところはテストだけで断念しちゃいました。我が家のPC環境では音がイマイチ(;^_^A ベルリンフィルは毎年来日しているので、いつかは聴きに行きたい！でもいつか本場で！？と思っています。内田光子さんのプロフィールを調べてみました。名前は聞いたことがあっても、こんなに輝かしい経歴の方だとは存じませんでした(;^_^A 日本人世界進出の草分け的存在ですね☆ 世界で活躍される日本人芸術家が増えていて、嬉しい今日この頃です(^^)

  ココアさん からの返信 2010/02/17 06:14:00

  内田 光子さん

  内田 光子さん、って、物凄いピアニストですよね。
  成功の経歴だけでなく、DBE（大英帝国勲章第2位）などの受賞なんかも。
  小澤征爾指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団との共演、観られた方は、本当に貴重ですね。
  
  英国に在住した日本人偉人として、英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパルとなった吉田 都さんも、いつかは英国で観てみたい、と思っていましたが、6月の 日本公演での『ロミオとジュリエット』で引退なんですよね。
  
  観に、聴きに行けるうちに行っていないと、後で後悔ばかりですね。
  
  ココア

  ヴォルさん からの返信 2010/02/17 22:34:28

  RE: 内田 光子さん

  > 内田 光子さん、って、物凄いピアニストですよね。
  > 成功の経歴だけでなく、DBE（大英帝国勲章第2位）などの受賞なんかも。
  > 小澤征爾指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団との共演、観られた方は、本当に貴重ですね。
  
  本当に！！小澤氏との共演、ナマで聴きたかったです♪
  
  > 英国に在住した日本人偉人として、英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパルとなった吉田 都さんも、いつかは英国で観てみたい、と思っていましたが、6月の 日本公演での『ロミオとジュリエット』で引退なんですよね。
  
  えっ！？吉田都さん、引退ですか？教えて下さってありがとうございます。草刈民代さんも昨年引退されましたし、日本を代表する方達の世代交代ですね。吉田さんの引退公演、是非観に行きたいですが、チケット争奪戦凄そうです(;^_^A チケット取れなかったらTV放映に期待するしかないのですが、やっぱりナマですよね！
  
  > 観に、聴きに行けるうちに行っていないと、後で後悔ばかりですね。
  
  そうですね。いつか…と思っていると、ある日突然観られない、聴けない日はやって来るんですよね。熊川哲也さんのチケットを持っていたのに、急に行けなくなり、その後行きそびれているうちに彼は怪我をされて、怪我前の演技を観る機会を失いました(T_T) 草刈さんの公演は何とか1度だけ観ることができて、その翌年引退だったのでギリギリでした。小澤さんのウィーンオペラ座もいつか…のうちのひとつ。是非任期中に復帰して頂きたいです！
  
  私の辞書(笑)に「後悔するより反省しろ」というのがあります。観たい、聴きたい公演を逃して後悔するよりも「（色んな意味で無理してでも）行ってしまった…」という反省をしろという意味です(^^ゞ