連休２泊３日の旅」その７．。。福島県「塩屋崎燈台」

2009/10/10 - 2009/10/12

「いわき七浜」のほぼ中央に突き出す海抜５０ｍの断崖に立つ「塩屋崎燈台」は現在は中が博物館のように３００円で参観でき１０３段の螺旋階段を登り、頂上からは３６０度の景色が見渡せます。いろいろな歴史もあり、美空ひばりの「みだれ髪」や木下恵介監督の「喜びも悲しみも幾年月」の舞台として有名です。

一泊目は「いわき」の「東横イン」に宿泊。。。夕食は地元の居酒屋で。。。と思ったのですが、値段を考慮して気軽に全国チェーン？の「魚民」で。。。そして駅前のショッピングセンターのカフェでデザートを。。。どちらもお手頃価格で美味しかったです！！

エリア いわき市(福島)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車

「いわき市」にある「塩屋崎燈台」です。この辺一帯は潮の流れが激しく、暗礁も多く、海上交通の難所として古くから知られ、江戸時代に「狼煙（のろし）台」が作られたそうです。

駐車場の横にある句碑は、美空ひばりが昭和６２年に歌った「みだれ髪」の記念碑です。

海抜５０ｍの崖の上に立つ「塩屋崎燈台」まで階段で登る途中からの景色も十分素敵ですが。。。。

眺めるだけではなく、中に入れる燈台です。（参観できるのは全国でも１５箇所とか）

１８９９年にレンガ造りの燈台になったのですが、１９３８年の福島県沖地震（マグニチュード７．７）で破損し、１９４０年に鉄筋コンクリートで造り替えられました。でも１９４５年の太平洋戦争末期に米軍の標的となり、攻撃を受けて破壊され、燈台としての機能を果たさなくなってしまいました。その後戦災復旧工事によってレンズや灯器が修復され現在に至っています。

雑誌「婦人倶楽部」に寄稿された、「塩屋崎燈台」の燈台守夫人田中きよさんの手記「海を守る夫とともに２０年」が原案となり、木下恵介監督の「喜びも悲しみも幾年月」の映画化となったそうです。実際の撮影は、うちの近所の「観音崎燈台」はじめ全国の多数の燈台が撮影に使われたそうです。

下から見ているだけでも十分ですが、せっかく来たので３００円払って、１０３段の螺旋階段を登って頂上まで行ってきました。ぜひ、ぜひ上まで行く事をお勧めします！！ただし４時半頃閉まるので注意！！

５０ｍの崖の上の燈台の頂上からの眺めですから、最高です。。。北方面。。。いわき方面の海岸線です。

南側、今ドライブしてきた方面。雲からの雨の帯がはっきり見えます。虹が見えたのもあの雨雲の通り過ぎたあたりでしょうか？？

東側、燈台の真下。。。太平洋が広がっています。

燈台の真下、北側。。。左横が駐車場と美空ひばり野句碑があるあたり。。。

いわき方面は台風一過で青空も見えますが、秋雨前線で、やはり雲が多いでした。

トンビでしょうか？？？

盛岡に行く予定が急遽「いわき」へ。。。「東横イン」が空いていて良かったです。理想は地元の居酒屋で旬の魚を。。。ですが予算もあることで、今回は全国チェーン？？の「魚民」で。。。

食後は場所を変え、駅前のショッピングセンターのカフェで「ケーキセット」。。。

「いわき」は初めてでしたが、適度に都会でいい町でした。駅前も工事中でさらにお洒落に変身するようで楽しみです！！

この旅行記へのコメント （2）

• Taka4さん 2009/10/26 11:56:27

  お見事ですね

  1枚目の灯台の写真。
  アングルといい、雲の流れ具合と晴れ具合が見事にマッチして、まるで絵に書いたような見事な画像になってますね。
  なかなかこのあたりは景勝地の様ですから、もう少し寒くなって牡蠣やアンコウなどがおいしい時季になったら足を運んでみたいですね。
  

  F&Sさん からの返信 2009/10/26 14:56:13

  RE: お見事ですね

  > 1枚目の灯台の写真。
  > アングルといい、雲の流れ具合と晴れ具合が見事にマッチして、まるで絵に書いたような見事な画像になってますね。
  
  ★どしゃ降りをぬけ、虹を眺めながらたどり着いた燈台。。。こんな有名な場所とは知りませんでした。どうりで観光客が多かったです。青空もいいですが、不思議な雲や荒れた海。。。絵になりましたね！ススキも意識しました。構図までは確認できず、家に帰ってから「いい写真撮れた！」と自己満足しています。片手でシャッターを押していることが多いので、せっかくの水平線や地平線が斜めになることも。。。燈台にたどり着いただけで、Ｆは「ハーハー。。ゼーゼー。。。」１０３段の螺旋階段はパスして、下で待っていました。
  
  > なかなかこのあたりは景勝地の様ですから、もう少し寒くなって牡蠣やアンコウなどがおいしい時季になったら足を運んでみたいですね。
  
  ★急に旅先変更で調べずに行ったので損しました。どうせ行くならよく調べて旬の美味しいものを食べに行ったほうがいいですね！！
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