ブレーメン＆ウィーン　2009春　ヴォティーフ教会～天にそびえる2本の尖塔～

2009/05/05 - 2009/05/05

5年前ホーフブルク（王宮）の前で遠くに見つけた2本の尖塔。帰国後気になって調べて、その尖塔が「ヴォティーフ教会」であることがわかりました

以来憧れ続けていた教会。…が、ウィーンを訪れてもなかなか時間的都合がつかず、やっと訪れることができました\(^o^)／

エリア ウィーン(オーストリア)

• 交通手段: 鉄道

やっと正面から見ることができた〜\(^o^)／

しかーーーーしっっっ！！何故に「ニベア」の広告！？あり得な〜い(怒)。シュテファン寺院も工事中で半分ぐらい絵で覆われていますが、ホンモノそっくりの絵なら許せます。でもでも、これはないでしょーーーっ(T_T)

ヴォティーフ教会 寺院・教会

1853年、フランツ・ヨーゼフ1世の弟マクシミリアン3世の命によって着工

皇帝フランツ・ヨーゼフ1世がハンガリー人の暗殺者に襲われるというテロに遭ったけれど、無傷で助かったことを神に感謝して、テロ現場に建てたもの

着工から26年後の1879年はフランツ・ヨーゼフ1世の銀婚式に当たる年。この完成時にはメキシコ皇帝となっていたマクシミリアン3世は既に革命により処刑された後だったそう

尖塔の高さは99m。僅かに市庁舎に抜かれてしまったそうです

シュテファン寺院同様、モザイク屋根

ネオ・ゴシック様式の塔はメインの2本以外に、後ろにも小さな塔があります

ファサードにはたくさんの人物彫像

ファサード上部

この教会はお隣のウィーン大学の設計者、フェルステルの設計

教会といえばステンドグラス

ゲイエルリンク作のステンドグラスが78枚飾られています

床は少しアジアンテイストにも見える

高〜い天井の身廊

高い天井から吊り下げられた大きなシャンデリア

天井には鮮やかな彩色

教会といえばパイプオルガン

説教壇の階段上にもゴシックの尖塔

ステンドグラスの枚数は多い教会ですが、ステンドグラス自体の美術品的価値はどれもあまり高くないそうです

質より量で勝負！？　失礼m(__)m

メイン祭壇の前に円形の壇が

白い紫陽花が飾られています。アナベルと思われる白い紫陽花をウィーン市街でよく見かけました

メイン祭壇横の小さなパイプオルガン

柵の模様もキレイ

ようやくメイン祭壇に辿り着きました

キンキラでまるで仏像のよう(;^_^A

祭壇内部の天井部分にも絵や金彩が。細部にまで手がかけられています

後方はゴシックらしい彫刻

アジサイもいっぱいです(^^)

メイン祭壇上部は壁画が取り囲んでいます

更にその上にはぐるっとステンドグラス

メイン祭壇前から振り返ると、身廊越しに大きなパイプオルガンとバラ窓

やっぱり柱から天井に繋がる曲線が好きみたい、私

柱っていつも見上げちゃうけど、たまには根っこ(笑)部分も見るのも良いかも。規則正しく並んでます

外観はやっぱり重厚

やっと青空が見えて来ました(^^)

ニベアがなかったらキレイだろうな〜

こでまり…かと思ったら違う。これは何の花？

一瞬ですが、青空〜！！
今、正面の写真が撮りたかった(T_T)

にっくきニベア(苦笑)がいる今は、この白く美しい尖塔を遠目に見るのが一番良いのかも

塔の上のほうの彫刻、あんなに繊細だったのね

こうして斜め横から見ると、改めて奥行きの深さを感じます

U4 Schottentor駅構内から見るとこんな感じ

ショッテンリンク カフェ

正面に戻った時には青空の面積はかなり減っていました(T_T)

ヴォティーフ教会の前の通りをずーーーっと横に見ると市庁舎

市庁舎も好きな建物のひとつですが、真横から見るのは初めてかも

ウィーン市庁舎 現代・近代建築

ドイツ語圏最古の伝統を誇ウィーン大学

1365年にルドルフ4世によって創立

この本館は1873年〜84年に建造されたネオ・ルネッサンス様式

ウィーン大学 現代・近代建築

大学がルネッサンスの人文主義を基本理念にするという意味から、ヴォティーフ教会と同じくフェルステルよってこの様式で設計されたとのこと

こちらは本館裏側の新しい建物

大学の正面には17世紀のウィーン市長リーベンベルク