02鮭の遡上が見たかったんだけど（北海道紅葉？の旅その2）

2008/09/27 - 2008/09/27

一昔くらい前の秋に道東旅行をしたときのこと。
中標津のサーモン科学館で鮭の遡上を見て感動。
でもって、鮭好き旦那はサーモン科学館のレストランの分厚い焼き鮭の定食に感動。

今回の旅は旭川周辺がメインなんですが、ちょうどまた鮭の遡上の時期の旅行となったので、千歳のサーモンパークに立ち寄ることにしました。

エリア 千歳・新千歳空港(北海道)

• 交通手段: レンタカー

あまり迷うことなく、サーモンパーク到着。
道の駅にもなっているので、道路標識も比較的多かったのでした。

頼りになるはずのカーナビ君は今イチ使い勝手が分からず四苦八苦。
マニュアル見ようと思ったら、ダッシュボードその他どこ探しても見あたりません。
レンタカー会社からそんなに離れていないので、いざとなったら取りに帰ろうかなあ、とこの後電話してみたら「入ってなかったらないですよ〜」といたって呑気な返答。
まあ、使用方法はその後いじくり回して分かりましたが、妙な経路を指示してくるので、最後まで道探しに気が抜けなくなったのでした。

まずはお昼を食べないと。

こいつの丸かじり・・・って訳にはいかないなあ。

道の駅のレストランさもんで食事することにしました。

待ち時間に暇つぶし。
さもん神社だそうです。

ここでお賽銭入れなかったから、後でバチがあたったのかな？

食事来ました。
お刺身定食です。

トロサーモンとエビは美味しかったんだけど、左のマグロは今イチ。
シャリシャリ凍ってたので、「ルイベ」かと最初思ってしまいました。

旦那は鮭のバター焼き定食。
美味しかったそうですが、中標津のサケ定食に比べると内容で負けてます。
期待しすぎてたかな。

クマは、エサになりかかったのでした。

さて、サケのふるさと館に入る前に、遡上を見に行きましょうか。

遡上時期によくテレビで見かけるインディアン水車発見。

遡上してきた鮭を、水車がすくってるはずなんですが、１匹も見あたりません。
というか、手前の柵にも全然鮭が上がろうといていません。
中標津で見た時は、押し合いへし合いだったんだけど・・・

こういうのを期待してたんだけど・・・

あきらめて他に行こうかと思ってたら、何やら下で作業が始まりました。
通りすがりなんだか、関係者なんだかよくわからないおじさんがやってきて、解説してくれます。
曰く、昼間は人間の姿を警戒して鮭は来ないけれど、夕方から午前中にかけて遡上してきてインディアン水車で捕まった鮭が、下にいるんだそうです。

網で重そうにすくわれた鮭は、

上でオス・メス選別されてそれぞれの生簀に。
途中で１匹誰にも見向きがされてないのがいました。
おじさんに聞いたら、鮭ではなくて外来種の魚だとか。
外来種なので川に返してもらえず、かわいそうでした。

さて、いいかげん、サケのふるさと館に入りますか。

その前に記念撮影。

入口近くの持ち上げられるサケ。

右の変なのは、お掃除道具。

地元の子供たちも興味津々。

えさやりロボット。
やりすぎ防止のため、５分に１回しか動きません。

もらいすぎのせいか、ちょっと餌への反応が鈍いような。

オーストラリア産の青いザリガニ。
ゆでると赤くなるんだそうです。

食べるのかな？

川に中の観測室。
現在の状況が一目でわかります。

朝からの観測状況も出ています。
鮭も１匹は確認されたようです。
もちろん、自然の中ですから、見に行った時は影も形もありません。
いっそ、インディアン水車の生簀の中が覗けるといいんですが。

覗いてみるより、横の水温計の方が気になりました。
覚えてないけれど、気温より水温の方が高かったのでした。

穏やかな流れのようですが、水面には若干渦が出ていたような。

魚の側からみると、どう映ってたんでしょう。

初期のインディアン水車（の模型）だそうです。
明治時代から動いていたとは・・・

自然の中では会いたくないですねえ。

さて、先ほどのインディアン水車近くであったおじさんから、下流の橋の方に鮭の群れが来ているとの情報を得ていました。
鮭好き旦那、珍しく積極的に自分から見に行きます。
正直、すでに予定時間をオーバーしているので早く出発したいです。
でも、あとの行程で確実に振り回すのは私の方だから、せめて初日くらいはつきあいましょう。

サーモン橋なのかあ。

２００匹くらいの群れがいるって話だったんですけど・・・さっぱりわからず。
やっぱりプロの目で見ないとわからないのか、それとも逃げたのか。
思ったより橋の上を通る車も多いし、鮭には暮らしにくい環境のような気がします。
やっぱり鮭は道東の時の方がよかったね、と結論がでて、旭川へと出発したのでした。

結構遠回りに^^;