中国・北京【周口店遺跡と雑技と京劇】

2006/08/11 - 2006/08/23

『一度は乗ってみたいシベリア鉄道！』・・・なので、北京からモスクワまでのボストーク号（Ｋ１９次）で行くことにしました。

前日に北京に入り、中国国際旅行社で切符を受け取り。シベリア鉄道の出発は明日夜なので、今日と明日夜までの間プチ北京観光をしました。

もう夕方なんで今日は夜に老舎茶館にでも行き、明日昼はまだ行った事がなかった北京原人発見場所の周口店遺跡へ。モスクワへの列車出発が遅い時間なので、夜は雑技などを見に行きました。

10日後に再び北京に戻って、湖広会館の京劇を見てから、翌日帰国となりました。

---【日程】-------------------------------------------
１日目　関空1000→北京1205(ANA159) 【北京：旅行社､ 老舎茶館】
２日目 【北京：周口店、天橋万勝劇場(雑技)】　
　---　【シベリア鉄道 １日目、北京2250出発】
３日目 【シベリア鉄道 ２日目】
４日目 【シベリア鉄道 ３日目】
５日目 【シベリア鉄道 ４日目】
６日目 【シベリア鉄道 ５日目】
７日目 【シベリア鉄道 ６日目】
８日目 【シベリア鉄道 ７日目、1757モスクワ到着】
９日目 【ﾓｽｸﾜ：赤の広場､ｸﾚﾑﾘﾝ､､百貨店他､地下鉄巡り】
　---　 2359ｻﾝｸﾄ･ﾍﾟﾃﾛﾌﾞﾙｸﾞへ出発
10日目 0800ｻﾝｸﾄ･ﾍﾟﾃﾛﾌﾞﾙｸﾞ到着
　---　 【ｻﾝｸﾄ観光：ﾍﾟﾃﾙｺﾞｰﾌ､ｴﾙﾐﾀｰｼﾞｭ美術館､市内散策】2355ﾓｽｸﾜへ
11日目 0755ﾓｽｸﾜ到着【ﾓｽｸﾜ：ﾉｳﾞｫﾃﾞｳﾞｨﾁ修道院､ﾓｽｸﾜ川ｸﾙｰｽﾞ】
　---　 2015ﾓｽｸﾜ発→北京へ
12日目 0735北京到着(CA910)【北京：宿で休養､京劇(湖広会館)】
13日目 北京1415→関空1815(ANA160)

エリア 北京(中国)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: ANA

←前門「老舎茶館」

昼過ぎに北京空港に到着。空港バスと市バスでCITSへ。シベリア鉄道切符を入手後、いつもの宿・遠東ＹＨへ。久し振りに前門から大柵欄通りをのんびり歩いて到着。

もう夕方なので、夜は老舎茶館に行こうと、とりあえず散歩方々茶館の切符を買いに。ついでに前門観光バスセンターで明日行くつもりの周口店ツアーの価格を聞いたら80元だと。かつ、このツアーバスはもう一箇所行くので帰りが１８時らしい。これでは明日夜の雑技が見れないので、市バスで行くことにします。

老舎茶館

夜の一番安い切符は60元、勿論これに。19時50分開始。割合広い演芸場なんだけどほぼ満員だった。さすがに60元の切符は最後部だった。

お客さんは外人が２割位、昔からあり有名な所なんだが意外と知られてないのかな。それとも漫才とかもあるんで、こんなのがネックなんだろうか？
僕的にはお勧めスポットです。

出し物は、楽器演奏、京劇、曲芸、雑技、手品、舞踊。ここは色々楽しめていい。

←楽器演奏

←京劇

←民族舞踊

19:50〜21:10終了。この時間でも大柵欄通りは全部の店屋が開いていて、遠東ＹＨは歩いて戻れる場所にあるんで、やっぱり便利です。

翌朝、久し振りに小籠包とおかゆと漬物での朝食、おいしかったぁ・・・。これだから中国旅行は止められんなぁ〜。
←前門大街はオリンピックのため、全部建替えのため、工事用壁のままです。

さぁて、これから周口店です。大柵欄から市バスで２駅、天橋からから出ているので、天橋で「917路のバス停は？」と聞くと、１本西の通りにあると。

前門大街から北緯路を西へ１本目の福長街の交差点南東角にあった。

市バスは頻発、15分間隔程度の感じ。エアコン車で快適、バス代は９元。

周口店へは３環路過ぎから高速道路に入った。途中廬溝橋の横を通り、１時間半で到着、えらい早くなったもんだ。大昔のガイドブックだと北京駅から市バスで≒４時間と書いてたと思う。昔行った人は大変だったろうな。

市バス「周口店道口」下車、遺跡はバス停から1.5km離れている。白タクがいたので10元で送ってもらって到着。

博物館の玄関前に背丈ほどの顔があった。

周口店遺跡

博物館に置いてあるものは「模型」と書かれてました。

周口店遺跡

博物館の近くに発掘現場が何ヶ所もあり、遊歩道も整備されていて、一周散歩ついでに丁度よかった。

周口店遺跡

周口店遺跡

全部で１時間強で終わりました。
帰りは、出口に白タクは居ないし、これも散歩ついでにバス停まで歩いて行きました。
タイミングよくバスが来て乗り込み。帰りも1時間半で天橋に到着。
夕方からは、朝陽劇場の雑技を見に行くつもりだったけど、ちょっと不便で遠いし、久し振りに天橋でゆっくりすることにした。

←天橋楽茶園

周口店の往復が予定より早かったので、1時間40元のマッサージ屋さんへ。その後遅い昼食をピリ辛の四川ラーメンで満腹。

天橋楽茶園・・・ここは漫才小屋です。ちょっと覗いてみたが、いい感じ。でも５時で終わりだと。料金は40元？と聞いたような。次回には１〜２時間遊びに来よう。

天橋雑技劇場

天橋楽茶園の1件置いて左隣にある。入口は右手奥。
17:15開始、18:15終了。入場料は一番安い切符で100元。

天橋雑技劇場

30分前に行ったら一番良い席に。広くない小屋なんで迫力満点でよかった。ただ100元はチト高い！

お客さんは中国人が５割位。そりゃ100元は高いわな。

天橋雑技劇場

天橋雑技劇場

天橋雑技劇場

天橋雑技劇場

雑技を見終わって、宿に戻ってから夜22:50分出発の『北京〜モスクワのシベリア鉄道』に乗り込みました。
モスクワ到着後、サンクト・ペテルブルグも往復夜行で観光。１０日後に再びモスクワからCAで北京に戻ってきました。翌日、大阪に帰ります。

雑技大観

10日後、モスクワから戻ってきました。
その足で、今夜は京劇を見に行こうと、宿の近くの湖広会館へチケットを買いに行きました。
ひょいと横を見ると、湖広会館の隣に「雑技大観」と言う雑技場があった。知らなんだなぁ、いつできたんやろか？まぁ、次回のお楽しみ。

湖広会館（京劇）

19:30〜20:40終了、一番安い切符で150元､えらい高い！
ガマンして１枚買った。

湖広会館（京劇）

入口横にはスケジュールが掲示されています。

湖広会館（京劇）

高いはずやわ、全部テーブル席。お茶と簡単なおつまみ、果物まで付いてる。
でもお客さんは中国人がおらん、殆ど外人ばっかり。そりゃそやろ、最低で１５０元なんて、じいちゃん・ばあちゃんは払えんで。

湖広会館（京劇）

演目は２０分物が３本。えらい短い。
殆どしゃべりは無く、動き、踊りばっかり。なんぼ外人は言葉判らん言うてもひどすぎる感じ。まるで学芸会みたい、こんなん京劇ちゃうんちゃう？って感じ。梨園劇場と言い、もっと庶民的な所ないかなあ・・・。

湖広会館（京劇）

ここ、宿から徒歩５分とええ場所にあるんだが。
もう無くなったけど、上海の大世界は良かったなぁ・・・とつくづく思いながら宿に帰りました。

翌日の飛行機で大阪へ。