2006/08/12 - 2006/08/18
494位(同エリア5152件中)
ツッチーさん
『一度は乗ってみたいシベリア鉄道!』・・・なので、北京からモスクワまでのボストーク号(K19次)で行くことにしました。
バウチャーの関係で、仕方なく日本の旅行会社で以下を手配しました。
・北京→モスクワ(ボストーク号2等寝台、下のベット)
・モスクワの宿(1泊、イズマイロボ・ベガ)
・モスクワ⇔サンクト・ペテルブルグ(2等寝台、下のベット)
・モスクワ→北京(中国国際航空)
*大阪⇔北京はマイレージ特典を使用。
---【日程】-------------------------------------------
1日目 関空1000→北京1205(ANA159) 【北京:旅行社、 老舎茶館】
2日目 【北京:周口店、天橋万勝劇場(雑技)】
--- 【シベリア鉄道 1日目、北京2250出発】
3日目 【シベリア鉄道 2日目】
4日目 【シベリア鉄道 3日目】
5日目 【シベリア鉄道 4日目】
6日目 【シベリア鉄道 5日目】
7日目 【シベリア鉄道 6日目】
8日目 【シベリア鉄道 7日目、1757モスクワ到着】
9日目 【モスクワ:赤の広場、クレムリン、、百貨店他、地下鉄巡り】
--- 2359サンクト・ペテロブルグへ出発
10日目 0800サンクト・ペテロブルグ到着
--- 【サンクト観光:ペテルゴーフ、エルミタージュ美術館、市内散策】2355モスクワへ
11日目 0755モスクワ到着【モスクワ:ノヴォデヴィチ修道院、モスクワ川クルーズ】
--- 2015モスクワ発→北京へ
12日目 0735北京到着(CA910)【北京:宿で休養、京劇(湖広会館)】
13日目 北京1415→関空1815(ANA160)
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シベリア鉄道
北京〜モスクワルート、全長9,025km。
出典:http://www.touristtheater.com/railway/railway.htm
列車は「ボストーク号」と名付けされている。
北京からハルピンを経由して、満州里からロシアに入ります。 -
←北京駅
カップラーメン8個とお茶を買って北京駅へ。出発時刻は22時58分だが北京駅には22時35分に到着。本当は22時前には着いて、食料の買い足しをするつもりだったが、ゆっくりし過ぎて遅くなった。まあ勝手知ったる北京駅なんで慌てることもなく助かった。
入口で荷物のX線検査を通り、案内板を見るとK19次列車は第一待合室となっていた。待合室へ行くと、K19次の列には誰も居なく、もう改札は済んだみたい。改札口でホーム番号を教えてもらいホームへ。
今日の北京は異常に蒸し暑く、列車に乗り込むと、そこはもう蒸し風呂状態で汗だく。しばらくして列車が走り出すとエアコンが入り、気持ちいい温度になった。
車掌さんがパスポートチェックと切符の回収あり。シーツ代30元支払。中国人の真似をしてトイレで身体洗って着替え。バク睡。 -
長春駅
翌日(2日目)昼、定刻に到着。停車時間は6分。
午後、パスポートの回収があり。しばらくして出入国書と一緒に戻ってきた。
出入国書は車掌さんが必要事項を全てロシア語で記入してくれていた。僕はサインをするだけ。 -
ハルピン
午後3時頃到着。おかず類を少し買い足ししました。
北京駅ではまだ空いているベッドがいくつも見られたが、ハルピン駅で沢山の人が乗り込んできて、満室状態でした。
お客さんは8〜9割が中国人。観光客はゼロ、みんな半年〜1年の出稼ぎ。ボストーク号=中国人の出稼ぎ列車そのもの、です。
この列車、中国人が多いのは予想していたが、これほど多いとは。
幸い中国語は余り困らないんで、おかげでモスクワに着くまで、何一つ不自由することなく、暮らせました。 -
ハルピンを出て暫くすると満州里までこんな感じの景色でした。ズ〜っと草原地帯です。
昔行った内モンゴルの大草原地帯とまるで同じ景色が続いていました。
食堂車は満州里迄は中国の車両。青椒牛肉とトマトと卵のスープで20元でした。 -
3日目、早朝4時に満州里に到着しました。
まだ夜が明けていなく、空の一部が少しだけ明るくなりつつある。 -
満州里
到着すると直ぐにパスポートの回収あり、30分ほどしたら中国出国印が押され戻ってきた。これで出国手続きは完了みたい。
その後下車可能に。ロシア側の駅ザバイカルスクでも入国手続きは列車の中で済みます。
ここでは車両の入替えなどで3時間停車します。 -
中国元からルーブルに両替
同席の中国人によると、満州里で中国元からルーブルに両替できますよと。ドルはだめらしい。ロシア側の駅(ザバイカルスク)には両替できる所が無いとのこと。
満州里駅の駅舎の一番前方の建物に売店があり、入口にルーブルの札束を抱えた両替人がいた。一気に800元両替、2400ルーブル。両替率は無茶悪いが、ルーブルが欲しかったのと、モスクワ着いて当面のお金も欲しかったのでまあええかと。 -
満州里駅の売店
入口入った所に両替人が立っていました。
この売店には色んなものがあり、食料調達にはバッチリです。人民元が使えるのもここまで。 -
『中国人の出稼ぎ列車』K19次・ボストーク号です。
車両は予想通り20年前に中国で乗った軟臥(1等車)と全く同じ構造・質がK19次(ボストーク号)の2等車でした。
造りも何も全て同じです。(って言うか、その昔、ソ連と中国が蜜月の時代、列車も飛行機もビルも全ての物がソ連からその技術を供与されたんで、当然ではあるが。)
でも車両は古い!30年位使ってるんか?と思える古さ。シベリアにはそんなええ車両走らすのはもったいないってとこでしょうか。 -
K19次・ボストーク号
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3時間後、満州里を出発、いよいよロシアに入ります。
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ロシア側国境ゲートを通過
満州里駅を出て、20分ほどで中国側国境ゲートがあり、数百mの緩衝地帯のあと、このゲートを通過しました。 -
ロシア側・ザバイカルスク駅に到着
ロシアと中国では線路の幅が違う。ので、この駅で全ての台車入替えるそう。車両の繋ぎ換えなども行われ、なんと6時間も待ち時間があります。 -
ザバイカルスクの町
町へは自由に出れます。駅では確かに両替所は無さそうな感じだったが、この町の銀行に行けば両替はできるそうです。 -
ザバイカルスクの町
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駅の反対側は建物一つ無く、大草原が広がっていました。
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ザバイカルスク駅
台車・車両の入替えで、車庫との間を行ったり来たり、10回位も往復します。 -
ザバイカルスク駅
駅舎の中は僅かに少量のピロシキ、パン、ジュースを売っているいるだけです。ここのピロシキはおいしかった♪
結局6時間ちょっとして、予定通りだがやっとこさ列車は出発しました。 -
ボストーク号2等寝台
ほんと昔中国で乗ったのとおんなじです。 -
ボストーク号2等寝台
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ザバイカルスク駅を午後3時前に出てから、ズ〜っと大草原地帯を走ります。
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夜8時、OLOVYANNAYA駅に10分間停車。売店も何も無い小さな駅でした。
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この旅行記へのコメント (2)
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- kyokosa-nさん 2008/04/19 21:28:36
- 地名に懐かしくて。
- ツッチーさん
またお邪魔します。
私、ハルピン生まれです(何の記憶もないほど幼かった)のですが。
今は亡き母と自分の出生地を訪ねる旅に大連、瀋陽、長春 北京と
東北の旅のツアーに参加しました。ハルピンから大慶までの列車の
旅を思い出します。変わったのでしょうねー。
一生懸命見させていただきました。
懐かしいというか、郷愁を感じます。
ツッチーさんの旅の足跡を辿らせていただきましょう。
自分でもアジアの地に惹かれるのが。
有難うございました。 kyo-ko
- ツッチーさん からの返信 2008/04/19 22:58:41
- 1995年、旧満州周遊は・・・
- あっ、そうなんですか。。。
僕の母もハルピンからの引揚者だったんです。
中国の旅を始めた2年後の1995年に、旧満州へ行ったのは、kyokosa-nさんと
多分同じような目的です。
旧満州・・・特に観光地ではないですが、どんな土地なのか見たかった。。。
そんな感じです。
ハルピンは満州時代の住所は全て変更されて、使われていなく。
知り合いのハルピン引揚げのおばあちゃんから、写真を1枚撮って
きてほしいと頼まれたんですが、聞いた住所が無く手ぶらで帰国したのが
残念でした。
とは別に・・・
田舎廻りはやっぱりいいですね。
ツッチー
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