2011年コーカサス３カ国旅行ハイライトその１：ホテルと朝食編＜アゼルバイジャンのバクー編＞

2011/07/03 - 2011/07/03

今回のコーカサス３カ国旅行では、いろんな手配を旅行代理店経由で行ったのですが、ホテルも実は自力で探したのではなく、代理店に価格とロケーションの希望を伝えて推薦してもらって決めました。

アゼルバイジャンは、旅程の都合でバクー１泊（７月４日）のみです。
空港に夜中すぎに到着して、チェックインできたのは予想どおり２時頃でした。
そしてその日の夕方には寝台車でトビリシに向かいました。

でも、ホテルは、バクーの観光ハイライトともいうべき旧市街（イチェリ・シャハル）の中にあるオールド・シティ・イン（Old City Inn）という好ロケーションのところだったので、部屋はチェックアウトの時間ぎりぎり12時まで使わせてもらいました。
そして、朝食後から11時頃までと、チェックアウト後の午後とにバクー観光を分け、合間にホテルに戻って一息つくことができました。
おかげで観光の合間にホテルのきれいなトイレを使い、さっとシャワーを浴び（寝台車にはシャワーはないから）、チェックアウトの支度をしながら冷房で涼むことができました。

実は今回の旅行では、バクーに限らず、こんな風に観光の合間にホテルに戻って一息をつくパターンを何度かとりました。
観光に有利なロケーションを存分に利用できたわけです。

バクーのホテルの朝食は最上階の５階でしたので、そこの見晴らしから早速、バクー観光をしている気分になりました。
この旅行記は、そんな見晴らしの写真も込みです。

ちなみに、バクーのホテルは１度は自力でとろうかとも思ったのですが、アゼルバイジャンのビザを代理店にとってもらうにあたって、アゼルバイジャンの場合はロシアのようにホテルの予約支払証明が必要で、書類に不備があると取り直しで手数料がまたかかってしまうため、代理店にお任せしました。
なので、もともとホテル代が高いと覚悟していたバクーですが、ホテル代は日本の代理店経由なので安くはなく、スタンダードシングル１泊13,000円でした。

Old City Innホテル公式サイト
http://oldcityinn.com/

※2011年7月現在、1 AZN（アゼルバイジャン・マナト）＝約105円で概算しました。
旅行前に調べた換算レートは、2011年６月27日現在、1AZN＝102.7円／0.9ユーロ／1.27ドル、1,000円＝97.4AZNでした（参照サイトhttp://www.xe.com）。

※2011年コーカサス３カ国旅行の旅程一覧とルートマップはこちら。
簡易版「2011年コーカサス３カ国旅行プロローグ（旅程一覧）地図付」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10584724
詳細版「2011年コーカサス３カ国旅行の詳細旅程（写真付き）」
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2011/07/2011-1ab0.html

※アゼルバイジャンのバクーの位置を示す地図はこちら
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/22632978/

エリア バクー(アゼルバイジャン)

エレベーターがなくて階段しかなかったホテルだけれど階段がおしゃれ

チェックインしたときの上りはレセプションにいた男性が荷物を運んでくれました。
チェックアウト時の下りは自分で運びました。
階段や廊下には昔のバクーの写真が飾られていました。それは部屋にもありました。

すっきりしていいかんじの部屋

いつものとおり、布製のスーツケースとタウンバッグと一緒に撮りました。
ベッドはダブルベッドでした。

ベッドが写った鏡のあるタンスと、バスルームへの扉と、壁にかかった昔のバクーの写真

デスクまわり

湯沸かし器があってバンザーイ！
と思ったのですが、湯垢がついていて汚かったので、使いませんでした。
でもミニバーはなくて、ミネラルウォーターはありがたく頂戴しました。

タンスの鏡に映った様子

ベッド側から見た様子

バスルームにはドライヤーがありませんでした。
髪を洗ったあとすぐに乾かさないと風邪ひく〜！と心配になったのですが、夏だし、たったの１晩だし、タオルドライをしっかりやることでしのぎました。

ベッドを横からみたところ

枕が念入りに３つもあって、ベッドの頭部分がサンドバッグみたいになっていました。

ガス湯沸かし器（？）のあるバスルーム

トイレには、小さなシャワーがありました。ビデでしょうか、それとも清掃用？
バスタブはなく、左側にシャワーブースがありました。
シャワーはチェックイン後と、翌日の午前中の散策後の２回浴びることができました。

１階の階段のそばのラクダ模様の絨毯に注目

５階の朝食レストラン・フロアへ上る途中で見た窓の外の景色

彼方に見える海はカスピ海でしょう。
エレベーターがなかったので５階まで上るのはちょっぴりしんどかったです。
ちなみに私の部屋は３階でした。
でもチェックインしたときにレストランの場所を効かなかったので１階まで下りてしまったんです。

朝食レストランの様子

ホテル併設のレストランというよりは、朝食をとるためだけのフロアでした。

朝食バイキングは少し寂しい

温かい料理がなかったのが残念でしたが、でもちゃんとひととおりそろっていました。

ホテル・オールド・シティ・インの朝食

この写真の黒パンの下のもちもちパンが、とてもおいしかったです！
コーヒーもポットでたっぷりいただけたのでご機嫌@
ジャムは使わなかったので、あとでさきほどのテーブルに戻しました。

朝食レストラン・フロアを、天井のシャンデリアと共に

食べ終わったら、窓からの写真を撮ったり、奥のテラスにでてみようと、ウキウキ@

カーテンと植木があるだけの窓際の一角だけど、どことなくアラブチック！？

アラブチックね！
という目で見るのでそう見えてきます@

新市街の高層ビルまで見える、朝食レストラン・フロアの窓の外

旧市街っぽい建物の屋根とカスピ海

旧市街の向こうににょきにょきと建築中の高層ビル

新市街のあの建物の色はどことなくベルリンを思い出します。
左にあるのはテレビ塔でしょう。
手前にある旧市街の建物は、なんだかちょっと日本の家屋のようです。

旧市街の向こうにカスピ海

ハイビスカスの植木ある窓辺とカスピ海がちらっと見える窓の外

逆光向きなので、カスピ海は海に突き出た桟橋で海岸線の存在がかすかに分かる程度です。

テラスからカスピ海を望む

テラスに出てみると、ものすごい風で、立っているのもやっとなくらい！？
写真は手ぶれしてしまいそうでした。
それから、カスピ海が見られる方角が逆光なのが残念でした。

窓越しにズームして撮ったカスピ海にはタンカーがぞろぞろ

ホテルから見えるバクーの旧市街と新市街

実はこの景色が見られたので、乙女の塔からの景観が見られなくてもいいや、とうそぶいていたところがあったのですが……乙女の塔からの景観はまた別の風情があって見晴らしはとても良かったです。
月曜日でも乙女の塔が閉まっていなくてよかった@

その写真は後日作成する旅行記にて。

１階の奥の吹き抜け

吹き抜けの空間への通路におかれたピアノとアラブチックなブリキの小物とラクダ模様の絨毯

ホテルの前の狭い通りはもろに旧市街@

ここは車が入れません。
夜中に到着したときも、タクシーもこれより手前の広いキチック・ガラ通りまでしか入れず、運ちゃんが入口まで荷物を運んでくれました。
夜中に到着したときにはなおさら、迷路を通っている気がして、わくわくドキドキしたものです。

ホテルの前の路地

隣家のテラスのある家が迫っています。
壁の塗装がはげたりしていたところは、けっして整備が行き届いているとはいえないですが、旧市街らしくてかえって風情が感じられました。

旧市街のキチック・ガラ通り沿いからホテルのある路地の入口

ホテル・オールド・シティ・インの場所を示す看板があります。
その下にいる男達は、なにかあやしげな相談中！？
……ではなく、ただ偶然、通り合わせただけです@

コーカサス３カ国ハイライト旅行記ホテルと朝食編のグルジア編へとつづく。

この旅行記へのコメント （2）

• CANさん 2011/07/29 22:48:28

  どこどこ？って初めて場所がわかりました

  まみさん
  
  CANです。こんばんわ〜！
  最近すっかり４トラお休みしていたら、コーカサス？アゼルバイジャン？
  どこだ〜ってところに旅に行かれていたんですね。
  びっくりです。
  まみさんの旅行記ではじめて場所がわかりましたよ。
  これからゆっくりお邪魔させていただきますね。
  
  なんか私の好きな路地や素敵な壁もたくさんありそう・・
  
  私の今年の夏休み国内で終わりそうです。
  節電の関係で夏休みが自由にとれず、休みが決まった時には
  すでにチケットも取れず・・・
  ちょっとさみしい限りです。

  まみさん からの返信 2011/07/31 00:01:55

  RE: どこどこ？って初めて場所がわかりました

  CANさん、おひさしぶりです。コメントありがとうございます。
  
  いやいや、私もはじめにアルメニアやグルジアに行きたいと思っていながら、それがコーカサスと呼ばれるエリアだってことをガイドブックを買いにいってはじめて知ったくらいです@@
  いやぁ、でもそんな風に知らなかった国に出かけることができて、本当に面白かったです。
  日本人にはあまりなじみのない国の写真を、楽しんでいただければ嬉しいです。
  
  ああ、節電の関係で私も休暇がちゃんととれるか心配でした。
  一時はあきらめかけたのですが、実現できて本当によかったです。
  
  CANさんも、秋あたりにどこか出かけられるといいですね。
  国内はどちらを考えてらっしゃいますか。楽しい夏休みを過ごされるとよいですね。