2008/06/14 - 2008/06/14
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まみさん
空はどんよりと雲に覆われ、自転車が倒れるほどの強風、そして、帰ろうとする間際に晴れるという悪条件の中。
明日で近所の裏の畑の菖蒲まつりは終わりだとすっかり勘違いした私は、畑の中の道を、必死で自転車を転がしました。
実は、本日が初日でした。
案内ハガキを取り出してみて、途中でそのことに気付きましたが、かといって、来週、出直す?!
いやいや、それはないでしょう。
だいたい、もし来週の週末、こうやって自転車を走らせられる天候でなかったら?
しかも、菖蒲まつりは来週末こそ最終日です。
いま、行けるなら、行って様子を見てきましょう。
花がなければ、近所の強み、来週リベンジすればよいのですから。
幸い、裏の畑の菖蒲園は、右半分はまだでしたが、左半分は、撮影意欲をそそるに十分な花が咲きそろっていました。
引き返さなくてよかったです。
とはいえ、最初の印象どおりの写真は、2〜3枚も撮れば終わってしまいます。
それに、いくら地方新聞で紹介されたことがあるとはいえ、いわゆる名所に比べると、ずっと規模が小さいです。
ここの菖蒲園の特長は、畑、正確には水田の真ん中にあること。
同じ花菖蒲を撮るにしても、そんな周囲の雰囲気を上手く写真に盛り込むことはできないか。
あるいはここならではの写真が撮れないか。
できれば去年より一昨年より進歩の見られる写真を撮りたい!
そんな試行錯誤をしながら、ねばりにねばってみました。
いつのまにか、ささやかな売店は店じまいし、テントの下のイスも片付けられていたのにも気付かず。
おかげで、人目も気にせず、同じ花を何度も眺めては、こういう写真はどうだろう、といろんなアングルを試すことができました。
※これまでの花菖蒲の旅行記
去年の近所の畑の菖蒲まつりの写真
「ビーカン空の下の菖蒲たち(近所の菖蒲まつり)」(2007年06月15日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10156927/
一昨年の近所の畑の菖蒲まつりの写真
「裏の田畑散策は楽しいな@その3:菖蒲園まつり」(2006年06月10日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10071649/
でもやっぱり一昨年のコレには負けますなぁ。
開花時期のタイミングの良さといい、規模や花数といい。
「初夏の東京・花めぐりは楽しいな@その2:小岩菖蒲園」(2006年06月14日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10072755/
「はなしょうぶ(花菖蒲)(アヤメ科)別名=ぎょくせんか
花言葉=忍耐
花期=5〜6月
原産地=日本
英名=japanese iris
わが国の自生種ノハナショウブを改良した宿根草で、高さが60〜100cm、花は花径10〜15cmと、アヤメ科の中でもいちばん大きくはなやかです。外花被片と呼ばれる垂れた外側の花びらが、幅広く、中心に黄色いすじがあるのが特徴。花色は紫紅色、淡紫色、白色などです。
江戸時代にひじょうに流行した花で、各地の武士階級によってさまざまな品種が作りだされました。現在では品種は、江戸系、肥後系、伊勢系という3グループに分かれます。」
(「花言葉【花図鑑】」写真&監修:夏梅陸夫(大泉書店)より)
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菖蒲園に向かう途中の水田地帯
子供の頃に通った小学校の裏に広がる水田地帯です。
一昨年(2006年)はこの裏の畑(正確には水田)の季節の移り変わりを写真に収めたものでした。
田んぼの写真ってむずかしいです。久しぶりに撮りました。 -
菖蒲園に向かう途中の水田地帯
さっきまでよく晴れていたのに、午後2時すぎ、急に天気が悪くなってきました。
風も強くて、撮影中に止めておいた自転車が倒れてしまったくらいです。
カゴの中身が水田に落ちたときは、大慌て!
幸い、落ちたのはレインコートや買っておいた予備のハンドルカバーや自転車カゴの網などで、財布や本が入っていた手提げは、水田に中身をぶちまけずにすみました。 -
田んぼで何かを探している子供たち
昔はよく、おたまじゃくしやカエルの卵を探したものでした。
といっても、季節が違いますね@ -
近所の菖蒲園
向かって左側は、菖蒲まつり初日の本日でも、花は十分に咲いていました。 -
ここの菖蒲園は白が多いです@
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袖をなびかせながら踊る天女たち
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向かって右側は、まだまだ寂しい限り……。
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とてもよく咲いている看板付近
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一面、白い花菖蒲@
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スミレのような紫の花菖蒲
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目に付いたハンサムさんのアップ
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こちらのアップは、なんだかふて腐れた顔のよう@
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一瞬の青空を見上げて
電線がファインダーに入らないアングルを探すのはなかなか大変でした。
うまく花で隠せたでしょ@ -
ひっこみじあんの黄菖蒲
黄菖蒲は少し背が低く、葉も他より黄緑色ですね。
だから黄菖蒲の咲いている一帯は目立ちます。 -
ひらひら舞う蝶々のように
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高みをめざして
こうやって下から撮るのもいいですねぇ。
背景に余計なものを排除しやすいし、見慣れぬアングルは新鮮ですし。 -
悪女のような魅力
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花菖蒲園とお隣の水田
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白に紫に水色に紺色に
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お隣の水田を眺めながら
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顔の毛がふさふさなネコみたい@
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ネコ顔菖蒲のアップ
かすり模様がとても美しいです。
ひらひらドレスにも見えます。 -
白い花びらに真ん中が紫の、清楚で高貴な印象のある菖蒲を中心に
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高まる寂寥感
お日様が欲しいなぁ。 -
白菖蒲の向こうに、アジサイ
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抱き合う白アジサイと薄紫のガクアジサイ
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カーペットかマフラーのように咲き伸びるアジサイ
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見つめ合うアジサイ
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帰り道の畑の脇で見つけたカワラナデシコ
「カワラナデシコ/ナデシコ科
秋の七草の一つとして古くから親しまれ、万葉集、枕草子をはじめとする文学作品に数多く登場します。
ヤマトナデシコの別名を持ちますが、中国の「カラナデシコ」(石竹)と区別するためにつけられました。
糸状に細く裂ける花弁には優しさや繊細さが感じられます。
由来:花が美しく草姿が可憐で、子のように撫でたい草なので「撫子」となりました。」
(「花のさんぽみち 野草コース山野草ガイド」森林公園ガイドブックより) -
紫のカワラナデシコも@
「かわらなでしこ(別名=やまとなでしこ)ナデシコ科
花言葉:大胆
花期:6〜9月
原産地:日本
英名:superb pink
多年草で草丈30〜80cm。葉や茎が白っぽい青磁色、花はピンクという絶妙の配色の山野草です。古くから日本人に愛されてきた花で、秋の七草のひとつ。
花径4〜5cm、花弁の縁がこまかく裂けているのが特徴で、楚々としたやさしげな風情です。日本原産なので、中国原産のからなでしこに対して、やまとなでしこという別名もよく使われます。なでしこの仲間は多いのですが、カーネーションなど特別なものを除いては、花言葉は「大胆」。本種にはちょっとそぐわないかもしれません。」
(「花言葉【花図鑑】」夏梅陸夫・写真&監修(大泉書店)より) -
ドクダミと一緒@
「ドクダミ/ドクダミ科
雑木林に限らず人家周辺でも生えているおなじみの植物です。繁殖力旺盛なこととその独特の匂いゆえに嫌われる一面もありますが、日本の民間薬の代表的選手です。
生薬名は「十薬」。十の効能があることから名付けられました。お茶としても利用されています。
由来:不快な臭いのため昔は毒をためた草とされた、「毒溜め」となったのが由来です。」
(「花のさんぽみち 野草コース山野草ガイド」森林公園ガイドブックより)
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この旅行記へのコメント (2)
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- ばばろあさん 2008/06/23 18:57:49
- 悪女ってかっこいい
- まみさん こんばんは!
こんなに素敵な畑が裏にあるなんて、すごい!!
うーん、どれも艶っぽかったり、ぞくぞくするくらい美人だったりで、クラクラしてしまいました〜〜。
まみさんの写真とコメントが魅力的で、菖蒲がこんなに色っぽかったなんて。びっくりです。
またお邪魔させてくださいね。
ではでは
ばばろあ♪
- まみさん からの返信 2008/06/25 04:38:43
- RE: 悪女ってかっこいい
- ばばろあさん、こんにちは。コメントと投票ありがとうございます。
写真とコメントを褒めていただいて、とっても嬉しいです。
裏の畑の菖蒲園、名所と呼ばれるところに比べると規模は小さいですが、十分楽しむことができました。
自転車を転がせば行けるところにあるのも嬉しいです。
そして裏の畑は自転車を転がすのも目にも楽しく、爽快です。
お花って、みていると、とても個性的で、人に例えられますよね。
まぶしい清楚な白が多かったこの菖蒲園で、悪女のようなあの菖蒲は独特の魅力がありました。
悪女のような魅力だな、と気付いたときに、私の中で花に人格ができてしまいましたよ@
そんな想像をするのも楽しいです。
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