銀の匙さんのクチコミ全22件

フィヨルド湾に面した、中規模のホテルです。部屋はモンドリアン風（？）のシンプルな内装。

お部屋にポットがないのでフロントで尋ねたら、１階の朝食会場に備え付けのセルフサービスのドリンクバーが使い放題とのこと。

このサービスは地味ながら最高で、１階がテラスに面しているため、夕暮れを眺めながらおいしいソフトドリンクをあれこれお代わりしてしまいました。

朝食は卵料理とパンケーキを作ってくれるコックさんが会場で待機している本格的なもの。コックさんはじめ、スタッフもとてもフレンドリーで楽しかったです。

お部屋は海の見える部屋を、とリクエストしてみたら、建物がＬ字型に配置されているため、海は見えるものの視界の半分がホテルのほかの建物、というお部屋でした。皆、海を見るために開けっ放しにしているので、部屋着の人と目が合っちゃったりしてちょっと気まずかったり…。

という訳で、（ダメもとでも）お部屋のリクエストは「オーシャンフロント」にしてみましょう。

地下鉄駅から徒歩３分、交通至便な場所にあるホテルでした。ただ、内装はデザイン先行で、設備の使い勝手はイマイチ。お部屋は狭く、息苦しい感じでした。

朝食会場も凝ったデザインでしたが夜の雰囲気の内装でした。

スタッフは英語と中国語が通じ、とても感じが良かったです。

街の入り口とは駅をはさんで反対側になりますが、駅の中を通り抜ければよく（駅は小さいので特に問題なし）雨の日でも濡れずにホテルに着けます。オペラハウス側なので落ち着いた雰囲気。駅側の入り口は素っ気ないですが、オペラハウス側の入り口は衣装が中に入った回転ドアなどがあり、内装も音楽や舞台芸術に関係したデザインになっていて、なかなか面白いです。

だいぶ奮発したのに…とつい思ってしまうので、辛口の評価になっていますが、
客室がすべてコテージでプライベートビーチもあり、隠れ家感は満点です。

お料理も、朝ごはんは特に良かったです（セルフサービスのコーナーに虫がたかって、ちょっとスゴイことになっていたのを除けば…）

人手不足なのか、何か他の要因があるのかわかりませんが、
たとえば朝食のセルフサービスのコーナーを気を付けて見ている人がいない、
食事は予約制なのでその時間にお部屋の掃除をすればよさそうなものを、
わざわざ終わったのを見計らって（？）やってくるなど、
スタッフ間の連携があまり取れていないし、
つっけんどんな態度のスタッフも多くて、
サービス面がかなり残念なホテルでした。

ケアンズでは中級クラスのホテルでも気の利いたフレンドリーなサービスが受けられ、
感激していただけに、余計落差が大きく感じられたのかも知れませんが、
次は改善されていることを願っています。

合宿で泊まる古い公共の宿、くらいのイメージでいれば、あまりガッカリしないで済むと思います。
その割にはかなり値段が高いですが、リゾート地なので仕方ありません。

写真でみると森の中みたいに見えますが、
実際には自動車道の脇の歩道が一段小高くなっていて、
その歩道にそってコテージが並んでいるという作りです。
リーフビューホテルのフィットネスセンターに隣接しているので、
コテージ番号１～４ぐらいまでになってしまうと、
うるさくて部屋にいられないかも知れません。
できるものなら変えてもらったほうがいいと思います。

改装を終えた部屋は評価が高いようなので、その部屋が当たるよう期待しましょう！

９月上旬にケアンズへ行きました。天気は一日のうちにコロコロと変わり、朝どんよりと曇っていても午後には快晴という日が何日もありました。また、街中と観光地（グリーン島やキュランダなど）が正反対の天気ということもありました。

ただ、曇っている日でも相当紫外線が強いのは感じます。日焼け止めや帽子、サングラスはもちろん、街中でも長袖かラッシュガードを着ていた方が無難だと思います。日差しが強くなると、半袖よりも薄い長袖の方が涼しく感じました。

ケアンズの街を一日歩いたら、曇りだったのに足の甲が真っ黒に日焼けしていて驚きました。ビーチサンダルで歩かれる方は、足にも日焼け止めをお忘れなく。

真っ白な砂は持って帰って砂時計にしたいような美しさ。海と森とのコントラストも綺麗です。

ホワイトヘブンビーチに続くヒルインレットという入り江の部分も大変美しいので、
ぜひ空から見てください。砂浜から続く展望台もあるそうです。

キュランダ往復の足のみのツアーで、ケアンズから往路に乗りました。内装は木張り、木のベンチでレトロな列車です。途中の見所を解説するアナウンスは全て英語でしたが、乗車前に窓口で日本語で書かれた折りたたみ式のルートマップをもらえたので、特に困りませんでした。

ケアンズ近くの車窓では立ち並ぶ家々が面白く、登り坂ではグリーン島が望め、山の中では爽やかなせせらぎを渡るなど、全く飽きません。開けっ放しの窓からは涼しい風が入り、あまりの心地良さに終点まで寝ている人も…。逆に１等車はエアコンがあるようで窓が閉まっていました。なんてもったいない。

各車両にはトイレと飲料水が備え付けてあり、デッキに立てる車両もあります。途中、「世界の車窓から」で有名なヘアピンカーブを曲がったり、１５分ほど停車して雄大な滝を眺めたりもできます。

出発地のケアンズ駅には売店はなく、車内販売もないのでお気を付けください。駅と隣接するショッピングモールで飲み物を買って持ち込むのも良いと思います。

終点にはこれまたレトロな駅舎とレトロなカフェ、小さな売店があります。
そこもなかなか良い感じです。

行きでも帰りでも見られる風景は同じなのであまり変わらないと思いますが、スカイレールと違って行きも帰りも２本ずつしかなく、出発時間はフレキシブルではないのでお気を付けください。

キュランダ観光の帰りに乗りました。山の上のキュランダ駅から麓のカラボニカ駅を結ぶ、要するにロープウェーなのですが、熱帯雨林の木々の上すれすれを通り、大きな河の上を渡るなど、スリル満点です。かごはかなり足下近くまで窓ですので、高所恐怖症の方にはオススメできません。

乗ったままですと所要時間は１時間弱ですが、途中で何カ所か、降りて散策することができます。きちんと散策路が整備されており、格好の森林浴になるのと、飽きないようになのか、資料館があったり、巨木を見られたり、滝を眺めることができたりとそれぞれ趣向を凝らしたルートですので、ぜひ途中下車をオススメします。

終点では勝手に記念写真を撮られてしまうのですが、デジタル合成の楽しい大判写真で、とても綺麗だったのと、かごに乗っている写真は自分では撮れないのとで、つい買ってしまいました。オーストラリアで買ったお土産の中でも一番のお気に入りです。

始発と終点にはお土産屋が併設されており、そこのキュランダ産チョコとコーヒーはとても質が良いものでオススメします。特にチョコは他では見ない高級でしゃれたパッケージに入っていて喜ばれました。

行きは列車、帰りはスカイレールに送迎がついたツアーで往復しました。アーミーダック観光はせず、村内で動物園とバードワールドを見ただけでしたが、まるまる２時間かかってしまいました。こんなことならもっと早く行って遅く帰る便にしておけば良かった…

事前にネットで調べたときは、どうもあまりオススメではなさそうな雰囲気だったので、全然行く気はなかったのですが、現地で時間があり、思い立ったらすぐ出かけられる場所だったのが幸いしました。

フェリー乗り場で申し込むだけでアクティビィティや往復の船もお任せ状態。本当に楽ちんでした。風があり、かなり波はありましたが船酔いするほどの距離ではなかったのも良かったかも。

シュノーケリングで魚をたくさん見ることができましたし、海ガメにも何度も遭遇しました。浜辺はちゃんとライフガードの方が見張っていて安心です。


半日あれば気軽に行けますし、島内のテラスでお茶してるだけでも行く価値はあると思います（これは、空いていたから言えることかも知れませんが）。９月でしたが紫外線は相当強かったので日焼け対策は万全に！また、島内では両替できませんでした。現金が必要な場面が多いので、用意をお忘れなく。

旅行社に勧めて頂いたにもかかわらず、中心街から遠いという理由でやめてしまいました。
しかし、モスクワに着いてみると、クールスカヤ駅やバスターミナルなどに近く、行きたい場所によっては結構便利なところだと分かりました。最寄り駅のBDNX駅も、さまざまな物語の舞台になっていて、訪れるとあとから良い記念になると思います。

先日、モスクワの思い出に浸りながらＤＶＤ『デイウォッチ』を見ていると、なんと、ほとんどこのホテルが舞台ではありませんか。セリフにも出てくるし、昼の外観、夜景、フロント、エレベーター、宴会場と、全編にわたって登場しています。特に宴会場のシーンでは、「コスモス」をテーマにしているらしい飾りが目を引きました。

次回はこのホテルに泊まるためにモスクワに行きたいです…

9月初旬、個人旅行でロシアに行きました。
エルミタージュ美術館は旅の目的の一つで、１日かけて見ようと予定していたのですが、
個人的には、中央アジアからの出土美術品などがもっとあるかなと思っていたので、
展示作品自体はちょっと期待はずれでした。
モスクワの博物館に行くべきだったのかもしれません。
印象派がお好きな方なら、また別の感想があるでしょうが…。
むしろ宮殿の装飾や、皇帝の書斎などのインテリアの方が興味深かったです。
主な部屋をぐるっと通り過ぎるだけで、３時間くらいはかかりました。

訪れた時期が夏のピークを過ぎていたこともあり、中は人が少なかったです。
世界各国からのツアー客はいましたが、
建物が広いのであまり気にならなかったです。

ただ、朝の10時半で切符売り場前に１００人くらい並んでいるのを見ました。
私はエルミタージュ美術館の公式HPページで予め前売り券を購入してありました。
http://www.hermitagemuseum.org/html_En/index.html
チケットブッキングというコーナーへ入ります。
チケットには写真撮影料も含まれているとのことで、
決済にはVISA等のクレジットカードが使えます。

決済通知をプリントアウトして持っていき、列を整理しているおじさんに見せたら、
美術館の建物の中のインフォメーションに案内されました。
ここでパスポートを見せて登録ナンバーのようなものをメモに書いてもらい、
ドアを出てすぐの前売り購入者用切符売り場窓口（行列が出来ている窓口の隣）で、
チケットと引き替えてくれました。この間、３分ほど。
あまりの早さに驚きです。
個人で行かれる方には、公式ページの利用をオススメします。

入り口の門を入ってチケット売り場に並ぶ途中には、緑色の自動券売機が
設置されていました。誰も使っていなかったところを見ると、運用はこれから
なんでしょうか…？

ちなみに、入り口近くに、有料の仮設トイレが設けられていましたが、
中のトイレは無料だし、利用して損しました（日本円で50円くらいですが…）

修道院の建物は、街の外れの方にあります。街のメインストリートであるレーニン通りに面していて、茶色い壁に囲まれているので、近づけばすぐに分かりますが、中の様子は見えないので、パスしてしまいがちです。

私たちも教会はたくさんみたからお腹いっぱい…とスルーしようとしたものの、庭越しにレストランが見えたので、じゃ、お手洗いを借りて一休みしようか、と入りました。

入場券は250ルーブルで、ずいぶん良いお値段だこと…と最初は思いましたが、敷地の中に点在する建物１つ１つの中に興味深い展示があり、見れども見れども終わらない！

特に写真の手書き本、稀覯本の展示は大変興味深く、全体として私にはモスクワのクレムリンより数倍面白かったです（これは、好みによるでしょうが…）。

遠く修道院が見渡せるカフェも良かったし、入り口近くのログハウスのようなお食事どころも、なぜか地元の人で賑わっていました。ここで食べたペリメニは、隣の薬草園で摘んだハーブを散らしていて、とても美味しかったです。

クレムリンを見た後、連れと２人で赤の広場に面したグム１階のカフェでお茶をしました。いかにも高そうなのでコーヒーだけでやめとこう…と思ったら、近くの席の人がブリヌイを注文しており、ついつられてサーモンのブリヌイを頼んでしまいました。上品でとても美味しかったです（お値段相応に…）

雨模様だったのが残念でしたが、
赤の広場を眺めながらのお食事は気分も最高でした（お値段相応に…）
いちおう、柵のようなものはあるのですが、広場と地続きなので、
通りかかる地元の人が放っておけないらしく、
地図を眺めながらお茶を飲んでる私たちに、ここへ行けとか、
いろいろ話し掛けてきて面白かったし、
アメリカから来たと思しき観光客がiPhoneで「今私たち赤の広場にいるのよ！！」と
大興奮しながらテレビ電話を掛けているのも可笑しかったです。

カフェのお料理の写真を撮ろうとしていたら、
自分撮りが出来なくて困っているのだろうと心配してくれたのか、
わざわざ駆け寄ってきて、私たちの写真を撮ってくれる人までいました。

ウェイターさんが英語を解してくれなかったので、片言のロシア語でなんとか話を済ませましたが、お勘定をお願いしたら（この、お勘定してください、さえロシア語でないと分かってもらえませんでした）「サービス料は値段に含まれていません」という英語だけ、ものすごく流暢だったのが何とも…。

別の日、夜景を見に来て、３階のセルフサービスのフードコートで軽食を取りましたが、
味はセルフサービス店特有の（？）美味しくなさで、全くオススメできません。
お値段も、他のセルフサービス店より若干高かったです。

アエロフロート利用のため、シェレメーチエボ空港のターミナルＤに着きました。
この空港に関する悪い噂は、もう忘れましょう。
建物は明るく機能的で、動線も上手く考えられており、
初めて到着してもまず迷わないと思います。

出入国係員、空港関係者からカフェ、売店のおばちゃんに至るまで、
皆さん笑顔でとても親切です。

出入国にはまったく並ばず、手続き開始から終わるまで数十秒、
近々オリンピックやユニバーシアードもあるし、全体に
サービスを向上しようという意気込みがありありと感じられました。

次にどこへ行くべきかの表示もわかりやすく、
特に迷うこともなく入国審査をすませました。

荷物を託送せず、全て手荷物にしたので、ロストバゲージ等で
悩まされなかったのも良かったのでしょうが、
税関に申告するものもなく、すぐ外に出られました。

ビルの中を、列車へ、という表示に沿って進むと、
Aeroexpressの改札につながっています。
ホームも同じ階です。
モスクワ市内のベラルースカヤ駅（メトロ駅直結）まで直通35分です。
毎時００分と３０分に出発し、
切符も券売機や窓口ですぐ買えます（私は日本から、
アエロエクスプレスのＨＰで予約していきましたが、
その場買っても全然ＯＫだと思います）

駅の改札付近にある商店街にはスタバやいろいろ面白いグッズを売る店が
入っていて、文房具などは後で市内で探しても見つからないものもあったので、
ここで買っていけば良かったとちょっと後悔しました。
（市内で売ってるような所謂お土産ものは、ここの方が値段が高かったですが）

出国時はサンクトから国内線で移動し、この空港で国際線に乗り換えましたが
アエロフロートだったから割り当てが優先されていたのか、
国際線乗りかえ、という表示に従って歩いていくと、
場所も近くて１０分もかかりませんでした。
（帰国して、成田の空港内を移動する方がずっと大変だった）

滞在日数とビザの申請日数は同じでなかったため、
（大事をとって、２日多く申請してありました）、
出国時に何か言われないかとひやひやしていましたが、
申請書なんかパスポートから外しただけで、見もしませんでした…

出国ロビーは免税品などあまり置いていないので、ショッピングには期待できなさそうです。ただ、カフェは充実していますし、ルーブルのコインが使える自販機があるのも
有り難かったです。
最後に水を買ってルーブルのコインを使いきり、帰国いたしました。

免税店よりも、中にいくつかある「キオスク」みたいなお店の方が、
グッズが充実していました（ただし、私が利用した時点ではカードが使えなかった）。
現金であれば、ルーブル、ドル、ユーロどれも使えます。
円高でドルが断然有利だったので、ドルで払いました。少額紙幣で払いましたが、
端数はちゃんとドルのコインでくれました。

ここでバラマキみやげを買おうとしたところ、数が足らないので困っていたら、
売り場のおばちゃんがロシア語で、いくつ欲しいの？（たぶん）と聞いてくれ、
隣の売り場からかき集めてくれました。スパシーバ。

地下鉄１号線のオホートヌイ・リャート駅を出て、城壁の脇の公園に沿って入り口を探しつつ歩いていくと、ちょうど閲兵交代に出くわしました（毎正時のようです）。一通り交代儀式を見て、交代し終わった衛兵さんにくっついて行ったらなぜか券売所の脇に出ました…（笑）

その時点で朝の１０時２０分ころ。
誰も並んでいないので不安に思いつつ、
武器庫やダイアモンド庫を見る予定はなかったので、
「教会の展示を全て見られる」というタイプの券
（値段表の一番上のタイプ）を購入しました。

切符を持って、券売所の前の坂を上がると入場の列が出来ています。
これはかなり待つのか…？と思ったら、整理係のおじさんが、
あんたたち２人だけ？と尋ねてきて、そうだとわかると、そのまま通して
くれました。並んでいたのは、ツアーで順番に入場する人たちだったようです。

手荷物は持って入れないと聞いていたので、リュックは宿に置き、
薄手のコートを着て、カメラやメモ帳などをポケットに入れていきましたが、
大きな頭陀袋（？）を持った、スウェーデンから来たと思しき
おばちゃん軍団たちも何のお咎めもなくガンガン入場しており、
あまり神経質になる必要はなかったみたいです。

一部、修復中の建物も、中には入ることが出来、場内に座っている係の人に
展示品について尋ねると、快くいろいろ教えてくれたり、手振りで、
作者名を指さしてくれたり（有名な作家のものなのだと教えてくれたのでしょう）、
ここのディテールを注目して見てご覧なさい、
みたいなことを教えてくれて、とても親切でした。
　
建物を利用して、いくつか特別展も行われており、
それも追加料金なしで見ることができます。私が見たときは、
「１９３０年代のモダン衣装」についての展示があり、エルテのファッション画や
実際のコスチュームなども見ることが出来ました。

と言うわけで、１時間くらいでさっと見るつもりが３時間くらい使ってしまいましたが、
中は割合こぢんまりしているので、あまり疲れませんでした。

モスクワのシェレメチエボ空港と市内を３５分で結ぶ列車です。
空港の建物から駅改札に建物内で直結しています。
ホームまでの間に階段がないので、大きな荷物を持っていても困らないと思います。

列車は毎時00分と30分空港出発で、早朝から深夜まで運行され、
設備も新しく、快適です。
日本からも、インターネットでチケットが買えます。
時間指定がないので、有効期間内であればどの列車にも乗れます。
チケットにはバーコードが印刷されており、これを改札口にある機械に
かざして入場する仕組みです。私はプリントして持って行きましたが、
バーコードは携帯画面でも有効だと書いてありました（試していません）。

車内では軽食と飲み物のワゴンサービスがあります。

私が利用した路線は、終点で市内の地下鉄２号線ベラルースカヤ駅と結んでいました。

詳しくは、アエロフロートの公式ＨＰの「インフォメーション」のコーナーに
日本語による情報があります。それによりますと、モスクワ市内空港に向かう場合、
ベラルースカヤ駅でのチェックインも可能なようです。

観光客向けのレストランなんて…と思いつつも、セルフサービスレストランのあまりのまずさに閉口して、取りあえずロシア料理の名前を覚えようと、入り口に写真メニューのあるこのお店に入ってみました。

中のメニューに写真がないのは残念でしたが、かろうじて英語メニューがあったので、
それを参考に注文しました。ポーク料理はウスター風のソースがかかっていて絶品でした。
シチューも２皿別のものを頼みましたが、どちらも新鮮なハーブが使われていて、
美味しかったです。

意外にも、地元と思われるお客さんが結構入っていて、お店の人と談笑していました。
ピアノと女性歌手の生演奏があったので、そちらがお目当てだったのかも知れません。
歌はロシア歌曲とジャズのスタンダードが半々くらい。日本人客がいるとわかると、
「さくらさくら」や「荒城の月」など５，６曲（！）もセンスよくアレンジして弾いてくれました。

ここに限らず、大都市ではきちんとしたレストランに
ランチメニューが用意されているところが多く
（入り口に写真やメニューが出ています）、
そちらはコストパフォーマンスが高いので、昼きちんと食べて、
夜は軽食で済ますのが賢いかもしれません。

サンクトペテルブルクからモスクワへの国内線（アエロフロート）に乗るため、
プルコヴォ１を利用しました。

2011年9月現在、市内と空港を直結している交通機関にはエアポートバスがある、
と聞いていましたが、現地で聞くとさぁ…？みたいな頼りない反応だったので、
サンクトで泊まったホテルにタクシーの手配をお願いしました。

ちなみに、気の利いたホテルですと、ホテルのHPにサービス項目が明記してあり、
空港までのタクシーの手配はいくらかというようなことも書かれているので、
参考になると思います。

利用したのは夕方４時過ぎの便でしたが、昼の１時にはホテルに迎えの車がやってきました。相当遠いか、渋滞してるのかな？と思ったら、
ネフスキー通り近くのホテルから２０分で空港についてしまい、
これならあと１時間市内観光しても余裕だった…と後から思いました（国内線ですし）。

アエロフロートのカウンターには雲霞のごとく人が並んでいる割に、
乗りたい便の表示がないので、時間ももてあましてるし、出発ロビー中央のインフォメーションに聞いてみることにしました。

そこへ必死の形相の女の子が割り込んでくるので先に通してあげたところ、
どうやらスウェーデンの人で、プルコヴォ２にはどう行ったら良いのかと
涙声で聞いていました。係の女性は事務的に、タクシーで行きなさい、はい次！
みたいな感じで、何だか可哀想でした（実際、３キロくらい離れているので、
車しか交通手段はなさそうですが…）

ちょっとビビりつつ、アエロフロート○○便のチェックインはここでいいのか、
と聞いたところ、「２時半から、あの（身を乗り出して指さす）カウンターが開くから、
そこに並んでね。フライトをエンジョイしてくださいね！」と言ってくれ、
前の人と待遇がエラく違うので、顔はにこにこ「スパシーバ！」と御礼を言いつつ、
内心とっってもコワかったです。

手のひら返しの理由として、
・こちらが、できるとこまでロシア語を使った
・引きつりつつもニコニコ嬉しそうに話すよう心がけた
（どうも、ロシア女性は泣きべそかいてる人がキライなのではと思えるフシがあります）
・パスポートをさりげなく手にもってた（これまで日本人に親切な人が多かったので）
などのせいかなあ、と考えてみましたが、たぶん、
・担当者の気まぐれ
でしょう。

チェックインカウンターの前の椅子は空いてませんでしたが、
横に長い空港なので、チェックインカウンターから遠ざかると、
ほとんど人が居ませんでした。ただ、ヒマだったので、
市内では時間がなくて入れなかったカフェ、ショコラドニッツァの空港店に
入りました。お店の人はユーモアたっぷりで、サンクト最後のお食事も
楽しく済みました。

チェックインは、カウンターが開くのと同時に並んだので、
ほとんど待たずに済みました。託送せずに荷物を手荷物扱いにまとめたものの、
チョコや本を買い込んだので、絶対、規定のひとり10キロは超えてるだろう
と覚悟していたら、荷物の確認さえされませんでした…（普通、手荷物だって
どれとどれですかぐらいは聞かないですか…？
国内線だったから緩かったのでしょうか。）
国際線に乗り継ぐため、貰ったボーディングパスは２枚です。モスクワからの分は
席も決まっていましたが、ゲート部分は空白でした。

チェックインは緩かったですが、セキュリティーチェックはなかなか厳重でした。
靴と、身につけているカバンやポシェット類・コート、手荷物はそれぞれ
自分でカゴに入れて検査機を通します。私は靴を脱ぐのに気づいておらず、
注意されました。ゲートをくぐると、全員ボディーチェックを受けます。
去年もテロ騒ぎがあったし、このくらいの厳しさは必要でしょう。
というか、電車や車で空港の敷地内に入る前にＩＤのチェックがある成田に比べると、
これでも手ぬるい印象を受けました。

セキュリティーが済んだ先には待合い室があり、
小さな売店とカフェ、トイレがあります。
搭乗ゲートには、ここから動く歩道を通って４、５分かかります。搭乗ゲートの
あるところには、本当に何もありません。ここにもトイレはあるみたいですが、
私が利用したときはトイレが壊れててスゴイことに…。

まぁ、どこを見てもつやつやピカピカ、グッドデザインの建物が旅の目的なら、
ロシアじゃなくて北欧にでも行けば良いんですから…
最後の最後に、噂に聞く昔のロシアの片鱗を見られて、個人的には面白かったです。