2007/12/28 - 2008/01/04
136位(同エリア232件中)
きっちーさん
四川省大地震
出張から帰ったら、四川省がとんでもない事になっていて驚いています。
震源地は成都から北西150キロの汶川県。
マグニチュード7.8。
東京大学地震研究所によると、地震のエネルギーは阪神・淡路大震災(M7.3)の約十倍に相当する、という想像もつかない大地震だそうです。
重慶でお世話になった地元の方たち、重慶爆撃の戦跡あとを探すのを手伝ってくれた霧都賓館のスタッフの方たちや、タクシーの運転手さん、困ってるときに助けてくれた地域の人たち、みなさんの無事が心配です。
現地映像にまだ接していないのですが、新聞でみるかぎり被害は震源地に近い成都だけでなく、四川省の広域にわたっており、重慶近郊の被害も伝わってきています。
重慶の北部梁平県では、小学校2校が倒壊し死傷者が出ている、という情報も流れています。
一刻もはやい救助と援助が必要です。
自分にできることは、もちろんするつもりですが、ふだん中国旅行記を楽しんでいただいているみなさんにも、心に留めて頂けたらと願います。
現地の人たちの助けになることなら、どんな小さなことでも力を貸してください。
お願いします。
2008.5.13. きっちー
旅行記『都市空襲の記憶』も、いよいよメイン?
旅程は以下の通りでーす。
重慶→成都(三星堆博物館・青羊宮・杜甫草堂・武侯祠・成都動物園・昭覚寺・文殊院・永陵博物館)
→黄龍渓(古鎮)→成都
→大足(宝頂山石刻・北山石刻)
→重慶(三峡博物館・桂園・曾家岩50号・紅岩村・徳意大(?)炸遺跡・十八梯・磁器口古鎮・文化宮・重慶動物園)
ついに重慶へ!
今回は、大足→重慶(三峡博物館)!
『重慶大爆撃』。
南京大虐殺は有名ですが、重慶大爆撃は知ってる人が意外と少ない。
かくいう私も、最近まで全然知りませんでした。
関連書籍も南京大虐殺に比べると、歴史修正主義の本すら見当たりません。重慶爆撃のまぼろしとか?
日中戦争時。
首都南京から国民政府が遷都したのち、南京城内外で武装解除した兵士・非武装市民・避難民に対し、進軍してきた皇軍は空前の規模で集団虐殺・レイプ事件を引き起こします。
さらに、蒋介石率いる国民政府を追って皇軍は、武漢、重慶へ迫ります。
しかし、けわしい山岳地帯に囲まれた天然の要塞・重慶は、地上軍では近づくことが出来ず、空からの攻撃が行なわれたのです。
一般市民を巻き込んだ市街戦のあった上海から、南京へと続いた虐殺の道程、去年はとりあえず南京へのふたつのルートを行きましたが、今回はさらにその先へ。
重慶を訪ねる旅をしています。
ごくあたりまえの生活が営まれていた都市部に、落とされ続けた爆弾の雨のした、何が起こったのか。
人々の日常が、いかに破壊されたかを、日本では知りえない情報も探してみようと、歩いてきました。
中国の人がイニシアチブをとった政権を追いまわし、行く先々で住民を虐殺しながらも、「アジアを開放する」とした日本の侵略戦争。
重慶大爆撃は、日本においては南京とちがい、議論すらおこらない「忘れられた戦争」になっているのかも知れません。
「忘れられた戦争」は、重慶に限らず、沖縄についてもいえるでしょう。
教科書検定によって、アジアの被害だけではなく、地上戦を戦った沖縄の住民の記憶、『日本軍によって「集団自決」を強制された』という部分が削り取られ、『追いつめられ「集団自決」をした』と、「修正」されました。
つまり、自決を迫ったのは誰だったかの部分。「加害者=日本軍」を無くしちゃったわけです。
「日本軍にやられたのだ」という沖縄の生存者達の証言に耳を貸さず、過去を否定しようという姿勢は、アジア各国の被害者への対応とパラレルです。
「日本人」の被害も、認めない。
そうやって「軍隊は民衆を守る」というフィクションを作りあげていく先に、なにがあるのか。
考えると空恐ろしく感じます。
過去の戦場を歩くのは、知らないことを知りたいからだけじゃなくて、イラクやアフガニスタン、沖縄の現在につながっているからだと思います。
前置きが長くなってしまいましたが、世界遺産『大足石刻』をガッツリ堪能したきっちーは、以上の心意気(?)で重慶に舞い戻ったのでした。
まあ、いきなり重いのもなんなので、「まずは博物館かナ~」と訪ねた先で、強烈な出会いをすることに・・・!
戦争とはまったく無関係に思っていたあの香港で、日本軍の起こしていた餓死事件。
そして、今でも手紙をくれる秀芬小姐の住む、なつかしい平遙の、その山西省で、女性たちが「慰安婦」として連れさらわれていたという、事実。
それらを知った時と、同じ衝撃が待っていたのです。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- 中国国際航空
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-
2008年1月2日、再び重慶へ!
大足から重慶『陳家坪汽車站』に到着。
11:45か〜。
まずは観光、観光!
午後いっぱいは、遊べるナっ。
いさんでバスを降りた途端、呼吸器がヒリつきます。
大足でおさまっていた咳が、気管をこみあげてきます。
あ〜、やっぱ空気ワルイな。
喉イテ。
さて、どうやって中心部へ行けばよいのじゃ。
陳家坪汽車站が、重慶のどのあたりに位置しているのかが、わかりません。
バスターミナルだし、中心部まで市営バスが走ってそうですが、トランク引きずってうろつくのもツライので、タクシーを捜します。
汽車站まえには、客待ちタクシーがたむろしていますが、どうも雰囲気がよくありません。
見た目で判断するのもよくないかと、『到 霧都賓館(上曾家岩24号)』のメモを見せたところ、若いお兄ちゃんドライバーが、「ワンハンドレッド」と、ふっかけてきます。
ダメだこりゃ。
あきらめて、汽車站ビル前まで歩くと、次々にお客を乗っけてくる流しのタクシーが停まるので、そちらに乗り込みます。
もちろん、そういうタクシーはヘンな料金交渉など無く、お願いしたとおり霧都賓館まで、メーターで走ってくれます。
12:15にホテルに到着。
タクシー料金は20.3元。
タクシーのおじさんが、「いいよ、いいよ」と3角をオマケしてくれたので、実質20元で行けました。
100元なんて、ホントぼったくり料金だな。
やっぱり、たむろってるタクシーはよくありません。 -
楽天トラベルで予約した、『霧都賓館』!
お。
でけ。
中心部からは離れたホテルですが、地図でみるとモノレールの駅近で、移動するのには不自由しなさそうという理由で選びました。
いままで、楽天トラベルで頼んだ宿は、安かろう悪かろうが多かったので(笑)、あんまし期待していなかったのですが。
なんか、すごいじゃん。
おそるおそる近づくと、駐車場の車はフォードやアウディ。
外車ばっか。
ひょっとして、いいトコ取っちゃたかなあ・・?
レセプションで予約確認をし、デポジット込みで1000元を支払います。
成都でスリに遭ったときには、本当にどうなることかと思いましたが、ラブ大足の中国銀行のおかげで、なんとかこうして重慶のホテルでチェックイン出来てるんだから、ヨカッタ、ヨカッタ。
大足に続いて、ここでも流暢な日本語を話すホテルの女性が、丁寧に案内してくれます。
さすが、商業都市だなあ〜。
観光地でなら、そんな驚かないのですが、特に観光をウリにしていない場所で、しかも重慶で、日本国籍者に親切にしてくれる人がいると、なんだかすっげーうれしい。 -
どうも、今回の旅行は良い宿をとり過ぎているような気がするぞ?
ゼータクに慣れると、保守的な旅になってしまいそうで・・。
冒険しなきゃね! -
などと思いつつ、チャイナ仕様のベッドに、大喜び。
「きゃ〜!なに、この帯!イケてるわ、おっしゃれ〜っ」
帯じゃありません。
はしゃぎすぎ。 -
「すげ。パソコンもある!」
日本を離れて、はや6日。
ヤフオクの入札結果も気になるし・・。
おい、きのう大足でいじったばかりだろ?
重慶まで来て、パソコンにかじりつくのは、どうかと思うぞ?(by次元ちゃんの声で)
そんな、ココロの声もどこへやら〜。
さっそくメール・チェックをすべえ、とスイッチを入れます。 -
ウェルカム・ウォーターをぐびぐびやりながら画面を開きますが・・。
「あ、あれ・・?」 -
ホテルのホームページしか、みれないっ(泣)。
なんじゃあ、ちくしょー!
まあ、各部屋にあるとして、自由に使わせた日には、電気代食いすぎるかも。
しょぼん・・。
かる〜く、へこみつつ、バスルームへ。
いやん、キレー。
そして・・・。
やはり、ありました。
明るいファミリープラン!
(こう書くと、保険プランみたい)
コンドーム置くのは流行り?
ここ、シングルっすよね?
感染予防の徹底をはかる、一環なのかしら?
ありきたりではありますが、水でも入れて遊ぶか(そおいうのは保健体育の授業で済ませましょう)。
手に取ると、10元!
おうっ。けっこう高価な・・。
ビンボー症なため、断念。
ちなみに、街中の食堂で食べる面(麺)が一杯3〜5元です。 -
そして、ここもガラス張りのシャワールーム!
なつかしの長野?知事室?康夫ちゃん?
だんだん慣らされてていく、今日この頃です。 -
さて、地理にうとい場合、ホテルからの移動は、タクシー頼みになります。
まずは、『重慶中国三峡博物館』!
「我想去(道・文)里」
『ここへ行きたいのですが』のメモを見せると、タクシーの運転手さんは、狐につままれたような顔で、なにか話し掛けてきます。
「対不起〜。不明白・・」
『すんません〜。わかんないですぅ』あせって言うと、肩をすくめてエンジンをかけます。
じっつは、霧都賓館から三峡博物館までは、タクシーを使わなくても歩いて5分で行ける(!)、ちょ〜ラクチン・コースがあったのですが、このときは知るすべもありません。
つか、タクシーのおいちゃんトークは、その近道を教えてくれていたのだと、いま思い返すとわかるのですが、このときは「なんでもいいから、行っちゃって〜」ぐらい、人の好意を無にするダメ人間でした・・。 -
三峡博物館は郷土資料館のイメージが強かったので、えらくデカイ建物にちょっとびっくり。
入場料も50元!
けっこうします。
チケットもバーコードの読み取り式。
なので自動改札ですが、なぜかゲートには係りのお姉さんズ(複数形!)がいて、入場者のかわりにチケットを機械にあててくれるので、ハイテクにする必要性が・・・(笑)。
なにはともあれ、そんなにすっごい展示があるの?
どきどき! -
まずは1階から。
足を踏み入れると・・。
・・っ!
すっごーい!
見てください!
床がガラス張りで、川の上を歩くみたいなデザインなんです!
レプリカの魚が泳いでいたり、室内すべてが展示と一体になっています。 -
ホラ!
お魚が泳いでいるのが分かりますか?
こーゆう童心に訴えるやり方にはヨワイナ〜(笑)。
めっちゃ喜んでいるので、警備のお姉さんが苦笑しています。 -
シーラカンスのような魚や、生態、自然をテーマにした展示のほかにも!
-
老重慶の古民家や生活道具も再現されていて、テーマパークのようになっています。
日光江戸村みたい。 -
はにわ!
-
髪型が中国っぽくてカワイイ。
飛鳥や奈良時代は、日本でもこういう髪型が、流行ったのかな? -
各地の民族や風俗の展示もお勧めです。
見ごたえあり! -
世界最大!長江三峡ダム!!の、模型。
長江は10年に1回、大洪水を起こすそうで、ダムが洪水防止にお役立ち。
ほかにも発電、水上輸送、養殖、風土病予防など、メリットがあげられるそうですが、スゴイのは発電力!
70万キロワット発電機26台を設置し、トータル1,820万キロワット。
キロワットって言われても・・・って感じですが、これは最新の原子力発電所や火力発電所では13基分に相当するそうな。
目標の総貯水量393億立方mも、日本にあるダムの貯水総量のおよそ2倍!
・・・規模がちがいます。
感心したのもつかの間。
ハコモノ事業には、暗部がつきもののようで。
住民の強制移転(三峡移民の貧困化)、名勝旧跡の水没、水質汚染(付近にゴミ処理場が!)、土砂堆積問題などなど・・。
デメリットもおっきいもよう。
これからは、エコの時代!
日本も原発は、やめないとネ。 -
1階をまわり、今度はうえからおりて行くことにします。
吹き抜けだと、明るくていいですね。 -
あれ?
何階建てだっけ(笑)。
たぶん、4階・・イヤ、3階・・。
あとでデジカメをチェックしたら、4階でした!
いやーハイテクだ。
こういった、かわゆい茶道具や中国っぽい(もろ地元ですが)焼き物がわんさかあります。 -
こまいけど存在感!
いーなー、欲しいなー。
まあ、ウチにあってもホコリかぶっちゃうだけでしょうが。
気に入ったのは、バシバシとって来ました!(注:写真です) -
焼き物の他にも、書やら水墨画やらの展示があったのですが、ほとんど撮っていません!
好みがでますね。 -
3階へ。
てくてく階段をおりると、なにやら戦時中の展示室らしきものが。
おおっ!
こーゆうの見たかったの。 -
日本軍による中国侵略の危機を前に、蒋介石の国民党と毛沢東の共産党が抗日で団結した、抗日民族統一戦線の舞台となった重慶です。
さっそく、みていきましょう〜。 -
臨時首都には、欧米諸国のジャーナリストや大使館もおかれ、いろんな国へリアルタイムで情報発信が行なわれました。
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このあとの旅行記で書きますが、重慶郊外に『紅岩村』という対日レジスタンスの村みたいなのがあって、そこにはのちに中国政界の中枢を担う人々が、次々と集まりました。
むかって、左の人は周恩来サン! -
日本軍から逃れ重慶に避難してきた人々も多く、有名人らしい(?)芸能人の写真なんかもありました。
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パネルのなかで、「おや?」と目を引いたのが、『在華日本人民反戦同盟』の紹介。
こちらの集合写真です。
もちろん、日本は侵略戦争を仕掛けた側ではあるのですが、そのなかでも「この戦争は、まちがっている」と中国にとどまり反戦運動をしていた、ごく少数の日本人を、丁寧に取りあげているんです。
「緑川英子・・?」
攻撃がおこなわれようというとき、日本大使館が引き上げたあとも中国にのこり、反戦の日本語ラジオ放送をおこなった、日本人たちがいました。
日本=悪モノではなく、敵味方を超えて、侵略戦争への加担にあらがい、双方が友人として対等であることに身をとした人たちがいたことを、無視せずに、こうして紹介してくれているのは、なんかすっごい感動。
反対した日本人がいるから、やったことが許されるわけじゃない。
だけど、「人間はやっぱ捨てたもんじゃない」と思えてうれしい。
展示してくれた中国の人も、みんなが中国へ派兵していくことに何の疑問も抱かなかったときに、「そりゃちがうだろ」って、ちゃんと思えた日本人がいた、そのコトに、まじカンドーです。
長谷川 テル(筆名:緑川英子)912年3月7日 - 1947年1月10日。日本の反戦活動家、エスペランティスト、抗日運動家。
本名・長谷川照子。エスペラント名は Verda Majo (ヴェルダ・マーヨ:緑の五月)。父は土木技師。女優の吉永小百合の母和枝とその妹の評論家川田泰代は遠縁にあたる。
山梨県大月市に生まれ。
1932年、左翼 組織の疑いをかけられ検挙される。数日間の拘留を受け、大学を自主退学。
1935年、上海エスペラント協会誌『ラ・モンド』に「日本における婦人の状態」を書く。
満州国の留学生、劉仁(リウレン)と結婚。
1937年、日本を去り上海でエスペラント発表50年祭に参加。1938年広東国際協会ができ、エスペラント部で働き始める。日本へのエスペラント等による反戦文書の流し込みを行っていたが、思わぬ疑いを受け、スパイ容疑で香港に追放される。
新華日報に『愛と憎しみ』を翻訳。国民党中央宣伝部国際宣伝処対日科で崔万秋の下で抗日放送に従事。日本の都新聞(現在の東京新聞)により「嬌声売国奴」として評される。
瀋陽で長谷川兼太郎の家を間借りする。長谷川兼太郎が日本に帰国しテルの消息を家族に伝える。ハルピンで東北行政委員会編審委員会に勤務。
1947年1月10日、子供を産み育てる余裕のないことからチャムスで妊娠中絶手術を受けるも、感染症で死去。同年4月22日には劉仁も肺水腫で死去。二人はチャムス烈士陵園に葬られ、墓碑には「国際主義戦士 緑川英子」と刻まれている。
『ウィキペディア(Wikipedia)』より
「芸能人の親戚・・?」 -
アジア蔑視の日本軍国主義時代に、戦争に「否」を貫いた人がいるのは尊敬です。
とはいえ、大局的にみてたくさんの日本人がよその国へ行って、散々悪いことしていたのは事実なわけで。 -
当時の情勢を描いた、資料も展示されています。
この掛け軸は、風刺画のようですね。 -
無名の英雄と、取り巻く人々。
・・・?
こまかくてワカラナイ。 -
これなんかは、わかりやすいです。
母子の頭上に、日本軍の爆弾が落下しています。
粉塵が舞って、地上は夜のように真っ暗です。 -
いよいよ、『重慶大爆撃』の展示コーナーです。
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見づらくてすいません。
これが、日本軍が落とした爆弾。 -
日本軍の空襲は、1938年12月〜1943年8月まで続きました。
5年・・・5年間、爆弾が落ちてくるって、どんなだか想像もつきません。 -
地上から爆撃機を狙う、中国兵の人たち。
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日本では、『防空壕』→土を掘ってつくった『壕』ですが、重慶では『防空洞』→砂岩をくりぬいた『洞』が作られました。
もちろん、避難場所はすぐにできるものではないので、空爆開始の2年目、1939年5月3日・4日に空爆によって記録的な死者が出ます。 -
避難する重慶の人たち。
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重慶の中心部は、中州みたいに、長江と嘉陵江がふたてにわかれる川のあいだに位置しています。
もちろん、「台風のあとにキャンプへ行って、増水した川の中州に取り残されちゃいました〜」みたいなサイズじゃなくて、もっとおっきいんですけど。
その船の突端のようなでかい町が、黒煙をあげているのは、かなり恐いです。 -
パネル展示をみながらすすんでいくと、行き止まりの部屋の中央に小さな階段があり、ごらんのプレートと、警備員さんが立っています。
階段には「立入禁止」のロープが張られており、うえに何があるのか考えていると、部屋にあるていど人数が集まったところでロープがはずされ、皆さんほかの人につられて階段をのぼっていきます。
私もあとに続きます。 -
階段をのぼりきると、壁一面に夕景を映すスクリーンと、廃虚の町のパノラマが広がっています。
-
ミニシアターのように座席が置かれ、係りの女性が呼びかけると、見学者の皆さんは手近なシートに腰掛けていきます。
そこはかとなく肩身がせまいので、端っこに席をとると、すうっと部屋の照明が、落ちます。 -
低いエンジンの音が響き始め、スクリーンの奥から、黒い影が突き進んできます。
爆音がとどろき白く煙が舞うと、建物のすき間から瓦礫をぬって走る人々のかいま見えます。
上空に、重慶大爆撃の解説が、黒い文字で打ち出されます。
は、はやすぎて読めない・・(泣)。 -
これ。
む〜う。
ゆっくりでも読めないか・・。 -
とりあえず、写真!
スクリーンに映る重慶の町は、いまの高層ビルが林立する、見慣れた都心の風景ではなく、香港の仁侠映画に出てきそうな木造家屋に並ぶ、レトロで美しい風景です。 -
その上空を、次々と戦闘機が隊をなして通るたびに、爆音が響き、硝煙が揺れ、建物が真っ赤に染まっていきます。
-
迫力あるシアターで、ちゃんと煙も噴きだす仕掛けがあったりして、すごいんです。
お金かかってるなーって感じ。 -
描かれる民衆も、ただ逃げまどっているだけじゃなくて、救助や消火活動にあたる人や、このとんでもない不正を訴える人も登場していて、なかなか面白い。
言葉が分かればもっといいんですが。
これは宿題だな、宿題! -
スクリーンをよくよくみると、城壁もあります。
展示してあった重慶の古地図に、立派な城壁があったのを思い出して、まだあるのかと気持ちがうずうずしてきます。
のどが痛くて、街なかを歩くのはしんどそうですが、爆撃の跡があるという所もはやく見てみたくなります。
ショートフィルムが終わり、係りの女性に促されて、皆さん出口へ向かいます。
順路があるらしく、階段はおりないで下さいと言われてしまいます。
おお、まだ続きがあるのかしら? -
暗いトンネルのような通路。
通路の手前に、『重慶大隊道惨案』という白い文字が浮かんでいます。
これって・・・!
息が詰まります。
ひょっとして旅行へ行く前の下調べで、見に行こうと思っていた『十八梯』のことかな?!
日本軍の空爆を逃れ、十八梯という地区(?)の防空洞に避難した人々が、窒息により大勢亡くなられたという事件があったときいています。
今回の重慶訪問で、絶対行こうと思ってた場所だったのですが・・。
その展示なのかな? -
防空洞どころか防空壕にも入ったことないので、「トンネル?」という感想しか思い浮かばないのですが・・。
心もとない灯かりの中をそろそろ歩くと、左右の床すれすれにおびただしい塊が、突き出ています。 -
目をこらすと、それはもがき苦しむ人々のオブジェなのです。
やはりこれが、『十八梯』を紹介した展示なのでしょう。
窒息したっていうんだから、ロウソクとか持ってても消えてしまい、相当広かったらしいから、真っ暗な中で出口も見えず、まわりのうめき声を聞きながら酸欠で死んでいくって、どんな感じなんだろう?
これらの死は、『戦死』にはカウントされないそうです。
避難しなければいけなかった原因は、あきらかなのに。
足元で浮き上がっている無言の群像は、立ち止まって見るのをはばかられるほど。
悲惨な彫刻に絶句。
つか、しゃべれません!日本語!
ありえないと分かっていても、
「『あいつは、日本人だ!』って指さされて、囲まれちゃったらどうしよう〜」
などと、コワイ妄想が頭をぐるぐるします。
少し前を歩いている、中国語で会話しているお年寄り夫婦にさえ、そこはかとなく距離をとっている自分がいたりします。 -
ビビリつつも、さきを歩く皆さんのうしろにくっついて歩くと、トンネルの突き当たりに、十八梯出口のオブジェが見えてきます。
柵でさえぎられた穴の奥から、苦悶の表情を浮かべた大勢の人々が這い出そうと、折り重なっています。
ロダンの『地獄門』という作品がありますが、それがぬるく感じてしまうほど。
現実にあったコトっていうのは、芸術を凌駕しちゃうんだなあ、とボンヤリと考えました。
地獄や、煉獄をテーマにした作品なんかは、むしろ恐いもの見たさでユーモアさえ感じられるのですが。
これは違います。 -
こんな事をしてしまって、どうやって許されるんだろう?
感情的に許してはもらえなくても、被害を受けた人たちの気持ちに添った解決手段に、関わることが必要だなあと、つくづく感じます。
ネットで調べると、2006年に日本政府を提訴した重慶大爆撃の裁判が始まっていました。
日本では忘れられた戦争でも、死んでいった人たちに縁のある人々にとっては、記憶を取り戻す戦いでしょう。
民間で中日の人たちが力を合わせていて、すごいなあと思います。
こんど関係企画があったら行ってこよう。 -
そんなわけで、トンネル出口のプレート。
日本では、『十八梯』といってますが、地元では『較場口防空大隊道窒息惨案』と現在の地名で呼ばれているようです。
「較場口」っていう、モノレールの駅があったもんな。 -
なんだか1周した感じで、ふたたび明るい展示室に戻ってきます。
重慶の町ぜんたいが、被弾して土煙を上げ、岩山の風景写真のようです。
疲労爆撃なんていっても、皆殺しという言葉を置き換えただけじゃないでしょうか。 -
ワイド写真なんで、ずらして撮ってみます。
-
時系列、展示が続きます。
恐ろしい時間が流れ、しかし非道なことにも終わりがやってきます。
『抗日戦争の大勝利に沸く重慶』といったタイトル? -
重慶だけでなく、中国各地で盛り上がりを見せています。
故宮前! -
中国側と日本側の代表。
う〜ん。
どっちがどっちだ。
軍服とかでわかんのかな? -
「みつ、読めない・・さと。イヤ、り?号」
おお!ミズーリ号か!
漢字で書くと『密芬里号』〜。
日本の降伏調印式のようすです。
この船、ハワイ州パールハーバーで記念艦として保存されているそうですヨ。 -
これは、投降した日本軍。
ここら辺は、重慶の場景以外のも展示されてます。
どこで撮られたのかは、見てくるの忘れちゃった。 -
当時の新聞。
『日本政府無条件投降』
『唯一要求是保留日本天皇』
って書かれてますね。
その後どうなったかは、皆さんもご存知のとおりです。
『保留』しちゃったんですよねー。 -
『国際法廷』
東篠英機がうつってますね。
『東京裁判』というドキュメンタリーがありますが(TUTAYAでフツーに借りれます)、こうして写真でしか見ることが出来ない裁判のようすが、すごい生々しくみることが出来ます。
清朝最後の皇帝、後に満州国皇帝となった、あのジョン・ローンが演じた『ラストエンペラー』愛新覚羅溥儀が、証言台に立ったり!
なま溥儀ですよ!なま溥儀!
いや〜。歴史の教科書でしか見れない人が、生きて動いてるのって、映像ってすごいです。
ちなみに、本多勝一さんが取材した、南京の男性も証言台に立っていて、それもなんかぐっときました。 -
この写真には、旅行の中で素朴に感じた、戦後保障と昭和天皇ヒロヒトの戦争・戦後責任問題。
また、戦後責任から隔絶した皇室のありかたへの批判と、天皇制以外の『国民の象徴』を提案しました!
したんですけど・・。
フォートラベルの管理の方から、ストップがかかりました。
たしかに、サイトを間借りしている身ですので、「われながら、うまく書けちゃったかも!だめ〜?」とは思うのですが、再度載せるのは見合わせます。
「できたー!」
と思ってワタクシが寝っこけたあとに、なんかいろいろ掲示板に書き込みがあったようで。
違反投稿は、管理者側が消してくれたみたいですが、つーことは、リアルタイムで仕事してるってことですもんね。ご苦労様です。
私が直接目にして、やり取りがあった人は、一人だけなのですが、その人のページも今朝(つか昼?おやすみだったので)見たら消えてしまっていて、私の返事しか残っていません。
意見が合わなくても、話に来てくれる人は大歓迎なんですけどネ(中傷じゃなければ)。
オープンに議論するの大事なことだと思います。
「自分はこう思う!」っていう方は、フォートラベルのルールの中で、自由に書き込んでくだされ。
私からは(掲示板にも書きましたが)、消しませんので。 -
前の文章なくなっちゃうと、あとが変になっちゃうな。
えーと、戦時下の重慶庶民の暮らしが、あわせて紹介されています。
『天皇の国』が飛ばす、爆撃機から落とされる爆弾によって、家や街が、焼き尽くされ。 -
家族の誰かが怪我をしたり、亡くなったりする。
-
パニックのなかで離散し、生きているのか、死んでいるのかも、わからない。
-
防空洞の中で不安そうな表情を浮かべる、家族。
今そこに命の危機がある家族と、皇室が象徴するもうひとつの『家族』。
この目の眩むような差は何なのか、胸が痛くなります。 -
盧溝橋そばの『中国人民抗日戦争記念館』でみた、あの写真です。
「そういえば重慶を紹介した写真だったなあ」と、ため息がでます。
こういう光景が、南京でも上海でも山西省でも、中国のあちこちで引き起こされたんだと思うと、居たたまれなくなります。
日本国憲法の前文や9条にくり返される、非武装の誓いは、ここに写っている名前も知らない人たちへの言葉でもあるのだと思います。
写真の中に身内がいたら、見る目も全然違ってくるのでしょう。
ひとりひとりが、誰かの親や子どもや親戚、同級生、近所の人だったりするわけで。
知っている人には、「名もない死者」ではなく、「このひとは、○○さん」と語られるべき過去を持った個人なのです。 -
「ヒロシマ・ナガサキ展」がアメリカで行なわれるように、「重慶()展」や「南京(ナンジン)展」が、加害国である日本で、どんどん開催されるようになれば、また全然ちがうんだろうな〜。
上野あたりでやらないかナー。 -
重く、くら〜い気分で出口に近づくと、壁一面に、この大きな写真が飾られています。
「戦争の英雄か?」
と、よくよく見てみると・・・。 -
なんと、このおじいちゃん。
重慶を爆撃した、日本軍のパイロットなんです!
謝りに来た当事者がいたんだー。
ちゃんと謝罪に来た人がいたのにも驚きですが、名もしれない個人の謝罪を、三峡博物館がきちんと取り上げてくれていることに、日本の反戦活動家を紹介してくれているのと同様に、なんだかジーンとしてしまいました。
中国人民抗日戦争記念館もそうでしたが、日本の侵略行為を告発しつつも、最後にかならず『過去にこのようなことがあったが、現在、中日間では多くの人が往来しており、これからは友好発展の時代・・』と結ばれています。
中国側の被害展示を、よくバッシングだバッシングだと騒ぐ人たちがいますが、一度ちゃんと見にくればいいのに、と思います。
さしのべられている手を、払うようなことがあっちゃいけないなーと、つくづく感じた三峡博物館でした。
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この旅行記へのコメント (22)
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- 哈桑湖さん 2012/05/25 00:39:36
- 美しい南京の街に行ってきました。重慶の街は、美しいでしょうか。
- 重慶と南京の先の対日戦に対する記念館、かなり違う感じがします。
南京は、軍紀の乱れによる事件。
松井大将が病臥にふせっているときに、起きたものです。松井大将の意図しない方向に、暴走してしまったのです。勿論、兵站を無視して、南京に進軍させたことが、最大の原因です。
重慶爆撃は、海軍の上層部の井上や米内が企画して、蒋介石を屈服させるために空爆をし、無辜の市民の犠牲を意図的にしたものです。
松井大将は東京裁判で裁かれたのに、井上や米内は、被告のリストにすらありませんでした。しかも米内は、対中戦争を激化させた張本人なのに、終戦工作をした善玉として、GHQからは好意的に見られていました。とても矛盾を感じます。
あと管理人から削除されたようですが、びっくりです。主観をまじえて書くから、「生きた旅行記」になるのですが。
あと南京は、美しい街でした。重慶は美しい街なら、一度は行きたいと思うのですが。
- きっちーさん からの返信 2012/05/25 21:50:40
- おかえりなさいませ☆
- 浦潮斯徳さん、こんばんはー!
行かれたんですね、南京!
城壁が残っている周辺はレトロな雰囲気が残っていますし、中心部にも古い建物が少なからず残ってるのでキレイですよね、南京。
地下鉄も便利。
重慶は、古い写真を見ると本当に美しい街です。
残念ながら、日本の爆撃やその後の開発などによって、いわゆる古い町並みは中心部ではほとんど見られなくなっていましたが、中心部から少し離れた、タクシーで10分チョイくらいの『磁器口』という川べりの街は、重慶に行ったら絶対見てほしい地域です。(大足石窟もおすすめです!)
タイムスリップしたみたいに感じますよv
中国国内の観光客の皆さんにも大人気でした。
南京の展示は、戦争全体の中でなぜ起こったのか掘り下げていますが、重慶の三峡博物館はどちらかといえば爆弾の黒煙が立ちのぼる街で、市民になにが起こっていたかを中心に展示されている印象が強いです。
うーん、東京大空襲的な・・。
ちょっと、地域史に軸を置いた展示というか。
旅行記で削除された部分は、天皇ヒロヒトの戦争責任をたとえ本人死亡でも明確に総括していくべきだという記載と、現在の天皇制がしばらく廃止されないのであれば、それについていくつか提案をしたのですが(たとえばワタシ以上の収入があるのにワタシやほかの人たちの税金で養うのはおかしい、むしろ象徴なんだから応能負担の原則から払うのが、象徴としての筋じゃないかとか、どうしても欲しいなら一般公務員の賃金と同等にすべきなど)、それに対して気に入らない人からかなりヒドイ書き込みがあったようで。
個人的には、書き込まれた内容に悪意があったとしても、それは悪意の見本として載せといても良いように考えますが。
管理側としては、面倒だったのかもしれませんね。
それはともかく。
南京を満喫されてこられたようで、南京大好きの自分も嬉しいですv
浦潮斯徳さんに刺激を受けて、引越しの片付けが終わったら夏のプランを考えたいなーと、今からドキドキしております!
- 哈桑湖さん からの返信 2012/05/26 22:17:28
- 大足石窟と磁石口
- きっちー様
お便り有り難うございます。大足石窟と磁石口、すごく綺麗ですね。全然知りませんでした。一度行きたいものです。
重慶爆撃による民間人への殺傷は、国際的な非難を受け、対米関係を悪化させました。
このときの責任者は、井上成美です。彼は東京裁判では、裁かれませんでした。日本では、先の大戦での戦争責任を、A級戦犯に押し付けてしまい、あとはあいまいにしているような気がします。
重慶爆撃に参加した搭乗員が、この記念館に来ているのには、驚きました。
当時の戦闘機は、航続距離が短かったので、最終地点の重慶には、爆撃機のみが向かっていました。
敵の戦闘機がやってきたら、爆撃機なんかイチコロです。爆弾を落として身軽になって引き上げるに決まっています。
あと南京爆撃について、市民の死者が400人未満だから、国際法違反でないという人がいますね。軍事施設を狙った爆撃は合法で、その周囲にいた民間人が、一部巻き添えになった程度だとか。
この400人の中に、自分の親・兄弟・姉妹が入っていたら、どうなのかと思いますが。
重慶は行ってみたいです。きっちー様のブログを、訪問させていただきます。
-
- 哈桑湖さん 2011/06/03 13:17:27
- 重慶からゲルニカへ そしてイラク、アフガニスタンへ
- 中国の大学生のガイドさんと一緒に、張鼓峰事件記念館に行きました。
帰りの車の中で、「これからは、中国と日本と仲良くしないといけません。それには、南京事件、ハルピンの731部隊、重慶爆撃のことを、もっと知って欲しい」と。
私は、この重慶爆撃が、それほど意味を持っていたので、びっくりしました。東京やハンブルク、ドレスデンの無差別爆撃と比べると、犠牲者が少なかったからです。
しかしよく考えると、遺族の方にとっては、犠牲者の数ではなく、今まで目の前にいた人が、突然いなくなる。そしてもうその人は、戻って来ないのです。
この重慶爆撃が、世界初の非戦闘員にたいする空爆でした。それから、ドイツ空軍によるスペインのゲルニカ爆撃に続きます。
日本もドイツも戦勝国による裁きを受けますが、重慶爆撃もゲルニカ爆撃も、勝者の法廷ですら、裁けませんでした。なぜなら、アメリカやイギリスも、同じことをしているからです。
そして今でも、イラクやアフガニスタンで空爆による民間人が、死亡しています。誤爆、誤爆で片付けていますが。
近いうちにここへ訪れたいと思います。貴重なお写真、有難うございました。
- きっちーさん からの返信 2011/06/04 20:19:14
- こんばんはー
- 浦潮斯徳さん、こんばんは。
投票&書き込みをありがとう御座います。
読ませていただいて、すっごく共感しました。
数じゃなくって、ひとりひとりの家族や友人が、いなくなるってどういう事なのか?
浦潮斯徳さんの問いは、たしかに被害者でなければ答えられない核心だと思います。
こんな身近に大震災があっても、今いた人が突然殺されちゃうっていうのは、普段なかなか想像が追いつきません。
戦後裁判で来日した人たちの証言を聞くと、死ぬ覚悟で日本の法廷に立って証言をしに来ているお年寄りも多く、つらい話はけっして聞いて楽しいものではないのだけれど、彼/彼女達の立場をメディア媒体じゃなくて理解するのと同時に、加害の国で生まれ育ったひとりとして、相手の言葉を聞く責任が有るようにいつも感じます。
それは、中国や他の国を含め、平和を前提に日本と付き合っていこうとしている人たちへの応答なのかなーと、思ったりします。
上手く書けないんですけど、嬉しかったです。
ありがとうございました。
きっちー
-
- 増木重夫さん 2008/03/10 18:35:21
- 政治的発言もOK?
- このサイトは政治的発言も許されるのでしょうか。であるなら私も一言。
重慶爆撃、南京大虐殺・・・・・・。重慶爆撃はハーグ陸戦条約に則った合法的作戦であり、また南京大虐殺は嘘八百が暴露された中国のプロパガンダです。
その中国の展示物を鵜呑みにするのは軽薄としか言いようがない。政治的な発言をされるときはきちっと歴史を勉強されたうえでなされたらいかがでしょうか。
また貴兄は先日「人の痛みに無関心。そんな人が、「国民の象徴」などとされるのは、勘弁して欲しいです。」とかかれ、天皇を冒涜しています。日本人としての品格を疑われますよ。ご意見があれば拝聴いたします。
- きっちーさん からの返信 2008/03/10 20:09:31
- RE: 政治的発言もOK?
- 増木さん、こんばんは。
書き込みをありがとうございます。
直接お電話するのは差し控えたいと思いますので、よろしければ、掲示板でやり取りさせてください。
南京旅行記のときは、行かれた方が多いせいか、とくに書き込みもなかったのですが、重慶は意外と読んでくれてる方が多くて、驚いています。
「政治的発言」まで言われると、そんな大げさなものではないので照れちゃうんですけど、感想だけじゃなくて意見交換だし、それは良いんじゃないかなと思うので、よろしくお願いします。
?『重慶爆撃はハーグ陸戦条約に則った合法的作戦』というお話でしたので、ハーグ陸戦条約を読んでみました。
まず具体的に、どこの部分に照らして、増木さんが合法的と判断されたのかが一点。
もうひとつ。
私自身は人殺しは、個人の権利をすべて奪い、万に一つのチャンスもなくすという、究極の人権侵害だと思っているので、死刑も含めて人殺しには反対です。
なので、合法的であっても、殺人は許されないと考える立場です。
そこで、二点めですが、増木さん自身は、合法であるから殺人を容認できる、という、立場をとられているのでしょうか?
?『南京大虐殺は嘘八百が暴露された中国のプロパガンダです』と書かれていました。
増木さんがそうお考えになるにいたった、根拠を教えてください。
?『人の痛みに無関心。そんな人が、「国民の象徴」などとされるのは、勘弁して欲しいです』は、前後の部分も読んでいただいているとは思いますが、原文が残ってないので、私も正確に再現できなくて残念ですが、おおまかにこうだったと思います。
*戦時下では、知らなかったかもしれないが、戦後、皇室には戦争被害(従軍慰安婦・731部隊の人体実験・市民への虐殺行為など)を知るチャンスがあった。→謝罪してますからね
*しかし、いまなお苦しむ被害者達、死者の遺族にわずかずつでも『保障する』ことは、していない。
*衣食住、そして医療も皇室は税金でやっているんだから(宮廷費2003年度、63億6193万3000円、私的費用である『内廷費』は宮廷費と別途同年度、3億2400万0000円)から、基金を立ち上げるとか何らかのアクションがあっていいと思う。
*被害を知ったうえで、それでも何もする気がないなら、私は日本の「国民の象徴」であってほしくない。
という、ことを書いたと思います。
?『天皇を冒涜しています。日本人としての品格を疑われますよ』
冒涜ではなく、批判したつもりです。
天皇制を批判することに品位を疑う人がいるなら、私は逆にぬるいと思います。
だって、税金払ってるもん。
長くてすみません。
それでは。
- 増木重夫さん からの返信 2008/03/10 20:43:43
- RE: 政治的発言もOK?
- 貴兄は「「政治的発言」まで言われると、そんな大げさなものではないので照れちゃうんですけど」と書かれています。それは本音でしょうが、これは歴史認識の問題で極めて重要なプロパガンダであることを認識してください。
貴兄は「意見」といわれますが、全く政治的無垢な人たちを結果として誤導します。それも匿名という無責任極まりない方法で。それが許せないわけです。
?『重慶爆撃はハーグ陸戦条約に則った合法的作戦』というお話でしたので、ハーグ陸戦条約を読んでみました。
まず具体的に、どこの部分に照らして、増木さんが合法的と判断されたのかが一点。
貴兄に歴史を説明すると一晩ですまなくなりますが、一言で言うと「違法」でないから「合法」。私が判断したというより、誰でも知っている話です。ハーグ条約は民間施設への空爆を禁止しています。上海空爆も重慶空爆も民間人を狙ったものではなく、軍需施設を狙ったものです。
もうひとつ。
私自身は人殺しは、個人の権利をすべて奪い、万に一つのチャンスもなくすという、究極の人権侵害だと思っているので、死刑も含めて人殺しには反対です。
なので、合法的であっても、殺人は許されないと考える立場です。
そこで、二点めですが、増木さん自身は、合法であるから殺人を容認できる、という、立場をとられているのでしょうか?
物は言いようです。戦争が殺人なら殺人は認容します。バカの常套文句ではアリマセンが、戦争反対戦争反対で何かが解決できればいいのですが。
?『南京大虐殺は嘘八百が暴露された中国のプロパガンダです』と書かれていました。
増木さんがそうお考えになるにいたった、根拠を教えてください。
南京大虐殺が事実か否かはさんざん議論され、答えが出た話しです。
南京大虐殺が起きた客観的証拠も存在しなければ見た人もいません。
今更こんなこと聞かないで下さい。
?『人の痛みに無関心。そんな人が、「国民の象徴」などとされるのは、勘弁して欲しいです』は、前後の部分も読んでいただいているとは思いますが、原文が残ってないので、私も正確に再現できなくて残念ですが、おおまかにこうだったと思います。
*戦時下では、知らなかったかもしれないが、戦後、皇室には戦争被害(従軍慰安婦・731部隊の人体実験・市民への虐殺行為など)を知るチャンスがあった。→謝罪してますからね
*しかし、いまなお苦しむ被害者達、死者の遺族にわずかずつでも『保障する』ことは、していない。
*衣食住、そして医療も皇室は税金でやっているんだから(宮廷費2003年度、63億6193万3000円、私的費用である『内廷費』は宮廷費と別途同年度、3億2400万0000円)から、基金を立ち上げるとか何らかのアクションがあっていいと思う。
*被害を知ったうえで、それでも何もする気がないなら、私は日本の「国民の象徴」であってほしくない。
という、ことを書いたと思います。
天皇は象徴であって、自分の意思で政治的発言は出来ないことはご承知ですね。それを良いことに言いたい放題は許されません。
?『天皇を冒涜しています。日本人としての品格を疑われますよ』
冒涜ではなく、批判したつもりです。
天皇制を批判することに品位を疑う人がいるなら、私は逆にぬるいと思います。
だって、税金払ってるもん。
自分で自分の貶めるのはバカとしか言いようがないのでは。 増木
長くてすみません。
それでは。
- 増木重夫さん からの返信 2008/03/10 20:44:35
- RE: 政治的発言もOK?
- 貴兄は「「政治的発言」まで言われると、そんな大げさなものではないので照れちゃうんですけど」と書かれています。それは本音でしょうが、これは歴史認識の問題で極めて重要なプロパガンダであることを認識してください。
貴兄は「意見」といわれますが、全く政治的無垢な人たちを結果として誤導します。それも匿名という無責任極まりない方法で。それが許せないわけです。
?『重慶爆撃はハーグ陸戦条約に則った合法的作戦』というお話でしたので、ハーグ陸戦条約を読んでみました。
まず具体的に、どこの部分に照らして、増木さんが合法的と判断されたのかが一点。
貴兄に歴史を説明すると一晩ですまなくなりますが、一言で言うと「違法」でないから「合法」。私が判断したというより、誰でも知っている話です。ハーグ条約は民間施設への空爆を禁止しています。上海空爆も重慶空爆も民間人を狙ったものではなく、軍需施設を狙ったものです。
もうひとつ。
私自身は人殺しは、個人の権利をすべて奪い、万に一つのチャンスもなくすという、究極の人権侵害だと思っているので、死刑も含めて人殺しには反対です。
なので、合法的であっても、殺人は許されないと考える立場です。
そこで、二点めですが、増木さん自身は、合法であるから殺人を容認できる、という、立場をとられているのでしょうか?
物は言いようです。戦争が殺人なら殺人は認容します。バカの常套文句ではアリマセンが、戦争反対戦争反対で何かが解決できればいいのですが。
?『南京大虐殺は嘘八百が暴露された中国のプロパガンダです』と書かれていました。
増木さんがそうお考えになるにいたった、根拠を教えてください。
南京大虐殺が事実か否かはさんざん議論され、答えが出た話しです。
南京大虐殺が起きた客観的証拠も存在しなければ見た人もいません。
今更こんなこと聞かないで下さい。
?『人の痛みに無関心。そんな人が、「国民の象徴」などとされるのは、勘弁して欲しいです』は、前後の部分も読んでいただいているとは思いますが、原文が残ってないので、私も正確に再現できなくて残念ですが、おおまかにこうだったと思います。
*戦時下では、知らなかったかもしれないが、戦後、皇室には戦争被害(従軍慰安婦・731部隊の人体実験・市民への虐殺行為など)を知るチャンスがあった。→謝罪してますからね
*しかし、いまなお苦しむ被害者達、死者の遺族にわずかずつでも『保障する』ことは、していない。
*衣食住、そして医療も皇室は税金でやっているんだから(宮廷費2003年度、63億6193万3000円、私的費用である『内廷費』は宮廷費と別途同年度、3億2400万0000円)から、基金を立ち上げるとか何らかのアクションがあっていいと思う。
*被害を知ったうえで、それでも何もする気がないなら、私は日本の「国民の象徴」であってほしくない。
という、ことを書いたと思います。
天皇は象徴であって、自分の意思で政治的発言は出来ないことはご承知ですね。それを良いことに言いたい放題は許されません。
?『天皇を冒涜しています。日本人としての品格を疑われますよ』
冒涜ではなく、批判したつもりです。
天皇制を批判することに品位を疑う人がいるなら、私は逆にぬるいと思います。
だって、税金払ってるもん。
自分で自分の貶めるのはバカとしか言いようがないのでは。 増木
長くてすみません。
それでは。
- きっちーさん からの返信 2008/03/10 23:18:06
- RE: 政治的発言もOK?
- 増木さんへ
さっそくのお返事をありがとうございます。
打つのが遅いので、待っていただいてたら、すみません。
答えてもらっていない部分は再度質問するとして、頂いた意見にお答えしたいと思います。
?『これは歴史認識の問題で極めて重要なプロパガンダであることを認識してください。
貴兄は「意見」といわれますが、全く政治的無垢な人たちを結果として誤導します』
歴史認識の問題は、私も増木さんと同意見です。
とても重要な問題だと思っています。
ただ、増木さんと、上記のお話のなかで意見を異にするのは、私はプロパガンダのために旅行しているわけではなく、勉強したことを現地でさらに詳しく調べてみたくて、出かけています。
『政治的無垢な人たち』とおっしゃっていますが、それは違うと思います。
重慶爆撃は、公立高校の教科書にでてきますし、私も都立高校で勉強しました。何らかの理由で歴史教材に触れなかった方は置くとして、比較的多くの方が必ず学習しています。
なので知らないことは、無垢ではないと思います。
?『それも匿名という無責任極まりない方法で』
フォートラベルは、実名を出さないことを認めています。実名をつかったブログにするかどうかは、書き手の判断です。批判は的外れだと思います。
?『「違法」でないから「合法」。私が判断したというより、誰でも知っている話です』
「違法」でないから「合法」とは、いえません。
たとえば刑法において、違法は2種類あるといわれています。
『形式的違法』・・法規範に違反すること→「違法」でないから「合法」とする、増木さんの主張はこれにあたると思います。違っていたら訂正してください。
『実質的違法』・・ただ単に法規範に反するというだけでは、何を処罰し、何を罰しないとするのかの明確ではないので、法が何を目的とするか、何を保護しようとしているのかを判断することによって、はじめて明らかになる、という考え方。→このように、刑法においても「違法」はふた通りあるわけで、「違法」でないから「合法」と単純に言えるのかは、疑問です。
?『ハーグ条約は民間施設への空爆を禁止しています。上海空爆も重慶空爆も民間人を狙ったものではなく、軍需施設を狙ったものです。戦争が殺人なら殺人は認容します』
現地では、民間施設も空爆されていました。
増木さんの主張されるハーグ条約(民間施設への空爆を禁止)を取り上げるなら、日本は条約に違反したというべきではないでしょうか?
くりかえしますが、合法であっても殺人は許されない、と考えています。私の根拠は、先に述べたとおりです。
?『バカの常套文句ではアリマセンが、戦争反対戦争反対で何かが解決できればいいのですが』
戦争反対が『バカ』の常套文句というのは、戦争で家族を亡くしで苦しむ人たちや、生きていればいろんな可能性があった人たちに対する、冒涜だと思います。
?『南京大虐殺が事実か否かはさんざん議論され、答えが出た話しです。南京大虐殺が起きた客観的証拠も存在しなければ見た人もいません。今更こんなこと聞かないで下さい』
増木さんは、どの議論を具体的におっしゃっているのですか?
さきほど、増木さんの根拠をお尋ねしました。
どのような資料をあたられて、根拠にされているのか、答えていただけていないと感じます。
南京生存者の被害証言は、国際法廷でも証拠採用されていますし、加害証言も従軍日記や自伝、ジャーナリストによるルポなども出版されています。(以下、私の参考文献の一部です)
『南京大虐殺』『中国の旅』(本多勝一集)
『写真図説 日本の侵略』(アジア民衆法廷準備編)
『未来をひらく歴史』(日中韓3国共通歴史教材委員会)
『<コンパッション>は可能か?』(<コンパッションは可能か?>対話集会実行委員会編)
『戦後責任論』(高橋哲也)
読んでみてください。
逆に増木さんの『客観的証拠も存在しなければ見た人もいない』と確信された、本や資料があるのであれば教えてください。読んでみます。
いままでの勉強で「答えが出た話」というのは、私には虐殺がおこなわれたという結論です。
?『天皇は象徴であって、自分の意思で政治的発言は出来ないことはご承知ですね。それを良いことに言いたい放題は許されません』
発言しろとは言っていません。
少しでも共感できるなら、救済に手を貸すべきではないのか、と批判し、提案しているのです。
?『自分で自分の貶めるのはバカとしか言いようがないのでは』
私は自分を貶めてはいません。自分や増木さんが払った税金の一部が、皇室予算272億8105万4000円(2003年度『天皇の財布』森暢平 著)に使われています。
納税者として、自分のはらった税金の使い道について、意見を言えないというのは間違っていると思います。
意見があるのに言わない、言えない。そのほうが、自分を貶めることだと思います。
そんな感じです。
訂正などありましたら、載せてください。
それでは。
- 増木重夫さん からの返信 2008/03/11 01:40:14
- RE: 政治的発言もOK?
- ただ、増木さんと、上記のお話のなかで意見を異にするのは、私はプロパガンダのために旅行しているわけではなく、
そりゃそうでしょう。それはそうだと思います。
勉強したことを現地でさらに詳しく調べてみたくて、出かけています。
中国は自由もなければ真実もない、国家統制の国です。そこで見てきたことを
ことさら真実のように話すから一般を誤導する結果になるというわけです。
中国は、不勉強な日本人を以下に取り込むか。それを目的として資料館を作っているわけですから。貴兄はそれにしっかりはまっているわけです。
「しっかりしろよ!」と申し上げたい。
『政治的無垢な人たち』とおっしゃっていますが、それは違うと思います。
重慶爆撃は、公立高校の教科書にでてきますし、私も都立高校で勉強しました。
学校の授業は誰が教えたのですか。先生でしょ。都立高校の教員は全教でしょ。共産党から授業を受けたことを認識してください。もし日教組なら旧社会党です。日本を壊したい連中です。
何らかの理由で歴史教材に触れなかった方は置くとして、比較的多くの方が必ず学習しています。
なので知らないことは、無垢ではないと思います。
私が無垢といったのは、一方的なプロパガンダを刷り込まれ事実に対して無垢であるという意味です。
?『それも匿名という無責任極まりない方法で』
フォートラベルは、実名を出さないことを認めています。実名をつかったブログにするかどうかは、書き手の判断です。批判は的外れだと思います。
この掲示板は、旅行記を書き込む為の掲示板だと思います。
政治的主張を書き込む掲示板ではないと思います。
私はフォートラベルに対し、一切私の意見も含め政治的コメントは載せるなと申し入れました。ところが誰でも自由に書くことをフォートラベルは選択するとの答えでした。
我々大人から見ると、匿名をいいことに無責任にもとんでもないことを書いている。このように移るわけです。平たく言うと、「実名でかけない人が一人前のことを言うな。」といいたいわけで、ちょっと言葉がきついでしょうか。
「匿名=無責任」これは否定できないと思います。
?『「違法」でないから「合法」。私が判断したというより、誰でも知っている話です』
「違法」でないから「合法」とは、いえません。
たとえば刑法において、違法は2種類あるといわれています。
『形式的違法』・・法規範に違反すること→「違法」でないから「合法」とする、増木さんの主張はこれにあたると思います。違っていたら訂正してください。
『実質的違法』・・ただ単に法規範に反するというだけでは、何を処罰し、何を罰しないとするのかの明確ではないので、法が何を目的とするか、何を保護しようとしているのかを判断することによって、はじめて明らかになる、という考え方。→このように、刑法においても「違法」はふた通りあるわけで、「違法」でないから「合法」と単純に言えるのかは、疑問です。
この「違法」「合法」は刑法、同訴訟法を前提にした法的意味合いで言葉を厳格に定義し使っていません。日常会話での意味です。
要は重慶空爆はハーグ条約に違反をしていない。ただそれだけの話です。
?『ハーグ条約は民間施設への空爆を禁止しています。上海空爆も重慶空爆も民間人を狙ったものではなく、軍需施設を狙ったものです。戦争が殺人なら殺人は認容します』
現地では、民間施設も空爆されていました。
資料館にどのようなものがあったかは知りませんが、当時のことですから照準は正確でなく、また地図も正確ではありません。流れ弾や誤照準はあったと思います。しかし、基本的に民間施設への空爆はありません。民間施設への空爆というのは東京大空襲、大阪大空襲。極め付けが広島、長崎をさすのであって、そのような空襲とは全く違います。
増木さんの主張されるハーグ条約(民間施設への空爆を禁止)を取り上げるなら、日本は条約に違反したというべきではないでしょうか?
更に言うなら、中国は資料の改ざんなど平気でする国です。
大阪に「ピース大阪」という平和資料館があります。日本では南京大虐殺を中国側の立場で中国の資料を基に一番詳しく展示してある資料館でした。我々は
嘘八百の展示資料を一つ一つ証拠を上げ撤去させました。たいへんな手ま暇でした。もう10年ほど前の話です。
くりかえしますが、合法であっても殺人は許されない、と考えています。私の根拠は、先に述べたとおりです。
貴方の目の前で、あなたの家族が殺される。それが戦争です。あなたは笑っているんですね。
?『バカの常套文句ではアリマセンが、戦争反対戦争反対で何かが解決できればいいのですが』
戦争反対が『バカ』の常套文句というのは、戦争で家族を亡くしで苦しむ人たちや、生きていればいろんな可能性があった人たちに対する、冒涜だと思います。
それなら「戦争反対戦争反対」で何が解決出来るのですか。一番重要なことは「平和」を維持するための具体的方策ではないでしょうか。玄関に「我々は平和を愛します。泥棒さん入ってこないで。」と紙に書いて貼っておいたら泥棒は入ってこないのですか。
?『南京大虐殺が事実か否かはさんざん議論され、答えが出た話しです。南京大虐殺が起きた客観的証拠も存在しなければ見た人もいません。今更こんなこと聞かないで下さい』
増木さんは、どの議論を具体的におっしゃっているのですか?
さきほど、増木さんの根拠をお尋ねしました。
どのような資料をあたられて、根拠にされているのか、答えていただけていないと感じます。
南京生存者の被害証言は、国際法廷(どの国際法廷ですか。特定してください)でも証拠採用されていますし、加害証言も従軍日記や自伝(全て嘘八百です)、ジャーナリストによるルポなども出版されています。(以下、私の参考文献の一部です)
もうちょっと具体的に列挙して下さい。全て反論させていただきます。
虐殺は全て伝聞であって、直接見た証言は一切ありません。よく言われるのが「ラーべの日記です」また当時従軍記者が大勢安全区入っていましたがだれも見ていません。そもそも当時何斤には20万しか人がいなかったわけだから逆立ちしても30万は殺せるわけがなく、また死人を紅卍会が処理したわけですが、数十人のメンバーでどうして数万の死人を処理できるのでしょうか。言い出したらきりがなく一晩ですまなくなりますが、全体の一部分を見て物を言わないように。
『南京大虐殺』『中国の旅』(本多勝一集)
『写真図説 日本の侵略』(アジア民衆法廷準備編)
『未来をひらく歴史』(日中韓3国共通歴史教材委員会)
『<コンパッション>は可能か?』(<コンパッションは可能か?>対話集会実行委員会編)
『戦後責任論』(高橋哲也)
読んでみてください。
逆に増木さんの『客観的証拠も存在しなければ見た人もいない』と確信された、本や資料があるのであれば教えてください。読んでみます。
頼むからこのような話しはしないで下さい。本多勝一は朝日の人手、左翼の旗頭。彼を訴えたのは我々で、代表は殿岡という私の最も信頼する仲間。答えの出た話しです。
上記の本を読めば思想が偏り凝り固まるのも解りますが・・・・・・。
左翼洗脳書物のベスト5。ちょっとオーバーか。
書物に関しては貴兄がどこにお住まいか存知ませんが私の家に来てください。
少なくともこの手の本は500冊くらいは5年程前までに読んでいます。誰が何を書いているかは百も承知しています。いつでもお貸ししますから取りに来てください。
またこの手の勉強会を私が主催した回数は10や20ではすみません。
いままでの勉強で「答えが出た話」というのは、私には虐殺がおこなわれたという結論です。
かなり勉強が足りません。偏った勉強をしないように。
?『天皇は象徴であって、自分の意思で政治的発言は出来ないことはご承知ですね。それを良いことに言いたい放題は許されません』
発言しろとは言っていません。
少しでも共感できるなら、救済に手を貸すべきではないのか、と批判し、提案しているのです。
必要の有無は別にし、気持ちがあっても自分の意思で救済に手を貸すことは出来ません。天皇が何をすべきはすべて内閣が決めることです。ご存知ですね。
?『自分で自分の貶めるのはバカとしか言いようがないのでは』
私は自分を貶めてはいません。自分や増木さんが払った税金の一部が、皇室予算272億8105万4000円(2003年度『天皇の財布』森暢平 著)に使われています。
納税者として、自分のはらった税金の使い道について、意見を言えないというのは間違っていると思います。
意見があるのに言わない、言えない。そのほうが、自分を貶めることだと思います。
日本は民主国家。何を言ってもいいわけですが、品格だけは護りましょう。
そんな感じです。
訂正などありましたら、載せてください。
それでは。
- きっちーさん からの返信 2008/03/11 14:20:17
- RE: 政治的発言もOK?
- 増木さんへ
どもども。
やっぱり、話し合いは勉強になるし、考えることに刺激を感じます。
いくつか答えていただいたのと、ご質問いただいた部分、あと訂正してもらいたいところもありましたので、よろしくお願いします。
?『中国は、不勉強な日本人を以下に取り込むか。それを目的として資料館を作っている』
写真を見ればお分かりかと思いますが、三峡博物館に日本語表記はありませんでした。
中国語(普通語)と、一部英語表記です。
「不勉強な日本人」をとりこむのは、無理があると思います。
?『学校の授業は誰が教えたのですか。先生でしょ。都立高校の教員は全教でしょ。共産党から授業を受けたことを認識してください。もし日教組なら旧社会党です。日本を壊したい連中です』
教員イコール労働組合員イコール社会党(社民党?)or共産党の党員とは思えません。それはあてずっぽうです。
労働組合は、「要求による団結」です。私も組合費だけ払っているのんびり組合員ですが、与党・野党のどの党員でもありません。
?『私はフォートラベルに対し、一切私の意見も含め政治的コメントは載せるなと申し入れました。ところが誰でも自由に書くことをフォートラベルは選択するとの答えでした』
フォートラベルの選択を支持します。
利用規約になかで、やり取りすることは、可能性が広がるので勉強になります。
?『我々大人から見ると、匿名をいいことに無責任にもとんでもないことを書いている。このように移るわけです。平たく言うと、「実名でかけない人が一人前のことを言うな。」といいたいわけで、ちょっと言葉がきついでしょうか。
「匿名=無責任」これは否定できないと思います』
インターネットはたしかに匿名性があります。
しかし、無責任ということはなくて、なにか書き込んだからには、その言葉には責任がともなうし、それは実名・無記名を問いません。
寄せられた意見に、きちんと答えているかというのが私の判断基準です。
?『資料館にどのようなものがあったかは知りませんが、当時のことですから照準は正確でなく、また地図も正確ではありません。流れ弾や誤照準はあったと思います。しかし、基本的に民間施設への空爆はありません。民間施設への空爆というのは東京大空襲、大阪大空襲。極め付けが広島、長崎をさすのであって、そのような空襲とは全く違います。
更に言うなら、中国は資料の改ざんなど平気でする国です』
さきに増木さんのいわれた、『ハーグ条約の民間施設への空爆禁止』は、「第23条の7:戦争の遂行に必要ではない外敵財産の破壊、押収 」、もしくは「第25条:無防備都市、集落、住宅、建物はいかなる手段をもってしても、これを攻撃、砲撃することを禁ず」の部分、どちらかをさしていると思います。(違うようでしたらどの部分か教えてください)
そうすると、下町であった較場口地区への空爆は、住宅地への攻撃にあたりますし、明確にハーグ条約に違反していると思います。
『基本的に民間施設への空爆はない』という増木さんのご意見は、間違っていると思います。
また、広島には民間施設のほかに三菱重工や東洋工業といった数十の軍需工場がありました。軍都の側面もあり、陸軍の施設が広島におかれ、陸軍第五師団司令部・第二総軍司令部、その周囲には各部隊駐屯地等が配置されました。宇品港の陸軍船舶輸送司令部は兵站上の重要な拠点です。
(被爆当時の市中人口は約35万人と推定され、居住一般市民約29万人、軍関係約4万人、市外から約2万人)
アメリカ側の資料でも、原爆投下にあたりグアム島の第20航空軍司令部から、テニアン島の第509混成部隊に通達された極秘野戦命令では、(作戦命令書13号 1945年8月2日 )
1. 攻撃日 8月6日
2. 攻撃目標 広島中心部と工業地域
3. 予備第2目標 小倉造兵廠および同市中心部
4. 予備第3目標 長崎市中心部
5. 特別指令 目視投下に限ること
こうしてみてくると、日本側・アメリカ側の資料の双方からみても、広島が単に『民間施設への空爆』であったとする増木さんのご意見は、疑問があります。
確認しますが、「工業地域だから攻撃してよい」と考えてはいません。民間・工場職員(勤労動員された子どもたちだっています)・軍人、どういった人に対してであれ、殺人行為は許されないと思います。
ですから、東京大空襲、大阪大空襲は許せませんし、同じ理由で、重慶大爆撃も許せないと思うのです。
広島、長崎への原爆投下はもちろん人道に反すると思います。
『戦争が殺人なら殺人は認容します』という増木さんの立場には、私は同意できません。
?『貴方の目の前で、あなたの家族が殺される。それが戦争です。あなたは笑っているんですね』
笑っているとどうして結論されたか分かりません。殺人は許せない、と書きました。笑う事とどうつながるのでしょうか?家族を殺されて私が笑うと思われるのでしょうか。
言い方に間違いがあったと思われるようでしたら、訂正をお願いします。
?『「戦争反対戦争反対」で何が解決出来るのですか。一番重要なことは「平和」を維持するための具体的方策ではないでしょうか』
同感です。
ただ、「戦争反対」だからこそ、平和を維持する具体策が、重要だと思っています。
平和のために戦争する、というのでは、本末転倒だからです。
?『もうちょっと具体的に列挙して下さい。全て反論させていただきます。
虐殺は全て伝聞であって、直接見た証言は一切ありません。よく言われるのが「ラーべの日記です」また当時従軍記者が大勢安全区入っていましたがだれも見ていません』
南京生存者の被害証言は、極東国際軍事裁判にでてきます。また映像でも残されていますので(『東京裁判』監督小林正樹ドキュメンタリー)、TUTAYAなどで、レンタルしてご覧になることが出来ます。
加害証言も従軍日記や自伝については、きちんと資料を紹介しましたので、チェックしてください。
『南京大虐殺』『中国の旅』(本多勝一集)
『写真図説 日本の侵略』(アジア民衆法廷準備編)
『未来をひらく歴史』(日中韓3国共通歴史教材委員会)
『<コンパッション>は可能か?』(<コンパッションは可能か?>対話集会実行委員会編)
『戦後責任論』(高橋哲也)
再度、増木さんの『客観的証拠も存在しなければ見た人もいない』と確信された、本や資料があるのであれば教えてください。読んでみます。
?『必要の有無は別にし、気持ちがあっても自分の意思で救済に手を貸すことは出来ません。天皇が何をすべきはすべて内閣が決めることです』
「内閣が決める」のではなく、「内閣の助言と承認が必要」なのです。
正確には、日本国憲法第一章・第三条【天皇の国事行為と内閣の責任】。以下の条文です。
「天皇の国事に関するすべての行為には、内閣の助言と承認を必要とし、内閣が、その責任を負ふ」
じゃあ、天皇の国事ってなにか?内閣の助言と承認が必要なのは、どんなことかというと、
「第七条【天皇の国事行為】
天皇は、内閣の助言と承認により、国民のために、左の国事に関する行為を行ふ。
一 憲法改正、法律、政令及び条約を公布すること。
二 国会を召集すること。
三 衆議院を解散すること。
四 国会議員の総選挙の施行を公示すること。
五 国務大臣及び法律の定めるその他の官吏の任免並びに全権委任状及び大使及び公使の信任状を認証すること。
六 大赦、特赦、減刑、刑の執行の免除及び復権を認証すること。
七 栄典を授与すること。
八 批准書及び法律の定めるその他の外交文書を認証すること。
九 外国の大使及び公使を接受すること。
十 儀式を行ふこと」
になります。
これをふまえて、第四条【天皇の権能の限界、天皇の国事行為の委任】では、「天皇は、この憲法の定める国事に関する行為のみを行ひ、国政に関する権能を有しない」とあります。
日本はアジア諸国の戦争被害を認めていますし(慰安婦関係調査結果発表に関する河野内閣官房長官談話)、保障に手を貸すことは、「天皇」自身はダメでも、家族がかわりにおこなうことが可能です。ユニセフや結核予防会、オリンピック協会、ほかにも「賜与」が出ていることは、ご存知のとおりです。
ポケットマネーの運用に関しては、もっと話し合う余地があります。
皇室の財産はすべて国の管理かというと、そんなこともなくて、さきにあげたように、私的費用として『内廷費』(2003年度3億2400万0000円)と、毎年宝くじが当たり続けてるくらい、ビッグな資産があります。
自腹でやりたくないなら、宮廷費(同年度、63億6193万3000円)から、
第八条「【皇室の財産授受の制限】 皇室に財産を譲り渡し、又は皇室が、財産を譲り受け、若しくは賜与することは、国会の議決に基かなければならない」にそって、議決をとおせば出来るわけです。
ようは、やる気です。
きちんと意見をくれる方と話すのは、意見が一致できないところがあっても、言い方はヘンですが面白いです。
「ピース大阪」平和資料館、興味深いです。
「ラーべの日記」を資料比較してみます。
それでは、失礼します。
- 増木重夫さん からの返信 2008/03/11 20:21:23
- RE: 政治的発言もOK?
- 中国語(普通語)と、一部英語表記です。
「不勉強な日本人」をとりこむのは、無理があると思います。
そんなことは当たり前の話で、日本語で書けないから写真で言いたいことを表現しているわけでしょ。
?『学校の授業は誰が教えたのですか。先生でしょ。都立高校の教員は全教でしょ。共産党から授業を受けたことを認識してください。もし日教組なら旧社会党です。日本を壊したい連中です』
教員イコール労働組合員イコール社会党(社民党?)or共産党の党員とは思えません。それはあてずっぽうです。
労働組合は、「要求による団結」です。私も組合費だけ払っているのんびり組合員ですが、与党・野党のどの党員でもありません。
これもそんなこと当たり前の話です。全員が党員なわけではなく、むしろ今は組織率は戦後最低です。ところが今は絶滅危惧種になりつつある組合員に全体が引っ張られているわけです。座標軸の問題で、団塊の世代が最後のがんばりを見せ、ここ10年で相当左傾化しています。彼らは右傾化といっていますが。貴兄はおいくつですか。年齢が解れば大体どのような教育を受けてきたかわかります。最近はかなり沈静化してきましたが所沢を始め、国旗国歌反対の嵐が吹き荒れました。首謀者は運動の手段としてそういっているのですが、首謀者から洗脳された連中は本気で国旗国歌反対を唱えています。だから教育は怖いのですす。
?『私はフォートラベルに対し、一切私の意見も含め政治的コメントは載せるなと申し入れました。ところが誰でも自由に書くことをフォートラベルは選択するとの答えでした』
フォートラベルの選択を支持します。
利用規約になかで、やり取りすることは、可能性が広がるので勉強になります。
?『我々大人から見ると、匿名をいいことに無責任にもとんでもないことを書いている。このように移るわけです。平たく言うと、「実名でかけない人が一人前のことを言うな。」といいたいわけで、ちょっと言葉がきついでしょうか。
「匿名=無責任」これは否定できないと思います』
インターネットはたしかに匿名性があります。
しかし、無責任ということはなくて、なにか書き込んだからには、その言葉には責任がともなうし、それは実名・無記名を問いません。
寄せられた意見に、きちんと答えているかというのが私の判断基準です。
?『資料館にどのようなものがあったかは知りませんが、当時のことですから照準は正確でなく、また地図も正確ではありません。流れ弾や誤照準はあったと思います。しかし、基本的に民間施設への空爆はありません。民間施設への空爆というのは東京大空襲、大阪大空襲。極め付けが広島、長崎をさすのであって、そのような空襲とは全く違います。
更に言うなら、中国は資料の改ざんなど平気でする国です』
さきに増木さんのいわれた、『ハーグ条約の民間施設への空爆禁止』は、「第23条の7:戦争の遂行に必要ではない外敵財産の破壊、押収」、もしくは「第25条:無防備都市、集落、住宅、建物はいかなる手段をもってしても、これを攻撃、砲撃することを禁ず」の部分、どちらかをさしていると思います。(違うようでしたらどの部分か教えてください)
特に25条です
そうすると、下町であった較場口地区への空爆は、住宅地への攻撃にあたりますし、明確にハーグ条約に違反していると思います。
『基本的に民間施設への空爆はない』という増木さんのご意見は、間違っていると思います。
戦争中のことですから必ず情報が正確ではなく、また南京大虐殺にしても
虐殺が0とは思っていません。不心得な軍人も0ではないと思います。
部分で物を見るのではなく全体的にどうかということです。較場口地区への空爆は0ではありません。しかし空爆したと言えるほどの物ですか。どこかのレストランにたまたまゴキブリが1匹いた。それを持ってそのレストランは不潔だといえますか。やーさんのいちゃもんずけのような話です。
また、広島には民間施設のほかに三菱重工や東洋工業といった数十の軍需工場がありました。軍都の側面もあり、陸軍の施設が広島におかれ、陸軍第五師団司令部・第二総軍司令部、その周囲には各部隊駐屯地等が配置されました。宇品港の陸軍船舶輸送司令部は兵站上の重要な拠点です。
(被爆当時の市中人口は約35万人と推定され、居住一般市民約29万人、軍関係約4万人、市外から約2万人)
アメリカ側の資料でも、原爆投下にあたりグアム島の第20航空軍司令部から、テニアン島の第509混成部隊に通達された極秘野戦命令では、(作戦命令書13号 1945年8月2日 )
1. 攻撃日 8月6日
2. 攻撃目標 広島中心部と工業地域
3. 予備第2目標 小倉造兵廠および同市中心部
4. 予備第3目標 長崎市中心部
5. 特別指令 目視投下に限ること
こうしてみてくると、日本側・アメリカ側の資料の双方からみても、広島が単に『民間施設への空爆』であったとする増木さんのご意見は、疑問があります。
広島に軍需施設があったのは海岸地域で少なくとも爆心地は周辺は軍需地域とは無縁であった。バカなことを言わないでください。
確認しますが、「工業地域だから攻撃してよい」と考えてはいません。民間・工場職員(勤労動員された子どもたちだっています)・軍人、どういった人に対してであれ、殺人行為は許されないと思います。
ですから、東京大空襲、大阪大空襲は許せませんし、同じ理由で、重慶大爆撃も許せないと思うのです。
13日に大阪の米国領事館へ抗議に行きます。一緒に行きませんか。
広島、長崎への原爆投下はもちろん人道に反すると思います。
『戦争が殺人なら殺人は認容します』という増木さんの立場には、私は同意できません。
?『貴方の目の前で、あなたの家族が殺される。それが戦争です。あなたは笑っているんですね』
笑っているとどうして結論されたか分かりません。殺人は許せない、と書きました。笑う事とどうつながるのでしょうか?家族を殺されて私が笑うと思われるのでしょうか。
言い方に間違いがあったと思われるようでしたら、訂正をお願いします。
じゃあ具体的に貴兄はどうするのでしょう。それを聞きたい。
もし相手が家族を護るために相手を八つ裂きにでもするというなら「笑っているでしょう」を謝りますが・・・・。
?『「戦争反対戦争反対」で何が解決出来るのですか。一番重要なことは「平和」を維持するための具体的方策ではないでしょうか』
同感です。
ただ、「戦争反対」だからこそ、平和を維持する具体策が、重要だと思っています。
平和のために戦争する、というのでは、本末転倒だからです。
地球上に価値観の違う人が住んでいるわけだから戦争もやむをえないと思います。北朝鮮に拉致された横田めぐみさんはたちいまだに帰ってきません。私は毎月第3日曜日13時に大阪野田阪神駅頭に10年近くマイクを持って立ち続け、署名を集めて返還を求めています。(私は「救う会大阪」の代表です。
http://mid.parfe.jp/kannyo/sukuukai/top.html)貴兄はまさか北朝鮮相手に「話し合いで」などと寝ぼけたことを言うつもりではないでしょうね。
イージス艦を持って行きミサイルを突きつけ交渉する以外に方法はないでしょうね。相手が核武装する前に。今となっては日本も書く武装する以外に解決の方法はないと思います。それとも横田家の娘がどうなろうと関係ないですか。
「核はダメ!」というなら、どうしたら取り戻せるのか本末転倒でない具体的な案を出してください。それが責任です。奇麗事の言葉遊びをしないように。
横田恵みを自分の妹と思っていただけませんか。
?『もうちょっと具体的に列挙して下さい。全て反論させていただきます。
虐殺は全て伝聞であって、直接見た証言は一切ありません。よく言われるのが「ラーべの日記です」また当時従軍記者が大勢安全区入っていましたがだれも見ていません』
南京生存者の被害証言は、極東国際軍事裁判にでてきます。また映像でも残されていますので(『東京裁判』監督小林正樹ドキュメンタリー)、TUTAYAなどで、レンタルしてご覧になることが出来ます。
加害証言も従軍日記や自伝については、きちんと資料を紹介しましたので、チェックしてください。
多分このビデオはうちにあると思います。確か、大川周明が東條閣下の頭を後ろから引っ叩くヤツでしょ。すべて歪曲と捏造のフィクションであることが立証されています。いまごろこのようなこといわないで下さい。
『南京大虐殺』『中国の旅』(本多勝一集)
『写真図説 日本の侵略』(アジア民衆法廷準備編)
『未来をひらく歴史』(日中韓3国共通歴史教材委員会)
『<コンパッション>は可能か?』(<コンパッションは可能か?>対話集会実行委員会編)
『戦後責任論』(高橋哲也)
再度、増木さんの『客観的証拠も存在しなければ見た人もいない』と確信された、本や資料があるのであれば教えてください。読んでみます。
一番解りやすいのは中村粲(あきら)教授の「大東亜戦争への道」(ネットですぐにわかります)
どの軍がどこから入りどのコースをたどったか。1時間おきに記録が載っています。ただし、すぐに眠くなるよ!
まさか500冊の本の名前を挙げろとは言わないでしょうね。
?『必要の有無は別にし、気持ちがあっても自分の意思で救済に手を貸すことは出来ません。天皇が何をすべきはすべて内閣が決めることです』
「内閣が決める」のではなく、「内閣の助言と承認が必要」なのです。
正確には、日本国憲法第一章・第三条【天皇の国事行為と内閣の責任】。以下の条文です。
「天皇の国事に関するすべての行為には、内閣の助言と承認を必要とし、内閣が、その責任を負ふ」
じゃあ、天皇の国事ってなにか?内閣の助言と承認が必要なのは、どんなことかというと、
「第七条【天皇の国事行為】
天皇は、内閣の助言と承認により、国民のために、左の国事に関する行為を行ふ。
一 憲法改正、法律、政令及び条約を公布すること。
二 国会を召集すること。
三 衆議院を解散すること。
四 国会議員の総選挙の施行を公示すること。
五 国務大臣及び法律の定めるその他の官吏の任免並びに全権委任状及び大使及び公使の信任状を認証すること。
六 大赦、特赦、減刑、刑の執行の免除及び復権を認証すること。
七 栄典を授与すること。
八 批准書及び法律の定めるその他の外交文書を認証すること。
九 外国の大使及び公使を接受すること。
十 儀式を行ふこと」
になります。
これをふまえて、第四条【天皇の権能の限界、天皇の国事行為の委任】では、「天皇は、この憲法の定める国事に関する行為のみを行ひ、国政に関する権能を有しない」とあります。
日本はアジア諸国の戦争被害を認めていますし(慰安婦関係調査結果発表に関する河野内閣官房長官談話)、
この河野談話が大問題で、要約すると「証拠はない。しかし認める。」といううバカなものです。貴兄との話を(手間がかかるので)大きくしたくアリマセンが、慰安婦問題も捏造話であることが立証されています。
先日、赤坂の米国大使館に行き「中国ロビーのホンダの尻に乗り、慰安婦決議を騒ぐな。」と釘をさしてきました。効果があったのかどうかわかりませんが、沈静化しています。
保障に手を貸すことは、「天皇」自身はダメでも、家族がかわりにおこなうことが可能です。ユニセフや結核予防会、オリンピック協会、ほかにも「賜与」が出ていることは、ご存知のとおりです。
ポケットマネーの運用に関しては、もっと話し合う余地があります。
皇室の財産はすべて国の管理かというと、そんなこともなくて、さきにあげたように、私的費用として『内廷費』(2003年度3億2400万0000円)と、毎年宝くじが当たり続けてるくらい、ビッグな資産があります。
自腹でやりたくないなら、宮廷費(同年度、63億6193万3000円)から、
第八条「【皇室の財産授受の制限】 皇室に財産を譲り渡し、又は皇室が、財産を譲り受け、若しくは賜与することは、国会の議決に基かなければならない」にそって、議決をとおせば出来るわけです。
ようは、やる気です。
貴兄は現実を知らなすぎる。理屈先行。法律というのは運用次第でどうにでもなるものです。現実問題今はハゲタ(宮内庁長官)が全てを決めます。いちど何も言わず皇居の清掃奉仕に行ってみてください。今の考えを維持できるかな。失礼な言い方をすると、何も知らない人が物の一部を見て知ったように言うんじゃありません。
貴兄のメールを私のほうに空打ちしてください。いろいろな資料を発信しています
h100prs@oregano.ocn.ne.jp
『教育再生地方議員百人と市民の会(百人の会)』 http://www1.ocn.ne.jp/~h100prs/
『MASUKI情報デスク』関与の諸会
http://mid.parfe.jp/
きちんと意見をくれる方と話すのは、意見が一致できないところがあっても、言い方はヘンですが面白いです。
「ピース大阪」平和資料館、興味深いです。
「ラーべの日記」を資料比較してみます。
ラーべは安全区にいた宣教師。「虐殺は見てない。」と証言しています。
このような事例を書き出すときりがありません。
それでは、失礼します。
- きっちーさん からの返信 2008/03/12 18:59:38
- RE: 政治的発言もOK?
- 増木さん、こんばんは。
昨日頂いた意見の返事を書く前に、ひとつお願いというか、提案があるのできいて下さい。
昨日、フォートラベルのほうから連絡があり、増木さんと私のやりとりが気に入らない方から、心無い嫌がらせや脅迫まがいの行為が、管理者に対して行なわれていることが分かりました。
フォートラベルから頂いたメールの、くわしい内容は控えます。
増木さんとは、意見は合いませんが、ディスカションを学ぶ上で、非常に有意義だと感じています。
はじめて増木さんからメールを頂いたとき、「いや〜。こーゆう人とは死んでも分かり合えないだろうなあ」と思ったのですが、「意見の違う人と話して、相手の意見をきき、相違点や矛盾を整理する勉強にはなるかな」と考え、ここまで掲示板でやりとりしてきました。
ところが、「死んでもムリ」と思っていた増木さんとのやりとりで、確かに9割がた意見は対立したままですが、以下の点で共通の認識に立つことができました。
? 重慶爆撃では民間施設への空爆が行なわれた(ただし、ハーグ条約25条に照らして合法か違法かで意見は別れている)
? 教員=組合員=社民党(社会党)・共産党ではない
? 平和を維持する具体策が、重要
? 皇室の被害者への保障は、法律の運用次第で可能性はある(ただし、増木さんは宮内庁関連で現実的には不可能だと考える)
反証のために資料を読み込んだり、どこが相手と自分の意見のどこがぶつかるのかを、きちんとまとめる機会になりました。
とてもスリリングなディスカッションで、これからも続けていきたいのですが、掲示板を使うことでフォートラベル側に迷惑がかかる事は、控えたいと考えています。
増木さんとのやりとりに、なぜそんな嫌がらせをするのか理解に苦しみますが、残念ながらそのような人もいるということだと思います。
そこで提案ですが、以下の条件を承諾して頂ければ、これからもメールによるやり取りを続けたいと希望しています。
? 本名は?年は?住所は?といった、ディスカッションに関係ないプライベートな質問はしない
? 都合で朝7:30〜夜10:00過ぎぐらいまで、まったくパソコンを見られないことがあります。メールのやりとりはできれば、土曜日に限定してもらってもいいでしょうか。(ちなみにケータイはペースメーカーの方が仕事関係でいるので、もたないことにしています)
こちらから、いきなり増木さんの家を訪ねたり、ケータイに連絡することはしません。
あくまで、意見の合わないメル友(?)ぐらいで、ディスカッションさせていただきたいと思いますが、いかがでしょうか?
お返事いただければ幸いです。
きっちー
- 増木重夫さん からの返信 2008/03/12 23:08:15
- RE: 政治的発言もOK?
- 増木さん、こんばんは。
昨日頂いた意見の返事を書く前に、ひとつお願いというか、提案があるのできいて下さい。
昨日、フォートラベルのほうから連絡があり、増木さんと私のやりとりが気に入らない方から、心無い嫌がらせや脅迫まがいの行為が、管理者に対して行なわれていることが分かりました。
フォートラベルから頂いたメールの、くわしい内容は控えます。
私の意見が気に入らないのか、貴兄の意見が気に入らないのか、この掲示板でこのような議論が気に入らないのか全く解りません。フォートラベルの担当者はこのような思想的トラブルに慣れていないのは良くわかります。
誰がどのような脅迫をしたのか、どのような文言を使ったのかは知りませんが、それが事実なら速やかに110番すべきで、フォートラベルのS氏は私に、「あなたはわが社を脅迫した。録音もしている。」といいました。そのとき「ああ〜〜この会社は対応方法を知らないな。素人だな。」と思いました。私も今までに「脅迫だ!」などと何百回も言われていますが、一度も刑事事件になった事はありません。
さらに面談にいくと住居侵入とか、対面すると「足を踏まれた『傷害だ!』」
などと言われるのは付き物です。特に相手が慣れてない場合。我々は経験上言っていいこと悪いこと、やっていい事の限界は熟知しているつもりです。「脅迫だ!」は論理的主張に行き詰ったときの常套手段です。訴える根拠が乏しいときに「公序良俗違反だ!」というのと全く同じです。そもそもは旅行の報告が目的の掲示板ですから、このような思想的議論はおかしいのですが、フォートラベルに対し、両方載せない(一番ベター)、または両方載せる。いずれかにするように。片方だけ載せると貴社に対し抗議行動(もちろん合法の範囲です)をとる。と言ってあります。また、この考えは変わりません。
増木さんとは、意見は合いませんが、ディスカションを学ぶ上で、非常に有意義だと感じています。
さて、意見が合うも合わないも貴兄は戦後の日教組どっぷりに漬かってきた。小林よしのり言うところの「サヨク」です。責めているわけではありません。一方的に嘘八百を教えられてきた普通の人です。だからあなたの胸中は理解できます。
私はそういった人たちに「事実は違いますよ。こうですよ。」と教えるのがライフワークだと思っています。
はじめて増木さんからメールを頂いたとき、「いや〜。こーゆう人とは死んでも分かり合えないだろうなあ」と思ったのですが、
あなたの価値観、歴史観、過去の学習を全て否定するわけですから大変だと思います。
「意見の違う人と話して、相手の意見をきき、相違点や矛盾を整理する勉強にはなるかな」と考え、ここまで掲示板でやりとりしてきました。
ところが、「死んでもムリ」と思っていた増木さんとのやりとりで、確かに9割がた意見は対立したままですが、以下の点で共通の認識に立つことができました。
? 重慶爆撃では民間施設への空爆が行なわれた(ただし、ハーグ条約25条に照らして合法か違法かで意見は別れている)
これは微妙に違う。「民間施設への空爆が行なわれた」と言うほど行われていない。
? 教員=組合員=社民党(社会党)・共産党ではない
最近は極左、新左翼が入り込み、混沌としています。
? 平和を維持する具体策が、重要
? 皇室の被害者への保障は、法律の運用次第で可能性はある(ただし、増木さんは宮内庁関連で現実的には不可能だと考える)
一寸ここはいい加減に書きましたが、「皇室の被害者」の意味が解りません。また皇室が被害を与えたというなら明確に否定します。
反証のために資料を読み込んだり、どこが相手と自分の意見のどこがぶつかるのかを、きちんとまとめる機会になりました。
とてもスリリングなディスカッションで、これからも続けていきたいのですが、掲示板を使うことでフォートラベル側に迷惑がかかる事は、控えたいと考えています。
増木さんとのやりとりに、なぜそんな嫌がらせをするのか理解に苦しみますが、残念ながらそのような人もいるということだと思います。
「嫌がらせ」がピンとこないのです。私は鈍感力は人の十倍だから。
そこで提案ですが、以下の条件を承諾して頂ければ、これからもメールによるやり取りを続けたいと希望しています。
私は相手が誰であろうと、いただいたメールには必ず返事を書きます。無視したことは1回もありません。ただし、原則会員に転送しますので【親展】だけは忘れずに。
? 本名は?年は?住所は?といった、ディスカッションに関係ないプライベートな質問はしない
同じことを2回も3回も聞きません。私はあなたの住所に興味があるのではなく、こちらのスタンスを明確にしたいのが質問の目的です。
私が言うのもヘンですが、答えたくない事はほっておけばいいんじゃないですか。わたしなら放っておきますが。
? 都合で朝7:30〜夜10:00過ぎぐらいまで、まったくパソコンを見られないことがあります。メールのやりとりはできれば、土曜日に限定してもらってもいいでしょうか。(ちなみにケータイはペースメーカーの方が仕事関係でいるので、もたないことにしています)
私は、受け取ったメールにはできるだけ速やかに返事を書くことにしています。あなたはあなたのペースで無理をせず出来る範囲でやったらいいんじゃないですか。
こちらから、いきなり増木さんの家を訪ねたり、ケータイに連絡することはしません。
私は一向にかまいません。ただ午前中に起こすと全てを通り越しチョー機嫌が悪いと思います。同和、解放同盟、総連、敵は山ほどいるので普通の人からいきなり何を言われても痛痒は感じません。
あくまで、意見の合わないメル友(?)ぐらいで、ディスカッションさせていただきたいと思いますが、いかがでしょうか?
お返事いただければ幸いです。
いただいたメールには必ず返事を書きます。・・・・これが答えです。
きっちー
- きっちーさん からの返信 2008/03/15 13:14:13
- RE: 政治的発言もOK?
- 増木さんへ
提案を受け入れていただきありがとうございます。
増木さんが、やり取りをご友人同士で閲覧されるのは自由ですが、私は増木さん個人とのメールのやり取りですので、ほかの方と『親展』をつけて、まわし読みを希望されるようでしたら、ご自分でつけられるべきだと思います。
私のメルアドは、プライベートな知人にしか教えておりませんので、増木さん以外の第三者によるアクセスがあった場合は、残念ですがディスカッションは終わりにします。
ただ、やめる場合でも、メールでその旨ご連絡いたします。
それでは、2点だけ指摘して、残りはケータイに送らせてもらいます。
? 『広島に軍需施設があったのは海岸地域で少なくとも爆心地は周辺は軍需地域とは無縁であった。バカなことを言わないでください。』
きちんとお読みいただいていないようなので、くりかえします。
「 攻撃目標: 広島中心部と工業地域」(第20航空軍司令部、作戦命令書13号 )
『爆心地周辺が軍需地域」とは、どこにも書いていません。『広島中心部と工業地域』とあります。
また、増木さんがおっしゃる海岸地域の三菱重工は、爆心地から3キロほど離れていますが、日本へ強制連行された朝鮮半島の方(現・韓国籍)の被爆がありました(三菱広島・韓国人元徴用工・被爆者裁判最高裁判決2007年11月1日参照)。
また、日本国籍の方の工場内での被爆証言を、広島平和記念資料館のHPから映像による閲覧が可能です。
軍需工場で被害がなかったように書かれるのは、ミス・リードもしくは、ご存じなかったのかもしれません。
?『ラーべは安全区にいた宣教師。「虐殺は見てない。」と証言しています』
増木さんがどの本を読まれたのか分かりませんが、私が一昨日購入した本(「南京の真実」ジョン・ラーべ著 講談社文庫)では、ラーべは宣教師ではありません。
ジーメンス社の社員です。
増木さんがいわれる『虐殺を見ていない、宣教師ラーべの日記』がどこの出版社からでているのか、あとで伺いたいと思います。
以上、2点を指摘して、続きは、メールで送ります。
失礼します。
きっちー
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- きっちーさん 2008/03/07 18:23:00
- yumiさんへ。管理者側から削除されてしまったようで、ちゃんとお返事できなくてすみません。
- 天皇よか、フツーに暮らしている人や社会的弱者を、国民の象徴にすればいいのに、と常日頃の素朴な気持ちですが、いきなり消されてしまって驚いています。それだけ天皇制を批判的にとらえる視座が、アンタッチャブル扱いされている証拠のようで、気持ち悪いです。
掲示板への書き込みをありがとうございます。
1.勉強について
私的には行き当たりばったりの旅も捨てがたいですが、事前に文献やメディアにも目を通しています。
逆にお聞きしたいのですが、yumiさんは十八梯って知っていましたか?
実際に南京や重慶へ、実際に行くかれたことは、一度くらいはありますか?
机上やウェブじゃわからないから、私は現地を旅行しています。Yumiさんは現地へ行ったり、そこに暮らす人たちの話をきいたうえで、私に勉強不足だとおっしゃっているのでしょうか?
2.天皇制と世界遺産
yumiさんが天皇制世界遺産にして、税金だけじゃたりないから、国際基金まであげたい!と、思われるなら、それはそれで個人の主張をされれば良いと思います。
でも私が世界遺産にするなら、
シングルペアレンツの家庭に生まれ、ひとりで子どもを育てるために、親は仕事を2つも3つもかけもち、日曜もパートに出ていてなかなか家族の時間が持てない。
親に苦労かけたくないから、バイトしたり育英会からお金を借りて、高校は出た。大学にも行きたいけど、塾や予備校に行くお金はなく、学力も不安。
結果、高卒ではどこも雇ってくれず、派遣の契約社員で働いているものの、雇用保険も社会保険もなく将来が不安。ずっと働いてきた親も、あちこちからだが弱ってきていて面倒見てあげたいと思うが、寝たきりになられてしまったら、自分ひとりで介護はできない。生活保護もとりにくいときくし・・。
自分の生活はもちろん苦しい。それでも、きちんと税金は納めている。
こんな人を、押したいなーと思います。
もらってる人にこれ以上あげるより、厳しい状況でもめげずにやってる人に、私の税金は役に立って欲しいと思うからです。
それはまあ、個人の好き好きですので、yumiさんに「あなたもそう思えー!」とおしつける気はまったくありませんので、不愉快なら残念ですがお読みいただかないほうが、いいかなと思います。
それでは、失礼します。
- きっちーさん からの返信 2008/03/07 22:40:46
- yumiさんへ。管理者側から削除されてしまったようで、ちゃんとお返事できなくてすみません。
- 誤解があるようですが、掲示板のyumiさんの書き込みを削除したのは、私ではありません。
フォートラベルからメールが届いていると思います。
わたし宛には2008 3/7(金) 21:04付けで届きました。
内容は以下の通りです。
「3/7 03:17にyumi様から書き込まれた内容について、その後に他の
トラベラー様から、利用規約違反となる書き込み内容があり、
今後、中傷のし合いとなる可能性がある事から、弊社の方で削除の作業を
行ないました。
なお、yumi様にもその旨を先ほどお伝えしてございます。
この度は弊社の対応の遅れから、きっちー様並びにyumi様にも多大なご迷惑を
おかけ致しましたこと、深くお詫び申し上げます。
弊社といたしましては、ユーザーの皆さまが快適に楽しくサイトをご利用
いただけますよう、日々努力いたしてまいりますので、何とぞご理解と
ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます」
だそうです。
同じ内容がすでに、yumiさん宛にも届いていると思います。
チェックしてみてください。
ちなみに、ほかの人のを消したとおっしゃっていますが、どなたのことをおっしゃっているのでしょうか?
びみょーに自慢ですが、掲示板に寄せられた、よそさまの発言を自分と反対意見だからって、消したことはないです。
小心者なので、いろいろ言ってくる人は苦手ですが、まあ世の中、いろんな人がいるしイイかなーと思っています。
よろしかったらまた来て下さい。
それでは。
-
- ぶうちゃんさん 2008/02/10 13:19:47
- はじめまして
- やはり戦争は被害を受けたほうが良く覚えているものなんですよね。日本では当時は世界初の渡洋爆撃と称して飛行機の性能の高さ、パイロットの技量を宣伝していた事実がありますよね。ただなぜ無差別爆撃に踏み切ったのかハッキリとした背景は解らないようですね。しかし日本も被害者である面もありますが加害者である面ももっと広く認めないといけないですよね。
- きっちーさん からの返信 2008/02/11 12:02:04
- RE: はじめまして
- ぶうちゃんさん、こんにちは!
コメントを、ありがとうございます。
日本がなぜ重慶の爆撃に踏み切ったかは、行く前に調べたところによると、要するに”戦意をくじく”ためだったようです。
陸軍の命令書には、「飛行団ハ主力ヲ以テ重慶市街ヲ攻撃シ敵政権ノ上下ヲ震撼(しんかん)セントス」とあります。
地上から攻められないし、攻略もできない。
ならば爆弾を投下して、厭戦気分を起こさせ国民党政権への支持をおとしめる。
はじめから、標的は一般の人もおりこみ済みであったと分かる、おっかない命令です。
日本も被害国、とは言いますが、朝鮮半島や中国、東南アジア列島に対しての日本は完全に加害国です。
「アジアを開放する」、「欧米の帝国主義から守る」といって侵略を正当化しようとした末に、だれと戦っていたのか。
「やられるかもしれないから、やっつける」という、予防戦争は、アメリカがアフガニスタンやイラクでやっていますが、やっぱそれは違うんじゃないかなーと、中国や朝鮮半島に旅するごとに思います。
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- nh155さん 2008/02/05 11:00:18
- 祝ランクイン!
- きっちーさん、お久しぶりです。
「写真が多い...」部門にきっちーさんの名前ありましたよ!
年末年始の旅行記の充実ぶりを見ると納得です。
どうでもいいことですが、コン○ームは最近中国政府の指示で宿泊施設の各部屋に常備することが義務付けられたようです。AIDSの蔓延や、五輪の前後に外国からの旅行者が増えることが背景にあるのでしょうけれど、それって何かを前提にしてるってことでしょ?
とかく「面子」を気にする国ですが、早いところ手を打たないと、とようやく重い腰を上げたのかもしれません。それともゴムメーカーの陰謀??
nh155
- きっちーさん からの返信 2008/02/05 13:01:39
- RE:わーい
- ほんとですかー?
うれしいなっ。
でも同じものいっぱい撮る癖があるので、実質はそんなに無いかも(笑)。
やっぱ、行政指導みたいのがあったんですね。
いやー、どこいってもあるから、「一人っ子政策の梃入れとか、WHOのキャンペーンにホテル業界がのっかってるの〜??」と、勝手に面白がってました。
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