2008/09/02 - 2008/09/03
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mimicatさん
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今回英国で結婚式に出ることになった時、「ついでにどこに行きたいか」を夫と2人で話し合いました。
夫の推薦はコーンウォール地方で、ずいぶん昔に訪れたMouseholeという海辺の村が良かったというので、そこに宿泊することにしました。
私は、ずーと昔に「一人の女性が1つ1つ手作りで作った海辺の劇場」について記事を読んだときから、ミナックシアターには一度行ってみたいと思ってました。
それに、「バスカビルの犬」とか読むと、舞台になっているダートムーアについて荒涼としていて、淋しくて、自然が厳しく辛い環境なのに、何故か美しく心惹かれるところがあるように書いてあるのが不思議で、チャンスがあれば行ってみたいとも思ってました。共にチャンス到来。
で、MOTORWAYを外れて、ムーアを通り抜けコーンウォールに入るプランを立てました。ここが今回の旅のハイライトです(あれ?結婚式は?)
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その1 ロンドン近郊 http://4travel.jp/traveler/mimicat/album/10275118/
その2 ストンヘンジ http://4travel.jp/traveler/mimicat/album/10275750/
その3 コーンウォル http://4travel.jp/traveler/mimicat/album/10275762/
その4 コッツウォルズ http://4travel.jp/traveler/mimicat/album/10275989/
その5 英国の結婚式 http://4travel.jp/traveler/mimicat/album/10275093/
その6 番外編・朝食比べ http://4travel.jp/traveler/mimicat/album/10275756/
- 交通手段
- レンタカー
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ダートムーアでは、動物が通れないように道路に溝を切った場所があり、そこを過ぎると車はぐっとスピードを落とさなければなりません。というのは、羊たちが放し飼いにされていて、道路の上で寝てたりするのです。
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この子はちゃんと草の上に座ってますが、道路に寝てたり、首だけ道路上に出していたり(ちょっとギョっとする)する羊は非常に多かったです。
人の家の前庭の草を食べている羊2頭も見ました。 -
速度制限が掛るあたりから景色が変わります。それまでは普通に村が点在しているのに、ここからは空と大地と羊のみ。厳しい自然がこんなに美しいなんて知らなかった。
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ヒースの花が咲いています。だから大地はうっすらとピンク色です。
風が強いので高い木は育つことができません。
ヒースも育たないところは草の緑か、枯れた茶色になっています。
荒涼としていて、でも美しい。まさに、本に書かれている通りです。 -
日本では「天高く」なるのが秋ですが、英国では空が低くなるのが秋だそうです。冬に向かって雲がドンドン地表に近付いてくるのか、本当にとても空が低いです。
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ヒースの花です。
以前ヨークシャに行った時には時間がなくて、ムーアを見ることができず、残念に思ってました。
今回晴天に恵まれ、本当に美しい景色を見れて大感激です。夫は「ダートムーアって刑務所があるようなトコだよ〜」と否定的でしたが、見直したようです。 -
途中、石の橋を発見。近くの店に車と止めて、歩いて見に行きました。
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お店の側にあったオブジェ。
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この橋、ちょっと凄い。歴史の教科書か絵葉書の世界?
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イチオシ
こっちの橋は車も通ってる。これだって、結構古いかも。
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mouseholeに到着。こう書いて"マウゾール"と読みます。私たちの部屋は2Fの海側で、小さいテラスも付いていました。屋根裏部屋って感じの設えで、とても可愛らしい。テラスから見える景色も最高。
マウゾールも可愛らしい海辺の村で、ここなら1週間でも10日でもボーとしていられそうで、すっかり気に入りました。 -
ベッドからはテラス過しに海が見えます。
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部屋から見たこのホテルの庭です。この庭のテーマは「セミ・トロピカル」だそうな。庭から海に出ることができます。
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窓がたくさんある部屋で、窓の外の屋根にはいつもカモメが日向ぼっこしてました。
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部屋から東側遠くにSt. Michael's Mountが見えました。英国版モン・サン・ミッシェルです。
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港に向かって歩いて行くと、雑貨店あり。何か絵に出てきそう。
ここでアイスを売っているので散歩の友に購入。 -
なんてことはないバニラ・アイスですが、風景が味付けです。
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防波堤の先端まで来ました。海が青い。きれい。
防波堤の内側には車が縦列駐車してありましたが、波が高くなると、ハーバーに突き落とされる車が何台も出るそうです。今日は火曜日。天気予報によると、金曜に嵐がくるそうで、明後日には船を陸に引き上げる作業をするのだと漁師さんが言ってました。 -
キミ、カッコいいね。
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不動産屋の前で会った犬。実はヨーキーと2匹連れで、我が家と同じ構成なので声をかけてみました。彼女たちは前の飼い主に虐待されてシェルターに保護されていた犬なんだそうです。このシーズは足が折れて曲がって着いてしまい、現在の飼い主は手術を検討中だそう。なんて可哀そうに。ヨーキーは極度の人みしり。我が家のヨーキーも空き巣に合った後、人嫌いになっているので、そんな話で盛り上がりました。
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港を抜けて丘の上へやってきました。歩いて行けるのはココまで。
この先をずーとずーとどこまでも走って行くとランズエンドまで行けます。 -
さっきの漁師さんが、この村のパブには洪水の時の写真があると言っていたので、パブでビール休憩。ここは泊ることもできそう。
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パブを出るともう夕暮れ。そろそろお腹もすいたので、フィッシュ・アンド・チップスを買って海を見ながら食べることにしました。
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場所は確保。
嵐が来ると、ここまで洪水になるなんてちょっと想像できない。 -
このチップス屋さん、バックは使い捨てでなく必要なら購入することになってます。まさしくエコ・バック。£0.99と手頃なので、お土産代わりに購入。ペラペラの綿地で、ちょっと小さいかな。
で、このバックのデザインが毎年のように変わるらしく、9月からnew designが登場。地名にちなんでネズミ君です。 -
ホテルに戻り、庭から海に出てみることにしました。
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庭の終わりにあるドアをくぐると岩場でした。1Fに泊っているらしい家族の子供たちが岩に登って遊んでいました。
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このホテルにはパブが併設されていて、外からもホテルの中からもパブに行けます。で、カクテルを注文し、部屋に持って帰ってテラスで海を見ながら乾杯しました。
あー、ここに1泊しかしないなんて、私たちはなんてバカなんだろう。
今度は絶対1週間は居よう。 -
部屋は海辺で、窓の外にはいつもカモメがいました。想像して下さい、朝がどんなに賑やかか。
鳥の声で目が覚めたら夜明け直前でした。 -
右手(西側)を見ると、村はまだ夜に沈んでいます。
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イチオシ
しかし左手は着々と明るくなってきています。雲が凄く綺麗です。
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イチオシ
朝のコーラスをBGMに太陽が顔を出しました。太陽が出て空がすっかり明るくなると、鳥たちのコーラスも終了。みんな出勤を終えて定位置についたようです。私たちの部屋の外にも3羽がスタンバイしていました。
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イチオシ
本当にきれいな朝で、心が洗われるようです。途中から鳥の声がうるさいとか、全く気にならず。本当に、今度は長期滞在しに来よう。
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気持ちの良い朝なので、散歩に出かけました。
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雑貨屋の前では犬の散歩に出会いました。
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今朝はまだ静かな海だけど、金曜日には本当に嵐が来るのかな?
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誰か先に散歩を済ませたヤツがいる。
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部屋に戻って朝食。(朝食はまとめて番外編に入れました。)
荷造りして外を眺めていると、前の家の風見鶏が船なのに気が付きました。ナイス。 -
このテラス、名残惜しい。
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マウゾールはとっても良い所でした。人には教えないでこっそり静かに楽しみたい気もするくらい、お気に入りの場所になりました。
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さぁ、今日はいよいよミナック・シアターへ行けます!ランズ・エンドの少し手前のはずなので、ランズ・エンドを目指して細い道を飛ばします。
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途中、ラモーナ・ケイブとか言う所にちょこっと寄り道しましたが、無事午前中にミナック・シアターに到着。見よ!この海の色を!とてもENGLANDとは思えない!
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この先の劇場に入るには入場料が必要です。確か3-5ポンド程度だったような?興奮していて忘れました。
横道にそれて、先ほどの景色を見るだけならタダですが。
この日は午後から公演があるので、劇場見学は12時で終了。現在11時なので、1時間あるので入ることにしました。 -
そう、このRowenaさんが1つ1つ石を積んで手作りで作ったのがこの劇場だと以前記事で読みました。思っていたより狭く、思っていたより急勾配で、思っていたよりステージは狭いけど、座席は沢山あった。
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私が記事を読んだ頃は、もしかしたら石造りの部分だけだったのではないかな?この土の座席は後から付けたとか?
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このステージ、すごい眺め。怖いくらい。
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この席は予約済みです。
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石の座席には演目が刻まれています。それと演じられた年も。試しに座ってみると、これが案外座り心地がよく、長時間座っても大丈夫そうでした。
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ここは通行止めになっていて降りれなかったけど、どこに続いているのかな?
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本当にきれいな海の色。英国の元我が家はブライトンの近くでしたが、灰色の海しか知りませんでした。
ミナック・シアターは多肉植物で作られたロックガーデンが見事でした。いたるところに多肉植物が効果的に植え込まれており、販売もしていました。
ここは風が強いので乾燥気候になるのか? -
ランズエンドを廻り(夫が無駄だというので先端には行かず)、地図で言うと半島の上側を通ってペンザンスに戻ることにしました。
この辺りには岩がごろごろしていて、作物を育てることは難しそうです。 -
こののどかな風景が、セントアイビスに入ると一変します。観光客だろうと思うけど、人がいっぱい!バースの大道芸人が此処にもいた!同じ曲演奏してる!!彼、どうやってこんなに早く来たんだろう?
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