九州　弾丸トラベル　２日目前編　「別府から湯布院～九重～黒川へ」

2009/05/11 - 2009/05/15

「２日目」前編　別府、湯布院から黒川へ

最高の「やまなみハイウエィ」を通って・・・・・

エリア 大分

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー

朝、ホテルを出発し再度、
鉄輪（かんなわ）温泉へ、
昨日の地獄めぐり近くの
「いでゆ坂」をてくてくと

確かに早朝にもかかわらず、数々の公衆温泉がある。

「公衆浴場　渋の湯」

「公衆浴場　すじ湯」

「公衆浴場　上人湯」

よし！！と一つの浴場へ入ってみたが、
泉質は無色透明のナトリウム塩化物鉱泉？
う〜ん・・・

別の浴場を探していて、
「足のむし湯」なるものを発見！試してみるか？と思ったら、
既に、地元のおばあちゃん達で一杯だった。
憩いの場になっているのだろう。
一人のおばあちゃんが替わってあげると言ってくれたが、
申し訳なく、いえいえ、いいですよと断り、
ついでに、この辺りは硫黄泉はないんですか？と聞くと、
あっさり無いね〜と・・・
硫黄泉はもう少し上の明礬（みょうばん）温泉に行かないとねと。

そっか、どうするか？ここで諦めるのもしゃくであり、
別府八湯のひとつでもある明礬温泉へ。
１５分程で着いて、案内看板を見ていると、
地元のおばさんが、何処に行くの？と聞いてきたので、
この時間にお風呂に入れる所を探しているんですよ、って答えると、
じゃああそこだ、
自然の中に天然の岩風呂があるから、
途中まで案内してあげるよって。
うれしいね〜

案内してもらい、林の中、道無き道を歩く。
遠めに小さな小屋らしきものが見える。
お〜これは秘湯だ、近づいて見てみると、ん？何かおかしい？
湯気もたっていないし、何処からも温泉が出ていない？？？
小屋の落書き帳を見てみると、
どうも５／４から温泉が止まっているらしい。悔しいな〜

まぁ！しかたない案内看板まで戻って、
温泉内をぐるぐる廻るが、硫黄の臭いがするが、
何処もまだ営業していない。
しかたない諦めるかと思っていると、おじさんが一人、
風呂桶を持って建物から出てくるのが見えた。
そこに行ってみると地元温泉組合の公衆浴場だ。
よかったあ〜と入ってみる。

お湯は薄っすらと白く濁り、硫黄の臭いも僅かだが大満足！！

昨日のもやもや、も無くなり再出発　いざ湯布院へ・・・　

湯布院について少しビックリ！
あれ？何か街中の商店街を大きくしたような感じで
温泉場とはかけ離れたイメージをうける。
車でぐるっと周り、駅前を歩いてみるが、
少々期待はずれ、駅で写真を撮影し
ものの３０分程で湯布院を後にした・

「やまなみハイウェイ」を南下し、
九重地域を抜けて黒川温泉へのルートを選択。
走っていて、まぁ〜こんなに気分の良い道があろうか、
この「やまなみハイウェイ」の景色が最高だ。
アラフォーのおっさんが一人でドライブするには勿体無い。

温泉も色々あるようで、飯田（はんだ）高原を過ぎた所に
「寒の地獄」という温泉があった。
またまた地獄かと思いながらも、ハンドルはその方向に・・・
硫黄の臭いがプンプンする。
温泉入り口まで来て、オ〜ノ〜！
本日は終了しましたの看板。この時間で？昨日のままかな？
と、中で聞いてみると今日は休みらしい。あららららと。。。。。

こうなると、むしょうにどこか温泉に入りたくなった。
飯田高原まで戻り、案内所兼売店のおばさんに色々教えてもらい。
１５分位下った所に「筌の口（うけのくち）温泉」が良いお湯だよと言うのでそこへ行ってみる事に、
更にその近くには九酔渓があり、
大きなつり橋が架かっているとの事だった。

筌の口温泉も共同公衆浴場らしく、一人のおじさんが先客でいた。
泉質等の表示が見当たらなかったが、
茶色をした温泉で飲んでみると鉄分たっぷりの味がした。
先客のおじさんと話が弾み、おじさんはここから２時間位の所の人らしく、
ちょくちょく、この辺りの温泉に入りに来るらしい。
色々と、このあたりの良い温泉を教えてくれった。
う〜んまだまだ良い温泉一杯あるんだな〜
流石、大分県と感心するばかりであった。

風呂を上がり、一応つり橋も見ていくかと、団体観光客で大賑わいである。
だが、近代的なつり橋で明石大橋のミニチア版といった感じで
遠目に見ただけで元のルートに戻り、黒川温泉に向かった。

黒川温泉。私の記憶が正しければ、
「湯巡り温泉手形」を最初に発案実現させ、
あっという間に有名になった温泉だ。
温泉手形だけでそこまで有名になる訳が無いと思っていたが、
やはり！行ってみて解った。
殆どの温泉施設が午前中から外湯ＯＫであり、
狭い地域の中で様々な泉質の温泉があり、
案内所はじめ、各施設（温泉施設以外も）が、
丁寧、親切でお客様を本当にもてなす気持ちが伝わる。
歩いて、ぐるっと周ってみて、すごく気持ちが良かった。
どこか、温泉に入ってとも思ったが、
朝から３回も温泉につかっており、これ以上入ると、
ここで、夜まで居てしまいそうな気分で、
時間の無い弾丸トラベラーとしては、ぐっと我慢し、
後ろ髪引かれる思いで、黒川温泉を後にした。

「やまなみハイウェイ」を更に南下を。。。
しかし、運転していて思ったね〜、
この九重地区と黒川温泉だけで何泊も楽しめそうだな〜
と、必ずもう一回、ここだけで自然と温泉を満喫しに来よっと。。。。。


２日目後編につづく・・・