2008GW フランス ドライブとパリ美術館めぐり２：ルマンとロワールの古城

2008/05/01 - 2008/05/01

この日は５月１日。メーデーのため、フランスのほとんどの博物館・美術館や観光地は閉まっています。パリの美術館も９割方閉館。なので、今回の旅行日程を練る上で、この日にどこにいることにするか？が最大の悩みでした。
結果、ルマンやロワール古城を廻りパリ入りする日という位置づけにしました。ルマンは、自動車の24時間耐久レースで有名なサルテ・サーキット(の公道部分)を堪能したほか、ノーマークだった旧市街もなかなか渋く趣がありました。その後ロワール河流域をドライブし、シュノンソー城とシャンボール城を廻り、そしてパリへ入りました。わずか２日でしたが、レンタカーでのドライブはこれで終了です。この翌日からはパリで美術館をめぐり倒します。

初日からご覧になりたい方は、こちらをどうぞ
http://4travel.jp/traveler/hanken/album/10488337/

エリア フランス

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

この日の朝食は、昨日サン・マロで購入したクイニーアマン。
左が1.5ユーロ、右は2ユーロ。どちらもバターたっぷりで美味しかったです。

早朝から、ルマン旧市街を散策です

サッカー日本代表の松井選手がルマンに所属していたころ、お気に入りだったレストランらしいです。 早朝なので当然、開いていません。

大聖堂もかなり立派です
映画『栄光のルマン』の冒頭シーンで、スティーブ・マックイーンがここに立ち寄るシーンで出てきますね

24時間耐久レースでのみ有名な街と思っていたが、どうしてどうしてルマン旧市街、渋かったです。

さて、ホテルを出発。レンタカーで南下し町外れまで来ると、そうです24時間耐久レースで有名なサルテサーキット(フランス語読みだとサルト)です。

この辺りがテルトル・ルージュコーナー(のはず)

で、振り向くと6kmの直線で有名なユーノディエールが始まります。6kmの直線とはいえ、２箇所ほど微妙なカーブが入っていて写真の先がまず一つ目のカーブです。

なるほど、やはり緩やかに曲がっています

一般道では更に右に流れ、ロータリーへ向かいますが、レースでは緑色のバリアのある地域へ侵入して行きます

ここが、レース中のみユーノディエールの一部として使われる直線部分です

ちょと脇道にそれて、２輪用のパーマネントコース、ブガッティサーキットです。

日本語で「いらっしゃしませ」と迎えられました。惜しい!

ユーノディエールに戻ります

すごくゆっくり走っていたので、抜かされました

FIAの安全基準により、2km以上の直線を持つコースはFIAに公認されません。このため、6kmの直線ユーノディエールには、今は途中に２つのシケインが設けられ、2km×３本の直線になっています。これが一つ目のシケイン。

シケインの縁石

前回のレースから10ヶ月以上も経っているのに、まだブラックマークが残っています

シケインを過ぎて、また直線。若干アップダウンがあります。

二つ目のシケイン

タイヤバリアもそのまんま

直線はここまで。やっぱ6kmはめっちゃ長いッス、フーッ。

ミュルサンヌコーナー。ここへの飛び込み、かなりハードなブレーキングになりますね。

ミュルサンヌコーナーと私のレンタカー。
嫁はんは、まったく興味無しなのでずっとクルマの中
私は、下車して撮影、すべてダッシュです。

タイヤバリアとグラベル(砂地：サンドトラップ)

サンドといいますが、砂というよりは小石ですね。

ユーノディエール以外のコースもかなり一般道として走れるんですね

縁石に乗って走るところを、助手席の嫁はんに撮影してもらいました。嫁はんは、「何でこんなん撮るん？」とキョトン。

コーナーまでの距離を示す表示

インディアナポリスコーナー(だと思う)

アルナージュコーナー

スピード出してout-in-outで走りたいが、ガマン、ガマン。

ポルシェカーブの入り口あたり？で残念ながらコースとお別れ。しっかし、コースの約４分の３も一般道として、走れるんですね。堪能しました。

コースの下をくぐり、ルマンとお別れです。

トゥールの辺りで、ロワール川を渡ります

シュノンソー城に到着

ここは、５月１日でもオープンしている数少ない観光地。そのためか結構混んでいました。10ユーロ。

ワイナリーも併設されていて、１ユーロでグラス試飲も可能。
何だか秘伝の高貴なワインが飲めるのか？という期待とウラハラに、割とフツーな感じの何とも中途半端なワインでした。

観光前に、カフェで昼食。19ユーロ。

何と、美し過ぎるではないか！

中を通り、対岸へ

厨房

寝室

庭園

本当に美しいお城でした

次にシャンボール城を目指します。
途中にこのような水道橋や、

古城が見えました。

到着。本日、閉館なのにこんなに人が来ています。

世界遺産、シャンボール城。
中に入れずとも、外からだけでも一見の価値アリ。混んでいる理由が分かります。

ロワールの古城をあとにして、パリへ向かいます。
が、パリ市内を車で運転しレンタカーを返却するのは難儀だなと思ったので、オルリー空港で返却することにしました。空港だったらレンタカーオフィスも見つけやすいだろうし、市街へのバスも乗れるので。

パリでの宿泊は、凱旋門からほど近い、「Marmotel」というプチホテルです。一泊90ユーロ。旅行時はユーロ高で約1万5千円だったのですが、今だと円高で、約1万円なんですよねぇ。

部屋はシンプル
さすがに少し狭いかな？と地の利を考えると仕方ないか、、、、

ホテルの部屋からの眺め。凱旋門まで歩いて2,3分という絶好のロケーションです。賑やかな通りに面しているので、夜中のノイズが心配されましたが、窓を閉めればほとんど気になりませんでした。

翌日は、
フランス　ドライブとパリ美術館めぐり３：オルセー美術館
http://4travel.jp/traveler/hanken/album/10489221/