ソウル3日目（その4）　一日どっぷり朝鮮王朝の栄華に触れる（景福宮編）

2010/08/30 - 2010/08/30

The king of 古宮




景福宮は朝鮮を代表する宮殿である。



<景福宮>

ザックリ説明すると、
李成桂により1395年に建てられた李氏朝鮮の王宮である。
近代では、日韓併合により日本によって植民地化されここには朝鮮総督府の庁舎が置かれた。
朝鮮半島の日本による統治が終わった後は、敷地の一部に大統領官邸（青瓦台）が置かれている。


本日のツアーの最終訪問地です。
その前に行った水原華城、宗廟の様子は下記に

水原華城　http://4travel.jp/traveler/furaiboh/album/10497008/
宗廟　　　http://4travel.jp/traveler/furaiboh/album/10497352/

エリア ソウル(韓国)

ハングル文字だけの看板群


そういえば韓国に来てこういった光景は初めてだな…。


明洞は確かにいろいろな店が出ているが、アルファベットが多く、独特の「風情」というものが無くなってきている。

景福宮にやってきました。

ちょうど守衛の交代儀式が行われていた。

交代儀式は10分程度

太鼓の音で各動作を指示します。

儀式は拝観券販売所の手前の無料で入れるところで行われており、観光客だけでなく、市民も散歩がてら見学に来ています。

ディズニーランドのパレード並みの人気アトラクションです。

太鼓の音で次の動きに入ります。

日本語パンフレット

宗廟と同じデザイン、レイアウト。

昌徳宮（4日目に行った）、徳寿宮（行ってない）、昌慶宮（行ってない）、宗廟（景福宮の前に行った）とこの景福宮で「ソウル5大王宮」で宗廟を除く4つの宮殿をすべて拝観する時はセット割引が適用される（10000ウォン）。

すべて見ても7〜800円。
ほんと安い。

京都、奈良だったら一つしか見られないだろうな…。

日光じゃ門前払いだけど…。

さていよいよ宮殿内に入ります

お濠の淵にはこういった守り神が設置されています。

宮殿の有料区域最初の施設

勤政門

このきらびやかさは宗廟の比ではない。

青空に映える

勤政殿

王様の対外的な公務や国事を行うところといったところでしょうか…。

この道の真ん中は王様が歩く道。

その脇を臣官が固める。

臣官のくらいによって座る位置が決まっている。

確か向かって右が文官、左が武官だったような…。


逆だったかな？

勤政殿の内部

華やかな装飾が施されています。

いい天気

でも暑い…

でも雨が降るよりマシ…

つくづくそう思う。

玉座

チャングムの時の王様は床に座布団敷いて座っていたけど、時代の流れで王朝末期には椅子に座るようになったのかな…。

慶会楼

ここは王様や臣下が外国からの使者をもてなすための宴を開いていたところだが、誰もが自由に出入りできる場所ではない。
慶会楼は国王と臣下が出会いを楽しむ場所という意味からつけられた。
池の真ん中には２つの島があり、東側にある四角い島に慶会楼があり、景色もとてもいいところとなっている。
その後文禄慶長の役で焼失。1867年（高宗4年）、興宣大院君によって現在の姿に再建されたそうだ。

こういう光景、チャングムの世界？


思わず



♪お〜な〜ら〜お〜なら〜
　　　　　　　　お〜な〜ら〜で〜♪



とあの「おならの歌」が頭から離れない（爆）

気がつきゃ口ずさんでいた

思政殿

王様が政治をおこなう場所

今でいう大統領府みたいなところでしょうか…。

思政殿

王様が座るところか？


韓国式のあいさつもこういうところでするのかな…。

これは韓国式床暖房「オンドル」の火を入れる窯。

このような窯が宮殿内に点在している。

これが窯で火入れしたときに発生する煙を吐き出す煙突だが、その間の室内で一酸化炭素が漏れ出し、中毒にならなかったんだろうか…。

交泰殿

ここは皇后が生活するところ

蛾眉山と言われる交泰殿の庭園

一生外に出られない妃の憩いの場としてこのような庭園を設けている。

慈慶殿から国立民俗博物館を臨む。


慈慶殿とは王室の年長者である皇太后を住まわせた家

決して姥捨て御殿でなかったことを願うばかり。

いや〜〜〜〜



よく歩いた。


よく汗かいた。


そして派手だった。


4時半頃ホテルで解散しました。


少し休憩、シャワーを浴びたら最後の夜なのでどこか夕涼みに行こうということになった。

続く…。

この日の夜の様子はこちら
http://4travel.jp/traveler/furaiboh/album/10497461/