2009/04/29 - 2009/05/02
1674位(同エリア2177件中)
どっちさん
1年ほど前より「次は出雲大社だな」と言っていた。
大型連休は海外旅行にする?でも、経済的に余裕がないからね。というわけで、3月も末に「やっぱり出雲の大社。そして鳥取の投入堂にも行きたい!」と決断。
すぐに飛行機を手配。だが、旅立つ1か月前を切っており早割・旅割は、間に合わず。帰りの便はかろうじて間に合う。あまり考えずに3泊4日で「行きは出雲空港、帰りは鳥取空港」と決め、購入。
その後、1か月をかけ旅程を詰める。島根と鳥取はともに東西に長い。移動が大半を占める旅程となり、鳥取空港にしたのは失敗だったのでは?という思いもあった。が、帰りの飛行機は旅割を使ったので、変更できない。
そして、飛行機とほぼ同時に予約した旅館は、すべて変更をした。
移動時間を見て「時間の無駄で、ここへ行くのは効率悪い」という場所は断念、おおまかな旅程を作ったのであった。
そして当日を迎える。
家から羽田まで一番早く行けるのが、京成バス。最寄駅から羽田まで1,000円で行ける。ただし本数がそんなにないので、出発時刻の約45分前に到着。
最近は二次元バーコードを印刷していけば、チケットなしでそのまんま保安検査場を通って、搭乗できるというお手軽な搭乗となっている。
「まだ時間があるね」ってことで、空港レストランの朝食セットを食べ、くつろぐ。
搭乗可能時刻5分前にレストランを出て、保安検査場。
さすが大型連休初日、混んでいる。
二次元バーコードだと、この時まで搭乗ゲートはわからない。ゲート案内を見ると、80番台。遠い・・・。しかもバスで移動だ。
バスを乗る場所で、待ち受けるワゴン車に乗せられ移動。
国内出張などの場合、ほとんど毎回呼び出しで名前を呼ばれて、「搭乗口へ急いで下さい」とか「一緒に走ってください」とか言われて走るのだが、今回はもっと遅い人がいたようだ。ワゴン車の中でしばらく待機後、最後に機内へ乗り込む。
ともあれ、定刻通りに出雲空港へ到着です。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
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出雲空港より、出雲市へ連絡バス。主要駅だけでなく、出雲大社にも行ってくれる。
大社正門前まで850円。ちなみに「縁結びパーフェクトチケット」というのがあって、この空港バスや、出雲市と松江市内の一畑バス・電車、日ノ丸バス、市営バスなどが3日間乗り放題で3,000円というのもあるようです。それに市内の様々な施設が割引料金。
連絡バスに乗ってから気付いたが、これは買った方がお得でしたね。失敗。 -
30分やそこらで出雲大社へ到着。即参拝。
連休中は「天皇陛下御即位二十年・天皇皇后両陛下御大婚五十年奉祝神楽奉納」と題し、連日様々な団体が御神楽をやっている。この日は2団体ほど見たが、子供が主役の御神楽。 -
本殿は平成20年から25年にかけて行われる「平成の大遷宮」のため拝殿が仮の本殿となっており、本殿およびその周りにあるいくつかのお社は観ることができない。
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遠くから鉄骨の組まれた本殿を参拝。
御朱印やお札をいただく。 -
本殿の手前の八足門。ここまでは行ってもOK。
ご存知の方も多いと思うが、出雲大社は二礼四拍一礼です。 -
「平成の大遷宮」の浄財をし、絵ハガキセットを頂いた。
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ここは見られるようになっていた。東十九社、本殿を挟んで西十九社がある。
旧暦十月の神在月の月、全国の神様が縁結びサミットのため、出雲の大社に集結します。ここは出張神様たちの宿泊施設です。旧歴10月10日からしばらくの間は、ここの扉がすべてオープンになるそうです。 -
お隣りにある大きな注連縄で有名な神楽殿も参拝し、御祈祷を申し込む。
本日、神楽殿ではツアー客かなんかの団体さんが祈祷をしており、結婚式もあるような佳き日のようで、祈祷は仮拝殿にて行われた。 -
拝殿が仮の本殿となっているので、仮拝殿は今回の遷宮で作られたものです。ぴかぴかで新しい木の香りのする体育館のような場所、3,40名ほどまとめて行われる。
浄掛けを着け、30分ほど待つ。
仮拝殿はスピーカー完備。音は良いが、神職の方の声が聞き取りにくく、自分の名前が出てきたのに気付かなかった。 -
宝物殿である神こ(しめす辺に"古")殿も見る。150円。
出雲大社にてのひととおり参拝を終え13時。食事刻。
相方がガイド本で見たという出雲蕎麦の老舗「荒木屋」さんへ行ってみる。
名物割子蕎麦2段に、ぜんざい、ご縁袋がセットとなった「縁結びセット」880縁(円)というのを頼んでみた。 -
蕎麦の薬味として、海苔・ネギ・紅葉おろしを蕎麦に乗せ、蕎麦つゆを回し入れていただく。割子蕎麦2段ではちょっと少ないかな。
ぜんざいには小さな蕎麦団子が3ケ。ご縁袋は、赤い毛糸を結んだ5円玉と観光協会で作っているあまり信用できなそうな御籤がポチ袋に入っている。
やはり足りぬが、このあと和菓子屋でなんか食べるからちょうどいいかなと思い、出る。 -
空港からのバスで正門前に着いたので、参道を歩いていない参道のお店を覗きながら、一畑電車の大社駅へ。
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こじんまりとした駅舎はステンドグラスが仕込んであり、駅舎内に教会のような美しい光が差し込む。
観光案内所も兼ねており、レンタサイクルまでやっている。 -
切符の自販機は食券販売機のようだ。
改札を通る際に、そばかうどんか聞かれそうな雰囲気。 -
一畑電車はしんじ湖の北側沿いを通って、松江の北あたりのしんじ湖温泉駅までつながっている。JRはしんじ湖の南側沿いを走っている。
一畑薬師というお寺のために作られた鉄道だとも。一畑薬師は是非とも行きたいポイントだったのだが、実は最寄り駅からかなり離れていることがわり、今回は断念。
一畑電車には乗らずに、次の目的地を目指す。和菓子も食べ損ね。 -
大社駅のバス停から日御碕という場所に向かう。1時間おきに出ているバスで所要時間23分、530円。
着いた時間が15:15、午後は毎時39分に帰りのバスが出ているので、神社だけを見て24分でバス停に戻るか、神社と灯台を見て1時間24分で戻るか。
時間的に余裕あるし、海も見たいので、1時間24分コース。 -
出雲大社から北西へ向かい、稲佐の浜の海岸入口からはずっと海沿いシーサイド。快晴。碧い海。
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そして、日御碕へ着。すぐに日御碕神社へ。
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下ノ宮と階段を上がったところに上ノ宮がある。下から上ノ宮を見上げると朱の色が空の青に映える美しい社。
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虎!
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上から目線で下ノ宮を見下ろすのも格別。
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下ノ宮の拝殿の虎に対し、上ノ宮には象!
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神社の奥を抜けると海。細い坂道を登り、日御碕灯台に向かう。
左手に見えるは、ウミネコの繁殖地である経島(ふみしま)。
写真では白い点くらいにしか見えないと思うが、すごい数のウミネコがニャーニャー飛び交っている。
人間の上陸禁止。越冬する12月くらいはもっとすごいことになるそうです。
ちなみに、日御碕神社の下ノ宮は元々この島にあったそうな。島の中心に年経た鳥居があり、ウミネコに囲まれている。
そういやこんな映像をテレビで見たなあ。ここだったのかぁ。 -
10分ほど坂を登ると灯台。神社からのルートは人っ子ひとりもいなかったが、途中から少しばかりの観光客が。
近くに主要道路が伸びており、駐車場があるらしく、そこらあたりから車で来た人たちも多く現れる。
観光客相手の土産物屋を売ったり、サザエや烏賊を焼いて売る店も出てくる。 -
日御碕灯台に登る。靴は脱いで靴下で。
階段の最後の部分は、ほとんどはしごです。 -
石造灯台高さ日本一。
天辺まで登り、美しい海を見下ろす。 -
バス停まで戻る。バスが来るまで約20分、せっかくだから途中の店で何か食べようと、一番バス停に近いところで、生ウニの刺身を(値段未確認のまま)注文。
2人前出てきたが、バスの時間が気になるので落ち着いて食べられず、ものの数分で掻っ込んでお代。
1人前2,100円ナリ。ひーぃ。
店を出てバス停まで走り、バスにも間に合った。
約20分で大社前へ戻ってきた。本日のお宿はここから歩いて5分程度の旅館。 -
18:30より旅館の夕食。魚づくしで、刺身・鍋・天ぷらなど。まぁ、こんなもんかなってな感想。
客を腹いっぱいにさせることだけしか考えていないわけではないだろうが、とにかく量が多い。
おいしいものもあるが、残念なのもあるわけで厳選して食べないと、ただ腹が膨れるだけ。
この季節はカニなんて獲れないのに「山陰ならカニでしょう」とばかりに茹でたカニが出てきたが、表面がパッサパサに乾いてる。おそらく冷凍。
刺身は醤油が独特、出汁の入った甘い醤油でおいしい。
焼き魚、なんの魚かわからん白身魚がうまかった。
そして、なんかの魚の肝みたいなのも出てきた。仲居さんに聞こうとしたが、聞けず終い。
20時消灯。
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