2009/04/29 - 2009/05/02
943位(同エリア1242件中)
どっちさん
6時起床。
本日もバスや電車の移動が分刻みのスケジュールで計画されている。(計画したのは自分だけど…)
電車を1本乗り過ごすと、その後の接続もどんどんズレて行き、最終的に2時間ほど遅れる…なんてことも起こりうる。
朝7:55に大社前からバスに乗り、JR出雲市駅へ出て、JRで松江へ移動する。このスケジュールは絶対動かせない。
だが、「朝食は7:30からでないとできない」と前日の夜、旅館に言われた。7:30から20分ほどで食事と清算を済ませて、バス停へ行くしかないわな。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 徒歩
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というわけで、朝食まで時間があるので、朝の出雲大社参拝です。
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さすがの大社なので、誰もいないってわけにはいかないが、人が少なくて朝の光が清々しい。
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大注連縄も誰も映りこまないで撮影できたりして。
大注連縄に銭を投げて挟まって落ちてこなかったらOK、という遊びも何回もできる。(結局、挟まることはありませんでした。) -
7:30の5分ほど前に旅館に戻ると、朝食の用意を早めにやってくれてたそうで、宿の皆さんが私らを探してくれていた。
風呂に行く途中に使われなくなった「娯楽室」という部屋になっていない薄暗いエリアに会議机が並べてあり、そこで横並び(全員同じ方向を向いて座る。)になって食事。
夕食が豪華な旅館でも、朝食となると一気に手を抜き、焼き鮭か干物という旅館も多いが、ここは朝食も変わったものを出そうとがんばっていた。
ローケーションはよろしくないが、食事はまぁ良しとしよう。 -
冷奴に乗っているのが名産の揉み海苔。かなり美味。
蕎麦粥もうれしかった。冷めてしまってたが、おいしかったです。 -
予定通りバスにて、JR出雲市駅へ出る。自分の立てた予定より15分ほど早く駅に着いた。さらに、予定より前の普通電車に乗れた。これはかなり運が良い。
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松江駅に9:20着。早く着いたのでスケジュール変更、駅前の観光案内所で八重垣神社へ行くバスを調べる。
50分後の10:10にバスが来る(それでも当初の予定より30分ほど早い)ので、時間をつぶさなくてはならない。駅ビルのシャミネが開いていたので、和菓子を探索。
イートインできるお店「甘味処しんじ湖」があったのでお抹茶と和菓子のセット(500円)をいただきくつろぐ。錬り切りがうまい。 -
バスにて八重垣神社へ。所要時間17分、250円。
悲しきハコ猫ちゃん。 -
八重垣神社。素盞嗚尊(スサノヲノミコト)と稲田姫命(イナタヒメノミコト)の夫婦が主祭神の縁結びの神社。
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日本で初めて神と神の結婚が行われた場所とされ、そりゃあありがたい場所である。
平安閣があるので、ここで結婚式もできるみたい。 -
縁結び・子孫繁栄ということで、ご神体。
社の下には、ほぼ実物大の張り型がいくつか供えてあったりして。中学生も来ているというのに、なんとも。
その後、お手洗いに寄る際に「御祈祷待合室」を覗いたが、そこにはこのご神体をキャノン砲のように搭載したお神輿があった。 -
縁結びスポットとして脚光を浴びており、奥の院にある「鏡の池」なる池で行う良縁占いがある。
社務所でいただいた薄半紙を池に浮かべ、中心に銭を乗せる。
紙が沈むまでの時間がご縁までの時間となるわけだ。また紙の沈む場所で、近くの人とご縁があるか、遠くの人とご縁があるかとなるそうです。
次々とカップルがやってきて、池に紙を浮かべる。
カップルで来て遠くまで流れて行ったり、なかなか沈まなかったりしたら気まずいだろうね。女性ひとりというには遭遇しなかったけど、いたら見てちゃいけないな。 -
奥の院へ向かうところにある夫婦椿(子宝椿)。
椿ってこんな大木になるわけ?落ちている花を見ると確かにツバキ。
さらに不思議なことに2本の木が1本になり、その後たくさんにわかれているという子孫繁栄の象徴のような木である。
さらに1枚の葉っぱの先が2つに割れているものなど不思議な現象が多いという。
その他、室町時代の壁画を鑑賞。かなり消えかけてはいるが、当時のままの色が残っているというのはすばらしい。 -
神社の向かいの高台にも夫婦椿(連理玉椿)。
稲田姫命が地に立てた2本のツバキが1本になったというもの。 -
高台の下は花満開。そして(相方が)見つけた5つ葉のクローバー。
やっぱりここは何かある。 -
八重垣神社からは全長2.0kmの「はにわロード」を通って、1.4km先にある神魂神社を目指す。
「はにわロード」と言っても、はにわちゃんがたまに置いてあるだけの田舎道です。
田んぼの中にサギかなんかの鳥が佇んでいました。 -
見えてきました。なんかいそうな感じです。
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神魂神社。カモスと読みます、神が坐(お)わす神社から来ているそうです。
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御手水も他の神社とは違って神々しい雰囲気が。
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石段を上がってすぐの処に本殿。<亀甲の中に"有">のマークがかっこいい。
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現存する日本最古の大社造り建造物。国宝です。
でも、観光客が全然いない・・・。
本殿の奥は、このように階段を上がり更に高床式の神殿になってます。
出雲大社の本殿は平安期あたりは高さ48mの高層神殿だったという説がありますが、その説を有力なものにする証拠だとか。 -
1957年に岡本太郎が撮った神魂神社の写真というのがあるのですが、そのアングルをまねようとしました。
帰ってきて見比べたら、ちょっと違いました。 -
本殿の両サイドにお社がいくつもあるので、すべて参拝。
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かんべの里という手作り工房をやってるファミリー向けの場所を通過しつつ、はにわロードは終わり。
バスを待ち、松江駅方面へ戻る。
今日の神社はこれまでにし、一般的な観光をしようと松江城へ。 -
松江城近くの島根ふるさと館、その隣りにあるギャラリーカフェ。Cafe蔵々にて昼食。
しじみごはんは品切れ、残念。海鮮ちらし丼をいただく。
盛り付けがきれい。魚がうまい。 -
聳える天守閣。
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登閣。
内部の展示は、鎧兜の展示が多くて興味深い。
しかし上の階に行くにしたがって力不足になり、最後は他の城の展示と同じように全国にある城の写真をひたすら並べるだけ。しかも写真が古い。もう少し考えよう。 -
やっぱり神社です。
城内の松江神社、護国神社、城山稲荷神社を参拝。
小泉八雲お気に入りの石狐がいるってので一番観光に向いているのは城山稲荷神社。 -
城山稲荷神社は境内一周ずらっとおびただしい数の狐。ツかれても不思議はない感じだ。
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堀川沿いを散歩。船には乗りませんでした。
写真は小粋なてづくり雑貨屋「ちろり」の二階より撮影。ステキなお店でした。 -
17:30夕飯まで保たないかもちょっとおやつ、ということで「松江月ヶ瀬」京店本店で煎茶セット。
自分で煎れる煎茶(お湯おかわり自由)+和菓子1ケまたは団子2本で500円。
男の子の日も近いので、かしわ餅をセレクト。
お茶がとってもおいしかった。 -
かしわ餅は小さめだったが、夕飯が食べられなくなるのでこのくらいと思っていたところにお店の人より「新作です。よろしかったら」と団子を2本もらう。「夕食が・・・」と思いつつも食べる。
ちなみに団子はトマトとブルーベリーという変わり種。ブルーベリーは、まぁ「あり」かなと。 -
近代建築好きとしては、旧日本銀行松江支店を利用したカラコロ工房も見学。
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18:00今夜宿泊のビジネスホテルへ向かう。
名物の夕焼けを見ようとしたが、ホテルは湖を背にして夕焼けが見える位置。「湖が見えなきゃ、ただの夕焼け空じゃん」
写真はホテルの部屋より、19:00頃です。 -
19:30夕食。ビジネスホテル宿泊だが、夕食はホテル近く京橋川沿いの老舗郷土料理店「魚一」さんに行き、おいしいお食事をいただく。というコースにしたのだ。
ビジネスホテルとのタイアップ料理屋ということで期待値はけっして高くなかった。寂れた小料理でしょうもない料理なのかもという思いもあったのだが、行ってみて大成功の選択にうれしくて小踊り。
新鮮な魚介料理、手間ひまかけた調理・盛り付け。とにかく何を食べてもおいしい。
そしてお店の方々のかけてくれる声も気持ちよく、よい方たちばかりで、心から来てよかったと思えるおもてなしをしていただき、大満足でホテルへ戻る。
食後の風呂のため、ちょっと夜更かしして23時消灯。
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