チェ・ゲバラ廟を訪れることは今回の大きな目的である。<br /><br /><br />「外的変化は、キューバでは毎日のように起きている。<br />この革命について学ぶ一つの方法は、あまりにも長い間眠らされてきた、人々の内に秘められた力について知る方法は、<br />キューバ中を訪ね歩くことだ。」<br />モーターサイクル・ダイアリーズ　<br />エルネスト・チェ・ゲバラ著　棚橋加奈江訳より<br /><br />サンタ・クララの会戦<br />そしてチェが静かに眠る町<br /><br />革命についてはもちろんだが、それを支えた人々のパワーを知ることも重要だと思う。<br /><br />僕のこれまでの、そしてこれからのシンボルである続けるだろうチェと会いにサンタ・クララへ訪れた。<br /><br />ハバナ編<br />http://4travel.jp/traveler/dantees/album/10318458/<br /><br />ハバナ近郊農場編<br />http://4travel.jp/traveler/dantees/album/10318686/<br /><br />サンタ・クララ編<br />http://4travel.jp/traveler/dantees/album/10319052/<br /><br />サンティアゴ・デ・クーバ編<br />http://4travel.jp/traveler/dantees/album/10319201/<br /><br />バラコア編<br />http://4travel.jp/traveler/dantees/album/10319612/<br /><br /><br />～おまけ～<br />トロント編<br />http://4travel.jp/traveler/dantees/album/10318409/ <br />

チェ・ゲバラの足跡をたどるキューバ一人旅2009～サンタ・クララ編～

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2009/03/04 - 2009/03/17

36位(同エリア81件中)

#その他

えるさん

チェ・ゲバラ廟を訪れることは今回の大きな目的である。

「外的変化は、キューバでは毎日のように起きている。
この革命について学ぶ一つの方法は、あまりにも長い間眠らされてきた、人々の内に秘められた力について知る方法は、
キューバ中を訪ね歩くことだ。」
モーターサイクル・ダイアリーズ　
エルネスト・チェ・ゲバラ著　棚橋加奈江訳より

サンタ・クララの会戦
そしてチェが静かに眠る町

革命についてはもちろんだが、それを支えた人々のパワーを知ることも重要だと思う。

僕のこれまでの、そしてこれからのシンボルである続けるだろうチェと会いにサンタ・クララへ訪れた。

ハバナ編
http://4travel.jp/traveler/dantees/album/10318458/

ハバナ近郊農場編
http://4travel.jp/traveler/dantees/album/10318686/

サンタ・クララ編
http://4travel.jp/traveler/dantees/album/10319052/

サンティアゴ・デ・クーバ編
http://4travel.jp/traveler/dantees/album/10319201/

バラコア編
http://4travel.jp/traveler/dantees/album/10319612/

～おまけ～
トロント編
http://4travel.jp/traveler/dantees/album/10318409/

エリア

その他の都市(キューバ)

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 20万円 - 25万円

交通手段: 高速・路線バス

サンタ・クララの町並み
古いバス
もう少し
壊れた標識
ようやく見えてきた。
とうとうチェ・ゲバラの銅像前にやってきた。
チェの右側を撮る。
この銅像の裏へ行ったところにチェの人生の軌跡を追った小さな博物館とチェの遺骨が納められている納骨堂があった。

チェの棺の前に来た時

ただただ立ち尽くしていた。

ここまで来るのにどれくらい苦労してバイトしたことやら…と思うと同時に、そんな苦労が一気に吹き飛ぶくらいの達成感と緊張感を感じた。

とりあえず最初の一声は

「こんにちは」

チェならなんて言ったのだろうか、気さくな彼なら「遠いところからわざわざご苦労」とか「よく来てくれたね」みたいに言うのかな…

なんて考えたりもした。

だけど、そんなのことをよりもむしろ
チェのどこか遠くを見つめた目線の先には何があるのだろうかと考えていた。

Hasta la victoria siempre
勝利まで永遠に

というチェの言葉を思い出しつつチェの目を見てみる。

チェは他の国で苦しむ人を助けるためにキューバにおける地位をすべて捨てて再び革命の旅に出たと言われている。

僕が言うと逆説的に聞こえるかもしれないが、それは必ずしも正しいとは言えないと思う。

フィデル・カストロの権力集中のために
ソ連の援助を受けるにあたってソ連を批判するチェが邪魔なために
チェは自分の意志よりも強い政治的な力によりキューバを去ったのだろう。

「今日で39歳の誕生日だ。もうそろそろで40代になる。革命戦士としてこれからの方向性を定めなければならない時が来ている。」
ゲバラ日記より

神話化されて語られることの多いチェ
だが、そこにソ連という大国に抗えないキューバの実情があり、米国と決別しても政治的に翻弄され続けていたのである。

だけど、苦しむ者の気高さに導かれキューバを去り、
真実にまっすぐ生きた彼の人生はあまりにも人間的であり、尊敬すべき点だと思っている。

霊廟を出て時計を見たら、なんと40分もチェの前に立っていたことに気付く。

僕がここにいた時間は
これから過ごす日々が意味化していくのだろう。
民宿で食べたディナー

これで8cuc(800円)は安いか高いのかよく分からない。
道に迷ったので線路を歩く。
装甲列車脱線跡

ここからサンタ・クララの会戦が始まった。
ここにもチェ
キューバ共産党サンタ・クララ支部にあるチェの銅像
有機野菜を販売するおじさん。
裏の庭で育てているのらしい。
ペイントされた壁
花畑
アイスクリーム
Helados(ヘラード)

ひとつ２Cupなので約10円
泊まった民宿の中庭
テレビはブラウン管
サンタ・クララからバスでサンティアゴ・デ・クーバへ行こうとするがパンクしている。
1時間半後に別のバスが来てそれに乗った。

次はサンティアゴ・デ・クーバ編です。
http://4travel.jp/traveler/dantees/album/10319201/