2009/03/04 - 2009/03/17
385位(同エリア828件中)
えるさん
高校生の時にモーターサイクル・ダイアリーズという映画を見て、チェ・ゲバラ(以下チェ)の存在を知った。
彼の屈託のない人々への思いや不正への憎悪。
苦しむ者の気高さに導かれながら生きた人生を知りたかった。
大学に入学し、政治学を勉強してからますますチェとキューバについて知りたくなった。
バイトし、節約し、ようやくの思いで貯めた旅行費用。
10代最後の旅は迷わずキューバにした。
無償教育と医療の全額無料の実現はキューバを世界的に有名にしている。
経済的な貧しさこそあれど、チェが目指した、彼の精神を大切にしたフィデル・カストロの国造りは現在世界が抱えている諸問題の解決策を示してくれる一つの未来国家像を提示していた。
そんな国で革命に生きた冒険兵士と
そんな国に住む屈託のないキューバの人々のハートを感じる旅に出た。
ハバナ編
http://4travel.jp/traveler/dantees/album/10318458/
ハバナ近郊農場編
http://4travel.jp/traveler/dantees/album/10318686/
サンタ・クララ編
http://4travel.jp/traveler/dantees/album/10319052/
サンティアゴ・デ・クーバ編
http://4travel.jp/traveler/dantees/album/10319201/
バラコア編
http://4travel.jp/traveler/dantees/album/10319612/
~おまけ~
トロント編
http://4travel.jp/traveler/dantees/album/10318409/
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 航空会社
- エアカナダ
-
前日(4日)は成田からバンクーバーを経由してトロントに着いた。
お金のない貧乏学生は空港近くのホテルに泊まる余裕もないので、読書をしながら眠くなるのを待ち、眠くなったら寝た。
合計で4時間くらいの睡眠。
空港内は暖房も効いており、同じようにベンチで寝る人も少ないがいた。
翌日5日に朝9時50分の飛行機でトロントを出発してハバナへ向かった。
この写真はホセ・マルティ国際空港内
他のキューバ旅行記でこの風景を見て、とうとうキューバに着いたことを実感した。 -
プンタ要塞から臨むハバナ市内
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モロ要塞
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プンタ要塞からモロ要塞を臨む
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支倉常長像
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カテドラル
次の日、ここで礼拝がおこなわれていた。 -
自転車タクシー
値段は交渉して決める
相場は2cuc(兌換ペソ) -
キャピトリオ
旧国会議事堂で米国のそれを模している。
今となっては皮肉な話。 -
クラシックカー
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中国人が一人もいない中華街
ウェイターのキューバ人がチャイナドレスを着ている。 -
マルティ通り
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海岸沿いで会った変なおじさん。
彼は前日ここで商売をしていたら警察に捕まって罰金を取られた。
だが、彼は僕が行った日も捕まったところと同じ場所で商売をしていた。
数珠みたいなものでブレスレットやネックレスを作っている。 -
今回の旅行はcasa particularという民宿を利用した。
ハバナ市内は安いところで25Cuc(約25ドル・2500円)で泊まれる。 -
ハバナ旧市街(La Habana Vieja)ではスペイン統治下の面影を残す建造物が多く立ち並んでいた。
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オビスポ通り
ハバナで一番の繁華街
この石畳はスペイン統治下に作られたそうだ。 -
確か、ピッグス湾事件のときに活躍した戦車
ピッグス湾事件とは、1961年にアメリカCIAの秘密部隊がカストロ政権を転覆させようとしてピッグス湾を上陸しようとしたが失敗した。
他にもグレナダ侵攻やキューバへの経済制裁とか…
こういったアメリカの中南米侵略や妨害工作があるから中南米はこれまで以上になかった連帯と反米感情があるのだと思った。 -
革命博物館の全景
-
警備員の後ろに見えるのがグランマ号
この小さいボートに80人も乗り込みキューバへ上陸した。
右に見えるのがソ連製のミサイルと、それに撃ち落とされたアメリカの偵察機U2の残骸であるエンジン -
内務省の壁
これを見た瞬間にものすごい鳥肌が立った。
前から見てみたかったこの風景
前から行きたかったこの国にこれたことを実感した。 -
ホセ・マルティタワーと彼の像
実は滞在2日目に一人旅や卒業旅行の日本人同士で有機農業で世界的に有名なキューバの農業を見に行くためにハバナ近郊の農村へ行きました。
次はハバナ近郊農村編
http://4travel.jp/traveler/dantees/album/10318686/
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この旅行記へのコメント (4)
-
- すずかさん 2009/04/09 17:48:24
- 素敵なたびですね
- こーへいさん、こんにちは。
10代最後の旅がCuba。
うーん、うらやましい!!
キューバのノスタルジックな雰囲気最高ですね。
そしてチェ・ゲバラ。
私は本で彼の事を知ったのですが、生き様がかっこよくてひかれました。
彼が目指した世界は今のCubaに息づいていましたでしょうか?
またお金をためて素敵な旅を続けてくださいね。
すずか
- えるさん からの返信 2009/05/06 23:14:47
- RE: 素敵なたびですね
- 返事が遅れて申し訳ありません!!
ノスタルジックであり、退廃的なキューバの街並みは素晴らしいです。
またいつかキューバに訪れたいです。
学生であるうちは多少節約を我慢しても世界中を旅したいです!
-
- バートンさん 2009/03/26 23:41:40
- キューバ
- こーへいさん、こんにちは。
ハバナの街は時間が経っても私が見たままでした。
やっぱり時間の止まった街。
だからこそこのノスタルジックな雰囲気が漂っているんでしょうね。
キューバへは音楽とこの町並みを見に行きました。
だからチェ・ゲバラを何度も見かけても
写真にすら収めなかったんです。
今にしてみればなんでだろうって後悔しています。
お金を貯めてチェの足跡をたどる旅、素敵ですね。
一生残る思い出の旅になりましたね。
ばーとん
- えるさん からの返信 2009/03/27 00:17:59
- RE: キューバ
- >>バートンさん
表から見れば、ラクダバスがなくなっていたり、観光客向けの綺麗なバスが走っていたりで、古いモノずくめのハバナの街並みが変わっているなと思いましたが、人々の心にはゆったりとした余裕のある気持ちと力強いエネルギーがみなぎっていてとても興味深かったです。
僕と話したキューバ人のおじさんがこんなことを言いました。
La vida es corte.
(人生は短い)
日本人でも同じことを言う人は大勢いると思いますが、本質的な意味の違いにとてもショックを受けました。
それはキューバを訪れた人ならだれもが分かるでしょう。
本当に行きたくて仕方がなかったところなので、サンタクララに着いた時はとても感動しました。
20数万円を大学1年次で貯金することは並大抵の努力ではないからです(笑)
またいつか行きたいです。
その時も同様にキューバのゆっくりとした時間に懐かしさと新しさを感じることでしょう。
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