2008/09/06 - 2008/09/09
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こまちゃんさん
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9月6日お昼前。
故宮のセンターラインを58枚の画像で制覇したこま達は、次のエリアに移動しました。
書かれている文字は「珍宝館」。。。
おじさんたちは、意味深な顔つきで何かを期待しております・・・と言うのは冗談です。
では、九龍壁からその先を見た後、昼食を北京ダックの「劉宅食府」で戴いた後、
そのまま天壇へと流れ込みます!
(東門から出て、しっかり紅橋市場も立ち寄りました~♪)
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故宮の秘宝が展示されているエリア「珍宝館」。
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その入り口付近にあるのが「九龍壁」。
北京旅行パンフなどで、万里の長城以外に良く使われている画像はコレです。 -
その展示場所のお堂は「皇極殿」と言います。
この門をくぐると、、、 -
その先に登場する大きなお庭と皇極殿。
本当に故宮は広くてしんどいです・・・(><; -
中国のお堂では余り見かけられないような立派な松の木。
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皇極殿の銅製獅子像。
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耳がかわいいです。
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この皇極殿のある庭の両脇の回廊部屋沿いに展示コーナーがあります。
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皇極殿の大扉。
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回廊部屋に設けられている展示場所へ入ります。
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皇極殿から先へと進みます。
以前は、このお堂で参観できました。
でも、その時は、シューズカバーを履かされて、一寸手間が掛かりましたが。 -
先にあったのは娯楽施設とも言える舞台です。
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舞台のあるお堂は、大きな四合院を成しています。
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舞台には「セリ」も有りの、、、
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空中飛行用吊り仕掛けまであったようです。
(その説明用模型です) -
乾隆皇帝は、その時代には珍しく長寿の皇帝でした。
高齢者を敬う彼は、催し物をして彼らを敬いました。
嘉慶元年(1796年)正月初四(春節から4日目)、皇帝自身も86歳でしたが、在位中の2回目のその宴会で、当時106歳の熊国沛さんと100歳の邱成龍さんが参加し、乾隆皇帝自ら彼らに、「百歳寿民」の称号を与えたそうです。
宴の参加者は3065名で、詠まれた詩句3497首に及んだと言います。 -
また、1904年には、ここ皇極殿にて西太后は自分の誕生日に併せ、オーストラリア、アメリカ、ドイツ、ロシア、ベルギー、イギリス、日本、フランス、イタリア、ポルトガルなどの国家代表者を個別に招いたそうです。
そして臨終の時にも、この皇極殿で葬儀を行ったそうです。 -
その先にある「楽壽堂」。
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ここには、当時の調度品などが展示されていました。
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金銀製品から、巨大な玉製品まで色々あります。
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今は展示室ですが、当時はどんな感じだったのでしょうね。
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金ぴか好きの習慣は、昔からの流れなんですね〜
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昔ながらのゲートを進むと・・・
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突如現れた真新しい楼門。
OLぎりぎりまで筵を掛けられていた北門です。 -
ゲートをくぐり景山公園側へと向かいます。
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くぐって行くと、前方に景山公園が見えていますね!
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北楼門の壁や看板は綺麗になっていましたが、楼門自体の改修は途中っぽいですね・・・
パラリンピック終了後、またまた筵を掛けられて、改装の続きが始まるやも知れません。(ーー; -
では、その前の道でタクシーを拾い昼食へと向かいます。
場所は「劉宅食府」と言うダックレストランで、東へすぐの「首都美術館東」に有るそうです。
こまは初めてですが、名刺の地図によると、「美術館東街を進み、最初に北京銀行が見えたら、その真向かいの胡同内」だと言う感じですので簡単だと思います。
では、歩き疲れてお腹もぺこぺこ。
早く食事にありつきたいです! -
美術館東街は広めの通りで、目印にしていた北京銀行がすぐに見つかるので、その向かいの胡同を覗き込むとすぐに見えていました。
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すてきな感じのお店構え。
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前門東の正義路南にある「群利烤鴨店」とタメを張っている感じですね。
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でも、この店の感じは中々で、清潔感溢れる民家茶屋みたいな感じで良いですね。
サービスも良く、笑顔もすてきで、中国で「笑顔で接客」をされると緊張してしまうこまは、緊張しまくり〜! -
先ずはビールで乾杯!!
バッチリ冷えています。 -
ダック以外に頼んだ料理。
白菜と栗の炒め物。 -
ヒラメの煮物。
すごく大きいですよ〜♪
料理の前に、どんな魚か見せに来て呉れます。 -
小さな店には珍しく、高級レストランかホテルみたいに、大きなお皿の料理が少なくなると小皿に取り替えてくれます。
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ダックが来ました!
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テーブルの上はこんな感じで、屋根に透明の波板が施されているので、昼間はとても明るく良い感じ。
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食事が済むと、タクシーで天壇へと急ぎました。
皇帝が訪れる時と同じように、南の門から入って、祈年殿まで向かいます。
尚、天壇の説明は、今年3月の「まるごと天壇」と「もっと天壇」で行いましたので、簡単に済ませています。
まるごと天壇:http://chinaart.blog.so-net.ne.jp/2008-03-03-1〜ブログの順送りでご確認下さい。
もっと天壇:http://chinaart.blog.so-net.ne.jp/2008-03-24-1(9部が楽しめる一覧表ページを作っています)
ブログの巻末には、それぞれこの旅行記がリンクされています。 -
こちらは、中にオリンピック飾りがありました。
余り必要だとは思いませんが・・・ -
天と通信が出来たという場所「圜丘」。
その真ん中にある「天心石」の上に立ってみると、周りの話しが良く聞こえると言います。 -
圜丘からの眺め。
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次の皇穹宇へ。
皇穹宇の石板龍彫刻。 -
皆さんの参観風景をパチリ!
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豪華な額縁で出来た看板。
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そう言えば、いつも人のためにこのアングルで撮って上げるので、自分で上がって中を見たことが無いですね…(ーー;
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祈年殿へと続く「丹陛橋」は、長い長〜い通路です。
そこで怪しい集団に遭遇・・・
教祖様みたいな人が見えていますね。。。 -
名物「腹出し」にも遭遇・・・
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祈年殿へと向かいます。
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祈年門をくぐったら、、、
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そこは、これ又有名な天壇祈年殿。
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五穀豊穣を司るお堂です。
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では、祈年殿を出て、東門からバスで百工坊へ向かいます。
でも、時間的に余裕があるので、先に3日目に予定している「紅橋市場」へ出かけました。
天壇東門の真向かいですから。
そこで全員填ったのが、模型の「ラジコンミニヘリコプター」。
結構買い込んだ後、買い足りないと言うことなので、帰国までに又来ることになりました・・・
工坊では、爺ぃが大きな木版画を書いていました。
午前中に注文され、本日中に仕上げなければならないそうです。
明日は秦皇島へ一緒に出かけるので、お客が明日の朝という所を、本日中で手を打ったようです。
なので、夕飯は別々で、爺ぃを置いて出かけました。
かなり気が引けましたが、こまはこの旅行の主導者ではありませんので、声を掛けるわけには行きません。 -
夕飯は、今日の最終メニューの「老舎茶館演目観劇」と同じ建物内にある順湖龍大酒楼にて軽く仕上げることに。
サラダは、昼も頼んだのですが、昼の店では「甘いドレッシング」だった事で不評でしたから、ここのはかなり日本的で美味しいので、試して貰いました。 -
お一方が「印鑑」が欲しいと言うことで、我らが「小易」にお願いしてみました。
天安門の時点でアポと執り、夕飯時に材料を持ってきて貰うことにしていました。
判子に掘る名前と字体を選んでいると、他の2名からも注文が・・・
合計9個となり、小易自身も予想外のことで嬉しかったのですが、2個と聞いていたものですから、準備してきた短めの印材が足りないので、少々根の張る「龍の彫り物」付きに変えてくれました。
時間があれば、サンプルと同じ印材を用意できましたが、明後日受け取らなければ、その次の日に帰国です。
超破格値で出してくれていた小易。
7個も増えて嬉しいものの、きっとそんなに儲からなかったでしょうね・・・
本人は、こまがいつも仕事を持ってくることで「友人同士、全く問題ないです!」と笑顔で答えてくれますが、きっときつい仕事だったと思います。一文字50元は相場ですが、材料費無しの半額でした。
次は文字代分だけでも取ってね!! -
老舎茶館は、数日前から最前列の真ん中で予約しました。
でも、毎日会っている我々の依頼にもかかわらず、相手のいい加減さから「奥の端」になりました。
何とかしようにも、パラリンピック開幕日にも係わらず満席になり、中央の2席は先に取られていました。昨日の段階であいていたはずですが、マネージャーもこの所の客数減少から気を抜いていたようですね。
(3日ほど、前列席は埋まらず半分空いていた。)
変臉で、観客席で実演を見るためには、真ん中辺りに居なければ確率が下がります。その事を話しし始めると客席担当のマネージャーが、「それなら役者に言えますよ!」と言ってくれて、それなら端っこでもOKとしました。
今日の変臉は女性演技者で、彼女の場合、観客席サービス時は後ろがメインになるため、この席での実演サービスを確約して貰えたので、返ってラッキーでしたから。
主催者友人は、やはり席に不満のある様子ですが、怪我の功名でも変臉を目の前で見られれば、それ以上に値打ちが上がるもの。
そしてその瞬間!!
噂の変臉が目の前で、しかも、握手と同時に変化した瞬間を目の当たりにした酔っぱらいおじさんは、目を真ん丸にして驚かれていました。
これを見たら、こまはさっきまでの不満など一気に吹き飛びました〜
所が、この辺りから左腿関節が悲鳴を上げ始めていました。。。
昨日のシンデレラエレベーターのせいですね・・・(><; -
では、本日はこれでお終いなので、皆さんを王府井へ送り届けて12時までに帰宅しま〜す。
また階段で上がるのは自殺行為ですしね・・・
老舎茶館で演目終了を待つ間に、爺ぃから電話で、
「絵を仕上げてから帰るから、百工坊へは来ないで良い」
と言う連絡が入りました。
直接帰宅してみると、爺ぃが一足違いで先に戻っていました。作画の方は、作業で色々手違いもあったそうですが、何とか11時に戻れたようです。
印鑑の逆さ押しや、名前の間違いさえなかったら10時には戻れたそうですが、人生はカオスの定理に基づく流れ。でくわした「意外」な物事に対し、苦労したり努力する事が大切なので、悔やまなくて良いし後悔も要らないですよね〜♪
さて、明日は長城の東の果て、老龍頭へ出かけます!
早起き、早起き〜!
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この旅行記へのコメント (2)
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- イーハンさん 2008/09/23 20:46:28
- お疲れです
- 故宮博物館はやっと改修が終わったようですね、次回はゆっくりと見たいものです、全て工事中の前回は何も見るところが無くて「ばったくりや〜!」と悔し涙でした(笑)ミニヘリは絶対にお勧めですね、今私の手元には一台も有りません全て引ったくりに会いました(笑)孫が・・・娘婿が・・・親友が・・と一台づつ手元から消えていきました、でももう一度といえばやはり北京ダックです(笑) では!
- こまちゃんさん からの返信 2008/09/24 00:13:53
- RE: お疲れです
- 故宮博物院は、8月8日に向けて「カバーをはがしただけ」みたいで、
太和殿の後ろから北門までは手付かずです。
その綺麗さのギャップが凄くて、使用前使用後がはっきりしています。
何でもかんでも、のらくらやるのでしょうがないですけどね。
乳製品で丸大が痛手を喰らっているようですが、中国相手だと損害賠償も
取れず大変でしょうね。
ミニヘリはほんと楽しいのに、食品安全管理はいい加減で凸凹王国です。
おじさまバックオーダーのが、もうすぐ手に届きますよ!(10/6帰国!)
デカイのも入ってますから、小さいのを借りてしっかり練習しておいて
下さいよ!
新規改装オープンの全聚前門店の個室、お値段はもっと高いんですけど、
あそこ、広間の料理とはやっぱ味が違います。ビックリでした。
北京、昨日から晩秋気温で、今日は13-23度でした。
こま
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