2006/08/19 - 2006/09/19
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こまちゃんさん
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9月7日。
莎車滞在の2日目第2部は、霍什拉甫郷(フォスラップ村)の大自然をタップリ味わった。
河もあり、壁面の奇妙な岩山もあり、突き出したその姿が、要塞か宮殿か・・・と言ったモノまであった。全てが「名前の無い山」だった・・・。
現地では、郷の委員会(郷政府)の方とも会い、お話をして(爺ぃと韓さん)きた。
町に居る子供達が、「何や、何や、何モンや?」と言った感じで集まってきては、それを爺ぃがあやしていた。
遠巻きに見ていると、村のガッコの校長先生が、生徒と輪になって団欒しているようにも見えた。
そこには本当の生き方があるのだろう。そう感じたのはこまだけではない筈。
では、100km離れた戈壁山中に在りながら、そこで厳しさに立ち向かいながら生活する人々の様子も含めてご覧戴きたく。
尚、画像全般にある戈壁の山々は、元画像でご覧戴くと、その迫力が充分に伝わります。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 高速・路線バス レンタカー
- 航空会社
- 中国国際航空
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-
花に命の伝承を見たこまは、ひまわりたちにお別れし、更に先へと向かう。
「遠い」とか「退屈」とか、そんな気持ちは欠片も思わない。
見るもの全てがかなり原始的なのだが、懐かしさや愛おしさすら覚える。
おや?
またも新疆棉羊の群れ。 -
言うことを聞かない羊が居て、にいちゃんは咄嗟にそいつを抱っこした!!
こま、ちょっとびっくり!(^^; -
新疆ポプラの天然盆栽?
柳樹との具合が粋に感じられた。
トンボも沢山飛んでいた。
(画像をアップにすると、3,4匹だけ確認できた) -
道がそのまま河を横切っている。
道なのか?はたまた川の底なのか・・・? -
川の水は無臭で、余所の中国では中々出会えない水だろう。
北京チェロキーが、バシャバシャとその中へと入って進む。
とは言っても、決して馬車ではないのであしか・・・(*ω☆)\バキッ!(おやぢギャグは要らん!) -
その様子は、振り返ると良く判った。
将に、道と川底が同じだ。 -
溶岩流が固まってできたような山肌。
実物は迫力満点だった。。。 -
少し行くと、小さな村があった。
何か思い出があるような、無いような、、、爺ぃの記憶がその辺りで車を止めさせた。
降りてその辺りを散策する事にした。
その村の人が育てている作物が幾つかあった。
これはその中の1つで、砂漠にのみ実る棗(なつめ)「沙棗子(サァシンズ)」。
普通の棗よりかなり小振り。
味も甘みも、普通の棗よりも落ちるが、砂地でできる作物として、こんなに優秀で便利なモノはないだろう。 -
その先に見えている山肌も、中々の表情をしていた。
天然藝術の宝庫のようだった。 -
うう〜ん、なんだかまるで脳みそのように見えるのはこまだけ??
-
縦撮影を6枚繋いでみた。(お初の試み)
手前を流れる浅い川は、さっき見てきた叶爾羌河の上流だ。 -
沙棗子を拡大。
何だか、大きな黄色いグミのようだ。 -
遠くからは、中国に良くある柳樹のようにも見えた。
-
二輌の村人の驢馬車が、ここから先へ続く道を登って行く。
-
ドコからともなく、現地の人々が出てきたような。。。
さっきまでは誰も見当たらなかったのだが・・・
やはりエキストラなのか!?(そんな事ナイナイ!) -
こちらも。
-
爺ぃは、みんなに声を掛けて記念撮影していた。
(爺ぃ撮影:Pana DMC-FZ10) -
その小川に行ってみた。
緩やかな流れを想像していたが、結構流れのきつい川だ。
爺ぃ曰く、昔、この川をなめて中に入った友人が流されて(もう少し水量の多かった時)、現地の人にロープで助けられたそうだ。
この先の下流には大滝があるらしい。 -
川縁で、記念になるような小石を捜す、「乙女チック」なクニクニ。
それは冗談として、それほど心に深く印象付いた場所だった・・と言う事だろうとこまは思う。 -
霍什拉甫と言う村の山々。
遠くのしわしわな感じの山は、昔の砂丘が戈壁化したのだろうか・・・?
砂漠とは、「砂場」とは違うので、大抵大きな丘か山になって君臨する。 -
奥から工事のダンプがやって来た。
お、川に結構深い所がある。
道は川に浸食されて、完全崩壊状態だ。 -
更に先へ向かう我々。
こま自身、どの辺りまで進むのか全く知らないし、第一場所の見当さえ全く付かない。
しかし、どれだけ行こうが何とも感じない心境だった。 -
この奥には、手つかずの自然公園があるらしい。
1人の富豪が、そこに土地を買って別荘を建てているらしい。
機会が有れば、いつかその人を訪ねてみたいと思った・・・。
(漢語がOKで有りますように・・・) -
山頂の一部分拡大。
溶岩だったのだろう。 -
隆起した様子が、そのまま残っている感じの山々。
ここまでナチュラルだと、町の子こまには、何故かオブジェにも見えてしまう。 -
またも道が壊れていた。
今度のはひどかったので、右側の川底を車で迂回した。
トラックやジープのような車でなければ通過できないという理由が判った。 -
これは・・・・・
要塞かはたまた宮殿か!?・・・と言った感じの、彫刻めいた山肌だ。
大自然が、長い時間を費やして造った藝術品。 -
何か彫刻したようにも見える大自然の藝術品。
お天気が良かったら、もっと違った写真が撮れただろう・・・ -
霍什拉甫郷政府楼到着。
韓さんが彼の知人などに挨拶をしている間、地元の子供達に囲まれて、写真をせがまれ撮ったりしていた。
韓さんが林業局長だった頃、小さな鎮(町)や郷(集落)にも誠心誠意に協力して居た人なので、退職した今でも、会う人みんなから歓迎されるようだ。
彼は新疆アーモンド「巴達木(バダム)」造園のプロなので、今でも林業活動に良く呼ばれるそうな。
田舎は挨拶も簡単であっさりしている。
町の政府みたいに、気を遣ったりする下らないまどろっこさが全くない。
中国全土がこんな感じであれば、この国は世界に君臨する教養国になれるだろう。
願っても叶わない事だが・・・ -
校長先生!
・・・みたいな図。(^^;
子供達に、デジカメの画像を見せたり、何かれと話しをしている爺ぃ。 -
クニクニも記念に。
子供達みんなは、デジカメは初めてだと言う。
名前すら知らない。。。
(爺ぃ撮影:Pana DMC-FZ10) -
政府の庭で見付けた葛(クズ)に似た樹木の花。
(葛みたいに蔓にはなっていない) -
一寸賢そうな女性達が、少し離れた所から訝しげにこっちを見ていた。
彼女たちも、ここで一生を終えるのか、それとも何かのきっかけで町へ出るのか。
どっちが良いのか悪いのか、、、それは誰にも判らない。 -
村の溝で、のんびりと水遊びするアヒルたち。
さて、ここから先へは進まないとの事。
この政府にてUターンする。 -
これぞ正しく「火焔山」!?
吐魯番の火焔山なんて目じゃない迫力。。。 -
端っこには、生暖かい溶岩流みたいな積層部分もある。
-
道に迫り出した溶岩の化石(勝手に名付けた)。
-
帰り掛け、見る方向が変わったら、新たな景色に出会っている感じだった。
一度通った道とは思えなかった。。。 -
運転手が、「あの山に登ってみるか?」と、しわしわの山部分を指さした。
行ってみてから考えると言う事で、取り敢えず麓へ向かおうと言う事だが・・・ -
ウロウロした挙げ句、道が判らずこんな所を走っていた。
道端には、美味しそうな(・・・(~~;)地鶏が遊んでいた。 -
白い鳩が、びっくりして飛び立つ所をパチリ!
(小さいけど、羽ばたく鳩が写っている) -
小川に沿って凸凹道を進と、前方に何やら見覚えのあるものが、、、、、
-
ありゃりゃ・・・、今来た「道」は、道じゃなくて「川」だったのだ。
またも、ジープで来なければならない理由が判った。。。(^^; -
川走行から道路へ復帰して、暫く走っていると、、、
「クマ、クマや、クマ!」
突起した岩を見て、クニクニが叫ぶ!
え?クマ???
何の事か判らず居ると、この山の凸凹がクマに見えると言うのだ。
確かに9匹くらいの熊かパンダの彫刻のようにも見えた。 -
おお、アップで見ると何となく!
ここを熊岩と名付けて呉れるかなぁ? -
バッキンガム宮殿!?
宮殿のような感じで、色合いも不思議な山肌に感動。
・・・凄い。 -
トイレ休憩で停車した。
丘の上に登ってみると・・・ -
その丘の向こうには、さっき来る時にも見た、丘陵下の村があった。
6枚綴りのパノラマ画像。 -
丘陵の先には、さっきのモバイル用アンテナ。
高台の様子を見ると、雅丹地貌のように、固まった部分を残して周りの砂が流れ出している。 -
村の風景をズームしてみた。
家が2軒ある。
それぞれ2区画に分けている感じ。
親と独立した子供の家庭とが有る感じに見える。 -
「田園風景」と言った所だろうか・・・
この後、我々は霍什拉甫郷を後にした。
続いて第8弾では、「喀群郷」で軽く遅めの昼食を取った後、一路莎車へ向かう。
その夜に開かれた、爺ぃの歓迎会の様子も是非宜しく!
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