2005/09/18 - 2005/09/18
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こまちゃんさん
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今日は中秋の名月。中国では“中秋節”と言います。
この日、日本では月見団子を食べますが、中国では皆さんご存じの月餅を食べます。
で、我々は「月」と言えば「砂漠」、中国で「十五夜」と言えば「月餅」と言う事で、
月餅とミネラルウオーターを持って、敦煌では砂漠の代名詞「鳴沙山」に出掛けたのでした。
(画像は敦煌山荘から観た鳴沙山)
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朝から良いお天気の十五夜、とうとう絶好の日に鳴沙山へ行ける事になりました。
夜市も締め、もうすぐ上海に帰らなければならないので家財荷物まとめが気掛かりな我々ですが、この絶好の機会だけは逃したくなかったのです。 -
また画家爺ぃさんの「半額票」で若干揉めましたが(60歳に見えないから)、身分証を見せてきつく言いつけ、なんとかゲット出来ました。
中国の観光地規定にも「優待価格条件」があります。場所によって年齢が違うのも変な国なのですが、「年齢割引」には、専用の「証明証」を持参することとなっています。身分証でその権利を主張する我々、身分証が証明にならないなら、国発行の身分証にケチ付けているのか!?と言う感じで言ってやります。 -
買う時に揉めて買えたとしても、入場時にも色が違うチケットを見て、証明証を見せろと言います。
前回の嘉峪関もそうでしたが、ここでも案の定、入場時にも「証明証」と、つっけんとんに言うじゃないですか!?
証明出来たから半額が買えているのに、こう言う小さな権限を与えられたヤツらの考え方はかなりイコジで、まるで全てを自分が牛耳ったかの如く勘違いしています。 -
そこで、やはり毎度の如く、爺ぃの怒りの鉄拳が爆裂します。
ああ、もっと楽しく観光出来るように、言い方を心得るようにしましょうよ・・・ね。
オリンピック、大丈夫なのかなァ・・・ -
駱駝乗り場でたむろする駱駝。
陽がこんなに傾いている。果たして日没に間に合うのか・・・? -
かなり暗くなってきた。
鳴沙山麓の中腹から、駱駝に乗って太陽方向を見てみると、まだそんなに低くはない。
いそげ!駱駝君!! -
写真の右上に見えているのが山頂にいる人たち。
あそこまでは20分は掛かる。 -
鳴沙山表面に掛かっている影は、月牙泉の向こうにある山の陰。
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19時13分。(日本時間20時13分)
夕陽が駱駝隊を照らす。 -
光と影、線を描き駱駝が過ぎる♪
(野口五郎の「19時の街」より。。。誰も知らないか・・・(~
_~;) -
観光シーズンの鳴沙山は・・・
山肌に足跡が多すぎて一寸残念かも・・・ -
空の様子では、日暮れはまだまだ。
でも、急げ駱駝君!
到着後しても、そこにはまだ「地獄の砂丘登り」が待っているのだから。 -
駱駝隊の通路がクッキリとついている鳴沙山。
自分たちが今からどう進むか判ってしまう。 -
陽樽は登りで、右は下り。
中国の鉄道のように、所々この様に離れて行き交う。 -
こんなに人の多い時に来たのは、前回維吾爾人の友人達と夕方に来た時と同じ。
その後知ったのだが、やはり夏の鳴沙山ヘは、昼間ではなく夕刻に来るようになっているそうだ。
しかし、似ると夕方とではこんなにも違うモノなのか・・・
写真撮るには昼が良いのに。。。 -
中腹当たりから平原方向を見ると、遠くに見える三角錐の集団・・・
これは地元の方々のお墓だ。 -
陽が隠れているけど、上に登ればまだ間に合いそうだ。
画像で見ると、もう完全に手遅れみたいに感じる・・・ -
その影からの撮影なので、みんなが影になって仕舞っている。
でも、ご覧の通り空は明るく一寸安心。 -
今北方向を振り返ってみる。
登山中の様子はこんな感じ。 -
こんな所にも写真屋が。。。
遠くから見えていた車はこのためだったのか。
昼はこんなにしてまで頑張っている写真屋は見掛けない。
しかし、今年は雨が多めなので、砂漠の山に草が茂っているのが目立つ。 -
山頂近くの尾根から。
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日没にはどうやら間に合うような感じで、何とか上まで来た。ここまで来たら3人で夕日の沈む所を見たい。。。しかし、ここには一つ難関があるんです。そう、夕日が沈む方向を見るには、砂滑りの階段を20m程登らなければなりません。。。
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これが結構傾斜がきつくて、過去に付き合いで登りましたが、爺ぃが登れるかどうか・・・
兎に角写真に納めたかったので、ボクは先に登って行きました。
爺ぃは友人がサポートしながら、休み休み登り詰める感じで。。。 -
先に登って登山中に撮影。
まだ登ってくる駱駝隊もいるけど、彼らは一寸間に合わないかも。。。
見えている駱駝は、登山中の客を待っている駐駱駝場。 -
頂上からの眺め。
普段は客がつかないバギー屋も、この客の数で潤っている様子。
停車中のバギーが1台しかない。(写真中央) -
登山中の傾斜具合が良く判りますね。
がんばれ爺ぃ!(太ってなければもう少し楽なのにね。(*o☆)\バキッ!) -
3人とも夕日を眺める事に成功!
しかし、残念ながら雲が多く、先日の楡林窟帰りにみたような、丸い夕日には出会えませんでした。
夕陽のまとわりつく飛天雲。 -
短時間で姿を変える雲。
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一休みしながら夕陽を眺める。
写真だと標高差を余り感じませんね。。。 -
さあ、そろそろ降りよう。
ここからは竹で出来た反りで滑っております。
ここの砂滑りは、見た感じよりも全然滑らないので、安心して手放しで行きましょう。
(本当に滑らない。下半分は手漕ぎです) -
お!正面玄関に灯りが点ったようだ。
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アンジュレーションが激しい鳴沙山の真ん中辺り。
この向こうに莫高窟がある。
暗くなってきたので露出がかなり辛い・・・。
降りてくるともう真っ暗になっており、写真も撮れない情況だった。
ふと振り返ると、なんだこれ!?
さっきまで無かった光が!? -
そう、地平線から現れたばかりの「月」だ!
写真ではしょぼいけど、大きなまん丸の太陽みたいなものだった。こんな角度で見た月は初めて見た。
光が弱いながら、何にも考えてなかったら日の出日の入りみたい。
このあと、月牙泉の休憩場(駐駱駝場(?)脇に設けられたカフェ(?・・そんなエエもんかな?))で月餅を食べながら月見と洒落込みました。
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