2010/12/30 - 2011/01/09
54位(同エリア100件中)
ちゃぷさん
アラスカに行くには、シアトル経由でアンカレッジまたはフェアバンクスへ行くのが王道のようですが、台北経由でアラスカ入りできるということを聞きつけて調べてみたら…ありました!チャイナエアラインの台北〜ニューヨーク線で、途中のアンカレッジで旅客の乗り降りができるそうなんです。
そして、料金はどのくらいだろうと調べていたら…。な、なんとまだ年末年始に空きがあるじゃないですか!(今は12月第2週)
しかも、料金が凄く安いんです。ビ・ジ・ネ・ス・ク・ラ・ス・なのに、です。
ちょっと不審だったので(笑)、更に調べてみたところ、どうやらこの会社のビジネスクラスは格安ビジネスクラスとしてけっこう有名なようでした。ふーん。。。
じゃあ、行っちゃいましょうか?! 年末年始にアラスカへ♪
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☆なんと!2011年4月29日からこの路線は経由地がアンカレッジから関空に切り替えられるとのことです。貴重なアジアからのアラスカ直行定期便だったのに残念っ!
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2010-11年末年始☆初アラスカ☆ダイジェスト(目次)
http://4travel.jp/traveler/chapu/album/10537559/
- 旅行の満足度
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.5
- 交通手段
- 飛行機
- 航空会社
- チャイナエアライン
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◆◆往路◆◆
◇成田→台北◇
14:25発のCI0017便に乗ります。が、既に台北到着予定時刻が15分遅れと出ています。カウンターでのチェックインはきっちり2時間前から開始されました。その頃はエコノミーに大勢の人が並んでいましたが、ビジネスクラスだったので待ち時間なくチェックイン。はぁ。楽だ。
そして、ここで帰りのアンカレッジ空港のVIPラウンジの営業時間を確認。その場ではわからず電話で問い合わせてもらったところ、出発時刻の2時間前位から開いているとのこと。 -
せっかくのビジネスクラス搭乗なので、チャイナエアラインの貴賓室(ダイナスティラウンジ)へ。
チェックイン時にラウンジ券と地図をもらったので、その地図を頼りに行きます。北ゲートを入ってまっすぐ行ったところのエスカレーターを下った右後ろでした。 -
搭乗したら食事がでるので、ここでは軽いものと白ワインを。
持参したミニPCで現地の天気を確認したところ、ずっと雪の予報…。 -
いよいよ搭乗開始です。
既に沢山の人がいましたが、優先搭乗できるのでとても楽でした。 -
アラスカとはまるっきり逆方向、沖縄より南にある台湾へ向かいます。
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ボーイング747-400、1F、2-3-2配列。
左の窓側2席でした。座席が広い…。快適です。 -
初ビジネスなもんで、まずテーブルクロスから珍しくて写真を撮ったりしちゃって。
食前酒は、シャンパンを♪ -
機内食、夕食です。
グルメチョイスの二つのメニューの中から赤魚の辛味噌ソースを選択。
前菜のフォアグラのテリーヌが美味しかったです。白ワイン片手にチビチビとやりたかったのですが、周りの皆さんの食べる流れに沿わないといけないのでバクバク食べました。(みんな食べるのが早い…)
デザートの前にお腹いっぱいです。
が、やはり別腹は存在するようで、デザートも完食。 -
機内食、和食です。豚の煮物、湯葉包み。
日本発便だったので和食も選んでみました。
和食の方がボリュームが少なくてちょうどいい感じです。
前菜もメインのおかずも、お酒をチビチビやりながらつまめればよかったのですが、いかんせん、周りの流れにそってバクバクと。。。 -
約3時間半、もうすぐ台北に到着です。
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結局、定刻より30分位遅れて桃園国際空港に到着。辺りはもう真っ暗です。
台北ではノボテルホテルに泊まりました。
#2 ノボテル台北桃園国際空港滞在&航空科学館見学の巻
http://4travel.jp/traveler/chapu/album/10538739
補足:今回はストップオーバーを利用して台北で1泊してからアンカレッジに向かいましたが、成田発9:40の便を利用すればアンカレッジへ同日乗り換えが可能です。 -
◇台北→アンカレッジ◇
翌日、16:15発のCI0012便、アンカレッジ経由ニューヨーク行きに乗ります。
デルタ航空との共同運航便のようです。 -
台北桃園国際空港のロビーには大きなクリスマスツリーが。来年(2011年)は建国100周年だそうで、このツリーにも100の文字が。多くの人がこの前で記念写真を撮っていました。
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待ち時間にチャイナエアラインの貴賓室へ。
ここが本家本元の空港なので、内容は一番豪華な はず です。
食べ物、飲み物はそこそこでしたが、麺類を三種類ある中から選んでその場で作ってくれるのはよかったです。台湾ビールと一緒にごまだれの麺を頂きました。
あとは、ミニPCを無線LANに接続しアラスカの天気予報を確認。
はぁ。予報は変わらず、ずっと雪みたいです。。。 -
いよいよ搭乗です。優先搭乗はやっぱり楽です。
ご近所さんが凄いマイラーで、その方曰く、一度ビジネス乗っちゃうともうエコノミーに乗れないよ〜、とか。いやいや、私たちは今回、一種の棚ポタでビジネスに乗れたので、こんな贅沢は続かないです。ハイ。。。 -
ボーイング747-400、2F、2-2配列。左の窓側2席。
左側の席は、ひょっとしたらオーロラを見ることができるかもしれません。
2Fの席は窓際に荷物入れがあるので便利でした。 -
機内食、夕食です。
メインは、タラの中華風、ビーフのパルメザンチーズソース、チキンのバルサミコハニーソースから選べました。
今回、行き帰りのチャイナエアラインで全5食出たのですが、あらかじめチャイナエアラインのWebサイトから食べたいメニューを事前予約しておきました。といっても、しっかりと予約内容を把握してくれていたのは日本発着便のみでしたが、とりあえず食べたいなと思っていたメニューは希望通り食べることができました。 -
ちっちゃいですがパーソナルモニター付き。日本語の選択ができました。
しかし、「お待ち」って… -
現在、四国辺りです。
日本列島の横を素通りしてアンカレッジに向かいます。
さてと、ワインを飲んだ後はひと眠りです。 -
途中、結構揺れた所もあり、そんなにしっかりは眠れませんでしたが、それでも座席が広いので楽でした。
アンカレッジに近づいてきました。現地もちょうど朝を迎えるところです。
ひそかに期待して、窓のシェードを上げ外を見てみると何やら白い筋が見えます。ひょっとして… -
当り。オーロラでした。
でも室内の明かりが邪魔をしてうまく撮れません。 -
上着で室内の光を遮りつつ頑張って撮ってみましたが、こんなもんでした。
とはいえ、行きの飛行機からオーロラを見れたなんて、さい先の良いスタートです♪
と、その時は思っていました。 -
アンカレッジ空港に到着しました。入国審査はESTAの事前申請済みなのであっさり終わり、スーツケースを取りにターンテーブルへ向かいます。
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←日本語が。
私たちのスーツケースはクルーの荷物の次に出てきました。
税関に一番乗りでしたが、職員がいません。おろおろしてたら、人が出てきてこっちこっちと手招きされました。そして、"Welcome to Anchorage♪" と。愛想がいいお兄さんです。
で、"食品、肉とか持ってないね?" と聞かれたので "ないない、スナックだけだよ〜ん" と言ったらOKでした。 -
晴れて、国際線ターミナルのロビー着です。朝8:30頃。
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ここで入れ替えがあったのでしょうか?チャイナエアラインの乗組員たちです。お疲れ様。
奥に見えるカウンターは案内所ですが、人はいませんでした。その周辺に各種観光案内のパンフレットが置いてあったので一通り見て、興味があるものをもらいました。 -
国際線ターミナル(=北ターミナル)はこの時期、ほとんど発着便がないのでがら〜んとして寂しいです。もちろん客を待つタクシーもいません(基本、電話して呼び出す。国内線ターミナルには若干いる)。
写真は各ホテルの無料シャトルバスを呼ぶための電話が置いてあるボードです。しかし、私たちが今晩泊まるヒルトンホテルはシャトルバスのサービスがないので自力でタクシー移動です。(市バスもあるけど大荷物なのでパス) -
国内線ターミナル(南ターミナル)への移動は15分おきにターミナル間シャトルバスがあるようですが、乗り場が屋外で寒いですし、いつ来るかもわからなかったので、"↑South Terminal"という看板を信じ、この果てしなく続く長い無人の廊下を歩いて行くことに。途中、向こうから人が来たり、後ろから追い抜かされたりして、ちょっと安心。
左:各ホテルの無料シャトルバスを呼ぶ電話のアップ。
右:国内線ターミナルへ続く長〜い廊下。 -
5分ほどかかってようやく国内線ターミナルに到着。こっちは人が沢山いて活気があります。お店も開いています。
本当は、こっちのターミナルで朝食を食べてのんびりしてからヒルトンに向かおうと思ってましたが、ここまで来るのにへとへと疲れました。
なので、まだ9時過ぎでしたがチェックインできる可能性に賭け、ダメもとでホテルへ。
続きは…
#3 ヒルトンアンカレッジ滞在と夕暮れの散歩&大晦日で賑わうダウンタウンの巻
http://4travel.jp/traveler/chapu/album/10539998 -
◆◆復路◆◆
◇アンカレッジ→台北◇
午前2:45発の便だったので、0時半頃にアンカレッジ空港国際線ターミナルへ。で、VIPラウンジでまったりしよ〜っ♪と思いさっさと出国。が、途中の扉に鍵がかかっていて国際線の搭乗エリアに入れません。後から来た人も、一様に鍵のかかった扉をガチャガチャやって諦めてます。
ちょうど、警備員が通りかかったので聞いてみたら "扉が開くのは搭乗開始時刻になってから" と。日本語で「マジ?!」と言ったら警備員クンにちょっと受けてたみたい。(指3本のジェスチャーもすればよかったかな) はぁ。早めにチェックインして失敗しました。 -
搭乗開始時刻より少し早めでしたが、ようやくドアの鍵が開けられました。VIPラウンジも、もちろん閉まっていました。(成田で聞いたらVIPラウンジは2時間前から開いてるって言ってたのにぃ〜)
しかも、VIPラウンジは閉まっているのに免税店は開いてました。
VIPラウンジの扉の写真を撮っていると、遠くから私たちに元気よく手を振るおじさんが。"また会ったね〜" とか言ってます。誰??? 結局、誰かわからず…。 -
いよいよ搭乗開始です。
出発予定時刻は2:45ですが、既に2:50を回っています。
座席は2階なので階段を昇っていったら…、あ、さっきのまた会ったねおじさんが。思い出しました。彼は行きに乗った便のチーフパーサーでした。"わ〜お。あなたの事思い出した!" と言ったら、彼は "12/31、ニューイヤーズイブの便で○△□※…" と言ってましたが聞きとれず…。 -
ボーイング747-400、2F、2-2配列。左の窓側2席。
行きと全く同じ席です。
右側の席だったらアンカレッジ離陸後にオーロラを見れたかもしれませんが、最後まで右側の席には空きが出ませんでした。まぁ、通路の右側の窓からのチェックも可能でしたが、ぐったりしてたのでそんな気力はありませんでした。 -
このフライトでは朝食と軽食、2食出ます。
アラスカ時間の明け方に朝食がでて、台湾時間のこれまた明け方に軽食がでます。ニューヨークから乗っている人はそれで丁度いいのでしょうが、途中アンカレッジから乗った人は、ほとんど徹夜した後に朝食を食べるって感じです。
朝食の中華粥です。 -
こちらは、チーズオムレツ、トナカイソーセージ添え。
食べたら、即寝る体制へ。 -
起きたら今度は軽食です。台北時間、朝の4時半。
「軽食」とは思えない量です。
前菜、サラダ、メイン(真ん中の列)の左が蒸した豚バラ醤油ソース、左が舌平目の蒸し物。
デザートはティラミスかアイスクリームから選択。
皮付きの豚バラ蒸し煮は美味しかったけど、付け合わせの白米は激マズ。 -
◇11日目◇台北→成田◇
9時半頃、台北桃園国際空港着。
降機して最初の分岐(トランジットは左へ、と案内の人が言う所)を左へ行こうとすると、右(入境(入国)方面)へ行けと。どうやら、日本への乗り継ぎは右へ行くようです。(対象外の便名が紙に書かれて提示されているようでした)
でも、ちょっと不安だったので途中の乗り継ぎカウンターで搭乗ゲートの番号を調べてもらったらやっぱりこっちでよかったみたいです。その少し先を右に曲がり、国際線搭乗エリアに入る前にセキュリティチェックを通り、ようやく搭乗口へ。 -
待ち時間をラウンジで過ごします。
日本の新聞を見ます。え?あゆ、結婚したの!?びっくりです。
そういえば、壺焼き芋を食べてなかったので食べました。
美味しかったです。
この待ち時間では、余った台湾ドルを使うべく、買い物でもしようかと思ってましたが、腰が上がらず、結局ずっとラウンジで過ごしてしまいました。 -
エアバスA330-300
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2-2-2配列、左の窓側2席。
ようやく今どきの機体に乗ることができました。 -
フルフラットになるシートです。
しませんでしたが。 -
いよいよ、この旅最後の、ビジネスクラスの食事です。
和食、牛すき焼きです。前菜がお正月風です。
白米はやっぱり美味しくないです。日本のお米って本当に美味しいなぁと思いました。 -
グルメチョイスの二つのメニューの中から、鶏もも肉の紹興酒香り炒め。
美味しかったです。が、写真撮り忘れました。
その後、余った台湾ドルを使うべく、機内販売でチャイナエアラインオリジナルで建国100周年記念の(←かどうかは自信がありませんが)「美意延年」箸置きと蓮華セットを買いました。
☆美意延年:心が楽しければ長生きをするという意味だそうです。
そういえば、箸の包にも「美意延年」と書いてありました。 -
ようやく、日本に帰ってきました。(写真は午後5時頃、首都高から撮影。赤き空に富士山のシルエットが綺麗でした)
今回、初チャイナエアライン、初の台北経由便、初のビジネスクラス搭乗でしたが、アンカレッジに台北経由で行くの、お勧めです♪
と、締めくくる予定が、2011年4月29日からアンカレッジ経由が関空経由に替わるみたいです。せっかくの貴重なアジア発アンカレッジ直行定期便がなくなるとは大変残念です。
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