チェンマイ★お洒落なニマンヘミン通り

2005/01/18 - 2005/01/18

気ままな個人旅行（ひとりたび）の旅先で、気に入った町や村にしばらく滞在していて、何時の間にか地元在住の知り合いが、自然に増えてくるのは、ホームページのリンクが自然増加してくるのと同じくらいに、楽しいことです♪

そんな旅のなかで、乾季の１月１８日のお昼近く、チェンマイ郊外のニマンヘミン通りにレンタル・バイクに乗って足を伸ばしました。

エリア チェンマイ(タイ)

チェンマイ市内から、ドイ・ステープやチェンマイ大学・動物園などに向かう幹線道路を進みます。

その途中に、それほど大きな規模ではなく、数年前から雑貨品の「穴場」として年々人気が高まって、それとともに次々と新しい店のオープンが目立つようになった一角があります。

幹線道路からこの角を曲がると、左右にはお洒落なお店が並びます。
ニマンヘミン通りは、ここからすぐ。

もともと、ニマンヘミン通りは、高級住宅街のなかにある、静かな庭付きタウン・ハウスの並んだ通り（タノン）で、その半分近くがお洒落なアートクラフトや雑貨の店に変貌したことで、近頃有名なエリア。

その周辺は、ショッピングエリアとは思えないしずかなたたずまい。

アロマのお店Meo Jaidee Studio（メオー・ジャイディー・スタジオ）の、誰も居ない窓辺からの眺め。

この通りの中でもこだわりの店のひとつ。
メオー・ジャイディー・スタジオ

http://www.meojaidee.com/

には、ローソクとは思えないほど華やかでアートフルな作品が並んでる。
花をモチーフにしたキャンドルが多くて、女性に人気が高いみたいです。

そんな風景を楽しみつつ、
アロマテラピーのキャンドル中心の店のとなりの、普通の住宅での出来事。

★この写真がきっかけでした。池を挟んで庭の奥に女性の姿が・・。

学生風の若いおんなのこが、きれいな庭の水辺で熱心に本を読んでいる姿に見とれてしまい、
「あのー、庭の写真を撮らせていただいて、いいですか？！」
と、思わずおぼつかないタイ語で、声をかけてしまいました。

「いいですよ、こちらにどーぞ」と、
可愛らしい英語でガーデン・テーブルに面した椅子をすすめてくださる。
あろうことか、奥ににひっこんだと思ったら、トレイに水とビールとソフトドリンクを乗せて来て、
「お好きなのを、どうぞ」と、言ってくれた。

ほんとは、ここは遠慮しなきゃいけないトコロなんだろうけれど、ちょうど走り回って喉も渇いていたもんで、思わずタイの名物ビール「シンハー」に、手が伸びてしまいました。笑

気ままな一人旅には、ときどきこんな出会いもあるんですよね。

★手前に光ってるガラス・テーブルに、飲み物が並びました。ガーデンチェアに座ってすっかりくつろいで、お互いの趣味の話しなどしながら、ビールを飲みつつ撮った一枚です。

彼女は近くにある名門のチェンマイ大学の３年生で、ちょうど午後からの講義だったので午前中は自宅で過ごしていたところだったようです。

広い庭の付いたタウンハウスの家賃を聞くと、
「８０００バーツ」とのこと。
日本円にすれば、２万円ちょっとだから、お手頃どころか格安値段だけれども、タイの庶民感覚から言えば、月収が４千バーツくらいのひとだってゴロゴロしてる社会なので、きっとハイソなお嬢様なんでしょうね。

２０〜３０分ほど、おいらのおぼつかない英語と、彼女の流暢なキングス・イングリッシュとで、リラックスした世間話などしてたら・・そろそろ、大学の講義の時間。

お昼時の、ひっそりしたニマンヘミン通り☆に出て。
愛用のスクーターに。

じゃ、またね。

と、にっこり微笑む女子大生を見送りました。

メールアドレス、書いてもらったんだけど、その辺の紙切れだったので、このあとのラオス・カンボジア・ベトナムと旅してる間に、どっかに失くしちゃった！

ニマンヘミン通り★すけっち１

庭付きのタウンハウスの前に置いてある青いビール・ケースは、自宅前は駐車禁止のさりげない（？！）サインらしいです。笑

ニマンヘミン通り★すけっち２

アロマの店の反対側にある、ＰＯＰなお店ウイッツ・コレクションの楽しいエントランス。デザイナーはパリ在住のひと。欧州人から見たアジアン感覚の陶や家具をのびやかにデザインしてる。

ニマンヘミン通り界隈スケッチ。インテリアの店舗。

ニマンヘミン通り★すけっち４

ニマンヘミン通り界隈スケッチ。２０％ＯＦＦ

もともと、個人住宅として設計されている場所だけに、どの店舗を訪問しても、おしゃれなアーティストのスタジオにともだちとして招待されたような、落ち着いたやすらぎがあります。

お店のエントランスにある看板のひとつひとつも、見ているだけでなかなか楽しいものがあります。

あなたにとっても、新しいセンスや洗練されたデザインに出会える、知的好奇心の発見の場所かも。

ニマンヘミン通り★すけっち５

ニマンヘミン通り★すけっち３

この旅行記へのコメント （1）

• ナーンさん 2006/08/12 13:11:29

  ニマンヘミン・ウアラーイ

  はるるさん、まじめまして。
  
  僕もチェンマイの街が好きなひとりです。
  ニマンヘミン地区はチェンマイでも特に好きです。
  アマリリンカムはちょっと高いのでチェンマイヒルズあたりに宿をとって歩きます。近年、どんどん開発されてきましたね。とはいえ、路地を入ると瀟洒なたたずまいでいい感じですね。
  アマリからニマンヘミン通りに出て１本目の路地を左に曲がって奥へ進むとアマリの従業員の宿舎らしきものがあって、ホテルから向かってきたアマリの制服を着た女性とすれ違ったとき、にっこり微笑んでくれた笑顔が忘れられません。
  
  ウアラーイもわざとらしくない独特の雰囲気を持った場所ですね。
  
  私の旅行記もよかったら読んでくださいませ。