2006/02/25 - 2006/03/02
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ajiajiroさん
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対不知、先生 這里是我的座位…
すいませんが、ここは私の席です… 切符を見せながら、申し入れるとその男の人は自分の切符を見ながら立ち上がって席をどいてくれました。
フェリーは低い振動をたてながら一路、崇明島を目指して進んでいきます。
今回は揚子江に浮かぶ中国で2番目に大きな島、崇明島chongmingdaoへ行ってみるをおおくりします。
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今回、泊まったホテル、上海粤海酒店shanghaiyuehaijiudianの唯一とも言える利点は崇明島へ行くのに便利だと言うことです。
ホテルの前からタクシーに乗りおよそ25分、41元で宝揚埠頭に到着です。
この宝揚埠頭から崇明島の南門埠頭にフェリーが出ています。
切符を買ってから待合室へ行きます。 -
時間になると、改札が始まり、長い桟橋を歩いてフェリーに向かいます。
今回は高速艇と呼ばれる双胴船でおよそ40分で到着します。 -
それで、これが切符です。一枚28元です。
船番号と席番号が指定されています。
それでも、中国のこと、冒頭のような、ひとの席に座っている輩が大勢居ます。
私の観察によると約一割の人は勝手な席に座っているようです。
それと、この2枚の切符、241と242と続き番号なのですが、実際の席は一番前の端と、隣の区画の最後列の端で5m以上離れています。
中国らしい、といえば中国らしいのですが、もう少し、気を使えないものでしょうか? -
ほぼ、満員で暗く窮屈な席です。
窓の外は曇っていて、見えません。
船のエンジンの振動が伝わってきてお世辞にも快適な乗りごこちとはいえません。
もちろん走行中は外へ出ることは出来ません。
およそ40分の辛抱です。 -
崇明島chongmingdaoに到着です。
埠頭の前には大勢の客引きが手ぐすねを引いて待ちかまえています。
埠頭の前の公園の先にはバス乗り場があり、さまざまな方面へのバスが出ています。 -
今回はタクシーにのって東平国家森林公園へ向かいました。
およそ、30分、26元で到着します。
道路が真っ直ぐでまるで、北海道の様です。
ちょっと、嬉しいのはタクシーの初乗りが8元からなのと、一応、上海市内なので公共交通カードが使えることです。
入場券は一人40元です。人はほとんど居ません。 -
入口広場です。
ここで、あまりに広い構内なので自転車を借りることにしました。
ところが、うちの女房は自転車に乗れない人なので、しぶっていましたが、二人乗りの自転車に乗ることで納得。
この歳で自転車の二人乗りをするとは思いませんでしたが… -
馬車も開店休業で中国人の団体客が記念撮影をしていました。
こんな感じの歩道を自転車に乗って進みます。 -
湖の畔まできました。
ちょっと寒いですが、自転車に乗って走り回るのもなかなか爽快でいいものです。
反対側には風車が回っています。 -
フリークライミング場と滑索場です。
こちらはバーベキュー広場です。
お客は誰もいませんでした。 -
花粉症の人は次へお進み下さい。
そうでない人は拡大してご覧下さい。
しっかりと花粉が飛び始めているのが確認できます。
私はりっぱな花粉症ですので、早々にして次へ行くことにします。
次の目的地は、前衛生態村です。
案の定、入口前の駐車場にはタクシーは一台も見あたりません。
そうすると、うまいことになにやら怪しげな白タクの運ちゃんが声を掛けてきます。
車はどれだと聞くと日本の軽自動車ハイゼットの箱バンのような汚い紺色の車でした。
結局15元でその白タクに乗ることにしました。 -
およそ、20分走って前衛生態村に到着です。
ここの英訳はavantgarde ecology village です。
前衛的でエコロジカルな村という意味でしょうか? -
入場券は35元です。
ほとんど開店休業状態で他に客は見あたりません。 -
村の中を歩いていきます。
ヘチマのさがっている作業小屋?
ビワの木の下で、アヒルとニワトリが餌をついばんでいます。 -
ここは、裕福そうな2階建て、三階建ての農家が並んでいます。
農家楽nongjialeと言って日本の民宿のような看板がたくさん出ています。
ここは、トイレ付きの2人用の客室が一泊一人80元とのことです。
上海市内よりかなり割安に宿泊できると思います。
時間があったら、のんびりとするのも良いかも知れません。 -
ここは古瀛飯庄という所なのですが、どうも今日は昼食を食べることはできないようです。
中庭の葉ボタンがきれいでした。 -
中庭で見つけたちょっと赤っぽく色の付いた太湖石です。
どこが好いのか判りませんが… -
園内の様子です。
小鳥の餌やり場だと思います。
久々のニーハオトイレです。 -
魚釣り園です。
誰も人は居ません。 -
東海瀛州という古い農村生活の展示館です。
藁葺き屋根の修理中でした。 -
木製の水を汲む装置の様です。
果たして役にたったのかどうかは疑問です。
木製の竹馬が並べられていました。 -
山羊が飼われていました。
なかなか、愛想のある顔立ちをしています。
一輪車です。 -
お昼をだいぶ過ぎたのでお昼にする事にしました。
偶然に通りかかった一軒の農家楽に入ってみました。
どうも、人がいなくてもラジオなどが掛かりっぱなしになっているのが営業中の印らしいです。
普通の家にお邪魔するような感覚で訪問するとほどなくして奥さんが現れてきました。 -
一応、メニューはあるのですが、やはりシーズンオフでこれはできないといったものが多かったので、メニューから予想をつけて二人で80元でアレンジをお願いすることにしました。
でも途中でこれはどうだとオプションを聞いてきて結局、オーバーすることになりましたが…
ここの奥さんもなかなかの商売人です。
左側の上から下に料理をご紹介します。
どうぞ、拡大してご覧下さい。
◎食堂の様子。丸テーブルがふたつに4人掛けテーブルがひとつあります。
◎黄金瓜 ここの名物の漬物?糸状になった瓜の繊維です。
◎土豆焼肉 ジャガイモと肉の煮付けです。美味しい
◎炒青菜 普通に美味しい。
◎豆腐衣肉包子 ちょっと変わっていて美味しい。湯葉?
◎炸小魚? たぶんこれは追加分。 新鮮で揚げたてはとても美味しい。
◎尖沙魚蛋湯 魚のぶつ切りの入った卵スープ。
◎白飯
◎特爽 三得利啤酒 5元x2本
以上合計で二人で120元となりました。 -
途中で、ここの旦那も帰ってきてどうだ、うまいだろうてなことを言っていました。
ここの農家楽には門の所にそれぞれこのようなプレートが掛けられています。
ここの家は☆☆(二つ星)でした。
さて、遅い昼食を終えるともう2時半をまわっており、帰り支度を始めます。
また、タクシーがいないので白タクと交渉します。
今度は距離が長いので50元の言い値でしたが、交渉して40元に値切ってから乗りました。 -
およそ、一時間弱で南門埠頭に到着です。
輪タクの隣にいるのは大閘蟹売りのおばちゃんです。
ここ、崇明島chongmingdaoは知る人ぞ知る上海蟹の故郷なのです。
一般に上海蟹と言われるシナモクズガニは普段は淡水に生息しますが、産卵は海(汽水域)で行います。そこで孵化したした幼生も当然、海(汽水域)で成長します。
そういった関係でここ崇明島では上海蟹の子ガニを養殖しており、ある程度、成長すると付近の湖の養殖場などに出荷している関係で名物なのです。
上海市内よりも大分やすい値段で買うことができます。
待合室はこんな感じ、上海側の宝揚埠頭より広くてりっぱです。 -
16:00発のフェリーに乗り込みます。
時間によっては満員で乗れない場合もあるようなので注意が必要です。 -
何処にも書いてなかったのですが、良い席はありますか?と聞いてみたらあるとのことで二人用の個室の切符を買いました。
普通の切符が28元でこのチケット切符は二人で66元ですので一人あたりにしますと僅か、5元高いだけです。
お薦めです。 -
二階席の個室からはご覧のような揚子江の風景も見ることが出来ます。
海かと見まがうほど広い長江(揚子江)です。
二人用の個室はこんな感じです。
通路側は半分ぐらい衝立で仕切られています。 -
来たときと同様に約40分で宝揚埠頭に到着です。
港からはバスに乗って地下鉄3号線の江湾鎮站まで行くのが一般的なようです。
こんな、のんびりとした崇明島の旅もたまには良いかもしれません。 今度、如何ですか…
まだまだ 続く (^_^)/~
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