メーサイからファーン

2010/09/08 - 2010/09/08

今回私の計画はメーサイまで、今日はミャンマー国境沿いを走って見るか、そしたら友人がファーンの弟の家で晩飯食わないかと提案、今回私の都合ばかりで走り、友人は退屈だっただろう、久し振りの弟との再会に協力しよう。地図で調べるとFangは西へ百数十キロ、タイの道にも慣れた事だし行って見よう。

エリア メーサーイ(タイ)

6：00すぎ朝の散歩に出る。

昨日細すぎて車では行けなかった道を、少数民族の女性たちが大きな荷物を背負い、乳飲み子を抱えて何処かえご出勤。

バンガロウ近くまで行って見る。

なかなか良い雰囲気で、今度来たら泊って見たい。

殻付きピーナツをお買い上げ。






この辺りの女性はロンジー姿の人が多い。

以前サンクラブリーで買ったロンジーを愛用しているが、暑い夏に胡坐をかいて坐るには快適です。

部屋に帰って一休み、昨夜飲みすぎの友人は八時過ぎても起きる気配が無い、朝飯食べる所さがそうかとＧＨを出ると托鉢の坊さん、こんな遅くに托鉢するの？






商店の店先に立つがなかなか相手にしてくれない様子。

このお嬢さんに話し掛けるがが、無視されてしまう。












ようやくタンブーン成功。

お寺の朝はこの時間は皆で朝食のはず、この僧侶フリーの坊さんでしょうか

朝食適当な所見つからないのでＧＨへ戻りチェックアウト、イミグレの本通りで朝食。









お店の炊飯器、美味しそうなお焦げが出来ている。

朝食を済ませ9：00メーサイ出発、1号線を下りメイチャンで1089へ右折、出発して30分ほどの所で検問に会う、いつもなら何か聞かれるかフリーパスなのにここではパスポートの確認と鞄を調べられたが、今回せっかく作ってきた国際運転免許は見なかった、ザンネン。

タイの交差点

タイの信号は進行方向が青になると他の三方向は赤、一つの方向だけが直進・右折・左折出来る、だから右折車と対向車の事故は起きない、タイの全ての信号がこうだか判らないが、この方法渋滞の元になるのでは。

山道に入ると前を走る車が登りカーブでスピードが落ちてしまう。
オートマチックで無いジーゼル車で不慣れな山道、ガソリン車に比べジーゼルエンジンは、早めにシフトダウンしないと加速が付かないせいだと思うが、追い越す事も出来ず、イライラしていると少数民族の土産物の店が有ったので一休み。

②の辺り

前を走って居た車もＵターンして買い物を始めたので、我々は先に出発、追い越す事が出来た。

トウモロコシを干している家が有ったので車を止める。

二人のおばさんがトウモロコシの皮をむいている。




















ピックの椅子をすすめてくれ、水をごちそうになった、おばちゃんごちそう様。

急傾斜な山のトウモロコシ畑で農作業の人たち。









畑を焼いているおじさんたち、暑いのにご苦労さんです。

12：00タートンに到着、この町からチェンライまで船で行けるのでは、小さな町で見るような物無さそうなので通過する。

地図③

12：30ファーンに到着、弟さんの奥さんとテスコロータスで合流。

地図④

今日の食材と私のみやげを買い弟さんの家へ。

弟の家は広いライチ園の中に有る立派な家だ。

周りは水田、ポニーほどの馬がペット





















小さな木にレモンも生って居る

鶏の卵を取り、キノコの養殖もしている。

弟はPORISUの様だが、この仕事だれがやるのか聞くのを忘れた。

畑の中にはマイ釣り堀まで有る、水が澄んで居たら大きな魚に食べられてしまうような小魚から、大きな魚まで、置いて有った練り餌を練り釣り始めると浮がピクピク、数分で二匹のナマズを釣り上げた。

家の中はこんな感じ、仕切られた部屋は夫婦の部屋と子供部屋の二つ、親子三人で住むにはかなり広い家だ。

バイクを借りて散歩に出る。

お寺をのぞくと人が集まって居る。

葬式では無いようだが、平日の午後なのになぜ集まって居るのか、

鍋に入ったお茶をいただきしばし雑談？タイ語は解らない。

おじさんが持って居るのは巻煙草、吸って見たが思ったより強く無くストレートな味、結構いける。















しばらくするとアイスクリームが配られ、ごちそうになる。

近くの別のお寺でも人が集まっており、間もなくお経が始まった。

家に帰って聞くと、月に四回有る安息日には、午後檀家が集まるようだ。

周りはのどかな田園地帯、ほとんど特長の無い道ばかりなので、帰りの道が解らない、つまり迷子のジイサン。
俺は方向御地では無い、事を信じて1089号線が有る方向へ走る。

結構走ったがなかなか着かない、少し心細くなったころ、出た、太い道、かなり大回りしたらしい。
あっちがこっち、こっちがあっち、だから左折だ。

見覚えの有る路地発見、左折だ。

少し走ると釣りをしているおにいちゃん、この小川見覚え有る。

自信を取り戻してなお前進、この先左折、すぐに右折、付き当たりを左折、のはずだが、こんなに走ったっけ。

どんどん自信が窄む、傷口を広げるより1089号線の特徴の有る所へ迎えに来てもらおう。

1089号線にトヨタの店が有った、白髪頭で顎鬚を生やしたジイサンが迷子になってますと、お知らせの電話を掛け、無事家に戻る事が出来た。

小声で言い訳、俺は方向御地では無く、道間違えていなかった。

弟さんは四時過ぎに仕事から帰り、暖かい湯気が吹いて、お湯が流れる奇麗な公園へ行こう、温泉のこと？

107号線を西へ、雨雲がみえる、目的地辺りに雨が降っているようだ。

ドーイファーホームポッグ国立公園、きれいな公園だ。

今回の旅で初めての雨だが、歩くのに困らない程度の小雨、

地図⑤

数か所からお湯が湧き、蒸気だけの場所も、水温は80C立派な温泉だ。

















バンガローのような建物の中は浴槽、私がのぞいた部屋はお湯は張って居なかったが、入浴もできるようだが二人は全く興味が無く売店でビール、タオルも持ってないし、まあいいか。

来た時と違う道を戻る途中、二段に成った大きな池が有り、温度もちょうど良い湯加減、日本人が見れば立派な露天風呂だ、若いグループが池に入り騒いでいるので私も足湯を味わう、硫黄の匂いがし、肌が滑々する気持ちの良いかなり良い温泉、日本なら泉質の良い有名な温泉になるでしょう。

帰りの車の中でも足がホカホカして気持ちが良い、入浴すれば良かったと後悔。

町に戻りコンビニで酒を買い、炭焼きの肉を買って帰る。

















タイ人は料理をしないと言うが、彼は鳥の唐揚げを揚げたり楽しそうに料理をしている。

今夜のメニュうはこんなんです。

しっかり食べ、気持ち良く飲み、大満足。

日本の映画有るよと見せてくれた、「ウォーターボーイズ」私は見なかったが映画の話は聞いている。

竹中直人はタイ語話せるの？でもしゃべり方は香港映画と同じ雰囲気、言葉を吹替えすると、ほんとに日本の映画？日本でロケしたタイ映画。

一時過ぎ蚊に刺されて目が覚める。しばらくすると雷が鳴り出し大雨になり、ポツンポツンと雨漏りが、台所から器を持って来たが雨漏りの場所はだんだん増え、私が寝ていた所まで落ち始め、仕方が無いのでソファーに寝るが眠れない。

外の椅子に座り、お酒をチビチビ飲みながらボンヤリ土砂降りを見ていると、昼間の暑さは無く表に居るのにちょうど良い温度、明日の仕事考え早く寝ようなんて考えなくても良い、朝眠ければ寝坊すれば良い、こんな時間日本では作れないだろう、タイ最後の夜を不思議な形で楽しんだ。

この旅行記へのコメント （3）

• dashxさん 2010/12/15 01:41:33

  すっかり溶け込んでますね〜。

  botaさん、こんばんは。
  
  旅も佳境に入り、botaさんの感覚がその地に馴染んているのが伝わって
  来ます。知らない場所（しかも辺鄙な）で道に迷うとパニックりそうですが
  却ってそれを楽しんでられたんですね。
  
  雨の夜、外を眺めながらチビリチビリと飲るのも旅情を感じます。歓楽街
  やホテルのバーで飲むのとは大違い。旅ならではのひと時でしたね。私も
  一緒に飲りたかった。
  
  それにしてもいい友人をお持ちですね。地方であれだけの事業をされている
  のは名士ですね。タイの地方のアッパークラスの生活に触れることって
  まず普通の旅行者には出来ないと思います。あの雰囲気を味わったら
  ますますタイに嵌っていきそうですね。私も来年はタイの田舎に出かけて
  行きたくなりました。地方ではどうしても観光名所巡りになってしまうの
  ですが、取り立てて何もないようなところをのんびり回るのも魅力的ですね。
  
  でもこれがタイ最後の夜？　じゃ、翌日は一気にバンコクに出て帰国
  たっだのですか？　翌日のスケジュールが気になります。続編あります
  よね。

  botaさん からの返信 2010/12/16 21:16:39

  RE: すっかり溶け込んでますね〜。

  dashxさん、今晩は
  
  タイ旅行12年目、タイにはかなり慣れてきましたが、ドライバーを頼んでの旅は何所かお客様でしたが、自分での車の運転で益々タイが身近になり、すっかり溶け込んでしまいました。
  
  弟の土地と建物、お巡りさんの給料ではとても買えないと思う、サラリーマン夫婦にキノコ栽培や鶏を飼い農園管理、二人ではとても管理できない規模だから、奥さんの実家の畑に家を建てたんでは無いでしょうか、友人の生活を考えた時、多少のヤッカミも有って細かい説明をしなかったのではと、勝手に考えています。
  
  何でもない田舎の旅行って大好きだけど結構大変ですよ、友人たちに何しにタイへ行くのかと聞かれても、答えようが無い、楽しい事が何も起きなくても当たりまえ、夜中に雨漏りで寝られなくなり酒を飲むなんて、普通なら悲惨な事ですよね、でもこれが楽しいのだと自分に言い聞かせると、結構楽しくなる、私の旅はそんな連続だから、ぜったい楽しいから一緒に行こうと友達を誘えない、来年一緒に数日付き合っていただけますか、500バーツの安宿へ泊まる旅。
  
  旅行記最終編、八割がたできました、この後完成したいと思います。
  

• oguraさん 2010/12/09 21:13:21

  まだまだ続きありそうですね〜

  botaさん
  こんばんわ〜
  メーサイ〜ファーン読ませてもらいました。
  毎回写真の多さに驚き、工夫してして写真投稿していることに、感心しています。１眼レフデジカメなので、こんなこともできるのかな〜と思ったりしてます。私のバカチョンにはできない技術かな〜と・・・
  タイにお友達がいるのがうらやましいです。
  
  ではでは