定年退職記念旅行−その４−

2003/05/19 - 2003/05/30

白山の麓の温泉から、富山・新潟をひとまたぎして新潟県北部の瀬波温泉に向かいます。
ここは宿の前が日本海というところ。瀬波温泉というのはかなり前から知ってはいましたので、この機会に計画に入れたのです。

その後、この計画の目玉の一つである青森県の岩木山麓の温泉へと向かいました。津軽といえば、
「♪リンゴ〜の花びらが〜、風〜に散ったよな〜・・♪♪」というひばりさんの歌が自然と出てきますよね。
そして、岩木山。津軽の人々にとって心の支えであるだけでなく、多くの歌や詩にうたわれて私達の心に焼き付いている山です。
私は、リンゴの花と岩木山を、カミさんに見せてあげたかったのです。それが叶って、本当に嬉しいのです。
とは言え、これで定年記念旅行が終わるわけではありません。旅は正に中盤、これからも続きます。

↓をクリックすると岩木山の地図が表示されます(｢航空写真｣の画像は不鮮明です)｡
http://locapoint.com/SW7.XD4.DF7.OU1-mtiwaki03523

エリア 弘前(青森)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 高速・路線バス

金沢からの「北越３号」は新潟で終点でしたが、ここまでの車窓風景はいいですね。左手に日本海、右手に立山連峰や赤倉山などの連峰が見えますから。

新潟では駅前で何か美味しいものでもと思いましたが土産物屋に入ってしまい、結局お弁当に(-_-;)
写真は「北越３号」車内です。

新潟からの特急「いなほ号」のグリーン車というのは、一つの車両の中に壁を設けて、ここから向こうが「グリーン車」という風になってるんですね。ですから、「グリーン車」というよりも、「グリーン室」になってるんです。　それも僅か３〜４列あるだけで非常に狭く感じられて、どこかに「収容」された感覚になりました。　経営上の計算もあるかと思いますが、せめて車両の半分くらいのスペースは取って欲しいですね。
村上駅からは、バスなどの便の接続がよくなかったため、タクシーで瀬波温泉にある厚生年金保養所へ向かいました。この温泉の旅館は、海岸に沿っているところと、海岸から少しだけ離れているところの２箇所に集中しています。
泉質は冷え性、肩こり、腰痛、神経痛ほか多くの症状によいとのことで、私にはぴったりでたよ(^o^)

部屋から見た日本海の夕日です。
私はこの写真を撮ってから大浴場に向かい、お風呂に浸かりながら沈みゆく夕日を見ていました(^^)　旅先の朝日、夕日は何かしら旅情を感じさせるものですね(^o^)　

↓をクリックすると瀬波温泉の地図が表示されます(画像右上の｢航空写真｣をクリックされてもご覧下さい)｡
http://locapoint.com/SN5.XB8.KM7.KJ3-spasenami03522

村上駅で撮りましたローカル鈍行です。何となく田舎の風情があって撮影したくなるんですよね。

村上駅から乗った「いなほ１号」は秋田止まり。ここで乗り換えです。新潟→青森直通であれば話が早いのですけどねぇ(-_-;)　
写真は秋田駅で捉えた秋田新幹線の「こまち号」です。「こまち」なんて、列車の名前が粋ですね。東海道新幹線の列車も女性に関する名前をつけてくれるといいかもね。でも、適当なのがあるのかなぁ？
５日後には私達も秋田から「こまち号」で夏油温泉へ向かう予定です。

ここは岩木山神社の参道です。
今回の旅ではもっとも北になり、日程も中盤となってきました。
このお宮は長〜い参道があって、その所々から正面方向に岩木山を見上げることができます。その頂上にはこのお宮の「岩木山神社奥宮」というのがあります。別名を「奥の日光」とも呼ばれるほどに荘厳なお宮ですよ。
また、女性には良縁もたらしてくれる神様とか。でもね、良縁ってどういうこと？？　カカア天下になれる縁が良縁なの？？　その辺は神様のみが知ることかもね。
私は若いときに登ったこの岩木山の姿をカミさんに見せたくて、ここまで遙々やってきたのです！そう、「お岩木山」は私の心から忘れられることはなかったのです。お天気に恵まれて本当によかったと思いましたね。

神社を参拝してからここで記念写真を！
この大きな羊の絵は、なんなのか分かりません。
分かる方がみえましたら、教えてくださいね。

↓をクリックすると地図が表示されます(｢航空写真｣では、画像が不鮮明です)｡
http://locapoint.com/SW5.XD5.PD0.HS3-sintoiwaki030523

岩木山神社参拝の帰り道から撮った岩木山です。
表紙にも書きましたように、カミさんには岩木山麓の一面に咲くリンゴの花も見せたかったのです。ところが、もう花の時期が終わっていたんですよ！(T_T)
私が３３年前に来たときには、花は確かにこの時期だったと記憶していたのに・・。本当に残念でした。でも、ほんのちょっとだけ残っていて、「花」だけは見ることができました。
山を眺めていますと、津軽の民謡や三味線の響き、松村和子さんの「帰ってこいよ」の歌声まで聞こえてくる感じがします。　今度は冬の岩木山と津軽平野を訪れたいですね。
ともあれ、私にとって親しみある岩木山をカミさんとともに仰ぎ見ることが出来て、本当によかったです。

岩木山麓に沈む夕日です。
ここでもお天気に恵まれて、夕日に染まる岩木山を眺めることができました(^o^)

私達の部屋から見た、朝霧の岩木山麓です。
ここの宿では「家族風呂」がありましたので、カミさんと一緒に入りました(*^_^*)　これまで３０年も各地の温泉に行きながら、カミさんと一緒に温泉に入ることがなかったので、この時は本当に嬉しかったです。
やっぱりねぇ、お風呂くらいはカミさんと一緒がいいもんね。
それから夕食の時、「御定年記念の旅、おめでとうございます！」と言って、ワインを持ってきてくださったのです！！(^o^)　こんなことって初めて！！　私達は感激してしまいましたね。(^_^)　実は、アンケートの「旅行目的」欄に”定年記念旅行”と書いていたんですよ。もちろんこれまでの宿でもアンケートがあれば同じことを書きましたけど・・。

お礼を申し上げたのはもちろんですが、本当にウキウキ気分でこの夜を過ごすことができました。定年記念旅行をやってやっぱり良かったと、心底思いましたね。

岩木山神社周辺の情報をパンフレットでお伝えしましょう。温泉、スキー場、ドライブ（岩木山スカイライン）ほか、いろいろな楽しみ方がありますね。

これは百沢温泉の宿の一部の様子です。
冬の岩木山もステキだろうし、桜とリンゴの花を愛でながら、温泉を楽しむのもいいですね。

これも百沢温泉の楽しみが紹介されています。

旅が終わって、どれほど過ぎたのでしょうか。
私達が泊まった宿から、嬉しい便りが届きました。定年記念にワインのプレゼントをしていただいた上に、お便りまで頂戴し、私達には忘れられない宿となりました。
この旅の大切な記念として、大切にしています。そして、いつの日か再びこの宿を訪ねたいと思っているのです。

この旅のポイントの一つであった岩木山。
カミさんはこの時以来、岩木山に親しみをもってくれているようで、テレビや雑誌などで岩木山を見ると
「お父さん、ほら、岩木山だよ！」
と、嬉しそうに叫んでいます。嬉しいことです。そしていま、大相撲の「岩木山」の大ファンでもあるのです！！(^o^)

この旅行記へのコメント （2）

• スーポンドイツさん 2008/08/20 12:02:56

  はじめまして

  カメちゃんさん
  当方へご訪問・投票いただき有難うございました。
  仲のよいご夫婦なのですね〜我々も近い世代です。是非あやからなければ♪
  でも将来、クルーズを楽しむほどの余裕はなさそうですが(^^ゞ
  
  岩木山は立派です・・同感\(~o~)／　我々も旅行後、岩木山を応援しましたよ。
  すーぽん

  カメちゃんさん からの返信 2008/08/20 14:50:18

  RE: はじめまして

  すーぽんさん　いらっしゃい！！
  
  ご訪問と投稿、そして投票を有り難うございました。
  
  ご夫妻で旅行記を作ってみるご様子、さぞかし楽しく賑やかなことかとお察ししております。(^o^)
  お二人でブログを書くなんて、私達にとっては理想型！！ですよ！(^_^)
  
  当家じゃ、カミさんが威張っているだけ(-_-;)　←（大きな声！で読んではいけません！！）
  カミさんは自分のパソコンでチェックして、私にご指導を垂れてくださるわけですよ（ヤバイ！！　これ、カミさんが見るかも知れない(-_-;)(-_-;)　）
  
  青森の方にもお出掛けになったんですね。
  私はリンゴの花咲く時期を間違えて計画してしまったために、カミさんにお写真のような美しいリンゴの花を見せることができませんでした(;_;)
  
  十和田湖も懐かしかったですよ！！
  あれから40年も経過して、やはり変わっているようですね。
  あの、「乙女の像」だけは変わっていないようで・・。
  
  すーぽんさんのお写真で見る岩木山は残雪もあって、綺麗でしたね。
  こんどは雪化粧の岩木山を見てみたいですね。
  
  すーぽんさんの旅行記を拝見していますと、旅への夢は尽きませんね(^o^)
  
  では、これからもよろしくお願いしますねm(_ _)m
  カメちゃんより