2026/09/18 - 2026/09/19
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ヌーピーさん
2025年8月、旅好きの友人から来年のシルバーウィークのこと知ってる?と聞かれました。「なんと5連休になるらしい」……!
寒すぎず暑すぎず旅には最高の季節。ずっと「いつか行きたいな」と思っていたオランダにゴッホ美術館とフェルメールの街デルフトを訪ねるチャンス到来です。航空券の予約開始日にロンドン往復のチケットを手配しました。
なぜロンドン経由って?25年4月にETAを取得済みで有効期限内だったので再訪したいし、ナショナルギャラリーで再度ゴッホのひまわりを見たかったんです。
表紙は、運河沿い座る二人 アムステルダムの日常の一コマです
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一年も前に航空券を予約してしまったので、2026年に入ってからお目当てのひとつのマウリッツハイス美術館が休館することが発表されました、ガーーン。
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しかもその休館中を利用してマウリッツハイスの目玉展示の「真珠の耳飾りの少女」がわざわざ大阪に来てくれるではありませんか!!!
大阪中之島美術館 美術館・博物館
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もちろん、行きましたとも。
無事に観覧抽選を当て、なんと3時間も並んで少女に一目会ってきました。
そして旅の途中、デルフトやロンドンのフェルメールゆかりの施設のキュレーターさんたちに、その時の日本での大行列の写真を見せてみたところ……その人気とすさまじい混雑ぶりに大変驚いていらっしゃいました。
これが現地の方たちとの思わぬ会話のタネになり、最高のコミュニケーションツールになってくれたのです。 -
そして極めつけは、出発の1週間前。
ゴッホ美術館から届いたメールを開いてみると、そこには「カラスのいる麦畑」の展示は休止しています」との非情なお知らせが……。
あぁ、本物を見たかったな…… -
気を取り直して出掛けます。
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往路はCクラス。
深夜便だったので、メインの食事のサービスは消灯・睡眠を挟んでなんと8時間後とのこと。「そんなに待てないよ~」と思いつつ眠りにつき、出発から6時間ほど経った日本時間の朝6時ごろ、やっぱり空腹で目が覚めてしまいました。
そこでまずいただいたのが、朝の胃袋に染み渡る「鱈のあんかけの和食」。 -
「メインディッシュの準備ができました」という嬉しいお声がけに、もちろん二つ返事で起き上がります。
出てきたのは、テリーヌに、キノコソースがたっぷりとかかった絶品のステーキ。
さらに食後のデザートには、なんとジャン=ポール・エヴァンのマカロンまでついてきて、優雅すぎる機内食のフィナーレとなりました -
ロンドンヒースローからアムステルダムまではKLMです。T3でイギリス入国審査を受けて、T4への移動には地下鉄を無料で利用できます。
中東系の航空会社が多く集まるターミナル4へ足を踏み入れると、一気に雰囲気がガラリ。イスラム圏の方がとても多く、しかもほとんどの女性が全身黒のヒジャブを着用されていて……。大人数のグループでいらっしゃる光景に、思わずちょっとだけ圧倒されてビビってしまいましたロンドン ヒースロー空港 (LHR) 空港
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フライト時間は1時間半で機窓からきらきらと光る運河が見えてくると、いよいよアムステルダムに到着です。
スキポール空港 (AMS) 空港
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街へ繰り出してみると、まず驚いたのが車の小ささ!
全長が普通車の「横幅」くらいしかないような、2人乗りの小さな車をあちこちで見かけました。もちろん普通の車も走っています。 -
翌日は、今回の旅のメインイベントである「ゴッホ美術館」へ行く予定。
だからこそアクセスを最優先したくて、ホテルはフォンデル公園のすぐ近くにある「S&A Vondel Park Hotel」を選びました。 -
お部屋はきれいに整えられていて、エアコン、湯沸かしポット、冷蔵庫も完備。一人旅には十分すぎるほど居心地の良いシングルルームです。
……ただね、お値段がなんと1泊35,000円。
アクセスが良いとはいえ、さすがに「ヨーロッパの物価、恐るべし……!」です。 -
トラムに乗って街歩きに出掛けます。クレカタッチで乗り降りできて楽々です。
トラム 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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なんでもない街中も素敵で絵になります。
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ユニクロが入る建物も風格があります。
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デ・オッテル風車
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街をぶらぶら歩いていると、地元のローカルたちがずらりと行列を作っている魚屋さんを発見。
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オランダ名物の塩漬けニシン「ハーリング」のサンド(4.5ユーロ)を試してみました。
一口食べてみると……これがびっくり!
塩気は軽めでニシンのフレッシュ感がしっかり残っており、ピクルスの酸味との相性も抜群。生臭さは一切なくて、想像を遥かに超える美味しさです。
地元の人たちが並んででも食べる理由がよーく分かった、最高のローカル体験でした。 -
天井がガラス張り、造花装飾、バー付き、大型など様々なクルーズ船を見かけました。
運河クルーズ アクティビティ・乗り物体験
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こちらの公衆トイレは有料で、利用料金はなんと2ユーロ!
しかもオランダは想像以上にキャッシュレスが進んでいて、現金が一切使えないお店がほとんど。このトイレも当然のようにクレジットカード払いのみでした。 -
ファーストフード店FEBOの自販機コロッケを試します。クレカで支払うとと小窓が開いてコロッケを取り出せる手軽さです。が、価格は3ユーロで決して安くはないです。チップスは奥のカウンターで注文ごとに揚げてくれてサクサクです。揚げもの×2の重い組み合わせになってしましましたがメニューにはバーガー類もありました。
フェボ (ダムラク店) 地元の料理
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普通のスーパーでさえチーズコーナーが広い!
アルバートハイン スーパー・コンビニ
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翌朝、ゴッホ美術館に来ました。
ゴッホ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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ガイドブック情報通りで当日券は無いとの案内板が出ていました。事前購入は必須のようです。
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朝イチで入館して人が少ないうちに作品を見たかったので、3ヶ月前に予約を入れました。
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大中小の無料ロッカーがあり身軽に見学できます。
ただ、ふとロッカーの高さを見上げてびっくり。かなり上のほうまでロッカーが並んでいて、世界一平均身長が高い国と言われるオランダのリアルな「高さ」を、まさかロッカーで実感することになるとは思いませんでした -
いよいよ対面したひまわり
ロンドンのナショナルギャラリー、新宿のSOMPO美術館、に次ぐ、三作目のひまわり鑑賞です。同じ主題を描いた作品なのに不思議とそれぞれ受ける印象が少しずつ違いました。その違いを感じられるのも現地に足を運んだからこその贅沢な体験でした。 -
してもう一つ、心待ちにしていたのが「花咲くアーモンドの木の枝」
もちろん本物に対面できた感動はひとしおなのです。
しかし、、、以前名古屋のゴッホ展で体験したイマーシブ映像で、壁いっぱいにこの映像が広がり、花びらがハラハラと舞い散る演出があまりにも素敵すぎたせいか、心のどこかで「あの動くアーモンドの木もすごかったな……」なんて思い出してしまったり。。。 -
どの絵もこのぐらいの距離までグッと近づいて、自分のペースでゆっくりと見られます。世界的な大人気美術館でありながら、じっくりと作品と向き合える環境が整っていて、見終わったあとの満足感は想像以上でした。
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おもしろかったのが五感でゴッホを体感できる特設コーナー。
レプリカに絵の具の厚塗りの盛り上がりがリアルに再現されていて、実際に手で触れることができるんです。さらに黄色いボックスから油彩絵の具の匂いを嗅げます。ただ鑑賞するのとは一味違う、新鮮で楽しい体験でした。 -
ミュージアムショップには、それぞれの絵柄の衣装を着たミッフィーや
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オランダらしく、自転車のベルがありました。
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こちらはレゴで作ったひまわり(非売品)。商品はひまわり一枝分だけです。
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花市場を散策しました。春なら一面のチューリップで埋め尽くされているのでしょうが、今の時期は夏らしいひまわりや紫陽花がずらりと並んでいました。
チューリップの球根も多種多様に売られており、今買えば春に向けてちょうど植え時のはず……!と心惹かれたものの、残念ながら国内への持ち込みは植物検疫でNGとのこと。記念に木製チューリップのブーケを購入しました。花市場 市場
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その後、興味本位で日中の飾り窓地区に足を踏み入れてみました。ショーウィンドウに並び「商品」のように扱われている人たちの姿を目の当たりにし、強い衝撃を受けました。通りはゴミなどが目立ち独特の臭いも漂っていて、私にとっては「行かなければよかった」と後悔する場所になってしまいました。
飾り窓地区 建造物
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午後は、事前に予約していたアムステルダム国立美術館へ。当日券を求める列ができていたので、万が一予約し忘れてしまっても並べば中に入ることができそうな雰囲気でした。
こちらはナポレオンを描いたワーテルローの絵アムステルダム国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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レンブラントの大作「夜警」が修復中でもガラス越しに見ることができました。
本来であれば非公開のラボで行われてもおかしくない大掛かりな修復作業中なのに、こうして見せていただけることに感謝です。 -
近づいてみると両サイドの色が白くなっていて作業中とわかりますが、十分に作品の迫力を堪能できました。
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そしてフェルメールの「牛乳を注ぐ女」、「小路」、「恋文」の3作品を鑑賞しました。
かし、ここでも大ショックな出来事が。「手紙を読む青衣の女」は、あいにく貸出中で不在とのことでした。
マウリッツハイス美術館は休館中、ゴッホの「カラスのいる麦畑」は展示休止……そして今回のフェルメール。これで旅のなかで3つめのアンラッキーです。旅の計画通りにいかないのもまた海外旅行の醍醐味(?)とはいえ、さすがにこれだけ重なるとガックリきてしまいます。 -
フェルメールの作品の前はすごい人だかり。さすが本国だけあって熱気がまったく違います。
思えばこれまで、ワシントン・ナショナル・ギャラリー、フランクフルトのシュテーデル美術館、ロンドン・ナショナル・ギャラリーと、各地でフェルメール作品を見てきましたが、どこも驚くほどガラガラで、「もしかして海外でフェルメールってそこまで人気がないのかな…?」なんて勝手に勘違いしていました。 -
午前中のゴッホ美術館ですっかり感動を使い果たしクタクタに。午後のアムステルダム国立美術館は、レンブラントとフェルメールの作品だけをどうにか鑑賞して、早々に退散となりました。
「海外の美術館は広すぎるし、情報量も多すぎる。今後はどれだけ見たいところがあっても、美術館は1日1館にしよう!」と固く心に誓い、次の目的地であるフェルメールの街デルフトへと移動します。
つづく
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旅行記グループ 202609 SWにゴッホとフェルメールを巡る
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