2026/07/26 - 2026/07/26
4186位(同エリア4701件中)
ありま子さん
一人で泊まれる旅館は貴重です。
今回の京都旅行以前にもある有名な温泉街で一人で泊まれる宿を探しましたが一人宿泊に対する宿の対応が酷すぎました。
一番多いのが『一人宿泊の取扱なし』。これはしょうがない。宿の方針だから。
次は『平日のみ可』。平日とはありますが明らかに閑散日のみのスポット予約枠です。まあこれもしょうがないでしょう。
一番酷いと思ったのが『訳あり部屋』。窓なしでシングルベッドがドーンと置かれてそれ以外のスペースが無い。明らかに昔バスの運転手さんや添乗員さんが泊まっていたであろう部屋。そんな酷い部屋に泊めておいて6~7万円(朝夕付き)もとるんです。
2名一室ならもっとゆったりした部屋で1人あたり同じような値段で泊まれます。
1人宿泊客を舐めるな!!
↑以上のような経緯がありましたが京都の観光地嵐山はさすがに懐が広かったです。
1人宿泊できる旅館も多く、部屋も訳あり部屋なんてものはありませんでした。
今回は久々の京都旅行だったので奮発して高級旅館『嵐月』に宿泊しました。
今回宿泊したのはシングルルーム。
日曜日1泊2日(朝夕付き)で約6万円です。
選んだポイントは
①嵐山のど真ん中で渡月橋まで歩いて行けること
②シングルルームがあること
③そのシングルルームに大きな窓と洗い場付きのお風呂があること
④食事処が半個室であること(←結構重要)
⑤会席料理
値段は結構しましたが結果的に大満足でした。
良い所だけではなく気になった所も正直に書いておきます
自分へのご褒美旅行の宿探しの参考になれば幸いです。
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渡月橋から福田美術館方面への道はゆったりしています。
この道沿いには有名ホテルや吉兆など高級なお店、宿が並びます。 -
そんな道沿いにこんな門構えがどーん。
道を歩く人達もキョロキョロ覗いて行きます。
そんな門の中へ堂々と入って行く私。ちょっとした優越感です。 -
入って行くとこんな感じ。徒歩で直接入るなら左側。車なら右側に行くと奥に駐車場があるようです。
建物の近くに行くと仲居さんが出てきて迎えてくれます。センサーとカメラとかで到着を確認してるのかな? -
入口で名前を告げると中に通されて広い玄関で椅子に座りながら靴を脱ぎます。
脱いだ靴は旅館の人が仕舞ってくれるようです。外出の度に声をかけて靴を出してもらうみたい。これがちょっと面倒臭い。ちょこちょこ外に出たいから観光地のど真ん中に泊まったのに。もっと気軽に外に出たい・・
チェックイン手続きはソファに座って行います。茶菓の鼓月が嬉しい。チェックイン時間の15時だったので人が多いかと思いましたがお客さんは誰もいませんでした。
滞在中も食事時間が被った一組の外国人夫婦(?)以外全然見かけませんでした。口コミでもこの旅館は本当に静かで人の気配を殆ど感じない、というものが多かったです。
確か部屋数もそんなに多くないので仲居さんもあまり見かけませんでした。そういう所が口コミの「接客はつかず離れず、あっさりしている」に繋がるのかもしれないです。私は全然問題なかったです。
チェックインの時に今夜の鵜飼見学の予約枠が空いてますがいかがですか?と声をかけられました。少し興味はあったけど1人で参加するのも気が引けるし、何よりお風呂に入った後にまたあの暑い中に出ていくのが嫌で断りました。
2人ならちょっと行ってみたかったかも。 -
部屋の扉はこんな感じです。結構薄い扉(襖?)で驚きました。
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内側からかける鍵もこれだけ。少し心許なく感じましたが、これこそが高級旅館の自信なのかなと思いました。恐らくセキュリティも万全だろうし。
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部屋の鍵はこんな感じです。結構小さいのでちょっとした外出ならポケットに入ります。外出する時もいちいちフロントに預けなくていいのは助かります。
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入口を振り返ったところ。
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部屋に入って右側がお部屋。正面の扉が洗面所とお風呂。写真には写ってませんが左側がトイレです。
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一番最初に客室に入った瞬間。すでに布団は敷かれています。ご飯を食べている間に勝手に入られるのは嫌なのでこれは助かります。汗だらけの服を干したりしたいので。
この部屋はシングルルームです。嵐月のホームページでもその名前でした。ただ必ずしも1人限定と言うわけではなくて定員は1~3名となっており状況によって柔軟に対応できるようです。嵐月のなかではボトムの部屋です。
嵐月では1人宿泊でもシングルルーム以外に特別室や離れなども選択が可能です。恐らくカテゴリーが一番上の方の部屋は部屋食だったと思います。 -
部屋は布団を敷いてミニテーブルを置いても十分な広さがあります。
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シングルルームは一階なんですが小さな箱庭があり、外からの視線を遮りながらもしっかりと自然光が入る作りになっています。
1人宿泊者には窓すら付けない◯◯ホテルとは大違い
方向的にはこの窓の向こうが桂川方面だと思います。嵐月は大通りからだいぶ奥まって少し高さもある場所にあるので外の喧騒は一切聞こえ無いです。 -
箱庭はこんな感じです。外は暑いし虫が入るのも嫌(網戸はあります)なのでこちら側の窓は開けて無いです。
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テレビは小さめ。と思ったら立てかけられるタイプのタブレット式テレビでした。テーブルの上に置いてYouTubeやTVerも見れました。
渡月橋や竹林の小径のライブカメラを眺めたりしました -
冷蔵庫
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中のドリンクは無料です。右側の紙パックは水だそうです。結局どれも飲んでないですが。
水といえば嵐月の数年前の口コミで施設内に自販機もウォーターサーバーも無いから手軽に水が飲めない、と言う意見がありました。
旅館のランク的に自販機が無いのは仕方ないとしても気軽に水が飲めないのは不便だなと思い、私も旅館にはペットボトルの水を1本持参しました(携帯冷やすように凍らせた水ですが)。
ただ現在は大浴場にウォーターサーバーが設置されており(館内案内に記載あり)顧客の要望にきちんと対応しているようです。 -
洗面所です。
嵐月は数年前に大規模なリフォームを行ったようです。歴史を感じる外観とは裏腹に中に入ると綺麗な現代風の内装になっています。このシングルルームは部屋の中はリフォームされなかったようですが水回りはしっかりリフォームされていて綺麗です。 -
お風呂はこんなかんじです。こちらも箱庭を見ながら入浴できます。ただお湯をためるのが面倒くさいのでこの時は大浴場を使うつもりでした。
ちなみに檜の浴槽は深くてお湯をためるのに25分かかるそうです。 -
洗い場。超シンプルです。シャンプー、リンス、ボディソープは知らないメーカーでしたが髪がふさふさになって良かったですよ。
たぶん私が知らないだけで良いものなのでしょう。 -
トイレ。
ここもリフォームされていて最新式です。便座が自動で開閉して、自動で水を流してくれるのがうれしい。 -
部屋の位置です。シングルルームは3部屋なのでおそらく周りの2部屋が同じシングルルームかと思われます。
右上に並んでる3部屋は桂川方面なので渡月橋を見ながら露天風呂に入れる部屋ではないかと思われます。 -
部屋で一旦休憩したあと夕暮れの渡月橋を見に出かけます。
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帰りは西日に照らされながら帰ったので汗だくでクタクタです
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大浴場に行くのも面倒臭くなって部屋風呂に入ることにします(最近こんなんが多い)。昔は大浴場が大好きでホテル選びの基準も大浴場がある所で選んでたんだけどな。
お風呂に持って行く着替えとかアメニティとか、色々考えるのが面倒臭くて。箱庭側の窓はカーテンがないので着替える時は障子を下ろします。
2カ所敗れている所を発見。
正直この部屋のお風呂に入るまではこの部屋が6万円かぁ、とちょっとテンションが低めでした。綺麗に掃除されてるとはいえやっぱり古いんですよね。古いと全体的に暗く感じる。加えて障子の破れ。なんか非現実感がイマイチないんだよね。 -
アメニティはメイク落とし、洗顔料、化粧水、乳液的なものは揃っています。でも1セットしかないんですよね。泊まりならスキンケアは朝晩いると思うけど。こういうちょっとしたことの積み重ねでどんどんテンションが落ちて行くんですよね。
自分史上最高額の(一人旅)宿代っていうのもあって評価はかなり厳し目になってますが。
ちなみに今回の宿代は1泊2日朝夕付きで約6万円です。 -
でもこのお風呂に入ると全てチャラになりました。
宿のホームページのお風呂の写真は窓を閉めた状態のものしかなかったので内風呂のみだと思ってたんです。
でも両側の扉を開けると半個室の露天風呂に!
木々の間からは夕暮れ時の空の色が見えて、夕方の虫の音の合間にどこかのお寺の鐘の音が聞こえます。京都の観光地ど真ん中の嵐山でこんな優雅なお風呂にはいれるなんて!
なんて贅沢!
お風呂に入っていると外気は少し涼しく感じて気持ちいい。
虫が気になるのでお風呂場の電気は消しましたが、箱庭は下草もきちんと刈り取られているためそんなに虫の発生は無さそうでした。
そういえばこの宿は大浴場は地下にあるのでせっかくの立地なのに眺望が無いと口コミの評価は悪かったです。各部屋に露天風呂や半露天風呂を付けているので眺望はそちらに全振りしてるのでしょう。一番ボトムのこの部屋でこのお風呂なら、もっと上のランクのお風呂はもっとすごいんでしょう。
そういえば口コミでも露天風呂への評価がめちゃくちゃ高かったです。ただ露天風呂が付いてるランクの部屋にはどうせ泊まれないので余り気にしてませんでしたが。
シングルルームに付けているこのお風呂はもっと宣伝すべきだと思います。写真で見るとただの地味な内風呂にしか見えないです。 -
夕食の時間は到着時に17:30、18:00、18:30の中から選びます。
会席料理は楽しみなんですが今回の旅の目的である「夕暮れ時の渡月橋を見る」と言う目的と時間が丸被りしてしまうんですね。食事時間は私はサクサク食べて1時間45分でした。調理や準備の時間もあるようでどんなに早く食べてもある程度の時間は待たされます。まあこんな高級旅館に泊まるような人達は食後にもガツガツ観光したい、と考える人はあまりいないと思うのでしょうがないですね。
ただですね。この料理がめちゃくちゃ良かったんです。 -
もともと旅館で食べる会席料理は大好きなんです。見た目にも華やかで非現実的な食事だから。
ただ大広間でいただく会席料理は周りが気になってじっくり味わえないんです。苦手です。
せっかくの料理の味もあまり思い出せなくなるくらい。
だから会席料理の時はできるだけ部屋食のある旅館を選ぶようにしてます。
嵐月はこのような半個室となっていて一旦個室に入ると周りの目を気にせずに食事に集中できます。 -
こんな景色を見ながら食事を楽しめます。
私の食事時間は18:30~だったのですが私以外には外国人夫婦(?)が一組のみでした。高ランクの部屋は部屋食になるし、8時くらいにおそらく鵜飼見学に参加するであろう人達の声がロビーから聞こえてきたのでもう数組は泊まっているんだろうけど。口コミにもよく書いていたけど本当に他の宿泊客の存在を感じないです。
大人な空間。静かな宿です。 -
料理については私はグルメではないので写真だけ残しておきますね。
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見た目だけでも十分楽しめます
特に器が素敵なんです -
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旅館について細かいことをつらつらと書いていくと
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クーラーの音が結構うるさいです。業務用クーラーみたいな感じですごい風量で出てきます。効きはすごくいいので私は文句ないんですが電子機器の音に敏感な方は気になると思います。
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あと部屋のメインの電気がリモコンでなく紐タイプなのも地味に面倒くさかったです。
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私の顔を見ただけで私の靴を下駄箱から出してくれるのはすごいと思いました。最初に受け付けてくれた人と違うのに。
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ただちょっと面倒くさいな、とも思いましたけど。
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会席料理の量は私にはちょうど良かったです。よく食べる方には少し物足りないかも。
特筆すべきは白米が美味しかった!
お茶碗に盛られてる時からつやつやしているんです。
こんな美味しい会席料理を人の目を気にせずにゆっくりいただけるのも嵐月を選ぶポイントになると思います。
器や盛り方も本当に美しくて目でも愉しませてもらいました。 -
デザートはマンゴーとモナカでマスカルポーネとチョコレートを挟んだアイスクリームです。
このアイスがですね。
美味しいんですが、チョコモナカジャンボにしか思えないんですよね。
これだけ見た目も味も美しい会席料理の締めがチョコモナカジャンボ!
これは別に旅館が悪い訳ではなくて私の普段の食生活レベルが出てしまっただけなので気にしないでください。
料理を提供してくれた仲居さんもニコニコと感じのよい方でした。隣の外国人カップルの接待には流暢な英語を話されていて京都の仲居さんはやっぱりレベルが高いな、と思いました。
デザートを提供された時に次の日の朝食希望時間を聞かれます。私は一番早い時間(8時)にしたのでそれ以外の時間は分からないです。チェックアウトは11時でそれ以降も荷物は預かりますよ、と仲居さんから言っていただいきました。 -
次の日のは6時から朝風呂に入りました。
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もちろん最高なんですが夕闇の迫る中、虫の音とお寺の鐘を聞きながらの昨夜の入浴には敵わないです
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箱庭の下草はこんなふうにすっきり手入れされています
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お風呂の目隠し用に右側の枝だけ残して左側の枝は綺麗にきり落とされています。右側のちょうど枝がある部分に建物があるんです。
この剪定のおかげで絶妙な開放感のある半露天風呂が出来上がってるんですね -
朝食も彩り豊か。
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本当に美しくて手が込んでいます。
味は言わずもがな。 -
チェックアウトの時に大雨が降っていたのでタクシーを呼んでもらいました。
フロントの女性も感じがよくて本当にこの旅館に泊まって良かったと思いました。
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