2026/05/23 - 2026/05/23
-位(同エリア768件中)
Mileagegirlさん
- MileagegirlさんTOP
- 旅行記208冊
- クチコミ689件
- Q&A回答0件
- 516,165アクセス
- フォロワー15人
初めての佐渡島へ、新潟港発着の日帰りバスツアー「とっておきの佐渡日帰り満喫の旅 Aコース(15,800円)」を利用して行ってきました。
沖縄本島に次ぐ広さを持つ佐渡を、個人でレンタカーを借りて回るよりも8,000円以上も安く、しかもプロのガイド付きバスで効率よく巡れる超高コスパな旅です。
往路のジェットフォイルでの激しい船酔いという洗礼や、団体ツアーならではの混雑ハプニングもありましたが、子育て中のトキ、佐渡金山の圧倒的なスケール、幻想的な北沢浮遊選鉱場跡、そして絶品の佐渡牛ランチまで、日帰りとは思えないほど中身の濃い旅になりました。復路のカーフェリーを快適に過ごすコツや、船酔い対策などのリアルな体験談も交えてレポートします。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
-
新潟港を7:55に出発するジェットフォイル「すいせい」でいざ、佐渡への旅へ出発です。
ジェットフォイルに乗るのは初めて。
船旅も久しぶりだったので、とても楽しみでした。新潟港 (フェリーターミナル) 乗り物
-
新潟港から両津港までを約1時間で結ぶ、超高速の「海を飛ぶ船」です。片道運賃は大人7,970円。時間が限られている日帰り旅や、移動時間をできるだけ短縮したい時にはこれ一択となります。
佐渡汽船 ジェットフォイル 乗り物
-
全席指定席で、航行中は安全のためシートベルトの着用が義務付けられており、席を立って歩き回ることはできません。船体自体が海面から浮き上がって走る仕組みのため、一般的な船のような波の揺れは少ないとされています。
「揺れづらい」という前評判を信じて乗り込みましたが、私の場合は大誤算でめちゃくちゃ酔いました。
感覚としては飛行機のエコノミー席にずっと縛り付けられているようで、特有のG(重力)がかかるような揺れ方に逃げ場がなく、地獄の1時間でした。あっという間に着くのはメリットですが、乗り物酔いしやすい方は事前の「酔い止め薬」の服用が絶対に必須です。佐渡汽船 ジェットフォイル 乗り物
-
両津港に到着。
一階の観光バス乗り場で、ツアー参加の手続きをし、いざ観光バスに乗り込みました。
バスも指定席でした。
私は1人参加でしたが、お客さんもかなりいたので、別の一人旅のお客さんと相席でした。両津港 乗り物
-
ツアーバスが最初に訪ねたのはトキの森公園です。
佐渡の代名詞とも言える「国際保護鳥・トキ」を間近で観察できる施設です。環境保全協力費として大人500円。館内には資料展示のほか、ケージ越しに本物のトキを見られるエリアがあります。トキの森公園 公園・植物園
-
5月はちょうどトキの夫婦の子育てシーズン。親鳥の美しい朱鷺色(ときいろ)に対し、顔が黄色いのが幼鳥(ヒナ)の特徴です。タイミングが良ければ、親鳥が一生懸命に世話をする健気な姿を観察できます。
訪れた時はちょうど子育て中で嬉しかったのですが、巣がかなり遠い場所にあったため、目視ではよく見えませんでした。設置されている望遠鏡を覗いてなんとか確認できた状態です。思ったよりもトキが遠くにいて数が少なめに感じたので、じっくり見たい方は双眼鏡の持参をおすすめします。トキの森公園 公園・植物園
-
尾畑酒造に立ち寄りました。
佐渡の銘酒「真野鶴(まのづる)」を醸造する、歴史ある酒蔵です。豊富な種類のお酒が集まるお買い物スペースが充実しています。尾畑酒造 名所・史跡
-
並んでいる地酒の試飲(有料)がとにかく美味しそうで、周囲の人が羨ましかったです。
私はこの後の行程を考えて我慢しましたが、お酒好きにはたまらない空間だと思います。
代わりに購入した大吟醸ケーキが絶品で、お酒が飲めない方やドライバーへのお土産にも大満足のクオリティでした。尾畑酒造 名所・史跡
-
佐渡歴史伝説館。
佐渡に流された順徳天皇、日蓮聖人、世阿弥などの歴史を学ぶことができるミュージアムです。大人入館料は900円。
館内では、なんと1体2,000万円というハイテクな等身大ロボット(動く人型人形)が設置されています。リアルな動きと音声、光の演出で、佐渡の重厚で少し切ない歴史をドラマチックに紹介してくれます。佐渡歴史伝説館 美術館・博物館
-
佐渡歴史伝説館には、食事処「夕鶴」が併設されており、希少な「佐渡牛の陶板焼き」ランチが味わえます。
一人旅参加者については、このように食卓を設置してくれるのがよかったです。
気を遣ってくれないツアーだと、カップルと相席にされたり、気まずいことがありますからね。お食事処 夕鶴 グルメ・レストラン
-
お料理(佐渡牛)は文句なしに美味しかったのですが、展示館の見学には注意が必要です。館内が非常に狭いため、ツアー客44人が一斉に入ると大混雑。後ろの方にいると人形の動きや紹介が全く見えず、何が起きているのか分かりませんでした。本来なら10人程度に区切って入るべき場所なので、団体で行く際はなるべく前方をキープして進むのが鉄則です。
お食事処 夕鶴 グルメ・レストラン
-
佐渡観光の一大メインスポット。基本コース(宗太夫坑・道遊坑)の大人入場料は1,500円。江戸時代から平成まで約400年間続いた、日本最大級の金銀山の歴史を体感できる巨大な坑道が見どころです。
佐渡金山遺跡 美術館・博物館
-
江戸時代の職人が執念で掘り進めた「手掘りの坑道」と、近代化以降の「機械掘りの坑道」の両方を見学できます。1896年に皇室財産から三菱合資会社(現・三菱マテリアル)へ払い下げられ、なんと平成元年(1989年)というかなり最近まで現役で操業していた歴史には驚かされます。
こちらは江戸時代の手彫りの坑道。佐渡金山遺跡 美術館・博物館
-
「狸穴」と呼ばれる人一人通るのがやっとの狭い穴。
腹ばいで手彫りで掘り進み、勧めるところまで進んだら、後ずさりして元のところまで戻ってきます。
閉所恐怖症気味の私には絶対無理無理!!!佐渡金山遺跡 美術館・博物館
-
白っぽい鉱脈が走っているところ。こういう所には金銀が見つかるということで、掘り進んでこのような鉱脈に出会ったら、このような儀式をしていたんだそうです。
佐渡金山遺跡 美術館・博物館
-
遺跡の途中にあったアイスクリームの販売所。
食べてみたいなと楽しみにしていたのですが、昨今の金価格の上昇のせいなのか(?)、お値段800円ということで、諦めてしまいました。
金箔、う○こにするのはもったいなさ過ぎる・・・(別に、味しませんしね) -
この山をぱっくり2つに穿ったのは人力ってのがなんともすごいですね。
道遊の割戸は、佐渡金山を象徴する、国指定史跡の巨大な採掘遺構です。佐渡金山の見学コース(道遊坑コースなど)を進むと出会うことができます。巨大な金脈を露天掘り(地表からそのまま掘ること)した結果、山の頂部が綺麗にV字型に割れた不思議な形をしており、歴史のスケールを肌で感じられる場所です。
遠くから見ると、緑豊かな山のてっぺんが綺麗に真っ二つに割れているシンボリックなシルエットが美しく、まさに佐渡金山に来た実感が湧く絶景です。道遊の割戸 自然・景勝地
-
さらにコースを進んで割れ目の真下(近く)へのぞき込みに行くと印象が一変。幅約30メートル、深さ74メートルにおよぶ巨大な巨大な割れ目が目の前に垂直に切り立っており、江戸時代の職人たちがタガネと槌だけでこれほど山を削り落としたのかという、執念と迫力に圧倒されます。
道遊の割戸 自然・景勝地
-
近代の機械掘りの坑道。
側面もなめらかで、トロッコで鉱石を運ぶためのレールがひかれています。
佐渡金山は、今回の旅で一番楽しみにしていた場所で、期待通りの圧倒的な見応えでした!ただし、坑道内は年中10度前後に保たれていて冷蔵庫のように寒いです。夏場でも長袖の上着や羽織るものは絶対に必須。これがないと寒さでゆっくり見学できません。佐渡金山遺跡 美術館・博物館
-
北沢浮遊選鉱場跡にやってきました。
ここには、北沢Terrace~佐渡のラピュタを望む、唯一無二のカフェ~があります。
時間があれば入ってみたかったのですが、ツアーでの立ち寄り時間がなんと20分しかなく、諦めました。北沢terrace グルメ・レストラン
-
北沢浮遊選鉱場跡。
かつて佐渡金山で採掘された鉱石から金などを抽出していた、近代遺産の跡地です。入場・見学ともに無料で、広大な敷地にコンクリートの巨大な構造物がそびえ立つ、佐渡屈指のフォトジェニックスポットです。北沢浮遊選鉱場 名所・史跡
-
むき出しの重厚なコンクリート遺構がすっかり鮮やかな緑の蔦に覆われており、その退廃的で美しい姿は、まるで有名アニメ映画(天空の城ラピュタなど)の世界に迷い込んだかのような、抜群の雰囲気を醸し出しています。
北沢浮遊選鉱場 名所・史跡
-
北沢浮遊選鉱場跡に併設されているお土産売り場。
現在、佐渡金山にあるお土産売り場が閉まっているので、金山関係のお土産を買うならここ。
金の延べ棒を模したお土産などもありました。 -
売店の奥には資料館もあり、本物の金の延べ棒も展示されていました。
実際に触ることができますが、片手では持ち上がらないくらい重い!
ということで、あっと言う間の日帰り佐渡旅の訪問スポットはこれで終わり。
両津港に向かいました。 -
両津港から新潟港へは、カーフェリー(2等)で帰ります。
両津港から新潟港までを約2時間半でゆったりと結ぶ大型旅客船です。2等席の片道運賃は大人3,290円。ジェットフォイルに比べて時間はかかりますが、運賃が半額以下とリーズナブルで、大型船ならではの安定感があります。両津港 乗り物
-
2等席には通常の「椅子席」のほかに、靴を脱いで床に寝転がれる「ジュータン席(自由席)」があります。
2等席を快適に過ごすための絶対ルールは「なるべく早く改札の列に並んで乗船すること」です!
私はぼやぼやしていたため出遅れてしまい、固い椅子席しか空いていませんでした。脚を伸ばしてゴロゴロ横になれる「ジュータン席」の争奪戦は一瞬で決まるので早めの行動が吉です。
なお、往路の猛省を活かして両津港近くの薬局(港から約500m)で酔い止めを買って飲んだおかげで、帰りは爆睡できて全く酔いませんでした。大型船なのでジェットフォイルより元々揺れは緩やかですが、対策さえすれば2時間半を最高の仮眠時間にできます。佐渡汽船 カーフェリー 乗り物
-
出港してしばらくの間は、船を追ってくるたくさんのカモメたちに、デッキから「かっぱえびせん」をあげる餌付け体験ができるのも楽しい特徴です。とても可愛くて癒やされました。
佐渡汽船 カーフェリー 乗り物
-
素晴らしい佐渡の自然、歴史、そして美味しい食に感謝!また来るね、佐渡島!
出港してからしばらく、名残惜しくてデッキでこの風景を眺めていました。 -
新潟港に到着してしまいました。
今回の旅のベストオブベストは、なんと言っても「佐渡金山」です。江戸から平成にいたる歴史の重みと、道遊の割戸の圧倒的なスケール感は、はるばる海を渡って見に来る価値が十分にありました。
佐渡島は想像以上に広く、日帰りツアーで主要スポットを凝縮して巡れたのは大正解でしたが、まだまだ見たい景色がたくさん残っています。今回は行けなかった「たらい舟体験」や、ノスタルジックな「宿根木(しゅくねぎ)集落」など、惹かれる観光スポットが目白押しです。
これはもう、いつか絶対に再訪するしかありません。
……往路のジェットフォイルで味わった、あの猛烈な船酔いの辛さを、綺麗さっぱり忘れた頃に(笑)。新潟港 (フェリーターミナル) 乗り物
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
佐渡島(新潟) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
29