大垣旅行記(ブログ) 一覧に戻る
大垣には嘗て一度だけ来たことはある。随分以前のことだが、何年か前かは覚えていない。それは大垣駅から真っすぐの遊歩道がお城まで続いていて、凡そ10分程か、その遊歩道のような直線歩道を城まで歩き、天守閣に登り、そのまま駅へ戻ったことがあった。多分それは何かの用事で一宮にやってきて、その足で大垣までやって来たのだと思う。今日はタクシーで芭蕉記念館までやってきて、芭蕉の香りをそこはかとなく嗅ぎ、二分三分咲きの桜を見、この掘割のような水門側を辿って行けば、お城には行き着く。足が相当に弱ってきているが、このお堀の遊歩道を散歩しながら、お城に向かうことにした。<br /><br />桜の満開には少し早いのか、行楽客もそれ程多くはないが、時々掘割を通る遊覧船はほぼ満席だ。どこからか小人数のグループでやって来て、小舟を借り上げ、遊覧しているのだろう。芭蕉の句「行く春を近江の人と惜しみけり」を思い出すが、それはここ大垣の隣町、近江八幡の掘割だろう。<br /><br />遊歩道を歩いていると、色々と行楽客を当て込んでの屋台店が出ている。アクセラリーの屋台があって、孫に何かあるか覗いてみると、値段も手頃だ。話を聞くと、彼女は隣町の稲沢からやって来て、手作りの小物を作っているとのこと。・・稲沢・・、嘗てパリで名を馳せ、パリで死んだ画家荻須高徳の出身地だ。年若の彼女に荻須の名前を出しても分からないだろうが、稲沢と聞いて途端に親しみを覚えた。そこで孫の二人にはペンダントとイヤリングの小物をお土産に買ってやった。<br /><br />この堀川はずっと駅まで繋がっている。お城へはその途中の市役所の前で右手に貼って行かなければならない。その途中には毎日新聞大垣通信部の古びたビルがあったり、地元発祥の水道工事会社弘光舎のモダンなビルもある。市役所も斬新なデザインだ。古い町に新しい波、中規模の町の程よい調和だ。この市役所の直ぐ前がお城の裏庭、今は大垣城公園になっている。以前来た時は確か野球のグラウンドだった。<br />

西国観音霊場三十三番華厳寺巡錫と美濃の旅(12)掘割の遊歩道を歩いて大垣城へ。

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2024/03/28 - 2024/03/30

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ちゃお

ちゃおさん

大垣には嘗て一度だけ来たことはある。随分以前のことだが、何年か前かは覚えていない。それは大垣駅から真っすぐの遊歩道がお城まで続いていて、凡そ10分程か、その遊歩道のような直線歩道を城まで歩き、天守閣に登り、そのまま駅へ戻ったことがあった。多分それは何かの用事で一宮にやってきて、その足で大垣までやって来たのだと思う。今日はタクシーで芭蕉記念館までやってきて、芭蕉の香りをそこはかとなく嗅ぎ、二分三分咲きの桜を見、この掘割のような水門側を辿って行けば、お城には行き着く。足が相当に弱ってきているが、このお堀の遊歩道を散歩しながら、お城に向かうことにした。

桜の満開には少し早いのか、行楽客もそれ程多くはないが、時々掘割を通る遊覧船はほぼ満席だ。どこからか小人数のグループでやって来て、小舟を借り上げ、遊覧しているのだろう。芭蕉の句「行く春を近江の人と惜しみけり」を思い出すが、それはここ大垣の隣町、近江八幡の掘割だろう。

遊歩道を歩いていると、色々と行楽客を当て込んでの屋台店が出ている。アクセラリーの屋台があって、孫に何かあるか覗いてみると、値段も手頃だ。話を聞くと、彼女は隣町の稲沢からやって来て、手作りの小物を作っているとのこと。・・稲沢・・、嘗てパリで名を馳せ、パリで死んだ画家荻須高徳の出身地だ。年若の彼女に荻須の名前を出しても分からないだろうが、稲沢と聞いて途端に親しみを覚えた。そこで孫の二人にはペンダントとイヤリングの小物をお土産に買ってやった。

この堀川はずっと駅まで繋がっている。お城へはその途中の市役所の前で右手に貼って行かなければならない。その途中には毎日新聞大垣通信部の古びたビルがあったり、地元発祥の水道工事会社弘光舎のモダンなビルもある。市役所も斬新なデザインだ。古い町に新しい波、中規模の町の程よい調和だ。この市役所の直ぐ前がお城の裏庭、今は大垣城公園になっている。以前来た時は確か野球のグラウンドだった。

旅行の満足度
5.0
  • 堀川の横には旅姿の芭蕉の像もある。

    堀川の横には旅姿の芭蕉の像もある。

  • 桜は満開までにはあと一歩。

    桜は満開までにはあと一歩。

  • 行楽客もまだ少ない。

    行楽客もまだ少ない。

  • 堀川沿いに遊歩道があり、お城まで歩いて行ってみよう。

    堀川沿いに遊歩道があり、お城まで歩いて行ってみよう。

  • 堀川沿いに遊歩道があり、お城まで歩いて行ってみよう。

    堀川沿いに遊歩道があり、お城まで歩いて行ってみよう。

  • 稲沢出身の若い女性、孫にお土産を買ってやろう。

    稲沢出身の若い女性、孫にお土産を買ってやろう。

  • 掘割の途中には毎日新聞の大垣通信部もあった。

    掘割の途中には毎日新聞の大垣通信部もあった。

  • 弘光舎。地元の古い会社だがビルは近代的だ。

    弘光舎。地元の古い会社だがビルは近代的だ。

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