2024/03/28 - 2024/03/30
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ちゃおさん
大垣は今も昔も交通の要衝だ。中仙道はこの町の直ぐ北を通り、そこから分離した美濃路はこの町を通って、伊勢に向かう。関ヶ原大合戦も西軍石田三成の拠点は大垣城に置かれた。現在でも陸運大手の西濃運輸はこの町の発祥だし、国鉄が現在のJRに分離される以前には、東京駅から大垣駅止まりの普通電車が出ていて、凡そ6時間程掛ったが、鈍行夜行は運賃も安く、お金の無い学生には人気があった。
江戸の俳人松尾芭蕉は旅好きで、あちこち旅をし、旅の俳句を出していたが、彼の最後の大旅行、奥の細道は彼の亡くなる3年前のことだ。初夏江戸深川の自宅から小舟に乗って千住まで出て、そこから奥の細道の長旅が始まった。東北地方をぐるっと回って、金沢、福井に出て、敦賀を最後に北陸街道を通って、半年かけてここ大垣にやってきた。同行、手代の曽良とはここで別れ、自分はここから揖斐川を下って、郷里の伊賀上野へ向かったのだ。
今日は午後の新幹線に乗って、東京へ帰る日。1日ゆっくりできるが、先ずは芭蕉の足跡を辿ってみよう。ホテルで朝食をたっぷり食べて、カートをホテルに預け、市内、お城の向こうにある芭蕉記念館に向かう。そこはお城の外堀だった水門川の脇にあり、300年前、芭蕉はここから小舟に乗って伊勢に向かった。
3月下旬、桜も丁度花開く頃で、沢山の行楽客が川沿いの遊歩道にやってきている。桜の木蔭に芭蕉の句碑などもあり、人々はそれをバックに記念の写真なども撮っている。春のうらら、穏やかな行楽だ。4-5人乗りの観光船なども出ていて、マイクの案内も長閑だ。土手の広い場所ではこれから何かのイベントがあるようで、マイクや演台の設定に忙しそうにしていうる。そうだ、時間はある。この川沿いにお城まで歩いてみよう。
- 旅行の満足度
- 5.0
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