2025/06/15 - 2025/06/16
105位(同エリア392件中)
mom Kさん
- mom KさんTOP
- 旅行記204冊
- クチコミ58件
- Q&A回答26件
- 230,812アクセス
- フォロワー87人
また南予を訪れる機会を得た。折角だから、内二日間どこかに行ってみたい。
・・・・思い出した。昔、四万十の源流から沈下橋まで歩き、中村から宿毛へ。海の夕陽に間に合うように田んぼを見渡す広い道をてくてくしていた。お遍路姿の人が向こうの遠くから挨拶してくれ・・・バスで県境を越えて宇和島に入ったころだった。アナウンスから、「石積で有名な○○へは、次のバス停から○○で・・・」と聞こえた。一瞬心動いたが、その日泊まる予定の宇和島市内へはまだ遠かった。
鯛茶漬けとお城跡に登ったことしか覚えていない宇和島。街も変わっていることだろう。泊って探してみよう。石積という言葉だけが頼りだけど、車内放送で案内するくらいだもの。見つけられるだろう。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 2.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス ANAグループ JR特急 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
大洲を通るなら絶対素通りはできない。「臥龍山荘」
“捨て柱” 健在を確認。最初に出合ったのは、6月だったから、この青葉の季節に訪れると感慨ひとしお。 -
画面右端の生きている木。成長を止めて茶室を支える。
-
訪れる度に思いが広がり、考えが深まる。
-
宇和島駅観光案内所で尋ねたら、そこは“遊子”と言う場所でーーー
翌日の駅前からのバス時刻を教えてもらった。
ホテルのフロントで「この近くでおうどんの美味しいところがありますか。」と尋ねたら、5分ほどで行けるという。
なのに間違って昼下がりの商店街へ。すっきりとした青年が歩いていた。尋ねたら、「ああ、この商店街でなく向こうの方です。」と私たちが歩いてきた方向を示す。♂「案内します。・・・僕も時々行きます。」と彼が向かっていた方向ではなく、連れて行ってくれるという。道々の話で、高校生と分かり、学校名を尋ねてみた。その名なら、俳句のすそ野を広げる活躍をされ、TVでもよく見かけるNさんの出身高校。高校生ながら彼の落ち着いた話し方に、彼女の姿も重なった。
Nさんの素敵な思い出がある。
鞆の浦を歩いていた時だった。港の常夜灯のそばで数名のTVクルーで撮影をされていた。見物人もわずかで、私も立ち止まって彼女とゲスト男性を見た時だった。Nさんと目が合った。途端、彼女の方から会釈をしてくださったのだ。私は驚き、うろたえるようにして返した。以来、テレビでお見掛けする度にこの時の真っ直ぐな彼女の目と丁寧なお辞儀を思い出す。
大きなうどん専門店の看板が見えたところで青年と別れた。ご一緒にと言いたかったが、多分困られるし、断られるだろうと思い、断念した。
いりこ出汁は、関西ではあまり口にできない。澄んだスープは絶品のお味だった。宇和島名物じゃこ天を添えて、空腹限界のお腹を満足させた。hotelフロントの親身な女性に報告しよう。
“どがいどう”セルフ めん処 どがいぞう グルメ・レストラン
-
昨日道案内してくれた青年は、遊子に行くという私たちに「遊子のジャガイモは美味しいですよ。」と教えてくれていた。初めて知ること。
-
宇和島の街を出て、山の間を進み、バスはずいぶん走って海沿いに出た。
-
養殖筏が浮かんでいる。
数日前、思い立っての宿探し。宇和海を望む漁師民宿があるらしい。まずそこへ電話をした。この時期ちょうど改装中で休館とか。亭主の誠実な返事が心に残る。 -
入り組んで入り組んで、小さな湾をいくつも通り過ぎる。
-
終点、「遊子水荷浦」
-
見上げる美しい段畠。
だんだん茶屋 グルメ・レストラン
-
今日はあいにく月曜日。
お休みで閉まっている建物の前に案内標識を見つける。 -
畑の作業をする人もここから上がっていくのだろうか。
-
圧巻の眺め。石垣も絶えず見回り、手入れをしないと、こうも美しく保てないだろう。
立ちつくす。 -
静かすぎる。私たちだけの世界。
てっぺんの窪みエリアにお墓が並んでいた。遊子水荷浦の段畑 自然・景勝地
-
ジャガイモの収穫が終わった畑に別の作物の苗が植えられている。
これは、何の野菜なのかなあ。間隔が広いので生姜でもないし、トウモロコシかなあ。
このひと畝だけだもの。?遊子水荷浦の段畑 自然・景勝地
-
かぼちゃ。陽がたっぷりあたって、生き生きと立派な葉。平地の畑のそれと勢いも違うのは、よい土と言うこともあるかもしれないなあ。これもお家で食べる分程度の植え方。
遊子水荷浦の段畑 自然・景勝地
-
此処が一番上
遊子水荷浦の段畑 自然・景勝地
-
人の営みの素晴らしさ
祝島の平さん田の見事な石積みを思い出す。 -
段畠の裏手、向こう側は何があるのか歩いていくと、みかんの収穫レールが設置されていた。
-
反対側の斜面には石積が重なる段々畑はありませんでした。戻って下りることにします。
-
なぜここだけにこのような風景が生まれたのだろう。地形の似ているような入り江が他にもたくさん連なっているように思えるのに。
遊子水荷浦の段畑 自然・景勝地
-
空を仰ぐ。ただ圧倒される。
遊子水荷浦の段畑 自然・景勝地
-
途中ここだけ広くなっていた道。
-
この辺りは集落と言うほど家はなく、バス停周辺は、今日は無人の建物群。
遊子水荷浦の段畑 自然・景勝地
-
切り出した石で積まれている。
遊子水荷浦の段畑 自然・景勝地
-
山肌に沿う降り口を見つけました。
-
真ん中あたりを上がり、左の方からぐるり周って、この右のなだらかな山道を下りてきた。向こうの白く写る屋根はバス停留所辺りの建物。
遊子水荷浦の段畑 自然・景勝地
-
すぐそばが海。平地が極端に少ないので道路のそばも何かしらの畑になっている。
手前の2棟並んでいる建物は、「特産品直売所だんだん屋」営業日:火水金土日。
並び隣は、「お食事処だんだん茶屋」営業日:土日祝(11時から15時)遊子水荷浦の段畑 自然・景勝地
-
小屋掛けのような小さなスペースでジャガイモが売られていた。
足元の箱に入ってるのは二種類。もう数袋。張り紙には、自分で備え付けのナイロン袋に入れて、代金は料金箱にと書かれている。どこにお人がおられるか分からないが、一応、声をかけてみる。
二袋ずつと思って、取り出していたら、年配の店主が登場。
その出で立ちと風貌につわもの感が溢れ、写真をお願いした。 -
手荷物も地元のような女性が1人、すでにベンチに座ってバスを待っていた。お墓参りに毎月来ておられるという。段畑を見やりながら、「この上なので、いつまで行けるかどうか・・・」
私達は初めて訪れ、石積の見事さに驚いたこととジャガイモを買ったことを話した。急斜面の作業について話が及んだとき、最近農家さんが作業中立ちくらみで落下し、亡くなられたと言う。段畠の危険を痛感。
私たちがジャガイモを購入したおうちについてもよくご存じだった。長くお一人で段畑を守っておられたが、近年娘さんが戻られ、夫婦で家業を継いでおられると教えてくれる。遊子水荷浦の段畑 自然・景勝地
-
幸い荷物は小さなリュックだけ。結局二人で持てる量のジャガイモを購入。一袋1kgぐらいだろうか。お店の段ボール1種類は空にした。合計7袋
小田に戻るので、お世話になった人たちに良いお土産になるだろう。
(遊子のじゃがいもの美味と貴重さは、県下に轟いているらしく、3か月後訪れたら、再び大層なお礼を言われた。) -
もう一度訪れたいなあ。
-
先ほどの地元の女性から、4月の頃はジャガイモ畑の緑がとても美しいと聞いた。
電話での亭主の話しぶりも心に残る実直さ。その泊まれなかった漁師さんのお宿も気にかかる。 -
次の集落が見えてきた。
遊子に向かっている時に気になった小学校のそばを通る。 -
帰宅後調べた。
宇和島市立三浦小学校は、令和8年3月31日で閉校。私はその最後の年に会えたということ。
「とどめおかまし」とは、吉田松陰の辞世の句に登場する言葉。
せめて三浦小学校を想う魂はずっと残したいという、この土地の人々の寂しさと哀しみを込めた決意を感じる。 -
“ふる里だんだんまつり” 4月・・・春の収穫祭。初掘りじゃがいもを目指して、市内外から4000人を超える人々が押し寄せる。
“段畑のライトアップ” 8月・・・竹とろうそくの手作り行灯による夕涼み会。年に一度の夜の祭典。 ― パンフレット文より抜粋 ―
「遊子」とは、故郷を離れて暮らす人の意味。
“ゆうし” “ゆうじ” と読むらしい。
この地の「ゆす」は、時代かこの地に暮らしが根付いたころの呼び名だろうか。
響きも奥ゆかしく、心豊かに遊ばせてくれる思いの中に誘われる。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (6)
-
- Decoさん 2026/05/16 16:00:38
- 思い出の段畑
- mom Kさん、こんにちは。
もう、15年以上前になりますが、遊子の段畑を訪れたことがあります。
松山の郷土の本を販売する書店に行ったら、地元の出版社の経営で、そこの方が「宇和島に行くなら遊子水荷浦の段畑へぜひ」と言われて、宇和島の知人に連れて行ってもらいました。そのときは車だったので…バスで行かれたなら相当に時間がかかったことでしょうね。
その当時も耕地が少ない海沿いの土地であの段畑を作り、あの急斜面で作物を作った先人の苦労・苦闘に心動かされるものがありました(獅子文六の小説「大番」などにも出てきます)が、年を重ねて今思うと、さらに感慨深いものがあります。
当時、段畑の売店で、じゃがいもの焼酎を購入しました。日に焼けたおじさんに勧められたのですが、あの方は今も元気かな…と思いました。
バスのアナウンスを聞き逃さず、興味を持っていかれたmom Kさんは、旅を重ねて感度が研ぎ澄まされておられるのだと思いました。
冒頭のNさん、もしかして”プ●●●”の方でしょうか?
Deco
- mom Kさん からの返信 2026/05/16 23:13:33
- もっと原初的風景
- Decoさん、それはお幸せな出合いだったことでしょう。畑は今よりもっと広いスペースだったかもしれませんね。本日記に登場してもらっているバス停で出合った女性の話では、段畠のジャガイモ作りに従事している人は、ずいぶん減っていて、たしか今回ジャガイモを購入した農家さんだけになったと言われたような。
今は、観光バスが駐車できるスペースもたっぷりで、お土産屋さんも出現しているぐらいですから。
と言っても、観光的にはまだまだ全国区ではありませんから、ゆっくり味わえます。
足元だけの写真の男性は、おそらく70代から80代。とても日に焼けておられました。日照時間の長い日当たりのよい斜面の作業ですから、無理もありません。
一人旅は、360度全開で出会う出来事に目も耳も心も使いますから、キャッチしやすいのです。誰かとなら、お互いの方にも向かい、外の世界を遮断する難点がありますから。
はい、正解です。その方です。焼酎には出会えていません。
Decoさん、いつもエールをありがとうございます。
-
- エフサさん 2026/05/16 08:24:05
- 遊子水荷浦の段畑 知りませんでした
- 宇和島にこんな所があったのですね。「伊予の段々畑=みかん畑」と言うイメージが強かったので、意外でした。
夏になると段畑一面がジャガイモの緑の葉で覆われて、和束の茶畑みたいになるのかな? その後はびっしりと白い花が咲くのでしょうね。
一度見てみたいです。
土の中から出て来た石を積んで石垣にする。なんかアイルランドのストンウォールに囲まれたジャガイモ畑を思い浮かべましたが、いやいや、あれは全然異なるものだと打ち消しました。
- mom Kさん からの返信 2026/05/16 22:48:17
- 風薫る五月
- Drの畑も陽光を浴び、五月の風がお野菜たちを心地よくさせていることでしょう。私の方は、今日は干した枇杷の葉をせっせと切り刻んで、枇杷茶を作っていました。
“遊子”・・そうです。出合った喜びを感じた場所でした。最近はとみに、人の営みの跡に心が動かされますね。歳をとったものの特権と思っています。
遊子の段畑は4月が一面緑になると教えてもらいました。北の大地は、夏が緑で秋が収穫期なのですね。デストロイヤーに会いたいです。
掘りだした石を積んで圧巻は、山口県祝島の平さんの田んぼです。もう一度見ておきたいと思っています。遊子の石を見た感じでは、切り出しでしかも絶えず補修している美しさ。そうですよね。一つの緩みが崩壊につながるような急斜面ですから。
アラン島の石は一つ一つの形が平ら面などなく、大きかった記憶です。海藻を砕いて土を作ったと聞きました。風で吹き飛ばされないためで、年月を経て色も砦のような風格です。海岸から運んだものと思われました。台湾の澎湖島もそのような石垣で、目的は同じでした。
-
- pedaruさん 2026/05/16 04:02:04
- 遊子
- mom Kさん こんばんは
私たちが初めて四国に行ったとき、何か所か町を巡りました。宇和島も行きましたが、段畠があるなどとはつゆ知らず、城を見学してそれだけでしたが、知っていれば是非ここにも行ったでしょう。表紙の写真を見たときは、古代ローマの円形劇場かと思いました(笑)。
城ばかり熱心に見ている私に腹を立てて険悪な状況になりました。旅行から帰ってから、妻が言うには、宇和島というから真珠の養殖の様子やお店を見たかった、と
言われました。旅行前か、その時言ってもらいたいと思いました。
自分本位が私の悪い所、反省するけど実行しない、やっぱりそれが悪い所。
人との出会い、ふれあいは何時までも心にのこるものですね。とくに有名人などは
印象的です、新幹線のりばで見かけたサトウハチロー、お茶の水の病院のエレベーターで笑顔で会釈をしてくれた兼高かほる、ビッグサイトで言葉をかわした朝丘雪路など覚えています。皆故人ですが(笑)。
pedaru
- mom Kさん からの返信 2026/05/16 22:15:11
- 思い出を取り出しながら
- 我が旅行記を楽しんでくださって、光栄です。pedaruさん、嬉しいです。
“遊子”もここで書いているように記憶の底から取り出しての出合いでした。名さえ覚えていなかったのに、幸運でした。まだここは全国区の観光地ではないので幸いです。
四国はまだまだきっと思いがけない素敵なところが隠れている予感がしています。今私の最も注目のエリアなのです。
兼高かおるですか。懐かしい。世界にあこがれを持たせてくれたのは、故郷の海と彼女です。
自分たちで選び出かけた旅は、年々愛しくなるもの。きっと奥様だって、忘れられないひとときが浮かび上がってこられているはず。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
この旅行で行ったグルメ・レストラン
宇和島(愛媛) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
6
36