2025/06/16 - 2025/06/18
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mom Kさん
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青葉の美しさ、清流の輝き。私の乗る小さなバスは、山際の遍路道に入り、集落の中を通り抜ける。バス停はあるが、乗る人はいない。内子駅から15分ほど走っただろうか。鄙びた品の良さを放つ通りに入った。すぐに通り過ぎたが、美しさが際立っているのが心に残った。
その日内子町に戻り、あの映画館だけを確かめたくて向かった。暑い。
閉じられた建物は、以前のままにあり、安心した。かき氷の看板に誘われて、店に入った。ようやく汗もひき、レジでふと店主にあの集落のことを聞いてみた。
♂「それは、大瀬ですよ。あのままにという人がおられて尽力されて、あのように残されたんです。」
驚いた。役場の人だったらしいが、その人ひとりだけでは到底通らない話。それに賛同する人々が少なくなかったということ。町という全体の価値を大事に育ててきた内子の土地柄も大きいだろうが、彼自身が魅力的な人だったかもしれないなあ。など頭が駆け巡り、
「その方はお元気ですか。お会いできますか。」と、私は尋ねずにはおられなかった。80歳を超えて、お身体はもう以前のようではないようだった。そのやりとりを聞いていた男性が後ろにいた。それを引き取るように
♂「大瀬は、大江健三郎の生まれた所ですよ。」また驚く。
♂「図書館に彼が寄贈したシェイクスピアの本に名前がありました。」さらに驚く。
訪れなければならない。
- 旅行の満足度
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 交通
- 2.0
- 交通手段
- 高速・路線バス JALグループ JR特急 JRローカル
-
翌々日再び内子駅からそのバスに乗り、今度は目を凝らして通り過ぎる集落を眺めた。やはり美しい。小田に泊まった。ふつふつと、歩く考えが頭をもたげる。小田から内子までは、22.2キロ。お遍路さんは5時間ぐらいで歩き通すと、大福旅館の女将さんは言う。
だったら、7時間みておけば十分だろう。でも20キロを超える距離を歩いたのは、東北の震災時以来ない。
歩けるかなあ。・・・折角出会えたんだもの。途中でバスに乗ればいい。
翌朝、カーテン越しの外の明るさに飛び起きて、歩き始めた。5時半。
本当は、東マレーシアロングハウスの原住民のように、夜明け前に出かけたかったが仕方がない。ぐっすり眠れたことで体力ができたと考えよう。 -
山の中は霧が立ち込め、暑さはまだやってこない。今のうちにできるだけ進んでおきたい。
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小田の集落を出るころに、家の前をひょこひょこ歩いている男性が見えた。
「おはようございます。」
その人はこの時間の声掛けに驚くことはなく、振り向きざま、もうにこやかなお顔。♂「〇△・・・。」聞き取れない。「今、なんと」♂「おはようございます。」あああ、そうではなく、さきほどのように方言を繰り返していただきたかった。
「大瀬まで参ります」
彼は、両手をゴムを引っ張るように広げながら、
「ほう、しばらくやのう。きいつけていきんしゃい。」と、私と目を合わすのも恥ずかし気に言ってくれた。 -
「しばらくやのう。」・・・きっと「少し遠いね」という意味だろう。
八幡浜のお店様と同じ声音だったおじいさん。
♀「なんよ(南予)は、ねえ~・・」の声が聞こえる。今回は八幡浜に降りることはできない旅。お元気でいてほしい。数日前の電話予約で、またもや満室だった大正湯に必ず泊まりに行きますから。
こんなことを想いながら、歩いていた。 -
左新道。右旧道。
エーデルワイスの音楽が響きわたる、6時。 -
山野の花に立ち止まる。魔法瓶の珈琲を一口。断食を思い出し、何も食べずに出発した。空腹の方が歩きやすい。
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枇杷がたくさん。
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見上げて、up撮影。到底届かないところにたわわに実り、”己生え”の大木。
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遍路道の距離など歩くつもりのなかった今回。
これにドリップ珈琲、ゼリー状の栄養剤にパンとドーナツをショルダーバッグに入れている。帽子もないので雨傘持参。首にタオル。着替えを一枚。この靴が、ポルトガル旅で快調だったので歩くことを決心させた。
苔の美しさに臥龍山荘が蘇る。二日前、開門を待っての五度目の訪れ。また震える思いに新たな発見。 -
旧道を進んでいたら、
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通行止め。バスはここを通らなかったんだろうか。
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分かれ道に引き返し、国道を歩き始めるが、歩きたかった旧道が見える。
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あの橋で旧道に戻れそうだが
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流れる時間が違う。お隣りの国、安東のバスの車窓から垣間見た小さな里の姿と重なる。
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山里の美しさにうっとり この満たされる想い
歩く旧道の対岸に当たる山の中腹にも立派なお家。 -
砥部も松山からずいぶん山の方に入っている町。大洲と向かい合う位置なのだなあ。
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この霧のままでいてほしい。連日の暑さを一番恐れている。
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看板の”苗木”
今も現役のお店かなあ。
床几は置かれたまま。きっとお遍路さんたちの役にも立てるようにかもしれない。 -
まだ”小田”の域から出られていない。
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ポツポツと雨。6時26分。
珈琲タイムの雨宿り。一羽で鳴く鳥の声。高校時代の部活動。たった一人で鳥類班を立ち上げた久保君ならきっと名前が分かるだろう。あっ、別の鳴き声が加わった。
さらに三羽目の鳴き声も違う。
雨は、もうすぐ止むだろう。 -
バナナの木?目を凝らす。
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誰にも会わない。車にも会わない。
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道から下の川べりにトマト。
囲いもしているけれど、あの程度ではイノシシや猿からは安全とは言えないと思うけれど。 -
カボチャもいい感じに育っている。山の水で一層美味しいだろう。
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旧道の脇に
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お遍路さんのためにお休みどころ。
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ここは右のはず。上っていく。
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雨がぽつぽつから激しくなってきた。6時55分。
物置場のようだけど何も置かれていなく、扉もない。こうして休めるように解放してくださっているような気がする。お遍路さんたちのために。 -
今頃礼文では、花の盛り。大勢の人が歩いていることだろう。私の「敦盛の君」は、もう終わったかもしれない。
あのひとときの幸せを思い出す。会うことのできなかったウスユキソウのシーズンに入っただろうか。 -
もうすぐ母の命日。
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歩き始めて初めて小さな滝に出会った。
足場は見えず、とてもそばにはいけそうにない。 -
セルフうどんの看板。休んでいこうと近づくと、11時開店と知る。
年配の女性が出て来られ、「開店はまだなんですよ。」
そこに男性ともう一人若い女性も加わり、大瀬までの距離を尋ねる私に
「そりゃあ、行き過ぎてますよ。」えーっ。曲がり損ねたらしい。
5キロ以上は歩いているという。 -
♂「内子ならちょうどこの車が行くから、乗って行きなさい。」「いいえ、歩きますから。」♂「遠いよ。乗って行きなさい。」お遍路ではないことは、私のちょっとご近所への姿でわかる。三人に囲まれ、小さな押し問答。結局、若い女性が配達に行くという車に道を間違えたところまで乗せてもらうことになった。これならズルをしていないですねと言ったら、お父さんはうなずいてくれた。
”突合”と言うところで私は真っ直ぐ歩いてしまったらしい。本当にありがたいことだった。「ありがとうございました。明日、おうどんを食べに参ります。」と約束した。 -
明日、町営バスに乗ってここまで来て、真っ直ぐ歩けばいい。“波平”さんのおうどんは、食べたい。お天気が続くらしいから大丈夫。
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どう見ても右側の道を歩きたくなって当然。
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小田を出発した内子町バスの一便がやってきた。私を追い越して内子の町に向かっていく。
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白い紫陽花は珍しい。
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筏師の道を歩いたことを思い出す。
あの2県にまたがる山道は険しかった。
こちらの筏師も自分の櫂を持ち帰るのだろうか。
帰る道は、このお遍路道だろうか。 -
6月は、あなたの季節ですね。昔、英国旅にこの季節を選んだことを思い出した。ヒースの丘も歩いた。ヨークの町を歩いていたら、旅タイプが似ている男性に出会って誘われたのだった。東京の編集者だという彼の話は興味深かった。
ひとしきりその旅で出会ったことを思い出しながら歩く。ちょうど29年・・・よく覚えているものだなあ。いろいろなシーンが次々に現れる。 -
やっと、”大瀬”の文字。
「なみへい」のみなさんから「大瀬も広いから、大瀬のどこ。」と尋ねられたので、
「大江健三郎さんの・・」と応えると、♂「作家さんを目指してるん?」と聞かれた。「いいえ。」と返事をしながら、目指す年齢に見えますかと一人ツッコミを心でしていた。 -
まだあの集落の気配はない。
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さっきの橋と似ている。いい橋だなあ。
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やなせもおうどんなんですね。(この夜、旅館の女将さんから、果樹園が盛んになる前は小麦を作っていた地域だったと教えてもらった)
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バスから見えた看板。ここから出てきたかどうか失念。とても印象的だったので、坂を上がることにした。
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曽我十郎首塚の立て札にも魅かれて
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間違った道を進む。白い乗用車が追い越していく。集落があるに違いない。
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丸木橋
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手入れの入っている杉か檜か区別のつかない私。
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両脇によく手入れされた植林斜面が迫り、こんな渡りがところどころにある。
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2キロほど登っただろうか。ぽっかりと平らな景色に出た。
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この風景は、二度のバスで見ていない。間違った。引き返そう。
ピカピカの赤い車が下りていく。かっこうが鳴いている。8時38分 -
柿
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“せとか“を知ったのは、松山。今でも一番好きなミカンの銘柄。
”姫マドンナ”は、みかんじゃない。ゼリーです。
なんてことを想い乍ら歩く。 -
山の斜面が崩れおちたニュース画面を思い出した。音と勢いを想像してしまう恐ろしさ。
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バスの時刻で位置を確認
木製で作る細やかさ はい南予ですね
丁寧丁寧 -
担いで帰りたい。私の町では手に入らない。
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お茶席用ではなく、火鉢ですから、バラで十分なんです。ときどきお魚を焼くためなんです。看板に話しかける。
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とうとう日差しが強くなり始める。苦闘が始まる。
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お遍路さんの休憩所。私は止まらない。歩けなくなるような気がするし、
ゆっくりゆっくりだから、このままマラソン走法歩きで行きます。 -
美しい
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えっ、ココにも”曽我十郎”案内。ということは、ぐるっと回って下りる道もあったということ?
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見とれ、触ってみた
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”絵に描いたような道の景色” 堂々道の真ん中に立って惚れ惚れ。
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川を左手に歩くといいと、バスの中で思っていたから、これで正しく歩いているだろう。あの中に身を沈めて熱い身体を冷やしたい。
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いつの間にやら、こちら側を歩いている。あの集落のような気がするのに。
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ちょうど階段。
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やはりそうだった。”大瀬”にやっと着いた。
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もう通りの中程だった。
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郵便局に入り、暑中見舞いはがきを買い、大江健三郎氏の家についてたずねた。
この通りにあること。看板は出ていないこと。彼のお身内の人がお住まいであること。すでに通り過ぎていること。などが分かった。 -
もう戻らない。おうちが残っていることさえわかればいい。”大瀬”を歩くことが目的でしたから。
お二人の局員がもてなしてくださった、冷たいリンゴジュース。
後ろの棚に大瀬の人の手作り品が並んでいた。手甲を買った。これで少しでも手のシミを防ごう。 -
大瀬の心意気
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お一人は、大瀬のお住まいで、もう一人は内子か大洲からお勤めだったかな。
らしい感じが表れていると一人合点。
もう一度振り返って”大瀬”にさよなら。9時54分 -
二階の窓ガラスが光っているおうち
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やっと内子までの半分ですかあ
地図も “大瀬” しています。 -
美しい
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木製です 名前もなんだか歌舞伎連想
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川幅は、俄然広くなってきた
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田んぼも広くなる
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これ、これ。さっきも見かけて、びっくりしたヤモリ?
しっぽが身体の三倍ぐらいある。
10時19分
(この夜、女将さんが「それは、きっとカナヘビです。」と) -
ずいぶん下界に近づいてきた。広がる景色。
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紀州や奈良とは種類が違うのかしら。私は、ふるさとの富有柿派。
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ここまでにすでに一度見ています。「耕地整理紀念」石碑
お上主導だったのだろうか気になります。 -
梨
祖母の妹の嫁ぎ先は、梨も作っていて袋掛けは知っている。
畑で思い出すのは、一瞬のシーンだけ。妹なのに、祖母は「あさえさん」と呼びかけ、二人とも時候の挨拶も丁寧なやり取りだった。姉妹と知ったのは私は大きくなってから。
その家に私だけ泊まり、鶏小屋の卵を取りに行き、牛も見ている。防火用水プールで集落の子供たちと泳いだ夏の日。私、小学生かもっと小さい頃だったような気がする。誰の自転車に乗せられてその家に連れられて行ったのかは、覚えていない。そこから先の村に住んでいた野口(祖母の弟)のおじいちゃんの籠でだったかもしれない。話したことも声も全然記憶になく、彼のことを思い出すときはいつもあの目。祖母はきりりとした人で、笑顔の記憶はなく、野口のおじいちゃんは遠慮深げな微笑を絶やさないくるりとした瞳だったから。
こんなふうにこんな時にこんなことを思い出せるなんて・・・。 -
私、あなた(バス停表示板)に見とれます。
”肌ざわり”という言葉があるけれど、”目ざわり”は、よくない使われ方をするのは遺憾。
「肌触りがいい」なら、「目触りがいい」もあり。
あなたが証明。 -
もうここは閉じられて長いような雰囲気。看板だけは現役さながら。
利用していた人は懐かしく感じることだろう。 -
左は、自動車が疾走する国道。
時々、少しだけ直線に遍路道。土の道。優しい道。日陰の道。 -
一つ拾って食べてみた、小ぶりでも甘い。
-
松山市内で一度見ていました。
-
ああ、いやだなあ。入口まで行ってみたら、向こうの光が見えなくて長いようだ。
左手に道がある。 -
こう来なくっちゃ。トンネルは車専門。”道”というものに他県には及ばない深くて広い見識が当局にもあるに違いない。
-
見とれるけれど、向こうには行かない。
-
似てる。宝慶寺への最後の道。門前に立った時の感慨を思い出す。
私の中では、別格のお寺。
寂円さま、私、歩くことができています。
まだ全然大丈夫です。 -
左に見えるのは、新道で開通したさっき覗いたトンネル。右の建物の前が、私が歩いた道。お遍路道を守るため、道幅を広げず、トンネルを造ったように思えた。
-
前から若い男性のお遍路さんが大荷物を背負って歩いてくる。
「こんにちは!内子の町からどれぐらい歩かれましたかあ。」
♂「3、40分ほどと思います。」「ありがとうございます。」
木陰になる側でなく、ずっと日の当たる方を歩かれるのはどうしてだろう。
彼は彼で、遍路姿でなく妙な恰好で雨傘指して歩く私に首を傾げられたことだろう。 -
内子駅発の時刻を覚えているので、バス停の時刻であとどれぐらいの距離かを計る。
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YHのお父さんは、お元気だろうか。もう70代に入られたころだろう。
軽トラックでお遍路されている年配の大工さんに出合ったYH。手慰みで作ったという金属の小さな折り鶴は飾っていますよ。朝食を食べている私のそばに来て、お話ししてくださったことも覚えていますよ。嬉しそうにお話しする小柄な棟梁だった。 -
あの高架の下辺りが道の駅だったはず。ゴールはもうすぐ。足は大丈夫。
突然、音楽が響き渡る。12時のお知らせだった。 -
駅と反対側から内子の町に入った。
偶然三日前に目にしていた中華料理屋さんの前にでた。なんとありがたいこと。 -
内子観光ルートを通り過ぎた先なので、案の定、ほぼ満席のお客さんは全員町の人に役場の職員さんのようだった。
歩きながら、もしお昼に間に合えば、このお店で食べたいと思っていた。
完歩の喜び、ひとしお。
トイレで汗で濡れたスエットシャツを着替えてさっぱり。野菜炒め定食を頼んだら、唐揚げのお皿も添えられている。苦手な旨を伝え、そのまま下げてもらおうとした。店主「お持ち帰りにされますか。」「いいえ。」
野菜と果物だけにして戻してくれた。ありがたかった。
時計は、12時半。7時間。7、8キロは余分に歩いたにしては、早く着いた。
阪神大震災時と同じぐらい30㌔。まだ歩ける自分に嬉しい。
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この旅行記へのコメント (8)
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- ondine24さん 2025/08/22 08:14:53
- 詩の世界にあそぶ
- 所々に現れる、石造りの橋。
此方と彼方側を繋ぐ、異世界への誘い…
橋って魅惑的存在ですね。
古びた風情をいつまでも留めておいて欲しい。
味わい深い景色を沢山、見せて頂きました。
道で拾った小さな果実を味わうなんて!
少女の様な純真さに、思わず感嘆しました。
私の母も、田舎家の塀の外に飛び出していた琵琶の一枝を失敬して(もう時効です😅)無邪気に口にする人でした。
私が非難すると、田舎では許されるのだ と…
詩の様な世界、一緒に遊ばせて頂きました。
ondine24
- mom Kさん からの返信 2025/08/23 08:43:39
- 道も橋も生まれ育てるもの
- ondine24さん、おはようございます。
日頃ブルドーザーと机上で造られた暴力的な道を歩いていると、このような本来の道出合うと落ち着きます。一体私達は何に向かっているのだろうかと思う時。
- mom Kさん からの返信 2025/08/23 09:02:49
- ( 不手際操作で続きます。)「道に出合うと」
- 伊予は道もさることながら、橋も素晴らしい。『マディソン郡の橋』があります。八幡浜から山の中を松山に向かっている時目に入り、びっくり。なぜ屋根付きかその理由にも里人の暮らしが見え、古い絵もそのまま。よく手入れされています。
私の故郷はみかん畑が多く、道のそばのみかんは採らずに残していたそうです。おそらく30年ぐらい前までは。今は歩く人がいないからしなくなったなあと80代の現役農家さんが話してくれました。お母様のお話は、現代人の感覚では分からないでしょう。私、現代人ではないみたい。最近つくづく抗っています。
いつもエールをありがとうございます。
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- thanyaさん 2025/07/03 17:04:11
- 内子、堪能しました!
- momK様
あたかも、自分もこの道をあるいているような気がしてきました。
きっと、満足な道であったことと思います。
ありがとうございました。楽しみました。 Thanya
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- Decoさん 2025/06/21 19:59:55
- 道を歩く
- mom Kさん、こんばんは。
南伊予は、私も好きな土地で何度も訪れています。内子の周辺はよく知らないのですが、それでも馴染み深い所なので興味深く派遣しました。
今回の旅行記は、一篇の詩のような…といって良いのか…私は草枕の世界をちょっと思い浮かべました。mom Kさんの写真と文章を通じて、内子の周辺の、のどかで昔の雰囲気が残っている町を感じ取れるように思います。私は司馬遼太郎の「街道をゆく」が好きなのですが、この旅行記はmom Kさんならではの感性で描かれた紀行文のように思います。
大瀬は、整った街並みのように見えます。南伊予には時折こういった町が見られるような気がします。山奥ではありますが、交易の道の宿場町だったり、物資の集散地だったり…。
六月とはいえ暑い日が続く中、歩かれるのは大変だったかと思いますが、文章を通じて、mom Kさんが何をどう感じ、考え、見られたのか…それが伝わってくるような素晴らしい旅行記でした。
Deco
- mom Kさん からの返信 2025/06/22 18:50:59
- 旅の指南書
- Decoさんも南予と「街道をゆく」のファンなのですね。九州からですと臼杵から八幡浜まではすぐ。週末遠出が楽しめる距離でうらやましいです。
漱石にたとえていただいて恐縮です。愛媛と松山は言葉の豊かな土地柄と今回も感じました。加えて私は山国の豊かさを感じます。「育む」力を感じています。長いスタンスでものを見ると言いますか。
伊予、土佐、讃岐、阿波と時々この名で心の中で呼んでいます。
「街道をゆく」は、旅から帰っても読みます。最近では、「韓のみち紀行」で
扶余から帰った後は、見ていた景色が心にまで沁みてくる思いになりました。
心遊ばせていると、歩く大変さはそれほどでもなく、これは年を重ねた者の特権だなあと思いました。宿の女将さんは、お遍路と言うのは、来し方を思いながら歩くもので、それでよかったのですよと、ねぎらってくれました。
朝、黙って飛び出していました。食事だけは断っていましたが。内子まで歩いたと知り、遍路で来たわけではなかったので、とても驚かれました。
-
- pedaruさん 2025/06/21 15:04:11
- 一緒に歩いた気分です
- mom Kさん こんにちは
お久しぶりです、コメントが。めざ
mom Kさん 作家をめざしてください、読者になりますよ。
今回の旅行記、内子まで歩くというので、どんな道を歩くのか興味津々
ご迷惑でしょうが後ろから付いて行きました。
朝5時半、歩くにはよい時刻、これからの道中が楽しみです。歩くのは年齢が過ぎてしまった私、(あくまでも私基準です)内子まで何があり、どんな人がいて、どんなハプニングがあるのか興味は尽きません。
早速ピコピコ歩く男性に遭遇、方言を楽しんでお別れ。やがて旧道を行くと通行止め、最初の試練。しかし、朝霧に包まれた山肌、中腹に美しい家屋、山里、外人観光客でなくともうっとりする風景ですね。お遍路さんのための案内小屋、標識、優しい心遣いです。扉のない小屋で雨宿り。間違ったところまで送ってくれるという人の情け、嬉しいですね。
檜か杉か?コッペパンか食パンかくらいの違いだと思うのですが、Kさんにも弱点はあるのですね(笑)。
日差しとの悪戦苦闘の結果ついに到達の内子、一緒に歩いて、いつ着くかとずいぶん気をもみました。偉いですねー、とうとう歩きとおしました。
内子の街をスケッチしたり、内子座を覗いたり、映画館の看板を見た思い出が
蘇りました。素敵なKさん旅行記でした。
pedaru
- mom Kさん からの返信 2025/06/22 13:32:39
- 嬉しいです。ありがたいです。
- pedaruさんも内子をご存じでしたか。スケッチもなさっているのは、味わいが消えませんね。今より10年以上前のあの街の姿の方が、私は好みです。
私が”内子”の名を知ったのは、友人が「歌舞伎のチケット取れたぁ~。」と大騒ぎしたからです。どこ?何?で注目。とても個人で入手できる時代ではありませんでした。
今内子座は長い修復期間に入っています。
旭館は、偶然入ったかき氷店(本日記序文に登場)の店主が、「今夜館内ツアーをしますから、良かったらどうぞ。」と誘ってくれたのです。ゲストハウスも併設しているその店は、主に泊り客の希望でツアーを開催しているようでした。まさにチャンス到来。レジで、旭館が無くなってなくて嬉しいですと、私が漏らしたからです。
pedaruさん、感動なんてものではありません。どなたかの言葉を借りて、「読まずに死ねるか」ではなく、「見ずに死ねるか」のレベルです。天井から壁から舞台から桟敷から、階段から、100年に近い映画の亡霊たちが私を見ているようでした。それにおびただしい懐かしいポスターの数々。あの中で一晩眠りたかった。修復も困難、内子町でさえ引き取りを躊躇している状態だそうです。
小田から大瀬までなら10キロ程度。幸い内子町バスは旧道を通ります。どこでもギブアップ可能ですよ。スケッチに最高の道です。
今から秋になるまでの時期はお遍路さんが最も少ない季節。同じ宿でも3日間でデンマーク人遍路者一人に会ったきり。あの長い歩いた道でも、二、三人の歩き遍路さんに遇っただけでした。
秋なら道端に柿にみかんや野菜たちも100円で売られていますよと大福旅館の女将さん。旅館亭主の獲ってきた鮎を堪能してきました。♂「次、来られるときは、(私の好きな)山女を山奥の友人に頼んでおきます。」と言ってくれました。お二人は、私が滅多にお会いできない素敵な夫婦の姿をお持ちです。
pedaruさん、いつも熱いエールをありがとうございます。
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