シムラー旅行記(ブログ) 一覧に戻る
デリーに着いた翌朝、私はシムラに向かおうと駅へと急いだ。<br /><br />インドの鉄道は、イギリス統治時代から建設され、今では総延長が65,000kmにも及ぶ世界第4位の規模らしい。<br /><br />日本を出発する前にIRCTC(インド国鉄の予約サイト)を検索していた。<br />ところが、このサイトが曲者である。ID登録が必要なのだが、なかなか繋がらない。<br />他の人も「何回もアクセスが拒否された」とか「登録できない」また「諦めた」など、いろいろ聞かされた。<br />私も何度やってもダメだった(日にちを変え、PCやスマホから何十回とアクセスするが、1ヶ月以上たっても結果は同じ・・・)  (*_*)<br />半ば諦めかけたころ、別の方法を教えられた。<br />駅で長時間並ぶのも面倒なので、何度か挑戦する。<br />すると、そのサイトからチケットが予約出来た!<br />私はeチケットを印刷し、バッグに詰め込んだ。<br /><br />ニューデリーからシムラへは、カルカで乗り換える。 <br />最初に乗る #12011列車は、朝の7時40分に出発する。<br />早朝6時にホテルを出て、歩いて5分ほどのニューデリー駅に向かう。<br />距離は近いのだが、駅の周辺では多くのリクシャーが屯している。<br />その運転手たちが「リクシャー?」「タクシー?」「どこに行くんだ?」「オレがどこでも行くよ」と盛んに声を掛けてくる。<br />彼らの手を振り切り駅の構内へ入っていった。<br />「!!!」<br />ビックリした。<br />大勢の人が床に寝ている。その数は10人や20人じゃない。ざっと100人近い人が地面に寝ているではないか(まさにインドだ)。<br />私は彼らを避けながら、ホームへ出ようとした。その時、お節介なインド人が近づいてきて「外国人か?」と声を掛けられた。<br />続けて「こっちへ来い」と私を引っ張って「列車に乗るには外国人専用の窓口で手続きをしなさい」と言う。<br />eチケットを持っているので断るが、彼は「これでは乗れない」と、私を別の事務所に連れて行った。<br />事前に「駅周辺には悪徳旅行業者がいる」と聞いていた。私は「結構だ」と言って事務所を出た。<br />ふたたび駅に向かうと、今度は鉄道職員らしき男が私のチケットを見て「これはインド人専用のチケットだ。これでは乗れない」と同じことを言い「外国人専用のオフィスに連れて行ってやる」と有無を言わせずリクシャーに私を押し込んだ。<br />私は(もう、どうにでもなれ)と半ば諦めかけ、別のオフィスに向かった。<br />中から出てきたのは、日本語が話せる男性だった。<br />私のチケットを見るなり、やはりインド人用の料金らしい。「外国人は別料金になる」と話す。<br />彼の話が本当なら、間違ってeチケットを予約したことになる。すぐに外国人用に切り替えてもらう。<br />ホッとしたのも束の間、時計を見ると列車の出発時間だ。間に合わない!<br />私は彼に「予約した列車に間に合わない。今日中にシムラへ行きたい。何か方法はないか?」と聞いた。<br />すると「別料金になるが、車を用意する」と言った。<br />カルカまでのチケットが無駄になり、出費もかさむが、仕方がない。<br /><br />自分の迂闊さを呪った。<br />あきらめて、彼の手配した車のシートに身体を沈める。<br /><br />私は、カルカまで(高速をぶっ飛ばしてくれ!)と心の中で叫んだ・・・<br /><br /><br />

「スローで・・・いや、もっと速く走ってくれ!」 ー混沌の狭間でー その7 シムラに行くぞ!

2いいね!

2025/11/25 - 2025/11/25

14位(同エリア14件中)

旅行記グループ 「スローでいってくれ」

0

22

レモンパパ

レモンパパさん

この旅行記のスケジュール

この旅行記スケジュールを元に

デリーに着いた翌朝、私はシムラに向かおうと駅へと急いだ。

インドの鉄道は、イギリス統治時代から建設され、今では総延長が65,000kmにも及ぶ世界第4位の規模らしい。

日本を出発する前にIRCTC(インド国鉄の予約サイト)を検索していた。
ところが、このサイトが曲者である。ID登録が必要なのだが、なかなか繋がらない。
他の人も「何回もアクセスが拒否された」とか「登録できない」また「諦めた」など、いろいろ聞かされた。
私も何度やってもダメだった(日にちを変え、PCやスマホから何十回とアクセスするが、1ヶ月以上たっても結果は同じ・・・) (*_*)
半ば諦めかけたころ、別の方法を教えられた。
駅で長時間並ぶのも面倒なので、何度か挑戦する。
すると、そのサイトからチケットが予約出来た!
私はeチケットを印刷し、バッグに詰め込んだ。

ニューデリーからシムラへは、カルカで乗り換える。 
最初に乗る #12011列車は、朝の7時40分に出発する。
早朝6時にホテルを出て、歩いて5分ほどのニューデリー駅に向かう。
距離は近いのだが、駅の周辺では多くのリクシャーが屯している。
その運転手たちが「リクシャー?」「タクシー?」「どこに行くんだ?」「オレがどこでも行くよ」と盛んに声を掛けてくる。
彼らの手を振り切り駅の構内へ入っていった。
「!!!」
ビックリした。
大勢の人が床に寝ている。その数は10人や20人じゃない。ざっと100人近い人が地面に寝ているではないか(まさにインドだ)。
私は彼らを避けながら、ホームへ出ようとした。その時、お節介なインド人が近づいてきて「外国人か?」と声を掛けられた。
続けて「こっちへ来い」と私を引っ張って「列車に乗るには外国人専用の窓口で手続きをしなさい」と言う。
eチケットを持っているので断るが、彼は「これでは乗れない」と、私を別の事務所に連れて行った。
事前に「駅周辺には悪徳旅行業者がいる」と聞いていた。私は「結構だ」と言って事務所を出た。
ふたたび駅に向かうと、今度は鉄道職員らしき男が私のチケットを見て「これはインド人専用のチケットだ。これでは乗れない」と同じことを言い「外国人専用のオフィスに連れて行ってやる」と有無を言わせずリクシャーに私を押し込んだ。
私は(もう、どうにでもなれ)と半ば諦めかけ、別のオフィスに向かった。
中から出てきたのは、日本語が話せる男性だった。
私のチケットを見るなり、やはりインド人用の料金らしい。「外国人は別料金になる」と話す。
彼の話が本当なら、間違ってeチケットを予約したことになる。すぐに外国人用に切り替えてもらう。
ホッとしたのも束の間、時計を見ると列車の出発時間だ。間に合わない!
私は彼に「予約した列車に間に合わない。今日中にシムラへ行きたい。何か方法はないか?」と聞いた。
すると「別料金になるが、車を用意する」と言った。
カルカまでのチケットが無駄になり、出費もかさむが、仕方がない。

自分の迂闊さを呪った。
あきらめて、彼の手配した車のシートに身体を沈める。

私は、カルカまで(高速をぶっ飛ばしてくれ!)と心の中で叫んだ・・・


同行者
一人旅
交通手段
タクシー
旅行の手配内容
個別手配
  • 24日の夜遅くに、ニューデリー駅近くのホテルに着く<br />

    24日の夜遅くに、ニューデリー駅近くのホテルに着く

    アジャンタ ホテル ホテル

  • ホテルで夜のささやかな祝杯をあげる<br />

    ホテルで夜のささやかな祝杯をあげる

  • 翌25日、早朝ニューデリー駅からカルカを経由してシムラに向かう予定だったのだが・・・<br /><br />オフィスに連れて行かれ、オヤジに騙されたのか本当にインド人専チケット用のだったのか?<br />真偽は解からず、車に乗車しカルカを目指すことにした。<br />私は(もっと速く、もっともっと高速でブッ飛ばしてくれ!)と心の中で叫んだ。

    翌25日、早朝ニューデリー駅からカルカを経由してシムラに向かう予定だったのだが・・・

    オフィスに連れて行かれ、オヤジに騙されたのか本当にインド人専チケット用のだったのか?
    真偽は解からず、車に乗車しカルカを目指すことにした。
    私は(もっと速く、もっともっと高速でブッ飛ばしてくれ!)と心の中で叫んだ。

  • しかし・・・<br />私の乗った車の運転手は、途中に「ブレックファースト タイム」と言って、食事やトイレと給油の休憩の時間をタップリと取った。<br />

    しかし・・・
    私の乗った車の運転手は、途中に「ブレックファースト タイム」と言って、食事やトイレと給油の休憩の時間をタップリと取った。

  • やはり・・・<br /><br />やはり、時すでに遅し。<br />カルカ駅には、シムラ行きの列車はいなかった...<br />

    やはり・・・

    やはり、時すでに遅し。
    カルカ駅には、シムラ行きの列車はいなかった...

  • カルカまでのマイペース運転手は「これからどうする?」と聞いてくる。<br />私は「シムラへ行く」と話すと「オレが連れて行ってやる。追加料金を払え」と言う。<br />思わず「なんでやねん! アンタのせいで乗り遅れたんや!」と、つい関西弁でまくしたてた。<br />

    カルカまでのマイペース運転手は「これからどうする?」と聞いてくる。
    私は「シムラへ行く」と話すと「オレが連れて行ってやる。追加料金を払え」と言う。
    思わず「なんでやねん! アンタのせいで乗り遅れたんや!」と、つい関西弁でまくしたてた。

  • それでも彼は「パンジャーブやヒマーチャルには、英語の話せる人が少ない。君は、ここ(カルカ)で迷子になるぞ」と脅かす。<br />あまりのしつこさに、私は「ノーサンキュー!」と声を荒げた。<br />

    それでも彼は「パンジャーブやヒマーチャルには、英語の話せる人が少ない。君は、ここ(カルカ)で迷子になるぞ」と脅かす。
    あまりのしつこさに、私は「ノーサンキュー!」と声を荒げた。

  • 運転手と別れた後、私は困った・・・<br /><br />駅の窓口で「次のシムラ行きは?」と聞くと、駅員は「明日」とつれない返事。<br />鉄道がダメならバスで行くしかない。

    運転手と別れた後、私は困った・・・

    駅の窓口で「次のシムラ行きは?」と聞くと、駅員は「明日」とつれない返事。
    鉄道がダメならバスで行くしかない。

  • しかたなく、近くのガソリンスタンドに行き「シムラ行きのバスはありますか?」と店員らしき人に聞く。<br />

    しかたなく、近くのガソリンスタンドに行き「シムラ行きのバスはありますか?」と店員らしき人に聞く。

  • すると、ワラワラと人が集まり「○○○」「×××」「△▽△」と口角泡を飛ばす。<br />四方八方から、私をめがけて口激して来る。<br />私「???」 まったく理解できない・・・<br />お手上げだ。

    すると、ワラワラと人が集まり「○○○」「×××」「△▽△」と口角泡を飛ばす。
    四方八方から、私をめがけて口激して来る。
    私「???」 まったく理解できない・・・
    お手上げだ。

  • 困った・・・<br /><br />(さっぱり、解からないが)GSスタンドに屯していた人々に、お礼を言い再度駅に戻る。<br /><br /><br />

    困った・・・

    (さっぱり、解からないが)GSスタンドに屯していた人々に、お礼を言い再度駅に戻る。


  • 駅まで戻る。<br />ふと、見ると広場に売店があった。<br /><br />

    駅まで戻る。
    ふと、見ると広場に売店があった。

  • 私は、水と菓子を買いながら「シムラへ行きたい。タクシーは呼べる?」と聞いた。<br />

    私は、水と菓子を買いながら「シムラへ行きたい。タクシーは呼べる?」と聞いた。

  • すると店主は「OK」と言い、どこかに電話をしてくれた。<br /><br />

    すると店主は「OK」と言い、どこかに電話をしてくれた。

  • 待つこと10分。<br />1台の車が私の前に停まった。

    待つこと10分。
    1台の車が私の前に停まった。

  • 値段交渉をする。<br /><br />(さらに出費が嵩んだ・・・)意気消沈

    値段交渉をする。

    (さらに出費が嵩んだ・・・)意気消沈

  • それでも、気分を取り直す。<br />今度の運転手は、好々爺の感じ。

    それでも、気分を取り直す。
    今度の運転手は、好々爺の感じ。

  • なんとか今日中にシムラに着けそうだ。

    なんとか今日中にシムラに着けそうだ。

  • ホッとし、景色を楽しむ。<br />

    ホッとし、景色を楽しむ。

  • 早朝からドタバタの連続

    早朝からドタバタの連続

  • カルカから約2時間後

    カルカから約2時間後

  • 夕刻にホテルに到着した。<br /><br /><br /><br /><br />     ――― つづく ―――<br /><br /><br /><br /><br />

    夕刻にホテルに到着した。




         ――― つづく ―――




    ホテル ビクトリー ニア モール ロード ホテル

2いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったホテル

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

インドで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
インド最安 306円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

インドの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから海外旅行記(ブログ)を探す

この旅行記の地図

拡大する

PAGE TOP