2025/10/31 - 2025/11/01
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nichiさん
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由比から一つ江戸よりの蒲原宿にやってきました。
ここには、大正から江戸時代に診療していた歯医者さんがあり、中を拝見できるようです。
蒲原宿の旧東海道をあるき、旧歯科医院を訪ねてみました。
他にいくつか見どころがあるはずなのですが、由比宿ほど見るべきところがなく、雨も降ってきちゃったので、蒲原街をあとにしちゃいました。
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由比宿の東側の隣の宿である蒲原宿跡にやってきました。
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ここは御殿道跡で、徳川家康が織田信長を慰労するための建物があったようです。
しかし江戸時代になり、2代将軍秀忠、3代将軍家光が東海道を往来する度に拡張、整備され、規模も大きくなったのですね。 -
古き建物が並ぶ旧東海道の蒲原宿。
シニア夫婦はこんな道をテクテク歩きました。
木屋江戸資料館に行ってみたかったのですが、近くまで行っても場所が判らず断念。 -
こちらは大正時代の歯医者さんの跡です。
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五十嵐歯科医院。
医院の「医」の字の旧字に時代を感じます。 -
元々は町家だった建物を、大正時代に改装して歯科を始めたそうです。
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外観は洋風、中は和風?
大正から昭和初期に見られる建物ですね。
水道が無かった時代、井戸水を二階の診療室まで通したパイプが残っている? -
下がって外観を改めて眺めます。
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お邪魔します。
スタッフの方が中を案内してくださいます。 -
一つ一つに時代を感じますね。
「電話二三」というのは電話番号です。
この家の電話番号が玄関前に記されていたのですね。 -
入ってすぐの左にあるのが、「みせのま」。
土間から靴を脱いで上がります。 -
奥にあるのは電話室。
近所の人が借りに来たそうです。
まだまだ電話が少なかった時代。
大正時代、蒲原の街の中で25本しか回線が敷かれていなかったそうです。 -
これが電話室の内部です。
電話機は昭和のダイヤル式のものが置いてあります。
今の若い方は使い方が判らないそうです。 -
その隣の部屋が、「なかのま」。
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照明も当時のまま。
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「なかのま」には巨大な金庫がありました。
歯科は儲かったのかな~?
と思ったら、歯の治療に必要な金を保管していたそうです。
な~るほど・・・ -
その隣の「ぶつま」を通って、
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「おかって」という庭に面した畳敷の廊下のようなスペースに出ました。
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こちらがお庭です。
真ん中にある東屋の下にポンプがあり、歯科治療には欠かせない水を診療室がある2階までココの井戸から運んでいました。
蒲原にまだ水道が敷かれる前の事です。
奥には蔵が見えますね。 -
奥の間にやってきました。
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この部屋は欄間が素敵です。
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この欄間、近江八景が6枚に渡って彫られています。
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絵みたいですね。
「堅田の落雁」という作品で、空から舞い降りる雁が描かれています。 -
海ではなく、琵琶湖ですね。
右に帆掛け船が見えます。
「唐崎の夜雨」という作品で、琵琶湖に雨が降っているのですね。 -
これなんか、写実的ですね。
「三井の晩鐘」という作品で、暮の鐘を表現しているのだとか・・・ -
3艘の船が見えます。
「矢橋の帰帆」と言って、港に帰る舟の様子を描いているのですね。 -
この欄間も素敵ですね~
「瀬田の夕照」という作品で、琵琶湖の夕映えを表現しています。 -
雲とお月様。
素敵な欄間です。
「石山の秋月」という作品で、秋の夜の月ですね。 -
反対側から・・・
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1枚1枚の欄間に見とれた後は、床の間の小襖の見事な絵の説明を受けました。
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一度、「おかって」というスペースに出て、
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「おかって」から二階に延びる急階段。
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二階へ。
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二階のなが~い廊下。
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窓からお庭と蔵が見えます。
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二階のお座敷の襖が綺麗ですね~
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このお部屋、歯科治療を受ける特別な方の為の待合室なんだとか///
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スタッフの方から襖のご説明を伺います。
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この部屋の欄間も凝ってます。
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その待合室から廊下越しにお庭が見えます。
雪見障子も素敵です。 -
この部屋の床の間の小襖も綺麗ですね~
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廊下の奥には、
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歯科の診療室が・・・
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広い診療室ですね~
景色が歪んで見えるガラスです。
昔の手作りガラスですね。 -
むか~しの歯科の診療台です。
この広いスペースに診療台はもう一台あったそうです。 -
奥の部屋は技工室です。
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ここで入れ歯や歯の詰め物を作っていたのですね。
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ここには腕のいい技工士が2人いたそうです。
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壁にはこのような穴が空いてます。
投薬口かな? -
治療室の隣の広い板の間の奥に広いお座敷。
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ここは一般の方の待合室です。
冬は手前の板の間に火鉢が置かれ、碁盤や将棋盤が置かれていたそうです。
歯の治療をする患者さんだけでなく、近所の人も集まるサロンのような存在だったそうです。 -
待合室の欄間だって昔のまま。
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ここは2階のホールです。
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皆さん、ココを通って待合室に行くのですね。
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治療費が昭和16年当時のまま表示されています。
初診料 50円
抜歯は乳歯が50円、永久歯が150円
レントゲンが150円
虫歯の穴に詰め物をするインレーは、金で2500円。合成樹脂で600円。
面白い・・・ -
隣にはシンク。
病院ならではですね。 -
ここが玄関からホールに上がってくる階段です。
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このヒューズ、懐かしい~~~
亡くなった祖父の家にあったな~ -
これが先ほど2階に上がってきた階段ですが、奥に離れがあります。
はなれにいくには、 -
もう一枚、階段の上に板を渡します。
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その板の上を歩いて奥のはなれへ。
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書斎だったようですね。
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この部屋落ち着くな~
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窓から見える景色は、先ほど見た中庭です。
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反対側には上の方に小窓。
お洒落だな~ -
照明も昔のままです。
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先ほどの板の上を歩いて戻ります。
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大正から昭和にかけての歯医者さんでした。
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ひきつづき蒲原宿を歩き、材木問屋だった木屋江戸資料館に向かったのですが、入口が今一つ判らず、断念。
旅籠だった和泉屋にも入れませんでした。
残念・・・
雨も降ってきちゃったので、そろそろ蒲原宿をあとにしましょう。
つづく
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