2025/11/21 - 2025/11/30
133位(同エリア135件中)
youさん
インダス文明最大の都市遺跡、モヘンジョダロに訪れることを第一の目的として、パキスタン南部をカラチから首都イスラマバードまで陸路で走破するS社10日間ツアーで行ってきました。
旅程は下記。
11月21日 成田からバンコック経由でパキスタンの首都カラチへ(カラチ泊)
11月22日 カラチ→チャウクンディ→タッタ→ハイデラバード(泊)
11月23日 ハイデラバード→モヘンジョダロ(泊)
11月24日 モヘンジョダロ→コート・ディジ→ラヒムヤールカーン(泊)
11月25日 ヒムヤールカーン→ウチ・シャリフ→ムルタン(泊)
■11月26日 ムルタン→ハラッパ→ラホール(泊)
■11月27日 ラホール観光→ワガ国境→ラホール(泊)
11月28日 ラホール→ケウラ塩鉱山→イスラマバード(泊)
11月29日 イスラマバード近郊観光→イスラマバード→バンコック経由
11月30日 午後成田着。
この旅行記は、ハラッパ遺跡とラホールとを掲載します。
表紙の写真は、パキスタンとインドとの国境の町ワガでのフラッグセレモニー。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
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11月26日 ムルタンのホテルを8時に出発。この日は途中ハラッパ遺跡に立ち寄った後、パンジャーブ州の州都ラホールまで移動します。
途中でガソリンスタンドに立ち寄り、ガソリン補給とトイレ休憩をします。パキスタンのガソリン価格はリッター150円~170円程度です。
写真は私たちが乗っているマイクロバス、屋根上にスーツケースを搭載しています。 -
白亜のゲートがある町中を通過中。
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11時 インダス文明を代表する都市遺跡ハラッパ(Harappa)に到着。
ここは、先に訪れたモヘンジョダロと同じようにレンガ造りの建物が特徴です。 -
ハラッパ遺跡に来ているパキスタンの小学生らです。
日本人が珍しいようで、写真撮影に気軽に応じました。 -
はじめに博物館内にて、ハラッパ遺跡の予備学習をします。
こちらは、5000年前のハラッパの町のイメージ図。
碁盤の目のように整備された街で、最盛期には約2万人が暮らしていました。 -
こちらはハラッパで発見された小像で、ビーズの帯を締めている以外は女性の裸像です。これらは地母神像のような感じで造られていたようで、5000年前のインダス文明の身だしなみの水準が高かったことが推測されます。
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こちらは天秤測り。綿花等の取引に利用されていたようです。
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遺跡は広大な敷地に広がっていますので電動カートに乗って移動します。
こちらは居住区。 -
こちらも。
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こちらも。
排水溝、井戸、お風呂場などが発見されています。 -
放射状にレンガが並ぶ円形場所があります。これは何でしょうか???。
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博物館に答えがありました。
脱穀作業場所・・・だった様です。
でもお店跡とか染色場だったとする説もあって、本当のことは謎ですって。。 -
電動カートで移動してきました。
住居跡みたい。。。規格化された基礎が見えていますが、綺麗に修復され過ぎていると思います。 -
こちらは掘り起こした状態の遺跡。
現在も遺構の発掘作業が続けられていますが、近くを流れているラヴィ川の氾濫や、鉄道建設のために遺跡内のレンガが大量に持ち去られているために、遺跡全体の復元は難しい状態にあります。 -
13時前 11月に咲いている菜の花を眺めながらラホールに向かっています。
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落花生を量り売りしているリヤカー移動販売店ですが、これでも商売になるのですかねぇ~。
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オートバイに家族4人が乗って踏切を横断中。。4人乗りは普通です。
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14時前 道路脇のレストランで遅めのランチタイム。
ジャガイモ・サラダが人気でした。 -
再びラホールに向かって走っています。
ロバが引く馬車~のんびりしています。 -
ラホールの街中に入って来ました。埃除けなのか、コロナ防止なのかマスク姿が見られます。ラホールはパキスタンのなかでは大気汚染が特に酷いとのこと。
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18時過ぎ ラホールのホテル FOUR POINTS BY SHERATON に到着。
部屋はこんな感じ、パキスタンにしてはシェラトンだけあってか、比較的豪華に感じます。ここに2泊します。 -
11月27日 ラホールの朝です。ホテルのゲート前から見るホテルの建物で、高い塀で囲まれています。
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朝食前にホテルの周辺を散策するつもりでいましたが、ホテルのガードマンに制止されました。何かあったらおいらの責任だからねぇ~と。。。
ちゃんと職務を果たしている証拠においらの写真を撮れ・・・と、陽気なガードマンのオジサンたち。 -
8時30分 ホテルを出発。この日は終日ラホールの観光となります。
ラホールは、人口約1200万人、カラチに次いでパキスタン第2の大都会で、インドとの国境近くに位置しています。
はじめに、世界遺産となっているラホール城に来ました。 -
豪華なシャー・バージ・ゲートと呼ばれている門を潜って城内に入ります。この門は、ムガール帝国時代は王室のハーレムへの私的な入口として使われていました。
現在のラホール城は、ムガール帝国第3代皇帝アクバルの手によって多くの建物が再建されています。 -
こちらはシャー・バージ・ゲートに連なっているアクバル皇帝の宮殿。
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城内の広場にあるバラ園。
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公共ホールとして使われていた建物。
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城内を監視する監視員風の方達が歓迎してくれます。
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宮殿から見る中庭。
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こちらは宮殿を守る護衛風の現代人。
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宮殿から外側の眺め。手前は堀、その奥にラホールの街が霞んで見えています。
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城内から見る隣のバードシャヒー・モスクの屋根たち。
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鏡の宮殿に来ました。
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鏡の宮殿の中庭。
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天井や壁面には、沢山の宝石やキンキラキンの鏡などが張り付けられています。
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こちらも。普通の方には少し落ち着けない部屋です。
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装飾されたニッチに描かれている壁画。
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ラホール城の外側から見るアーラムギーリー門。
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ラホール城の向かいに建つバードシャヒー・モスクに来ました。こちらはゲート。
1674年にムガール帝国第6代皇帝によって、ラホール城内のモスクが手狭になったと言うことで建てられました。 -
ゲートを潜った先に見えてくる本堂。
完成時には世界最大のモスクで、現在は世界で5番目だそうです。手前の広場は一辺160mあり、約10万人の礼拝者を収容できます。 -
モスクの屋内。建物内では声が反響する場所があり、大きな建物内に声が隅々まで届くように設計されています。
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11時30分 市内を移動してラホール博物館に来ました。
この博物館の建物は、1894年に英国ビクトリア女王の治世50周年を記念して建てられたもので、ムガール・ゴシック様式の赤レンガ造りとなっています。 -
インダス文明からガンダーラ美術など多くの展示品が見られます。
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2世紀頃に造られたガンダーラ作品で、断食するジッダールタ。
目が落ち込んで骨皮筋衛門状態の仏陀の姿が表現されており、ガンダーラ美術作品の最高傑作とされています。 -
14時 ホテルに戻ってランチをとった後、シャリマール庭園に来ました。
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ムガール帝国第5代皇帝のシャー・ジャハーンによって、王族の保養地として造られた庭園です。運河により運ばれた水を利用した噴水が幾つも並んでいます。
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ペルシャ様式である左右対称の造りが特徴となっています。
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夏の暑い時期は屋根のある部屋から噴水を眺めて涼んでいたのでしょう。
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広大な敷地に贅沢な建物が建てられており、王族だけの保養地としてはもったいない気がします。
このような施設を庶民にも当時から開放していたら、後世の人からはいい皇帝だったと評価されると思いました。 -
15時過ぎ ラホールの街中から東へ約1時間ドライブして、フラッグ・セレモニーを見るためにインドとの国境の町ワガに来ました。荷物検査などを経て会場に向かっています。
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こちらは国境にあるワガの駅舎。パキスタンとインドとの関係が良好の時期は、この駅からインド側に鉄道が往来していましたが、2025年11月現在はストップしています。
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ラホール城のアーラムギーリー門を模した巨大なゲートがパキスタンの威厳を示すかのように建っています。
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ゲートを潜ってフラッグ・セレモニーの会場に入って来ました。
道路の両側に観覧席が上の方まで設けら、大音響が響く大きな施設です。 -
ゲートを潜った先の道路正面は、高いフェンスを隔ててインド側の会場があります。
あちら側も巨大なインド国旗を背景にした半円形状の観覧席が見えています。 -
パキスタン側観覧席を見上げています。多くのパキスタン警察官らの指示に従って、私たちは最前列に近いVIP席に座ります。
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VIP席から国境フェンス越しにインド側の会場を見ています。
インド側会場からも何やら歓声や歌声などが聞こえてきます。 -
国境フェンスを挟んで、銃を構えたパキスタン側警備隊員とインド側警備隊員とが向かい合っています。。。ちょっと緊張する場面ですが、毎日行われているセレモニーなので、ここは観光目的で気軽に見学しましょう。。。時間の経過とともに観客数がパキスタン側もインド側も次第に増えてきています。
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16時 セレモニーが始まりました。パキスタン側・インド側ともスタートは同じですが、進行は別々に行われています。
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パキスタンの国境警備隊の兵士らの行進が始まります。それに合わせて観衆が拍手や大声での「パキスタン・ジンダバード(万歳)」の声援で応戦します。私たちもパキスタン側に座っていますので、一応、パキスタン・ジンダバード・・・と声を上げました。
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インド側でも大きなBGMと声援の中で行進が行われています。両国の声援合戦も暫く続きます。その間も、国境フェンスを挟んで両国の兵隊さんが銃を構えて向かい合っています。
最後は両国の国旗が降ろされてセレモニーが終了します。国境フェンスは、最後まで開くことは有りませんでした。
パキスタンとインド・・・国境紛争など今も続いていますが、国境を接した同じ会場・同じ時間帯で同じ様なセレモニーを共にしているのだから、本当は両国は仲良しではないかと思われます。・・・いつかあの国境フェンスが開かれ、双方の兵士や観光客との間で平和的に握手などできる日が来るといいなぁ~と思いました。 -
17時 セレモニーが終了し、興奮が冷めやらぬまま会場を後にします。ちょうど太陽が何事もなかったかのように沈みかけています。この地に真の平和が戻ることを祈りながらラホールに戻ります。
パキスタン南部探訪(5)------ロータス城塞とイスラマバード編につづく。
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