2025/11/21 - 2025/11/30
5位(同エリア8件中)
youさん
インダス文明最大の都市遺跡、モヘンジョダロに訪れることを第一の目的として、パキスタン南部をカラチから首都イスラマバードまで陸路で走破するS社10日間ツアーで行ってきました。
旅程は下記。
11月21日 成田からバンコック経由でパキスタンの首都カラチへ(カラチ泊)
11月22日 カラチ→チャウクンディ→タッタ→ハイデラバード(泊)
11月23日 ハイデラバード→モヘンジョダロ(泊)
■11月24日 モヘンジョダロ→コート・ディジ→ラヒムヤールカーン(泊)
■11月25日 ヒムヤールカーン→ウチ・シャリフ→ムルタン(泊)
11月26日 ムルタン→ハラッパ→ラホール(泊)
11月27日 ラホール観光→ワガ国境→ラホール(泊)
11月28日 ラホール→ケウラ塩鉱山→イスラマバード(泊)
11月29日 イスラマバード近郊観光→イスラマバード→バンコック経由
11月30日 午後成田着。
この旅行記は、モヘンジョダロ→ラヒムヤールカン→ムルタンを掲載します。
表紙の写真は2000年の歴史を持つ町 ムルタン市街地の風景。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
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11月24日 モヘンジョダロ遺跡からの日の出を拝んだ後、敷地内にあるゲストハウスを9時に出発。
コートディジまで移動の途中、インダス川に架かる長い橋で写真ストップ。
この辺りの川幅は1Km以上は有りそうですが、長い歴史の中で川筋は変化して周辺に肥沃の大地を作り、インダス文明を育んだ川です。 -
街道沿いのサトウキビ畑の作業場で写真ストップ。
サトウキビの茎を圧搾してサトウキビ汁を取り出す作業をしています。
護衛の警察官らが、作業員にサトウキビ汁を飲ませろww~と要求して味わっています。作業員は相手が警察官では代金を請求するわけにもゆかず、ちょっと残念な顔をしています。。。 -
サトウキビ汁をただ飲みした護衛の警察官諸氏。
「君らの安全は我らが保証するよぅ~」と、写真撮影に応じてくれました。根はいい方達なんです。。。 -
こちらでは圧搾した後のサトウキビ茎を大きな鍋で煮詰めています。子供も含めて家族総出のサトウキビ工場の様です。
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サトウキビ茎の煮汁を乾燥して出来上がった黒(黄色)砂糖を道路脇で販売しています。
先ほどまで鍋で煮炊きをしていた僕ちゃんが、今度は熱心な販売員になって勧めますので甘い黒砂糖を一袋お買い上げ。
彼は将来はサトウキビ工場の経営者として成長すると思います。頑張ってねぇ~。 -
インダスハイウェイ―を護衛の警察車両の先導で北上しています。
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丘上に広がる巨大城壁が見えだしました。コートディジ・フォート(要塞)です。
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11時 コートディジ・フォートの入口に到着。
ここは、シンド地方を支配したタルプール藩王国の領主が、1789年~1843年に建てた要塞です。この要塞は、実際に戦争などに巻き込まれたことが無かったため、現在まで良好な状態で残っています。 -
スロープを上った先にある第1のゲート。
沢山の針が着いた扉を通って城内に入ります。当時頑丈な扉を壊すのに象が使われていましたが、沢山の針は、その先には毒が塗られていて象の突撃を防止するための工夫でした。 -
第1のゲートを潜るとカーブとなったスロープにでます。両サイドの壁や監視タワーなどは全てレンガを積み上げて綺麗に作られています。
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第2のゲートに来ました。
ここの扉にも沢山の針が出ています。また、ゲートの上壁には銃撃用のスリット孔が見えます。 -
第2のゲートを抜けると、先ほどと同じようにカーブしたスロープに再び出てきます。日本のお城では、ゲートを潜った先に桝形虎口が設けられていますが、防御構造として共通しています。
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監視タワーの真下を引き続き上ります。レンガ積の上に白色のアーチデザインがお洒落。。。
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第3ゲートに到着。
ゲート上にも3つの銃口用スリット孔が設けられていますが、これまで使われたことは有りません。 -
第3ゲートの中。城壁は相当な厚さがあることが分かります。護衛の警察官らもスマホを構えて観光を楽しんでいるみたい。
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第3のゲートを抜けると広大な中庭に入って来ます。日本の城だと本丸にあたる場所と思います。
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こちらも。
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中庭を囲んでいる城壁に設けられている兵舎とそれらを繋ぐ通路。
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中庭に建つ王様が居住していた宮殿。
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宮殿内の壁面には、いろいろな模様が施されています。
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こちらも。
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宮殿の開口部から見る風景。。。絶景~絶景~
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宮殿の更に奥の風景。
舟の舳先に当たる場所にアーチのある建物が見えていますので、あそこに向かいます。 -
装飾が施されたアーチで屋根が支えられた建物で、王様が裁判をするときに使用したとか。
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その一番高い所からの風景。中庭を見通すことが出来ます。
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城壁ごしに望む城外の景色です。
直線道路の向こう側の土色平原は、紀元前2800年ころのインダス文明に繋がる集落跡だそうです。 -
城壁の先端に設けられた見張り台に来ました。
そこから見る中庭方向の風景。 -
見張り台に置かれた大砲。
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見張り台から見る町の眺望。
戦いに活用されなかった巨大な要塞ですが、今は絶景が見られる有数の観光地として利用されているようです。更なる観光客が訪れるようにするためのPRに使うと・・・管理マネジャーの依頼で、私たちツアー客のスナップ写真が多数撮られました。 -
イチオシ
12時過ぎ インダスハイウェイ―を護衛の警察車両の先導で再び北上しています。
トラック荷台に10人を超える人たちが乗って、結構なスピードで走っています。警察公認のトラック移動です。 -
道路脇の水牛広場で写真ストップ。パキスタン南部は水牛が多く、北上するに従って牛の飼育が多くなるとのこと。
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13時40分 街道沿いのレストランでのランチ。
大皿内から好みのものを自分の取り皿に盛るので、いつも同じような内容のランチとなります。余談ですが、パキスタンはイスラム国家なので、アルコール類は提供されません。youはそれでも全然問題ありませんど。。。。 -
C国の支援で造られたというインダスハイウェイ―を再び北上しています。
イスラマバードに向かう列車が左手に見えています。 -
途中のサービスエリアにてトイレ休憩。
C国が造った巨大な建物ですが、中に並ぶ商店街は閑散としていました。一帯一路が実を結べばここも賑やかになるのでしょう。。。 -
18時過ぎ ラヒムヤールカーンのHOTEL ONE に到着。デパートの様な商店街と同居するホテルです。
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部屋はこんな感じでビジネスホテルよりも少し広い程度。
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11月25日 ヒムヤールカーン朝のホテル部屋からの眺望。
天候はいいようですが、町全体が何故か霞がかかっている感じ。
太陽光パネルが設置された家々が散見されます。パキスタンではまだ停電が時々起きますので、そのバックアップ用として広まっているようです。 -
8時 ヒムヤールカーンのホテルを出発。
約2時間ドライブしてウチ・シャリフと言う町に到着します。この町は今宵の宿泊地ムルタンと姉妹都市で、13世紀~14世紀に中央アジアから多くのイスラム教徒が来て、イスラム文化・政治の中心となった場所です。
町の近郊に残るビビ・ジャウンディの墓廟に立ち寄ります。ビビ・ジャウンディは、イスラムへの献身が讃えられて聖人になった女性です。 -
このビビ・ジャウンディの墓廟は、19世紀に近くを流れていたサトレジ河が氾濫し、霊廟建物の後側をご覧のように削り取ってしまいました。現在は一部修復したものの後側が無い状態で保存されています。
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こちらは彼女の祖父の霊廟。
外壁のブルータイルが綺麗です。中央アジアにも似たような霊廟があったような。。。 -
こちらは霊廟の中。
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霊廟が建つ敷地内には、一般人らの土棺が規則的に並んでいます。土棺には墓標が無いので、どなた様のものかは分かりません。。
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霊廟が見える敷地内でコーランを熱心に唱える子供たちがいました。こうして幼いころから宗教心を学ぶことで、立派なムスリムに成長するのでしょう。。。
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11時30分 川の氾濫によって水没したかのような風景・・・を眺めながらムルタンに移動中。
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14時20分 途中でランチをとり、その後も移動してムルタンの町に到着。
はじめにバハー・ウド・ディーン廟を訪れます。入口で靴を脱いで廟の敷地内に入ります。 -
廟に礼拝に来ていたパキスタン美女ら。
最初彼女らの集合写真にyouも入ってくれませんか・・と依頼されましたので快く応じました。こちらからもお願いしてご婦人方の写真撮影と掲載の承諾をいただきました。youは海外では意外とモテるみたいです(錯覚かも)。 -
バハー・ウド・ディーン廟の外観です。モスクの様な落ちついた感じの建物です。
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霊廟の中に入ります。
中央に供されたバラの花弁で覆われたバハー・ウド・ディーンの棺が安置されています。彼は12世紀にムルタンで生まれ、当時イスラム世界の中心であったバクダットで修業に励み、その後この地域のイスラム化に最も影響を与えた聖者です。 -
続いてシャー・ルクネ・アラム廟に行きます。こちらは外形が8角形となっているのが特徴です。
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廟の中。
華やかな天蓋が見られます。 -
イチオシ
次に少し歩いてシャー・シャムス・タブレース廟に向かいます。
ここはシーア派が中心の場所で、それを示す黒地の旗やテントなどが見られます。テントの前でパキスタンのオジサンたちが人間ウォッチング中。ニーハオと声がかかりましたが、私たち日本人・・コンニチワーですよぅと。。。 -
シャー・シャムス・タブレース廟。
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廟の側廊に多数の柩が安置されています。
廟内は緑の綺麗なドームが印象的でしたが内部の写真はNG。 -
小高い丘上に建つ展望台に来ました。
こちらは展望台から見る先ほど訪れたシャー・ルクネ・アラム廟。 -
展望台は御覧のように地元の観光客で賑わっています。この中でも、私たちはC国人と頻繁に間違われて少し気分が凹みます。
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展望台から見るムルタン市街地の眺望。
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こちらも。空にトンビやカラスが沢山飛んでいますが、何なんでしょうか。。。
ここムルタンは、紀元前326年にアレキサンダー大王が、1398年にはティムールがこの町を侵攻・攻略しています。また641年には玄僧三蔵が訪れており、2000年以上の歴史を持っています。現在の人口は約220万人と大都会です。 -
ムルタンの街中を移動中。
大きな広告看板が目につきます。 -
イチオシ
ムルタンの街中を移動中。
イギリス統治時代の格式ある建物が残っています。 -
16時30分 ムルタンでの宿 HOTEL ONE に到着。
高い塀に囲まれた宮殿のような建物のホテルです。部屋は普通です。
パキスタン南部探訪(4)-----ハラッパとラホール編につづく。
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