2024/09/23 - 2024/10/03
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昨年の9月、フランクフルト経由でハンガリーに行ってきました。いつものアール・ヌーヴォーを中心とした美しい建物を求めての歩き倒し旅。
ハンガリーはなんと、世界で一番アール・ヌーヴォー建築が残っている国ということで、私にとっては行か訳には行かない、訪問マストな国なのです。
ブダペストへは30年以上前、まだベルリンの壁があった頃に、唯一行ける東欧ということで、ウィーンから日帰りで有名観光スポットだけをちょこっと見て回ったことはあるのですが、もちろんその頃はアール・ヌーヴォーには興味もなく、ただ、すごい豪華な冷たい温泉に入ったなぁ…程度の記憶にとどまっていました。
今回は、1週間滞在して、ブダペストの市内はもちろん、列車で近郊の街にも足を延ばし、有名なアール・ヌーヴォー建築を堪能してきました。もちろん、ハンガリーといえば温泉ですから、歩き倒して疲れた体には何よりの温泉も2か所行ったりと、ハンガリー旅を満喫。
飛行機の乗り換えで立ち寄ったフランクフルトも、乗り換えだけではもったいないので、2泊ほどして、フランクフルト郊外のダルムシュタットにある「ユーゲントシュティール村」や、木組みの家街道にあるかわいい街を訪れたりしました。
こんな楽しく充実した旅でしたが、ネットでアルバム作りをしたら、すっかり旅行記も書いた気分になっちゃって、4トラに旅行記をアップするのをすっかり忘れてしまっていました。
今年、ヒョンなことからハンガリーに再訪することになり、旅行記を確認しようと思ったら、表紙の写真を貼ったものだけが下書きに残っていました(笑)
昨年の旅行記は諦めて、先日行ってきた再訪のものだけを書こうかと思ったのですが、前回がないと続かない感じもしたので、今更の思い出し旅行記にはなりますが、サクッと書いておこうと思った次第です。
モチロン、先日行ってきたものも近いうちに書くつもりにしておりますが、まずは昨年のものから…
【9日目】
9日目からはドイツ、フランクフルト滞在です。この旅行記はその1日目。木組みの家が並ぶ「木組みの家街道」にある街「Idstein(イトシュタイン)」と「Limburg an der Lahn (リンブルク・アン・デア・ラーン)」に行った様子です。前日までのアール・ヌーヴォーの世界とは全く違いますが、メルヘンチックな世界にどっぷり浸り、改めて私は木組みの家が好きだったんだということを思い出しました。
私がヨーロッパに興味を持ったのは、木組みの家の並ぶロマンチック街道に憧れたのが始まりでした。そんな「ディスカバー私」な旅を満喫した1日です。
2つの街を巡ったので、ちょっと写真多めですが、お付き合いいただければと思います。
*************** 日 程 ***************
9/23(月) 羽田発→フランクルト着
9/24(火)フランクフルト発→ブタペスト着 セーチェニ温泉
9/25(水)AM 動物園、シペキ邸、ミレニアムハウス、音楽の家
PM セーチェニ鎖橋、国会議事堂
9/26(木)ブダペスト西駅→キシュクンフェーレジハーザ→ケチュケメート
9/27(金)AM 聖ラースロー教会、郵便貯金局などホテル北側建物群
PM 中央市場、ゲレルト温泉
9/28(土)聖イシュトバーン大聖堂、ブタペスト地質学研究所、英雄広場周辺建築、
リストフェレンツ音楽院、ドナウ川ナイトクルーズ
9/29(日) 応用美術館、パリジパサージュ、オットーワーグナーシナゴーグ、
マーチャーシー教会、漁夫の砦、ブダ城、国立歌劇場、改革派教会
9/30(月)ヴァーチィ通り南 アール・ヌーヴォ建築
ブタペスト発→フランクフルト着
★10/1(火)フランクフルト→イトシュタイン→リンブルク→フランクフルト
10/2(水)ダルムシュタット、 マルクト広場
フランクフルト発 20:45→
10/3(木)羽田着 16:45着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ドイツで迎える朝です。部屋の窓からは、こんな眺め。都会ですね。
ホテルのこちら側は政府機関の建物だらけらしいです。
向こうの方に見えてるレンガ造りの建物は、1879年に建てられたプロイセン兵舎で歴史的建造物だそうです。 -
ホテルは東横INNですから、日本同様もちろん朝食付きです(笑)
そしてこの朝食、日本の東横INNで提供される無料朝食とは比較にならないほど豪華。品数も豊富ですし、和食もありました。
朝食会場も、デパートの大食堂かフードコートかってくらい広くて、ちょっとびっくりしました。 -
今日は「木組の家街道」にあるかわいい街「イトシュタイン」と「リンブルク」に行く予定です。「フランクフルト中央駅」から「リンブルク」までは1時間5分ほどですが、「イトシュタイン」は「リンブルク」の手前にある街ですので、セットで回ることができるのです。
ということで、9:26発の「リンブルク」行きに乗り、40分ほどのところにある「イトシュタイン」に先に行ってから、「リンブルク」に行くことにしました。 -
リンブルクへの列車は2階建てのとてもきれいな列車でした。
ドイツにはお得な割引チケットがたくさんあるので、色々調べた結果、「Gruppentagskarte」が二人で一緒に行動する場合は一番お得だったので、このチケットをRMVアプリで購入しました。この1枚のチケットで5人までヘッセン州を走る列車に乗り放題です。5人ならめちゃめちゃお得になりますが、2人でも十分お得なんです。(ちなみにリンブルクまでが対象範囲なので、めいっぱい使えた感じです) -
フランクフルト中央駅を出発した列車は、予定通り40分ほどで「イトシュタイン」駅に到着しました。40分は通勤していたころと同じくらいの乗車時間なので、あっという間ですね。
日本でいえば急行がとまる駅ですが、大きな駅舎などはなく、駅前の歩道に発着案内があるような、のどかな駅でした。 -
駅から住宅街を15分ほど歩いた先に、木組みの家が並ぶ旧市街があります。
フランクフルトの雑踏からちょっと列車で揺られれば、こんな閑静な住宅街を歩くことができます。 -
旧市街の入り口、「ローダーガッセ」と「シュルツェ・デリチュ通り」の角では、お掃除をしているおじさまの銅像が待っています。
このおじさまは、「ハリー・ゼーゲバルト」という知的障害を持つ実在の人ですが「歌うストリートスイーパー」として、この街で愛された人だそうです。
亡くなった彼を忍び、住民の寄付金で建てられた銅像だそうですから、いかに愛されていたかがわかりますね。 -
銅像から1分ほどで、旧市街に立つ有名なこの家が現れます。
これは「シーフェス・ハウス(傾いた家)」と呼ばれる、イトシュタインでは有名な観光スポットです。
1727年に、町の民兵隊長「ヨハン・ウアコブ・ニコライ」によって建てられた4階建ての木組みの建物ですが、建設当時の構造上の欠陥によりこのように傾いてしまったとか。
傾いたままで大丈夫なの?と思いましたが、今はちゃんと全面改修されていて、イトシュタイン市庁舎の一部となっているそうです。 -
「傾いた家」の立つ「ケーニッヒ・アドルフ広場」には、美しい建物がいっぱい並んでいますが、特に美しいのがこの家「キリンがーハウス」です。
この家はドイツの中でも特に美しい木組みの家として有名だそうです。
1615年に伯爵の代官「ヨハン・コンラート・キリング」とその妻、ナッサウの代官の娘「アンナ・マルガレーテ・レーバー」によって建てられたそうです。
現在は観光案内所と市立博物館として利用されています。 -
どこを見ても美しくて、アール・ヌーヴォーとはまた違う美しさに見惚れます。
中でも階を貫く中央の張り出し窓がとても目を引きます。 -
ヴェザー・ルネサンス様式の影響を受けた家で、ファサード全体にカラフルな美しい彫刻が施されています。
ちなみに、ヴェザー・ルネサンス様式とは、イタリアや西ヨーロッパのルネサンス建築の要素を取り入れつつ、ドイツ後期のゴシック様式や地元の伝統的な建築様式と融合させたものだそうです。 -
「キリンガーハウス」の傍にあったポスト。ここに投函したら、おとぎの国に届きそうですね。
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朝の「ケーニッヒ・アドルフ広場」は、人も少なくていいですね~
この広場は、1946年にナッサウ家の唯一のドイツ王、「アドルフ王」(1250年頃~1298年)にちなんで名付けられた広場で、イトシュタインの中心的広場です。 -
この広場は15世紀から16世紀に建てられた精巧に装飾された木組みの家に囲まれていて、その美しさは想像以上でした。
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広場にあるこのライオンの噴水は、1937年にヴィースバーデンの彫刻家「カール・ヴィルヘルム・ビアブラウアー」によって作られたものだそうです。
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「ケーニッヒ・アドルフ広場」に立つオレンジ色がひときわ目立つ建物が市庁舎です。木組みではありませんが、華やかな雰囲気です。
なんとこの建物は、1698年に幹線道路に架かる橋として建設されたそうです。 -
市庁舎の隣にある1階が石造りのアーチ門になっているこの建物は、南側の市民の区域と北側の伯爵領の境界を示す「官庁門」で、1497年に「ナッサウ・アルトシュタイン伯フィリップ1世」によって「伯爵官庁」として建設されたものだそうです。
衛兵所・牢獄、拷問室、穀物倉庫、使用人宿舎などに使われていたそうですが、今は2階にある区役所の大広間で結婚式が行われたりしているそうです。 -
門をくぐると、石の土台の上に長い木組の建物が続いています。この建物群は1565年頃から建設が始まったそうで、現在は市庁舎と連結されて地方政府として使われているそうです。
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この出窓の下のカラフルな扉は、伯爵官庁の正門だそうです。
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アーチ門から建物群に沿って2分ほど歩いて行くと、イトシュタインのランドマークでもある「魔女の塔」があります。
この塔は、イトシュタインに現存する最古の建造物で、1170年頃、1240年頃、1500年頃に段階的に建設され、18世紀にさらに改築・増築を経て、1810年以降からはほぼ姿を変えていないそうです。
「魔女の塔」と言われていますが、17世紀のいわゆる「魔女狩り」とは一切関係なく、19世紀の俗説に由来するものだそうです。 -
ただ、塔の下には、1676年にイトシュタインで起こった魔女裁判の犠牲者を追悼する記念碑がありました。
石碑には裁判で処刑された人々39名の名前が刻まれています。
火に焼かれているような、悲しげな女性を表す彫刻が、なんとも切ないです。 -
「魔女の塔」の先には「王子の宮殿」と呼ばれるルネサンス様式の美しい建物があります。
これは、1614年から1634年にかけて建てられた「ナッサウ・アルシュタイン伯爵」および侯爵家の邸宅です。1721年に「ナッサウ・アルシュタイン家」は断絶しましたが、宮殿はその後中央公文書館や病院などなど様々な用途に使われ、今は高校になっているそうです。 -
「ケーニッヒ・アドルフ広場」に戻ってきました。小さな町ですから、一周してみたいと思います。
まずは広場の角に立つこの美しい家。家の角の木骨のペイントがとてもきれいですよね。
この建物は、「キリンガーハウス」に次いで美しいと、個人的に思っています。
かつて皮なめし工場として使われていた410年の歴史を持つ建物だそうですが、今は人気のガストホフだそうです。 -
波打つ切妻屋根や美しい装飾が、とても素敵です。
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「ケーニッヒ・アドルフ広場」から「フェリックス・ラーンシュタイン通り」の角に立っているのは「タウヌスホフ」というホテル兼レストラン。
1607年に建てられたこの建物は、「エルヴィス・プレスリー」主演の映画「カフェ・ヨーロッパ」に登場し、ロケも行われたそうです。 -
その向かい側に立っている家も、角に塔の様な出窓があり、なかなか個性的です。
塔の上では風見鶏ならぬ風見レディがラッパ吹いてます。
今はフォトスタジオらしいですが(笑) -
そしてこちらは、「マルクト広場」です。
ドイツでは「マルクト広場」というと、町の中心でにぎやかな場所というイメージですが、イトシュタインは、そのにぎやかな感じは「ケーニッヒ・アドルフ広場」が担当していて、こちらは静かでゆったりとした雰囲気があります。 -
こちらの広場の周りにも、やはり美しい建物が並んでいます。
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「マルクト広場」から「クロイツガッセ」に入ってみます。ここは色鮮やかな歴史ある家々が並んでいる通りです。
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窓辺を美しく飾っている家もありました。
そして家の壁には2000年にイトシュタインで開催された「ファサードコンペティション」の受賞を記念したプレートがありました。
25年前の受賞ですが、ずーっと綺麗にしているんですね。 -
道の途中に、こんな細い路地が現れました。え?道?って感じで、家の庭に入っていくようにも思えますが、しっかり道路標示がついています。
ここは「クロイツアーレン」という小径で、グーグルの地図では「Idstein romantische Gasse」=ロマンチックな小径と書かれていました。 -
そしてあの入り口から入った先にあるのがこちら。確かにロマンチックな小径です。
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美しい花々と木組みの家に囲まれた小さな石畳の坂道ですが、美しい中世の街イトシュタインの中でも、とびきりタイムスリップできる小径です。
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窓の下に丸で囲まれた中に文字が書かれた装飾のある家を何軒か見かけました。
流行っていたのでしょうか? -
切妻屋根の波打ち加減がかわいらしい家です。多分「オーバーガッセ」と「カフェーガッセ」の交差するあたりに立っていたかな。
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家の角の木骨に施された装飾も面白いです。
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「オーバーガッセ」にあった家のお庭に、「魔女の塔」の子供が(笑)
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エントランス上に出窓を据える感じ、庇を兼ねてるのかしら?
有効活用かつ素敵デザインです。 -
こちらは「オーバーガッセ」にある建物で一番有名な「ホーアホフ」です。
1620年に、イトシュタイン宮殿を建てた建築家「ヘンリヒ・ヘール」が建てた邸宅です。宮殿建築の報酬として「オーバーガッセ」にあるこの敷地を、主君「ルートヴィヒ2世伯爵」から贈られ建築したもので、重厚な石造りの土台の上に木骨造りの上層階をのせ、宮殿に似せたデザインの邸宅にしているそうです。
1910年から1990年までは画家「エルンスト・テプファー」とその家族の所有でしたが、今はホテルになっています。 -
手の込んだ装飾ですが、私はあまり好きじゃないかな…。ちょっと顔が怖くって。
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ここ「オーバーガッセ」はイトシュタインの街の坂道なので、上がっていくとイトシュタインの街を見下ろす光景が広がります。
「魔上の塔」と「ユニオン教会」の2つの塔の揃い踏みです。
ユニオン教会の屋根の上の風見鶏、「The 風見鶏」って感じでかわいらしくて気に入りました。 -
坂を下り切ったところにあるのが、先ほど風見鶏が見えていた「ユニオン教会」です。
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1340年頃、古代建築の古い部分を含め、「聖マルティン参事会教会」として創建された歴史ある教会です。ただ、外観があまりにあっさりしているので、何度か傍を通ったのに気づきませんでした(笑)
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外観はあっさりしていますが、内部は思わず声が出るほどの世界が広がっていました。
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圧巻なのは天井と壁です。
「ミヒャエル・アンジェロ・インメンラート」と「ヨハン・フォン・ザンドラルト」によるルーベンス派様式の聖書場面を描いたカンバス絵画が、38枚飾られています。
天井画は教会にはよくありますが、壁にも隙間なく絵が描かれているのは、あまり見かけません。 -
パイプオルガンを見上げたつもりでしたが、否が応でもこの絵画たちが目に入ります。
フレスコ画ではなくカンバス画だからでしょうか、色鮮やかで、よく見る天井画とは雰囲気が違います。 -
主祭壇の上はテイストの違う天井画でした。
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アーケード、柱、洗礼盤、祭壇、説教壇、そして墓石には、ラーン産の大理石が贅沢に使用されているそうです。
イトシュタインの名士であるナッサウ伯爵と公爵の埋葬地でもあるそうです。 -
さて、次の街「リンブルク」に向かうことにします。
…と、時計を見たら、次の電車が15分後。ここから駅までは歩いて20分ほどかかるのですが、頑張れば間に合うはず!と、己の年も顧みず、競歩状態たまに小走りで駅に向かいます。 -
息も絶え絶え、出発時間1分前に駅にたどり着きました。
のどかな無人駅とお別れす。 -
列車は、しっかり5分遅れでやってきました。
だったら、走らなくてもよかったじゃ~ん。昔のドイツの列車はとても時間に正確でしたが、最近は定刻はあまりないのを忘れてました。
ま、間に合ってよかったです。
イトシュタインは1時間半ほどの滞在でしたが、十分楽しめました。 -
「イトシュタイン」から「リンブルク」は列車で30分。イトシュタインの街を歩き回って疲れた足と、息切れを整えるのにちょうどいい感じです。
「リンブルク」は列車の終着駅でもあるだけあって、とても大きな駅で、駅前広場も広くて立派です。 -
「イトシュタイン」の街は旧市街まで結構歩きますが、「リンブルク」は駅前からまっすぐ伸びる歩行者天国「バーンホフ通り」をまっすぐ7~8分ほど歩けば旧市街の美しい建物たちが現れます。
-
旧市街入口にあったこの家、出窓の上に1527年という年号の書かれた金色の鹿のプレートが付いていました。20世紀半ばまでは「ガストハウス・ツム・ゴールデネン・ヒルシュ(金色の鹿亭)」という有名なレストランだったそうです。
今は不動産屋さんみたいですが… -
駅からまっすぐ進んで突き当りをまずは右へ行ってみました。
すぐに目に飛び込んできたのが、この精緻な装飾が施された茶色い家。とても美しい出窓のあるこの家は「リンブルガー・カフェーレステライ」というコーヒー焙煎所のやっているカフェです。
丁度お腹もすいてきたので、ここでランチ休憩です。 -
カフェの壁に、またまたかわいいポストがありました。
「イトシュタイン」ではブルーの美しいポストでしたが、黄色もいいですね~ -
「リンブルガー・カフェーレステライ」の路地を挟んだ向かいには、奇妙な飾りがいっぱいついた建物がありました。
ここで大失敗。この街には「七つの大罪の家」という建物があると聞いていたので、不気味な飾りがいっぱいついていたここが、その家かと思ってしまいました。 -
なんだ、こんなわかりやすいところに「七つの大罪の家」あったのね!とばかりにいっぱい写真撮っちゃったので載せておきますが、ここではありません。
でも、でも、トリップアドバイザーでも「七つの大罪の家」の写真としてこの家をのせていますし、AIにこの写真で調べさせると「リンブルクの七つの大罪の家」って答えるんですよ!!!! -
さて、「七つの大罪の家」を勘違いしていることも知らず、美しい街並みに興奮しながらラーン川を目指しウロウロしています。
有名建築物じゃなくても、十分楽しませてくれるんです。 -
この木骨に施された装飾、芸が細かいですね~
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地上面より上層階が張り出している感じ、久しぶりに見ました。税金の関係でしたっけ?
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この食器たち、可愛いですよね~
めったに買い物をしない私。珍しく、ここのスプーンが欲しくてお店に入ったんですが、店員さんがいなくて…。
諦めきれず、帰りにもう一度行ったんですが、やっぱり店員さんがいませんでした。
治安がいい街ではありますが、黙って持って帰っても分からないですけど大丈夫?
今年、フランクフルト経由でアルザスに行ったとき、トランジットでもう一度行こうかと思いましたが、そこまでする必要もないかとやめました。でも、まだ心残りです…。←いつか行きそうな私。 -
細い路地をウロウロしていると、ほどなく、リンブルク旧市街で一番美しい広場「フィッシュマルクト」に出ました。
大きな広場というわけではないのですが、360度どこを見ても美しい木組みの家が並んでいます。 -
ここ「フィッシュマルクト」は街の中でも特に歴史のある地区で、1317年には書物への言及があったそうです。元々は小さな一角だったのが、時間をかけて17世紀までに現在のような姿になったそうです
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「フィッシュマルクト」だけに、家の壁にお魚さんの飾りがついている家がたくさんありました。
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木組みの家なんですが、切妻屋根部分が鱗みたいになっている家もたくさんありました。
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この出窓の装飾、凝ってますよね。
ライオンが長い舌出してるんですが、珍しいですよね。 -
ラーン川へは「フィッシュマルクト」から細いだらだら坂を下っていきます。
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ラーン川のすぐ近くにも立派な木組みの家があります。
そしてこの左側の家が、本物の(笑)「七つの大罪の家」です。
石の土台と木組みの家の境目の木骨のところに「傲慢」「強欲」「嫉妬」「憤怒」「色欲」「暴食」「怠惰」を示す顔の彫り物がついているのです。
恥ずかしながら、このときはまだこの家が「七つの大罪の家」だと思っていなかったので、その顔の部分をちゃんと写していません。写真の左下隅にちょっとだけ写ってます(泣) -
ラーン川に到着しました。
ラーン川と「リンブルク大聖堂」のこの眺めは、リンブルクの誇る景観です。
大聖堂が修復中なのがちょっと残念ですが、美しい眺めですね。
今更ですが、「リンブルク」の正式名称は「リンブルク・アン・デア・ラーン Limburg an der Lahn」で、「ラーン川沿いのリンブルク」という意味だそうです。ラーン川の存在はこの街には大切なんですよね。 -
ラーン川に架かる橋の上からの景観ですが、ここから見る「リンブルク大聖堂」はまるでお城のようです。
-
そしてこちらが、ちょっと修復中の「リンブルク大聖堂」です。
ドイツの大聖堂と言えば、ケルンの大聖堂のように荘厳な感じを思い浮かべますが、ここキュートなリンブルクの街の大聖堂は、やっぱりキュート。近くで見てもお城のようにメルヘンチックです。 -
ファサードに施された装飾もカラフルです。
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これでもかってほど細かいところまで手が込んでいます。
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中に入ると、メルヘンの世界はなく、とても簡素な感じです。この大聖堂は、13世紀前半のロマネスク様式からゴシック様式への過渡期に造られたため、両様式の特徴を併せもっているそうです。
内壁に残るフレスコ画は13世紀のものだそうですが、淡い色合いで品がいいです。 -
大聖堂の裏側には、リンブルク城があります。
誰もが想像するお城の形ではありませんが、歴史は古く7世紀ごろに要塞が築かれたことから始まっているとか。その後大聖堂が建築されることになり、領主が要塞の東側を自分の城館に変え、それが現在のお城の基礎となっているそうです。 -
大聖堂側を振り向くと…こちらの方がお城みたいな眺めでした(笑)
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大聖堂の脇の道を戻り、また旧市街散策です。
-
大聖堂から街の中に降りていく階段の途中にあった、地味な色合いの木組みの家です。赤や茶色の木組みが多い中、ちょっと珍しいのですが、ちゃーんと窓の下にきれいな装飾が付いています。
-
1999年に改装したのかなと思いますが、何を意味する装飾でしょうか。
建物自体が地味なので、とても目立っていました。
この辺りに、ドイツで一番古い木組みの家があるはずと、ウロチョロ探したのですが、見つけられず…。後から落ち着いて地図を見たら、全く頓珍漢な方向に行っていました。ま、私あるあるです。 -
旧市街の中心付近に戻ってきました。
これは「酔っぱらいの泉」です。1350年代に名をはせていた強盗だった彼は、1357年にリンブルクを訪れた際に、自宅を襲撃され、帰るところがなくなり街に残ることになったのですが、町の人たちに頼られるようになり町長にまでなったそうです。
そんな彼が、一気飲みができたら憧れのワイン樽をプレゼントするという誘いに乗ったという話から、この泉ができているそうです。 -
この家は、木組みの家ではないのですが、この出窓の下の装飾が独特で目に留まりました。
人が動物に食べられている姿を飾りにしますかね? -
駅の方まで戻ってきました。
これは新市庁舎です。新市庁舎といえども、ちゃんと後期歴主義種建築様式で建てられていて、街の雰囲気は崩していませんね。 -
市庁舎の前にはリンブルクや州の紋章が石のモザイクで描かれていました。
-
新市庁舎のある広場には、リンブルクの住民から「タンポポ」との愛称で呼ばれる、美しい噴水があります。
旧市街へのメインストリートから外れていることもあり、人が少なく、美しく落ち着ける広場です。 -
駅に戻ってきました。こんな近代的な駅のちょっと先に、おとぎの国が広がっているんですよね~。
リンブルクには軽食を取って2時間半ほどいました。
相方が歩くのが早いので、一般の方はこの1.5倍ぐらいの時間を見てくださいね(笑) -
リンブルクからは1時間10分ほどでフランクフルト中央駅に戻ってきました。
朝9:30頃に出て、16:30頃に帰ってきましたので、フランクフルトから日帰りで木組みの家街道に行くには超おすすめのコースですね。
ローテンブルク(2回行ったことあります)に行くより、観光客も少ないので、のどかでいいかもです。日本人には一度も会いませんでした。 -
そして今夜のディナーです。
ヨーロッパ最後の夜ですけど、うちの場合はやっぱりこれ。
今夜も駅の「NORDSEE」でテイクアウト。でも、おいしいし、周りを気にせずゆっくり食べられるから、一番くつろげるんですわ。
てことで、明日はいよいよ帰国です。
とはいえ、飛行機は20:45発ですから、たっぷり1日遊べます。
最後はやっぱりアール・ヌーヴォー。ドイツのアール・ヌーヴォーであるセセッション建築が並ぶ「ダルムシュタット」に行ってみま~す。
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