2025/10/03 - 2025/10/06
7936位(同エリア15506件中)
タブラオさん
10月のF1シンガポールGPの時期に友人と3泊4日でシンガポールGPを見に行ってきました。その友人と2年前にマカオに行った時にたまたまマカオGPをやっていました。マカオGPは見られませんでしたが、漏れ聞こえてくるバイクのエギゾーストサウンドに心揺さぶられ、次はF1だ!ということになりました。どうせ行くならモナコと思いましたが、色々あってシンガポールGPになりました。
で、どうだったかと言うと、まず、シンガポールGPですが、まあそれなりに楽しめました。V6ターボになってからサウンドが残念になったとよく言われます。確かにYouTubeなんかで聞くと、私が聞いていたV12、V10、V8のNA時代のサウンドに比べると寂しくなったなと感じていました。それもそのはず、NA時代はレブリミットが20,000回転であったものが、今ではわずか12,000回転程度。これでは突き抜ける感がなくなるのも当然です。それでもV6ターボ導入時に比べれば音はマシになったと聞いていたため、どんなだろうと思っていました。
で、どうだったかと言うと、まあ迫力は昔ほどではありませんでしたが、思ったほど悪い音でもありませんでした。来年にはパワーユニットが一新され、電動化比率が高まります。今以上にサウンドは期待出来ない気がしていますので、変わる前に聞けて良かったと思います。F1レース自体は退屈そのものでした。我らが角田選手も精彩を欠いていました。追い抜きもほとんどなくアクシデントもありませんでした。シンガポールGPというとセーフティカーが頻発して荒れたレースになる印象でしたが、今年は何と全台完走でした。
一方、シンガポール観光ですが、これは予想以上に楽しめました。シンガポールは見るところも食べる物も何もないと思っていましたので、最初から調べる気も起こらず、観光はもっぱら友人に頼っていました。期待してなかったのが良かったのか、マーライオンもMarina Bay Sandsも楽しめました。
シンガポールには4日間いましたが、一日の内、観光している時間帯とF1を見ている時間帯が交互に来るため、全体を「シンガポール観光編」と「シンガポールGP編」の2つに分けました。
②はシンガポールGP編です。シンガポールGPの感想は上にも書いていますが、次にまた行きたいかと聞かれたら、正直、NOだと思いました。レースそのものは退屈でしたがF1そのものには不満はありません。フォーミュラ1カーのエギゾーストノートはどれだけ爆音でも気になりませんが(むしろもっと爆音の方が良かった)、F1会場近くの大爆音のコンサートや近くの観客の大声での会話には、時に不快感すら覚えました。レースそのものがエキサイティングであったら感じ方もまた変わっていたのかも知れませんが、少なくとも音に対しては許容度が下がったなあと自分でも感じました。まあ、それだけ歳を取ったということなのでしょう。
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10月3日(金)、グランプリ初日です。フリー走行の2回目から見ました。座席はEMPRESSスタンドの指定席を取りましたので、GATE 4から入りました。案内標識があちこちにありましたし、警備・誘導の方もいましたので、迷わずにゲートまで行けました。
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「GATE 4」
この日はフリー走行ということもあり、ゲートはそれほど混んでいませんでした。 -
チケットはKKdayという業者を通じて購入しました。日本語で対応してくれるのは助かるのですが、何ともお粗末な対応振りでした。具体的に書き始めると終わらないため敢えて触れませんが、二度と使うまいと思いました。
入場チケットは、QRコード付きのPDFファイルがeメールで送られてきて、これをゲートで提示して入場するというものでした。GPは3日間に亘って開催されますが、1日毎に3枚のチケットを貰いました。入退場は何度でも出来ました。 -
ゲート入口です。スマホでチケットを呈示すると、係の人がQRコードを読んで、中に通してくれます。その後、持ち物検査がありました。
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トイレは十分な数があったと思いますが、男女兼用でしたので、いつもより並んだ気がします。まあ、裏を返せば、女性にとってはいつもより待たなかったということなのでしょうが…
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F1関連のショップがあちこちにありました。他の入場客を見ていると、F1チームのTシャツを着ている方が大勢いました。私もせっかくですので、フェラーリのTシャツを買おうと思っていました。ところが、思いの外、値段が高かったため(いくらか忘れてしまいましたが)、買う気が一気に失せ、その時は買わないと決めました。
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主要チームのTシャツ。同じようなTシャツのため、値段も変わらないのかと思いきや、人気チームのTシャツほど高いと感じました。特に、フェラーリだけ異様に高かった記憶があります。
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写真は、シンガポールGPのコースマップです。私たちはGATE 4近くのEMPRESSスタンドで見ました。レースが行われていない時間帯は写真の緑色の部分でコンサートや色んなイベントがありました。楽しめるイベントもあるのかと思っていましたが、思っていたものとは違っていました。
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F1コースの内側にある屋外コンサート会場です。こちらの会場には大勢の人が集まっていて、盛り上がっていましたが、ちょっと私にはついていけないボリュームでした。フォーミュラ1カー以上の爆音で会話も出来ない位でした。若い方には耳に心地よいボリュームなのかもしれませんが、私には苦痛以外の何者でもありませんでした。
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別のコンサート会場です。規模は小さいですが、こちらも盛り上がっていました。このコンサート/イベントスペースはやかましいし、人が多いしで、堪えられないためすぐに戻りました。
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EMPRESSスタンドの裏側です。スタンドの指定席に行くには、スタンド入口の係員に電子チケットを見せる必要がありました。
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フリー走行2回目の写真です。フリー走行ということもあり、人は多くありませんでした。V6ターボになってから初めてF1サウンドを生で聞きました。音色は想像していたより良いと感じました。ただ、サウンドに突き抜ける感がないし、迫力も足りないと思いました。やはり、V12、V10、V8のNAサウンドと比べちゃうとねぇ…
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10月4日(土)、グランプリ2日目、フリー走行3回目です。この時間帯だけ昼間でしたので、いくつか写真を載せています。上の写真は、ゲート入場後の持ち物検査です。バッグ内のチェックがありました。最初に入場した時には、小さなポケットも含めてバッグ内をくまなくチェックされましたが、別の時にはバッグ内を見せようとしたらそのまま行って良いと言われました。シンガポールですので、機械のように同じ対応をされるのかと思っていたら、そうでもありませんでした。
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ゲートに行った時間が遅かったせいか、前日のフリー走行2回目より入場ゲートは混んでいました。下の写真は入場ゲートで並んでいた時に近くで飲み物を売っていたため撮ったものです。写真では読めませんが、何と水は6ドル(720円)、ビールは14ドル(1,680円)でした!
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コースの下を通って、コンサート/イベント会場に抜けるトンネルです。
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フリー走行3回目は17時30分からでした。明るい内に見られたのは、このフリー走行だけでした。フリー走行ということもあり空いていました。シンガポールGPというと公道サーキット&ナイトレースのイメージですが、やはり、夜間の方がシンガポールGPらしいと感じました。
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グランプリ2日目の予選の前です。前日に見た時には、どこのチームのTシャツも高かったため、Tシャツは買うのを止めようと思ってました。ところが、角田選手がレッドブルで走るのも恐らくこれが最後だろうと考えた瞬間に、やっぱ、買っておいた方がいいと思い、レッドブルのTシャツを買いました。確か、120ドル(約15,000円)位だったと思います。Tシャツに15,000円! 思い出代だと思ってお買い上げしました。
予選は21時00分からでしたが、景色は初日のフリー走行2回目、3日目の決勝と変わりませんので省略しました。 -
10月5日(日)、グランプリ3日目、決勝の日です。この日は決勝の前に雨が降りましたが、決勝が始まる頃には路面は乾いていました。
決勝の前にトイレを済ませておこうと思い、トイレに行ったところ、長蛇の列でした! 考えることは皆同じようです。 -
決勝ですので、流石に全席埋まっていました。座席ははっきり言って狭いです。フォーミュラ1カーの爆音は快音ですが、周囲は大声で会話をしますので、ストレスでした。まあ、レースが盛り上がっていたら、そんなことも感じなかったのかも知れませんが…
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「立ち見席」
私たちの席の右前は立ち見席というか、席はなく、立ち見のスペースでした。早くから来てないと良いスペースは確保出来ません。満員電車のような混みようだし、立ち見スペースは低いところにありますので、動画・静止画を撮るにも手を上げる必要があります。指定席ですらストレスでしたので、立ち見席は私にはとても無理だと思いました。 -
我らが角田選手、予選は13位と出遅れました。前戦のアゼルバイジャンGPは決勝6位と健闘していましたが、シンガポールは、結局、決勝も12位と精彩を欠いていました。
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レースの様子は巨大モニターで確認することが出来ました。こんな感じで結構クリアに見えましたので、何が起こってるかよくわかりました。写真はスタート時の様子です。動画でモニターを撮っていましたが、こんな感じで綺麗に見えていました。
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1周目です。スタートの混乱もなく、目の前を全車が通過していきました。スタート直後が一番盛り上がっていたと思います。
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その後はクラッシュもセーフティカー導入もなく、追い越しすらほとんど見れませんでした。淡々とレースは進んでゆき、何とも盛り上がりに欠けるレースでした。
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モニターは、1位のメルセデス・ラッセルと2位のレッドブル・フェルスタッペンをずっと映していました。差が縮まりそうでなかなか縮まらず、見せ場のないレースが続きました。レースが終わると皆一斉に帰るため、出口や地下鉄駅が混乱します。そのため、レースで何かドラマが起きそうでなければ、チェッカーの5周前に席を立とうと決めていました。結局、何も起きそうになかったため、予定通り席を立ちましたが、その甲斐があってスムーズに外に出られました。
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「Raffles Place駅」
最寄りのRaffles Place駅までスイスイ進み、駅のホームは写真の通りガラガラでした。しめしめ、これで混雑に巻き込まれずにホテルに戻れると思っていました。
ところが、ホテルの最寄り駅のLavender駅で降りた時、友人の焦った声が。「スマホがない!」 その場で持ち物を再確認しましたがやはりない。たまたま降りた電車がLavender駅にまだ停車していたため、もしかしたら電車内に置き忘れたのではと思い、その電車に飛び乗りました。座っていたところの周りを確認し、後に座った人にも聞きましたがやはりない。ということで、次の駅で降りて、すぐにRaffles Place駅に引き返しました。
Raffles Place駅で電車に乗る時に、暫く電車を待つ時間がありましたが、その時に座った椅子にスマホを置いたらしく、そこに置き忘れた可能性が高いとのこと。Raffles Place駅に着いて走って椅子のところに向かいましたが、椅子にはスマホは残っていませんでした。そのため、たまたま近くにいた乗客整理のお兄さんに、あそこの椅子にスマホを置き忘れたが見なかったかと聞いたら、何と、置いてあったのを見つけた、向こうの事務所で預かっているとのことでした!
この日はシンガポールGPの日ですので、ホームが混雑するためホームに乗客整理の人がいました。恐らく普段は誰もいないのだと思います。普通の日なら見つけた人に持って行かれていたかも知れません。本当にラッキーでした。 -
管理事務所まですぐに行きました。いくつか質問を受けた後、書類に記入をしてスマホを返して貰いました。友人の慌てた顔を見て、他の職員の人もクスクス笑っていました。「22 14」と表示されているのが友人のスマホです。
見つかって本当にラッキーでした。シンガポールの後、11月にはサウジアラビア他中東3ヵ国を回ってきましたが、何のトラブルもなく、どちらかと言えばラッキーと思える出来事が続きました。イスタンブールから始まって、モンゴル、コーカサス3ヵ国と続いた不運の連続も、この出来事で潮目が変わったのかも知れません。
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