2025/11/23 - 2025/11/23
424位(同エリア589件中)
まつこさん
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先日の山形旅行で土門拳記念館を訪れ、「古寺巡礼」で室生寺の写真に魅了されてから、何十年かぶりに紅葉の盛りの室生寺へ行ってきました。
近鉄電車の室生口大野で下車し、駅近くの大野寺から麿崖仏を眺め、奈良交通バスを乗り継いで行った室生寺は、昔とは違う様相でした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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近鉄電車の大和西大寺を過ぎた大和八木駅は伊勢方面に向かう大阪線への乗り換え駅です。
ここでトイレに入っている間に乗り込む予定の急行に乗り遅れて、普通電車に乗る羽目に陥りました。 -
次の電車は途中駅の「大和朝倉」止まりのため、車内はガラ空き。
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朝倉駅止まりのため一旦下車。反対方向の上本町行きの電車が停車中。
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あまり乗降客も多くない、どちらかというと閑散とした様子です。
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朝倉駅からのどかな景色を眺めるのも悪くない。
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しばしホームで待った後、室生口大野に向かう電車がやって来ました。
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ほどなく室生口大野に到着です。
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駅から続く長いスロープを下ると室生寺行きのバス乗場のある駅前広場です。
先の急行に乗り遅れたので、室生寺行きの次のバスの出発まで1時間待ちです。 -
案内板を見ると、周辺にはいろいろと名所がある事を発見。
中でも「弥勒麿崖仏」がすぐ近くにある事を知りました。
駅前の観光案内所兼カフェのお姉さんに尋ねると徒歩5分でいけます、との事です。これはもう、行ってみるしかありません。 -
途中に洒落たパン屋さんもあってカレーパンがとても美味しそうでそそられたのですが、実は大和八木駅で急行列車に乗り遅れた時に、次のバスまで1時間もあることがわかって駅ナカのパン屋さんで念のため昼食用のパンを買っていたのです。
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駅前から道なりに進むと、清らかな川に出ました。そして対岸の白い崖に麿崖仏らしきものが見えてきました。
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別名「大野寺石仏」。鎌倉時代に後鳥羽上皇の命により作られたと言われています。
高さ13.8mもある、日本最大の線刻された麿崖仏だそうです。
長年の雨風にさらされて、弥勒菩薩の象が判別しにくくなっているのですが、またそれが尊かったりします。 -
大きく蛇行して流れる宇陀川も清らかな流れで癒されます。
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そして麿崖仏の対岸にある大野寺の前に立つ黄金色に色付いた大きなイチョウの木から銀杏がばら撒かれて特有の臭いも漂っています。
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ここが大野寺の入口。大野寺は役行者が開山し、弘法大師が建立したと言われる歴史あるお寺です。本堂には無実の娘を火あぶりの刑から救ったという「身代わり地蔵」も祀られているそうです。が、今日はパス。
大野寺の境内の中には麿崖仏の遥拝所が設けられていました。 -
境内には立派な枝垂れ桜が生えているので、春はさぞかし美しいのでしょう。
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宇陀川の流れがあまりに美しく、バスが来るまで時間もたっぷりあることだし、川岸に座って八木駅で買っておいたサンドイッチを食べました。
そして左の方の崖にも麿崖仏が彫られているようなので行ってみました。 -
燈籠やティッシュボックスを転用したお賽銭箱も置いてあります。
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横の案内板を読むと、大黒天でした。
こちらは比較的新しく、大正時代に大野寺の信者さんたちが彫ったもののようです。 -
こちら側からもと来た大野寺を振り返ると、川の向こうに大野寺の屋根、黄金の大イチョウ、赤く色付いた楓が並ぶ良い眺めです。
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車で来ていたら、このようにのどかな大野の景色に触れる事も無かったでしょう。
ゆっくりとバス停に戻りながら、民家としてとけ込んだ駐在所も見つけました。
この後バスが来るまで、散歩の途中ベンチで休憩していた地元のおばあちゃんとしばらく世間話をしました。水も空気も清らかで、山あいでもそれほど奈良から離れていないので不便でもないと、地元をとても気に入っておられました。 -
ようやく室生寺行きのバスが到着しました。
この頃には駅から出て室生寺に向かう観光客が大勢行列して待っていて、バス1台では乗り切れないため、奈良交通さんは同時にバスを2台配車してくれていたので、全員無事バスに収まりました。 -
宇陀川をさかのぼること約15分、室生寺前のバス停で下車し、門前の飲食店や土産物屋さんを通り過ぎて太鼓橋の前に到着です。
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アーチ状の太鼓橋からは紅葉した楓が見頃でした。
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橋を渡ると室生寺の塀の前に出ますが、入口まではあと少し歩きます。
室生寺は白鳳時代に天武天皇の勅命により役小角が創建したとも、平安時代に桓武天皇の命により興福寺の高僧が建てたとも伝えられるお寺です。また女人高野としても有名です。 -
参道の途中の「三宝杉」。樹齢700年、元は3本あったという杉の巨木です。
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朱塗りの山門をくぐって
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ここから長く急な階段を上ります。
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三連休だけあって、大勢の参詣客です。
◯十年の昔、早春に訪ねた折のしんと静まりかえっていた室生寺が嘘のようで、夜間ライトアップの照明もあちこちに据えられています。土門拳もこういう混雑した室生寺は経験しなかったのでは? -
長く急な階段を登りきると本堂です。鎌倉時代の建立。ご本尊は平安時代の如意輪観音菩薩象。
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そしてその奥に金堂。こちらは平安初期の建立。どちらも国宝です。和傘が飾ってあるのは奈良県のキャンペーン中のため。国宝の釈迦如来立像がおられます。。
じつは金堂の左手にはもう一つ、重要文化財の弥勒堂があって、弥勒菩薩立像が安置されており、私はこの美しい弥勒菩薩に強く惹かれたのですが、撮影禁止のため写真は撮れませんでした。 -
そしてあまりに有名な階段から見上げる小ぶりな五重の塔。
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屋外にある五重塔としては日本最小の塔。
平安時代から年月を経た風格でしたが、昔とは違って朱が鮮やかに塗り直されています。 -
たしか近年の台風で倒木のために屋根が破損したのを修復されたのでした。
相方は奥の院の御影堂まで登る体力が無くて、ここで引き返します。 -
内側から晩秋の西日が差す山門を改めて眺める。幾分か観光客も帰って静かになったので、赤と青の力士像もゆっくりと鑑賞できます。
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太鼓橋を渡り、ヨモギ入りの大判焼きを買って歩いていたら、1時間に1便しかないバスが走っていくのに遭遇しました。
慌てて走って、連なる2台のバスの後の方になんとか乗れました。
なので駆け足で後にした室生寺。これは室生口大野の駅のホームから見下ろした大野の景色です。
何だか今回は室生寺よりも大野の里の方が印象に残った旅でした。
そうそう、大判焼きは写真を撮るのも忘れていたけれど、生地にヨモギの風味がしてもっちり、あっさりしたこし餡も甘すぎず美味しかったです。
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