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奈良県の東部に位置する宇陀市へ行ってきました。<br />今回巡ったのは宇陀松山の町並みと女人高野・室生寺。<br /><br />奈良も定番の奈良公園周辺はインバウンドで大混雑の昨今ですが、ちょっと外れてもう一足先に行ってみると穴場が多く、ここ宇陀もそのひとつ。<br />奈良公園周辺にも劣らないほど上質なものと出会うことができます。

宇陀松山の街並みと女人高野・室生寺

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2025/11/18 - 2025/11/18

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こまたび

こまたびさん

この旅行記スケジュールを元に

奈良県の東部に位置する宇陀市へ行ってきました。
今回巡ったのは宇陀松山の町並みと女人高野・室生寺。

奈良も定番の奈良公園周辺はインバウンドで大混雑の昨今ですが、ちょっと外れてもう一足先に行ってみると穴場が多く、ここ宇陀もそのひとつ。
奈良公園周辺にも劣らないほど上質なものと出会うことができます。

旅行の満足度
4.0
交通
3.0
同行者
カップル・夫婦
交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配
  • まずは宇陀松山の街並みへ。<br />近くにある道の駅宇陀路大宇陀に車を停めて向かいます。<br /><br />

    まずは宇陀松山の街並みへ。
    近くにある道の駅宇陀路大宇陀に車を停めて向かいます。

    道の駅 宇陀路大宇陀 道の駅

  • 宇陀松山は来年の大河ドラマの主人公・豊臣秀長の家臣によって宇陀松山城の城下町として開けた地で、今でも情緒あふれる古い町並みが残ります。<br /><br />因みに奈良は来年の大河ドラマのむけて色々と盛り上がっているようですが、これを機に古代や神社仏閣だけでなくこうした街並みや戦国~近世の文化にも注目されるようになるといいなと個人的に思っています。<br />でも宇陀松山はまだまだそこで暮らす人がいる場所ですので、訪れる際は失礼にならないよう配慮することも大切です。

    宇陀松山は来年の大河ドラマの主人公・豊臣秀長の家臣によって宇陀松山城の城下町として開けた地で、今でも情緒あふれる古い町並みが残ります。

    因みに奈良は来年の大河ドラマのむけて色々と盛り上がっているようですが、これを機に古代や神社仏閣だけでなくこうした街並みや戦国~近世の文化にも注目されるようになるといいなと個人的に思っています。
    でも宇陀松山はまだまだそこで暮らす人がいる場所ですので、訪れる際は失礼にならないよう配慮することも大切です。

    宇陀松山 重要伝統的建造物群保存地区 名所・史跡

  • 宇陀松山では、森野旧薬園を訪れました。<br />ここは日本最古の薬草園で、約250種の薬草木を見ることができます。

    宇陀松山では、森野旧薬園を訪れました。
    ここは日本最古の薬草園で、約250種の薬草木を見ることができます。

    森野旧薬園 公園・植物園

  • 森野旧薬園の説明。

    森野旧薬園の説明。

  • 建物の裏に続く裏山に薬園が広がります。<br />というわけで薬園を見に山へ。軽い登山になります。

    建物の裏に続く裏山に薬園が広がります。
    というわけで薬園を見に山へ。軽い登山になります。

  • 少し登ったところにある展望台。<br />森野旧薬園の建物と宇陀松山の街並みが一望できます。

    少し登ったところにある展望台。
    森野旧薬園の建物と宇陀松山の街並みが一望できます。

  • 東屋風の建物と庭。<br />薬草園は花の咲く春に訪れた方がいいかなと。<br />11月と時期が悪かったのもありますが、草花を見に来たというより登山に来た感じになりました。<br />次は春に訪れてみます。

    東屋風の建物と庭。
    薬草園は花の咲く春に訪れた方がいいかなと。
    11月と時期が悪かったのもありますが、草花を見に来たというより登山に来た感じになりました。
    次は春に訪れてみます。

  • 森野旧薬園を出た後は宇陀松山を散策。<br />奈良漬けのいせ弥の看板。面白いですね。<br />その向こうには和菓子の堀井松月堂の看板も見えます。<br />堀井松月堂では銘菓きみごろもを購入。<br />

    森野旧薬園を出た後は宇陀松山を散策。
    奈良漬けのいせ弥の看板。面白いですね。
    その向こうには和菓子の堀井松月堂の看板も見えます。
    堀井松月堂では銘菓きみごろもを購入。

    いせ弥 グルメ・レストラン

  • 町家の中に時おりこんな建物も。

    町家の中に時おりこんな建物も。

  • 宇陀松山の地図と案内。

    宇陀松山の地図と案内。

  • 宇陀松山を一通り散策した後は、宇陀松山から室生寺のあるエリアまで車で移動。<br />室生寺の近くにある龍穴神社に立ち寄りました。<br />静謐な雰囲気に包まれています。

    宇陀松山を一通り散策した後は、宇陀松山から室生寺のあるエリアまで車で移動。
    室生寺の近くにある龍穴神社に立ち寄りました。
    静謐な雰囲気に包まれています。

    龍穴神社 寺・神社・教会

  • 室生寺に向かう手前にある太鼓橋と橋のたもとにある料理旅館の橋本屋。<br />手間の紅葉がちょうど見ごろでした。<br />橋のあたりは平日にもかかわらず人が多くて、あえて橋を渡ったここで撮りました。

    室生寺に向かう手前にある太鼓橋と橋のたもとにある料理旅館の橋本屋。
    手間の紅葉がちょうど見ごろでした。
    橋のあたりは平日にもかかわらず人が多くて、あえて橋を渡ったここで撮りました。

    橋本屋 グルメ・レストラン

  • 室生寺の仁王門。<br />室生寺は奈良時代創建の古いお寺で、江戸時代に5代将軍徳川綱吉の生母・桂昌院の庇護を受けたころから女人の参詣を許可し、女人高野と呼ばれて女性の信仰を集めるようになります。<br />江戸時代、真言宗の総本山・高野山金剛峰寺は女人禁制だったので、女性は室生寺に詣でたのですね。

    室生寺の仁王門。
    室生寺は奈良時代創建の古いお寺で、江戸時代に5代将軍徳川綱吉の生母・桂昌院の庇護を受けたころから女人の参詣を許可し、女人高野と呼ばれて女性の信仰を集めるようになります。
    江戸時代、真言宗の総本山・高野山金剛峰寺は女人禁制だったので、女性は室生寺に詣でたのですね。

    室生寺 寺・神社・教会

  • 仁王門をくぐって室生寺境内から。<br />紅葉がきれいでした。<br />室生寺には何度か訪れていますが、紅葉の季節は今回が初めて。

    仁王門をくぐって室生寺境内から。
    紅葉がきれいでした。
    室生寺には何度か訪れていますが、紅葉の季節は今回が初めて。

  • 紅葉の色付く鎧坂を登って金堂へ。<br />室生寺は山寺なので、それぞれの伽藍に向かうには階段を上ります。

    紅葉の色付く鎧坂を登って金堂へ。
    室生寺は山寺なので、それぞれの伽藍に向かうには階段を上ります。

  • 室生寺金堂。平安時代初期の創建で国宝です。

    室生寺金堂。平安時代初期の創建で国宝です。

    室生寺金堂 寺・神社・教会

  • 毎年11月には境内がライトアップされ、金堂の前にも和傘が飾られていました。<br />龍をイメージしているのだとか。ライトアップされるとどんな感じになるのでしょうか。

    毎年11月には境内がライトアップされ、金堂の前にも和傘が飾られていました。
    龍をイメージしているのだとか。ライトアップされるとどんな感じになるのでしょうか。

  • 金堂の入り口横にも和傘が。

    金堂の入り口横にも和傘が。

  • 金堂には釈迦如来立像がお祀りされています。平安時代前期のもので国宝。<br />脇に立つ文殊菩薩立像と薬師如来立像も平安時代のもの。<br />金堂の、この仏様のいるところまでが平安時代の建物で手前の拝観者が座する部分は江戸時代に桂昌院の寄進によって増築されたのだとか。

    金堂には釈迦如来立像がお祀りされています。平安時代前期のもので国宝。
    脇に立つ文殊菩薩立像と薬師如来立像も平安時代のもの。
    金堂の、この仏様のいるところまでが平安時代の建物で手前の拝観者が座する部分は江戸時代に桂昌院の寄進によって増築されたのだとか。

  • 室生寺本堂。<br />鎌倉時代の建物で、こちらには如意輪観音が祀られています。

    室生寺本堂。
    鎌倉時代の建物で、こちらには如意輪観音が祀られています。

    室生寺本堂(灌頂堂) 名所・史跡

  • 室生寺の五重塔。<br />法隆寺の次に古い五重塔で、国宝に指定されています。<br />優美な佇まいは何度訪れても魅入ってしまいます。

    室生寺の五重塔。
    法隆寺の次に古い五重塔で、国宝に指定されています。
    優美な佇まいは何度訪れても魅入ってしまいます。

    室生寺五重塔 名所・史跡

  • 五重塔の向こうには奥之院がありますが、かなり登るので日が落ち始めたこの日は立ち寄りませんでした。<br /><br />室生寺は山に囲まれているため暗くなるのも早いようで、16時半を過ぎるともう薄暗かったです。<br />この日の天気か曇りだったのも影響したかもしれませんが、この時間にはもう境内も門前町も人はまばらでした。<br />紅葉の季節は早めの時間かライトアップの夜を狙って訪れるのがおすすめです。

    五重塔の向こうには奥之院がありますが、かなり登るので日が落ち始めたこの日は立ち寄りませんでした。

    室生寺は山に囲まれているため暗くなるのも早いようで、16時半を過ぎるともう薄暗かったです。
    この日の天気か曇りだったのも影響したかもしれませんが、この時間にはもう境内も門前町も人はまばらでした。
    紅葉の季節は早めの時間かライトアップの夜を狙って訪れるのがおすすめです。

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