2025/11/10 - 2025/11/13
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ソウルの旅人さん
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旅行2日目 [11月11日前半]
宿泊したホテルボタニックとその周辺である世運商店街を散策し、ピマッコルを経て、宗廟西側壁沿いの西巡邏ギル及び宗廟と昌慶宮の間に新たに作られた紅葉の散歩道を歩いた。
タイトル写真は世運商店街居住区域である。一般観光客にとってこの写真撮影は通常は難しい。貴重な写真?
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- アシアナ航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- エアトリ
-
宿泊した「ホテルザボタニックセウン明洞」
支乙路から見たホテル全景(南側から撮影になる)
地理上では支乙路3街と4街の間になる。
この東側に世運商店街があり、北側には清渓川が東西に流れている。
左側がA棟、右側はB棟で、私が泊まった部屋はB棟の19階である。写真では右側の「HOTEL THA BOTANIK」の表示された横になる。 -
昨夜は疲れていたので、部屋に帰ってすぐに寝た。カーテンの隙間から入って来る朝日に目覚め、ベランダに出てみると壮観だった。
乙支路3街は旧城壁内では丁度中央に相当する。私の部屋は東面しており、19階からはソウル東部のパノラマが広がっていた。手前は低層の平屋が残っており、奥のビル群は東大門地区である。
赤→は東大門の平和市場
紫→は国立中央医療院(工事中)
黒→東大門のDDP(ビルの隙間よりシルバー色の外壁がチラリ)
緑→東大門のコープホテル・レジデンス等
青→乙支路通り -
視線を東北方面に向ける。
赤→広蔵市場
緑→駱山方面
水色→清渓川
紫→国立中央医療院 -
目線を左一杯に向けた北部方面の景観
赤→宗廟
青→ソウル大学病院(恵化あたり) -
視線を南側に移す。
赤→乙支ツインタワー
青→ホテル国都
以上がベランダからの景観である。 -
眼下に目線を戻す。
世運商店街[8階建て]の屋上が眞下に見える。
(世運商店街は厳密には清渓川以北になる。この屋上は正式には清渓商店街・大林商店街であるが、一般的名称になっていない。ここも世運商店街と連続した建屋として一般には世運と呼ばれている。よってこの名称を使用する。) -
カメラの角度を変える。
この商店街建屋は前述の様にその位置によって名称は異なるが、忠武路から宗廟まで南北に延びる長い商店街である。極めてユニークな形である。
上方の清渓川が流れている箇所は建屋が途切れているが、3階部分が陸橋になって繋いでおり、そこが歩行路となっている。歩いている人物の姿も写っている!! -
右上方に大きな更地がある。
何があったのか?何をするのか? -
足下の南側
古い家並みではなく大凡ビル街になっている。
ソウル旧市街の東半分を隈無く見渡せた。 -
ベランダから見た街を実際に歩いてみよう。
ホテルの2階(フロントがある)入口と世運商街の3階は陸橋で繋がっている。 -
陸橋から見る南側の崩壊寸前の家屋
これが立派なホテルの眼前である。旧市街が残っている場所と再開発が終わって最新のビルになった箇所が隣接している。 -
右はホテルの窓、左はその対面
あばら家の住民は立ち退き、空家である。
ここは旧家屋街と再開発にて高層ビルになった箇所が脈絡無く併存している。
4枚前の大きな更地写真はあばら家を撤去したが未だ新設ビルが建っていない箇所であり、ここではあらゆる再開発途中の姿を見ることが出来る。
二年後に来ればこの廃墟も高層ビルに変貌しているだろう。 -
世運商店街の1階
上の歩道橋は世運とホテルの連絡橋である。
1968年に竣工したこの商店街は旧市街である。
よって全体が雑然としている。 -
1階の中央は通路になっており、左右に商店が店舗を設けている。
大部分が電気ケーブルなどの電気部品店だった。 -
世運橋
世運商店街が清渓川と交差する橋である。 -
清渓川
この川はソウル旧市街の中央を東西に貫通している。
幾多の変遷を経てソウルのオアシスになった。
大都会の真ん中を悠然と流れる清流である。 -
南側の商店街
正式には「清渓商店街」が名称のようであるが、汎用的に通用していない。
ここがドラマ「ヴィンツェンツォ」の舞台である。この地下に黄金が隠されている設定で、このアングルの映像は再三登場するからお馴染み。実際に見ても確かに少し奇異な姿をしており、不思議な感覚になる。ドラマの舞台に相応しい。 -
北側の世運商店街
前述のように清渓川の上は建屋がなく3階部分に設けられた陸橋(空中遊歩道)にて南側の商店街と繋がっている。
正式にはここから北が世運商店街である。南側の胡散くさい表情に比べると何となくスッキリした佇まいにみえる。 -
2階部分に上がってみた。
2階とはいえ狭い通路に低い天井で店舗もない。中二階の仕様であり、立派なトイレだけがあった。 -
3階に上がる。
ここが観光客や来訪者が歩く場所である。
清渓川を跨ぐ空中遊歩道である。 -
3階の商店街
ホランイ等の有名カフェもあり、観光客も訪れる場所になっている。
しかし、実際の店舗は電気関連と思われる部品を扱う商店が多く、それも素人が購入する商品には見えなかった。
観光地に作り直したが、未だ未完成か。 -
3階からの世運橋と世運商店街
昨日の夜と同じ場所である。
昨夜は寂しかったが、今朝は人々が活発に活動していた。 -
内部階段を上って遊歩道側ではなく、実際の店舗がある内側に入ってみる。
何がある? -
階段を上がったさきの店舗には〈FUJITSU〉の標記があった。
1968年に完成したこの商店街は電子機器の街だった。1980年代までは最先端をはしっていたが、龍山に専門店街が出来て廃れたとのことである。 -
内部の様子
観光客が入り込んで写真を撮る場所ではない。カメラを構えることが難しいので写真はこれ1枚しかない。
こんな電子部品の店舗が延々と続いていた。廃れたとはいえ、現役として機能している。世運商店街の本源の姿を見た思いだった。 -
〈Makercity Sewoon〉標示板下の硝子窓の内側に階段がある。その階段を上って横の金網手摺りが張ってあるベランダに上がった。5階である。
そこは世運の企業に勤めている従業員の喫煙場所だった。5人ほどが煙草を吸っていた。カメラを構えた観光客風の日本人が何故ここに居るのかといった視線に晒されるが、気付かない振りで押し通す。注意されたら降りるだけだが、幸い誰もクレームをつけてこなかった。 -
5階のベランダ外壁である。何度も書くが、1968年の竣工である。傷みが激しい。現在は保護政策によって延命しているが、いつかこの世運商店街も再開発の波に呑み込まれるのではないか!
通常は昇らない5階まで無理して上がったのは世運の将来を考える為ではない。
ここからの景観を見たかった。 -
景観その1
吸い込まれそうな、どこまでも続く透き通った雲ひとつない青空。
その空の下に〈宗廟の森〉〈北岳山〉〈北韓山〉が鮮やかに浮び上がる。 -
景観その2
宗廟の紅葉は最盛期だ。
写真ではチト不分明だが、錦秋織りなすソウルの秋景色である。 -
景観その3
足下はイベント広場になっている。
バスが走る正面の大路は鐘路である。 -
景観その4
ベランダから西方向を見る。
旧の乙支路3街・鐘路3街の家並がそのまま残っている。
ごみごみした平屋のバラックは現役の生活の場である。 -
景観その5
南側を望む
再開発を終えた高層ビルと未だ20世紀前半を想起させる建屋が混在する。
私が泊まったホテルボタニックは左端ビルの奥になる。微かに見える。
繰り返す。こんな景観が乙支路3街の現在である。 -
景観その6
赤→はこれから行くピマッコルの路地である。
上から見ると道があるように見えないが、擦れ違いも困難な細い路地裏である。
上方からはこのように見える。 -
特別おまけの景観
5階の建屋内部から女性が出てきて、ドアーを開け放したまま降りていった。観光客がかってに入っては駄目だろうが、千載一遇のチャンスである。開いたドアーからさっと内部に入った。30秒だけの入室だから許してもらえるだろう。
これがその内部である。
韓ドラでは屡々印象的に映像化されている。一度は見たかった世運の居住区域だ。 -
世運は4階までは商業区域、5~8階は一般住宅区域として造られた。この住宅区域は当時では超高級アパートであり、特権階級や有名人が住んだ。中央は吹き抜けになり、屋根は硝子張りで陽光が降り注ぎ、古めかしいが気品のある造りで高級感が溢れている。映画・ドラマの撮影に頻用されたのも納得である。
昭和を思い出させるではないか!!
この住居域を現認出来た事は今回旅行の最高パフォーマンスだった。 -
ピマッコルに入る。
朝鮮王朝時代のことである。大通りは両班(貴族)が通ると庶民は道端に避けて土下座しなければならなかった。それを嫌って大通りに沿って細い庶民だけが歩ける道を作った。それがピマッコルである。避馬道とでも訳せるか。
この路地のすぐ北側が朝鮮王朝時代の大道であった鐘路であり、そのピマッコルである。現在も残されていることに驚くと同時に韓国社会の歴史を実感できる。 -
路地の左右はだいたい食堂である。日本人でもディープソウルを知る人はここで食事をするそうであるが、さすがに私は遠慮する。
-
ピマッコルから鐘路の大通り(北側)を覗く
大通りから10㍍程度離れているだけである。横町も同じ様な食堂が並ぶ。 -
ピマッコルから南側を望む
先程、世運の5階ベランダからみた景観の実際の現地の様子である。
バラックが軒を連ねるが、その向こうにそれらを潰して作った高層ビルが聳える。 -
乙支路3街から鐘路3街にかけての路地裏らしい「路地裏景色」である。
-
ピマッコルを抜けて鐘路の大通りにでてきた。
路地裏にはハヌル(空)がなかった。ここは空が見えて開放感がある。 -
目的地は宗廟の西側になる西巡邏ギルであるが、その途中に鐘路3街の貴金属商店街がある。
-
一帯全てが貴金属宝飾店である。
金・宝飾のキンキラキン店舗が連なる。本当に金色に光り輝いている。眩しい。
しかし、どうして同じ場所に同じ商売をする店が集住するのか。競争が激しくなるだけのように思うのだが。 -
西巡邏ギル
最近、売出中の新進観光地である。宗廟の石塀にそって風情ある道が出来上がった。
10年以上前に来た時は道一杯にトラック・車輌・バイクが所狭しと駐車する商業街の端にあるうらびれた道だった。 -
宗廟の塀沿いにお洒落なカフェや宝飾店が並んでいた。
雰囲気は写真の様に観光客も満足するレベルだろう。
しかし、何度もユーチューブで見たから余り感動はなし。 -
ギルの内側は古い家並みが続く路地である。
そこを見て廻った。 -
そんな路地を抜けると大きな不思議な建屋があらわれた。
-
大覚寺
丹青に彩られたど派手なお寺である。
朝鮮王朝時代後半にはソウル市内にお寺は無くなる。
最近、作られたのであろう。
名前が大覚寺なので京都のそれと混同するが、姿形が全く異なる。 -
周辺は平屋の長屋が連なるのでこの寺は目立つ。
贅を尽くした造りに見える。ここも予期せぬ場所だった。 -
誰もお詣りしている人はおらず、正面入口に高級車が駐めてあることが印象的だった。
-
西巡邏ギルは早々に切り上げてユルゴル路まで出て来た。
昌徳宮の正面である敦化門は今も工事中だった。 -
ユルゴル路
右のビルは財閥「現代」の本拠地である。
今回の目的地は影になってはっきりしないが、左端の低い建物である。 -
ソウル敦化門国楽堂である。
昌徳宮敦化門のユルゴル路を挟んだ正面にあたる。超一等地であるにも拘わらず、不便なのである。観光客が訪れるのは極めて稀であろう。
私は音楽が趣味なので従来より韓国の古楽に興味があった。一度は訪れたい場所だった。念願を叶えた。ソウルウリソリ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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期待に違わぬ博物館だった。
ドラマ「チャングム」では宮廷の楽人達が主要登場人物だっった。
敦化門前なので宮廷音楽が中心と思っていたが、そうではなくウリソリの博物館だった。地方の民謡など韓国伝統音楽の全貌を伝えていた。 -
音楽の博物館であるから、展示品を見るのではなく音楽を聴く構成がしっかりつくってある。音響的に優れたレシーバにて家事歌・葬送歌・農作業民謡・わらべうた etcを聴くことが出来る仕掛けになっている。
-
映像もあった。
何時間でも見て廻りたい。しかし、後の予定もあるので1時間程度で退出したが、このような施設があることが素晴らしい。
蛇足だが入場料は無料である。 -
ユルゴル路のトンネル
宗廟と昌徳宮・昌慶宮は本来は繋がっていた。植民地時代にそれが交通の妨げになるのでその境を分離して道路を作った。最も神聖な宗廟の伝統破壊である。それを正すためにその道路をトンネルにし、その上に宗廟と昌徳宮の接続を再現した。長年に亘って工事していたことを覚えている。
その繋がった箇所は公園として開放されている。そこへ行く。 -
トンネルの横に公園に昇る階段がある。
左は宗廟の石塀である。 -
こんな道である。
秋の陽光を浴びて散歩する絶好の道だった。 -
宗廟の壁にそって道はつくってある。
散歩をしているのは近所のオフィスに勤めているサラリーマンとOLが多かった。地方からソウルに遊びに来たと思われるアジュンマもお喋りしている。観光客はヨーロッパ系が少数見られた。日本語を聞く事はなかった。 -
宗廟の北神門
失われた門も復活している。 -
北神門からユルゴル路トンネル上まで引き返してきた。
ここからは敦化門前より北村方面に向う。 -
紅葉
昌徳宮へ向う道筋は紅葉の真っ盛りだった。 -
青空に映える木々。
-
ソウルの紅葉は美しい。
-
風情あるこの建屋はなんでしょうか?
答え: 昌徳宮前公園のハジャンシル
その3 「北村の路地裏」に続く
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この旅行記へのコメント (4)
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- 熟年ドラゴン(もう後期高齢だけど)さん 2025/11/27 17:10:57
- かなりマニアックですね。
- 二三日観光しただけの私にはちょっと付いて行けそうもありませんね。
- ソウルの旅人さん からの返信 2025/11/27 23:02:18
- Re: おおいにマニアックです!!
- 申し訳ないです。
殆ど観光客が訪れない場所を選択しているので面白く無いと私も思っています。タイトル写真も特別に興味を惹かない屋内写真ですが、熱心な韓ドラファンなら喝采を送って下さると思います。それ程この居住区域の映像は有名ドラマ・映画に頻出するので、一度は見たいはず・・・。
後半もマニアックが続きますが、1~2枚は面白い写真が出てくるかも。我慢して最後までお付き合い下さい。
ソウルの旅人
- 熟年ドラゴン(もう後期高齢だけど)さん からの返信 2025/11/28 08:19:51
- Re: かなりマニアックですね。
- チャングムに出てきたという宮廷楽人が思い出せません。
トンイでは頻繁に出てきたので印象に残っていますが。
- ソウルの旅人さん からの返信 2025/11/28 21:58:28
- Re: 絶対的マニアックです
- チャングムを保護するお人好しの夫婦がいましたね。その主人の友人関係が宮廷楽人だったと記憶しているのですが・・・。
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