フェリーに乗って北九州へ～対岸、下関でフグを食べる！

2025/10/20 - 2025/10/20

門司港レトロの観光の合間に、
フグを食べに、対岸の下関へ。
関門海峡は船で５分、徒歩で１５分と、
あまりの近さに驚きです。
時間の関係上、さくっと要所を回って、門司港へ戻りました。

エリア 下関(山口)

門司港から下関に向かうにはここ、
旅客船ターミナルから船に乗り込みます。
門司港駅から徒歩２～３分でめっちゃ近くて便利です。
で、左側に見えているように、
あまりにも、かわいいサイズの船がお出迎え。
隅田川を航行する水上バスより小さいサイズでした。

門司港旅客船ターミナル 乗り物

さぁ出航です！
折角なので船内ではなく、
デッキで景色を眺めることにしました。

海の上から、関門大橋がよく見えます。
ただ、この船、結構スピード出すので、
風を切って進んで、少し寒かったです。
まぁ、素敵な景色を見るためには、
多少の犠牲は仕方ないですね。

真横から見るこの感じ、
船ならではの景色で、楽しいですね。
そんな素敵な景色もあっという間に過ぎ去っていき、
約５分で対岸に到着。
ほんと、あっという間に対岸についちゃいました。

フグを食べに、目指すは、唐戸市場なのですが、
その前に、随分と立派なレンガ造りの洋館が。
こちらは、旧下関英国領事館。
青空をバックにレンガが映えます。

重要文化財旧下関英国領事館 名所・史跡

正面に回って、立派な玄関から入館します。

ゲートの上には、
“BRITISH CONSULATE”（英国領事館）
の文字が刻まれていて、
その上には、イギリスの国章も飾られています。
ライオンとユニコーン、力強くてかっこいいですね。

建物が建てられたのは、
１９０６年とすぐさまわかるよう、
プレートが掲げられていました。

入館すると、
なんとも高貴な感じのする
窓とレースのカーテン。
すごく雰囲気がいいです♪
が、窓の向こうは、すぐ道路になっていて、
バンバン車が通るので、
少し離れて眺めるくらいがちょうどよいかと。

こちらは領事館のお部屋。
日当たりが良くて明るいお部屋です。

２階はティールームになっています。
とってもお手頃な値段で、
本場英国のアフターフーンティーのセットを楽しめるので、
ぜひとも利用して、優雅な気分に浸りたかったのですが、
この後すぐ、お昼ご飯に行く予定だったので、泣く泣く断念。
次、訪れることがあったら、その時は絶対にお茶したいなぁ。

領事館から歩いて数分、
お目当ての唐戸市場にやってきました。
さすが下関、どでかいフグのオブジェが飾ってあります。
ちなみに、この市場内、もう１つ、
大きなフグのオブジェがありました。
さすがです。

唐戸市場 市場・商店街

お昼ちかい時間だったので、
さすがに観光客相手のお店しか相手無くて、
市場と言う割には、落ち着いていて静かな雰囲気です。

お待ちかねの、ふぐ刺し定食1,600円。
ふぐ刺し、コリコリしていて、美味しい♪
そして、フグだけじゃなくて、小鉢の煮つけ、
これも、すごくおいしかった～。
さすが市場の食堂、大満足です♪

市場食堂 よし グルメ・レストラン

お腹もいっぱいになったので、
最後、軽くウォーキングをしに、
路線バスでみもすそ川公園まで移動してきまして、
ここ、関門海峡は、
源平合戦の最終地、壇ノ浦でもあるんですよね。
源義経と平知盛の銅像が飾られているんですが、
片方、船の錨を持っていて、力持ちすぎやしません？
あと、20年ほど前にも、この場所に来ていたんですが、
全く同じ構図で写真撮ってました。。。

壇之浦古戦場跡(みもすそ川公園) 自然・景勝地

そして、もう１つ、ここには歴史があって、
源平合戦から、約700年後、
江戸幕末期の下関戦争の舞台でもあって、
長州藩が4カ国連合艦隊（英米仏蘭）を迎え撃つための
大砲のレプリカがあります。
結構大きくて、高さもあるので、壮観な眺めです。

と、まぁ銅像や大砲のレプリカを見にわざわざ来たのではなく、
目的はこちら、関門人道トンネルの踏破！
なんと関門海峡の下をトンネルを通って、
渡ることができるんです！！

そして、トンネルを渡るのに、徒歩だとタダ！！
自転車・バイクでも、20円って、
これ、採算取る気が一切ない値段設定です。

エレベータを下ると、
なんとも無機質なエレベーターホールに出ます。
外が明るい分、どんよりと、どこか物寂し気な感じがしてきます。

では、門司に向かって、いざ出発！
んー全然出口は見えませんね。。。

県境に到着。
写真を撮りながらゆっくり歩いていたのですが、
下関側からスタートして、７～８分くらいで到達です。

さぁ残り約400m、もう少し頑張って歩きますか。

とは言え、単調な景色が続くので、
あまり写真を撮るところもなく、
サクサク進んでいくと、出口も見えてきました。

おぉ！ようやく脱出できる。
と言うほど、大変ではなかったかな。
なんせ780mしかないから、
普通にてくてく歩いてたら、ついちゃったっという感じで、
あまり達成感はなかったかな。。。

振り返ると、
また、ずーっと奥までトンネルが続いていて、
先が見えないんですが、実際歩いてみるとあっという間でした。

関門トンネル人道 (福岡門司側) 名所・史跡

ぷっは～～～、久しぶりに娑婆に出たぁ～～～。
と言うほど、地下にいたわけではないけど、
天気もいいので、やはり外に出られると、
解放感があって気持ちいですね。

鳥居と関門大橋。
古いものと新しいものの対比が、
絶妙にマッチしています。

関門海峡は、
日本海と瀬戸内海を結ぶ船の要所となっているので、
大小さまざまな貨物船が、
ひっきりなしに航行していて、
眺めていて飽きないですね。

門司港レトロに向かうバスが来るまで、
ゆっくり、この関門海峡の景色を楽しんでおくこととします。

関門海峡 自然・景勝地