2025/11/19 - 2025/11/19
60585位(同エリア84675件中)
jokaさん
秋から冬にかけてハマっているサウナラン。朝からサウナに向けて走り、美味しいもの食べて電車で帰ってくるという単純な遊びです。
今回の目的地は近くて遠い街、赤坂。昔から人混みが苦手なので都内中心部に出かけることはほぼありません。特に赤坂、六本木あたりは鬼門中の鬼門。上京して35年以上経つのに食べ歩きで2、3回立ち寄ったことがある程度です。
また平日朝に都心に向けて走ると通勤、通学ラッシュと重なるためふだんはなるべく避けているのですが、今回の目的地が都心にありながら休日の方が混みそうなので訪問するなら平日と決めていました。
というわけで本日もサウナが無ければ二度と足を踏み入れなかったかもしれない場所へ向かうことに。
ある意味サウナには感謝しかありません。
では、行ってきます!
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当初の予定では5時45分に出発して大井町を目指すつもりだったのですが、二度寝?を繰り返すうちにいつしか6時半過ぎ。いつもならこのまま休日終了のところ、なぜかこの日は行く先変更して出かけることに。
それでも家を出る頃には7時を回っていました。 -
序盤は勝手知ったる井の頭公園。五つぐらいあるホームコースのうちの一つなので、それこそ四桁は通った道です。
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平日は朝にしろ晩にしろ暗い時間帯にしか来ないし、休日は人混みを避けて別コースを選ぶことがほとんどなので、陽の光の下で訪れるのはほんと久しぶり。
いつの間にか紅葉していて、時の流れの速さを感じました。 -
井の頭公園と言えば弁財天。
昔は「女の神様だから、井の頭池のボートにカップルで乗ると嫉妬して別れさせられる」という都市伝説がまことしやかに囁かれていました。 -
今はどうなんでしょう?「女だから嫉妬深いというのはコンプラ違反」みたいな理由で消滅してたりして。あるいは理由だけ差し替えられてるとか。
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学生時代は用もないのに週に何度も訪れましたが、最近はたまに走って通り過ぎるだけ。ふだんジョグの際にはスマホを持ち歩かないので、写真を撮るなんてそれこそ何十年ぶりかも。
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見事な逆さ紅葉。
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久しぶりに通ってみました。
ここは暗いと足元危なくて走るの躊躇してしまうんですよね。 -
目的地への最短ルートということで通っただけでしたが、井の頭公園の魅力が再認識できて良かったです。
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ここもまだホームコースの一部。Googleマップを確認せずに進めるので楽ちんです。
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見知らぬ住宅街に突入。
京都や名古屋と違って、一ヶ所分岐を間違えただけでとんでもない場所に連れて行かれるので油断なりません。 -
名前の付いた通りに出るととりあえずひと安心。人見街道は紛らわしい分岐も無く、何より人も車も少ないのが最高です。
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都心への一極集中について考えさせられました…
この辺りはしばらくこんな感じ。 -
人見街道ともここでお別れ。馴染み深い井の頭通りへ。
吉祥寺近辺の井の頭通りは歩道が狭い上に車道側に微妙に傾斜しているので走るのには不適なイメージでしたが、この辺りは傾いてはいるものの比較的広くて思ったより快適でした。 -
甲州街道まで来ると都会の雰囲気が漂い始めます。
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歩道はまだ人通り少なくて快適です。
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幡ヶ谷あたりから急に人が増えました。たまには人混み縫って走るのも楽しいかも。
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ここも秋満開。
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壁からちらりと頭をのぞかせているのは明治神宮の樹々。
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ようやく山手線を越えます。思ったより長かった。
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山手線内に入ると、東京の中心部が坂だらけなことがよくわかる。
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あの特徴的なシルエットは……
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上京して40年近く経ちますが、建て替え前も含めて初めて国立競技場を目にしました。これはたしかにカッコいい。
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そのすぐ目の前に目的地。
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ホープ軒
東京を代表する老舗ラーメン店ですが、その歴史は少々複雑。1935年に錦糸町で屋台を出したのが始まりです。その後何度かの店名や出店形式の変更を経てホープ軒となったのが1954年。当時自ら屋台を引くかたわら屋台の貸出も行っていて、その貸し先の一軒が独立して現在の千駄ヶ谷ホープ軒となりました。
恥ずかしながら初訪問。 -
基本は屋台のレンタルだったので当時から味はかなり異なっていたようで、そこから独立していったお店は背脂浮かべた豚骨醤油という点以外は全く別物と言っていい仕上がりです。
店頭の券売機はキャッシュレス専用と現金併用の二台。しっかり時代の変化に対応しています。 -
ネットでは『ホープ軒 千駄ヶ谷店』と紹介されることが多いけれど、ホームページでは単に『ホープ軒』となっています。我こそ真のホープ軒という矜持でしょうか。
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創業者側のホープ軒はどうなったかというと、吉祥寺でホープ軒本舗として営業中。微かにミルキーで独特な風味のスープがクセになるこちらもまた名店。島田荘司のお気に入りという点でも一部マニアの間で有名です。
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先客三名。空いててよかった。
店舗は三階建てで一階は立食、二階はカウンター&椅子、三階はテーブル中心。この時間帯は一階のみでの営業です。
運良く店長さんだったので信頼するブロガーさんの情報をもとに「かため、脂少なめ」をコール。 -
カウンター上部のネギ入れ放題。ネギ好きは手に取りやすいようにざる前に陣取るのが吉です。
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5分ほどでチャーシューメンが提供されました。
脂少なめなので程よいチャッチャッ具合。 -
ネギを大量にトッピング。これだけで背徳の一杯がヘルシーに早替わり。
麺量は200g前後とそこそこありますが、寝起きにカツカレーだろうがラーメン二郎だろうが平気で食べられるわたしからすればむしろ適量です。
ただし午前中に走る場合は、三時間までなら水だけ飲んで出発します。要は食べても食べなくても平気。人の五倍丈夫な胃袋&体に産んでくれた親に感謝せねば。 -
千駄ヶ谷ホープ軒一番の独自性は実はスープよりも麺なのではと思います。むちっと歯応えしっかりの中太麺は一見ありふれていそうでどこにも見当たらない仕上がり。かため指定が活きる逸品です。
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昔ながらの味変アイテムも充実。当然大量のおろしニンニクをぶち込んで完食。
ご馳走様でした♪♪ -
食後は電車移動も選択肢の内でしたが、駅までそこそこあるのとあと3kmほどなのとで走ることにしました。
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グラウンドまで一直線に見通せます。マラソンなんかで選手が出入りするルートなんでしょうか?
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まるでコロッセオのような威容です。
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お隣が神宮球場なんですね。学生時代に広島学生稲門会でお揃いの法被着てカープの応援に訪れたことを思い出しました。もしかしてそれ以来か?!
一人だけ他大学なのに会長から後継指名されたことも今となってはいい思い出です。(もちろん断りました)
ということは覚えていないだけで昔の国立競技場を目にしたことがありそうですね…… -
Googleマップに従って進んでいると急に視界が真っ黄色!テレビで見たことある場所だ!!
日本人、外国人問わず観光客もたくさん。 -
まったく予想していなかったのでちょっとテンション上がりました。
昔から都心部に興味が薄いため、皇居、国会議事堂、スカイツリー、靖国神社などいわゆる東京っぽい場所にほぼ未訪問。明治神宮、代々木公園は今年前半に走っている最中たまたま遭遇してクリア。 -
これはたしかに観光名所。
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遠目からは黄色い絨毯ですが、近づくと粉々に踏みしめられて蝶や蛾の鱗粉を撒き散らしたように見えました。
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見事な円錐形。お手入れもさぞ大変なことでしょう。
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銀杏並木の先に見えているのは聖徳記念絵画館。明治天皇・昭憲皇太后の業績を描いた絵画を展示する記念館だそうです。
また未訪の名所が増えてしまいました。 -
あたりはすっかり大都会。
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こんなエグい坂があちこちに。
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本日のランチ候補の一軒。ラーメン気分だったら多分ここに来ます。
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目的地間近なのでようやく栄養補給。
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裏側に着いてしまったようです。
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SAUNA TOKYO
二年前にオープンするや否やあっという間に東京を代表するサウナに上り詰めた超有名店。念願叶って初訪問です。 -
当たり前のように24時間営業です。
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イベントも盛りだくさん。平日でも一時間に一回アウフグースがあるのは東京のど真ん中であればこそ。
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受付の情報が多すぎてなかなか頭に入ってきません。
場所柄いろんな人が訪れるだろうから注意事項が増えるのもやむなし。 -
靴箱の鍵をそのままロッカーでも使用する、リピーター有利なシステムです。対応関係をざっとでも覚えておくようにしなければ。
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それなりの大型施設なのに出入口が一つずつというのもいろいろ配慮がありそう。
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いざ!
メインとなる大部屋『蒸気乱舞』、薄暗がりの中、半個室で椅子に腰掛けて味わう『瞑想』、江戸時代の湯屋にヒントを得たという『戸棚蒸風呂』など個性豊かなサ室が六つ。水風呂は温度違いの『涼』『冷』『凍』。休憩スペースも椅子やベッド、デッキチェアなど複数タイプが数えきれないほど。 -
いや~堪能しました♪
四時間があっという間。
もちろんサウナも水風呂も全て試しましたが、組み合わせや順序を考えたらまだまだ試せそうです。ウェルビー栄以来の本格アイスサウナを経験できたのも良かった。
サウナにもいろんなタイプがありますが、少なくとも一つの頂点と呼ぶに相応しい施設だと思います。 -
ランチは外で食べる予定なので今回は利用しませんが、食堂の評価も高いんですよね。
あまり時間はないけど次回の予習も兼ねて地下一階の休憩スペース&食堂を覗いてみることに。 -
大型サウナでよく見かける休憩スペースですが、シートが豪華なのがさすがの赤坂クオリティ。ただしそれほど広くはありません。
郊外のスーパー銭湯とはメインの客層が異なるのでしょう。一日中のんびり過ごす人が少ないからこのスペースで足りるわけですね。 -
価格は思ったよりリーズナブル。下手に外食するよりよっぽど安くあがりそうです。
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こちらは食堂スペース。掘り炬燵タイプなのがポイント高い。
次は食事込みでもっとのんびり利用してみようか… -
退館前に少しだけ寄り道。オリジナルグッズ、特にアパレル類の充実度が凄い。ほとんど専門店レベル。
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部屋着用にスエットの上下が欲しかったのですが、生地が厚すぎかつウエスト広すぎで断念。
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こんなものまで揃えているところにオトナの余裕を感じました。
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なによりロゴがカッコいい。
いつも沐タオルには収集癖をくすぐられるのですが、いざ購入しても使う場面がほぼないんですよね。現に手持ちの二枚はどちらも未使用。 -
まさかのBEAUTY&YOUTHコラボまで。
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漢字風ロゴが素晴らしい。本当にありそうな絶妙なライン。
BEAUTY&YOUTHの文字も店正面にデカデカと記載されていました。 -
やたらと韓国料理のお店が多いのが気になるというか、モヤモヤするというか…
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サウナ東京から5分ほど歩いて目的地。すでに14時前だというのにこの行列。相変わらず大人気です。場所柄か外国人比率が高い。
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それでも20分ほどで列の先頭。下手に開店前に並ぶよりはマシだと思います。
とんかつ まさむね
とん太、丸一、ケイタ、ひなた、まるやま、燕楽…数ある東京のとんかつの名店の中でもお気に入りの一軒。 -
この店最大の欠点はとにかく回転が遅いこと。店主一人の調理ではそもそもキャパオーバーの上にテイクアウト弁当まで販売しているので当然と言えば当然。
並んである間に注文をとってくれますが、それでもランチタイムど真ん中だと着席してから30分待ちもフツーにあります。 -
お疲れ様♪
はっきり伝えないとビールも料理と一緒に届くので要注意。 -
本日は15分で出てきました。
この時間だと弁当終了しているから多少早いのかも。 -
サイドメニューのもち豚生姜煮。先出ししてくれないことをいつも忘れてビールのアテに頼みがち。
ルーティンが乱れることを極端に嫌う店という印象があります。 -
肩ロース定食
脂身があまり好きではなく、肉肉しい部位が好きなので大抵これを選びます。
本日はパサつき気味でイマイチの出来。ぶれか?
お隣のヘッド(ヒレ)定食が美味しそうだったので次回試してみよう。 -
赤坂見附駅まで歩いていると大きな鳥居が目に入りました。調べてみると宝物殿があるようなので寄ってみることに。
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日枝神社(赤坂日枝神社)
創建は鎌倉時代にまで遡りますが、現在の形に収まったのは室町時代に太田道灌が江戸城築城の際、川越の仙波日枝神社から勧請したのが起源と言われています。
江戸三大祭の山王祭が行われることで有名。 -
あんな威圧的な、もとい立派な鳥居があるのにおそらくこちらは裏参道。
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写真撮影中の外国人がたくさんいました。
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大都会の中の神社は独特の風情があっていいですね。
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表側はいざ知らず、平日の昼下がりとあって裏は人影少なく静かなものです。
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山車庫らしき建物がありました。おそらく現役の山車が格納されているのでしょう。
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本殿前はそれなりに賑わっています。
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お目当ての宝物殿はまさかの無料開放。こじんまりした建物ですが、重要文化財の刀剣や家康、家光直筆の朱印状など貴重な展示品がずらり。
中でも気に入ったのは山王祭で使用されていた一対の獅子頭。解説によれば家光の手習草紙、要は練習帳を下貼りに使用しているのだとか。確かによく見ると上紙が剥がれた部分に文字がたくさん書かれた紙が貼られてる。
日本語解説より英語の解説文の方が微妙に内容が充実しているのもおかしかったです。 -
あちこちで七五三の記念撮影が行われていました。
親はまだしも(それはそれで聞き苦しいけど…)、カメラマンまで赤ちゃん言葉を話す必要があるのか前から疑問でした。
使わないと受注が減るのだとしたら、それはそれで大変なお仕事です。 -
観光=旅先という固定観念に縛られてつい忘れがちですが、東京はおそらく日本一の観光資源の街でもあるわけで。
もっとサウナ帰りに都内観光してもいいかも。 -
丸の内線の新宿三丁目駅で下車。
改札出てすぐの丸井本館へ。 -
お目当てはこちら、サウナ物産展2025。
主催はサウナイキタイ。日本最大(つまり世界最大)のサウナアプリで、今や日本のサ活になくてはならない存在です。個人的には旅先を選ぶのにも非常に重宝しています。 -
サウナに興味を持ったのが去年の11月なので、もちろんわたしは初参戦。
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メインは全国各地の有名サウナオリジナルグッズの販売。ふだんは現地でしか買えないアイテムばかりなのでサウナーにとっては宝の山です。
わたしは山小屋オリジナル手拭い同様、直に訪問してその場で購入したい派なのでそこまで興味があるわけでもありません… -
この手拭いはかなり悩みました。吸水性の無いただの布切れだったので結局スルー。もう少し生地がまともなら…
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他にも何点か迷ったものの結局購入には至らず。
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巨大サウナストーンのオブジェ。
サウナに興味のない人からすれば「サウナ好きはこんなの見て何が嬉しいんだ?」という疑問を抱くと思うのですが、中の下レベルのサウナ好きであるわたしからしても意味不明でした。
ロウリュウ時に使用するブロワーが添えてあるのがなんとも… -
数々の作品の舞台となってきた新宿ですが、わたしにとっては漫画なら冴羽 獠、小説なら沢崎、ゲームなら桐生一馬のイメージ。つまりは私立探偵とヤ◯ザの暮らす街ということか。
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荻窪で下車。徒歩数分で到着。
中華そばの店 りょうが
長野を中心に複数のラーメン店を運営する凌駕グループの新ブランド。カフェのような内装や外観が特徴的で多ブランドを展開し、長野では最も知名度のあるラーメンチェーンです。 -
乾杯♪
瓶ビール700円でこのおつまみ付きなのは神!チャーシューもネギも山盛りです。
一昔前の長野のラーメン店(特にグループ)といえば東京の流行店丸パクリのイメージで、個人的には名古屋、仙台などと並んで『街の規模の割にレベルの低い都市ランキング』の上位常連でした。
ここ数年それらの地域でも首都圏のラーメン好きの間で話題になるようなお店が着実に増えてきてる印象。 -
つけ麺(荻窪)
こちらの店舗は高田馬場のレジェンド『べんてん』インスパイアとして話題を呼びました。さらにメニュー表示にはありませんが、つけ麺の食券を購入して「荻窪で」と伝えると荻窪の伝説『丸長 荻窪店』スタイルで提供されます。前回はべんてんインスパの塩を食べたので、未食の『荻窪』を。
インスパイアという意味では吉祥寺の『でき心』に軍配が上がりますが、これはこれで良くできていると思います。
ご馳走様でした♪
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