サラエボ・モスタル・ザグレブひとりたび（3）

2025/10/08 - 2025/10/28

今年の遅い夏休みは念願のバルカン半島。ボスニア・ヘルツェゴビナ（サラエボ、モスタル）とクロアチア（ザグレブ）へ。
初日にガタガタ書いたので略。

モスタルに1泊滞在し、クロアチアのザグレブまで飛行機で移動。モスタル空港を利用したという先人たちの記録をまーったく目にしなかったので、一応簡単に記します。本当に情報がなかったので緊張でした。。

私の特性　
・体力はないけど歩くのは好き
・食にはさほど（ほぼ）興味ない
・現地の人と仲良く！とかは無理
・会社員なので安心安全が第一

全体の旅程
羽田→サラエボ　https://4travel.jp/travelogue/12015174
サラエボ→モスタル https://4travel.jp/travelogue/12016360
モスタル→ザグレブ（この旅行記）
フランクフルト（宿泊のみ）→羽田

エリア モスタル(ボスニア・ヘルツェゴビナ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: クロアチア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

モスタル2日目。13時半くらいにモスタル空港に行けばいいので午前中も使える。
当初は観光客がいないのでおすすめされている7～8時台に橋に行こうかと思っていたけど、もう昨日2往復（朝は結構空いてたし、夜は夜景も見たし）したので今日は普通に街をぶらぶら歩くことに。天気もすごくよい。

スナイパータワー。中にはもちろん入れませんが、外から覗くことができます。

上のような弾痕残る建物が多いと治安が心配になるかもですが、ボスニア滞在の3日間で怖い思いは全然しませんでした。
1回サラエボでLoop的なのに乗った男の子がいきなり隣に来て、「どこから来たの！」と聞かれたので「じゃぱん～」と言ったら「ジャパン！超いいよね！！」と返された。ほんまかいな。

団地の一角にサッカーのウルトラスのアジトみたいなのがあったり。モスタルのクラブもヨーロッパリーグに出場してる強豪なんですよね。

特にヨーロッパでは、多くの場合サッカークラブ（ファン）は歴史的にも政治的な背景を持っているけど、ここモスタルでは民族の垣根を超えて子どもたちが一緒にサッカーをするプロジェクトが行われていて、宮本恒靖さんはFIFAの大学院時代にそれを計画して、いまも関わっているそうです。

紛争後に生まれた子どもたちが、川のこっちに暮らそうが向こうに暮らそうが、ただ仲良く競い合って、未来までスポーツを通した「友人」でいられますように。
こうした活動に子どもを参加させる家庭はもともとかなり民族融和に理解がある家庭なので、一般的に見ればまだまだ問題は根深いという記事もありましたが、私も寄付とか調べてみよう。

とりあえずモールでお茶してホテルで荷物を受け取って空港に。ここからが事前情報がないドキドキの移動ですー。

ホテルからモスタル空港にはタクシーで。バスとかたぶんない。
チェックアウトもしてしまったし、なにせ心配だったので（一応シェンゲン協定外の国際線だし）余裕をもって出発。

もうマルクはほぼ使い切っていたのでユーロでいいか確認。「バスステーションじゃなくて本当にエアポート？？？？」と2回ほど念を押されました。どんだけ珍しいねん。。不安だぜ。。

ドライバーさんが陽気で、スズキのバイクに乗ってるからいつか日本に行きたいんだと言っていた。

すぐに空港到着～。不安になる可愛い規模！ 案の定すごい早くついちゃった。ホテルから空港は20分くらいだったかな。旧市街エリアからだともう少し近いと思う。

モスタル国際空港 (OMO) 空港

15時30分のクロアチア航空ザグレブ行き。2時間前について途方に暮れる。カウンターは2ブースしかない（もちろんまだ開いてない）。出発・到着ゲートはたぶんすべて1階で共通。そもそも1日何便あるのか。

とりあえずカフェスペースに座ってお茶。外のテラス席でたぶん空港職員と私が乗る飛行機の職員たち？がお茶してる。飲酒してなければ別に何ら問題ないですw
席からカウンターは見えるけど、それでも心配で（見えてないとこにカウンターないよね？とか）、ちょいちょい立ち上がって様子見。心配性にもほどがある。

それっぽい利用者が来ないのも不安を増長させる。ちなみに航空券は普通にクロアチア航空のHPで予約しました。

待てば海路の日和あり。ちゃんと40分くらい前にカウンターはあいて、その頃には搭乗者もやって来ました。

ここで過去イチ小さくて可愛いパスポートコントロールを通過しました。コントのセットみたいなブースだった。
「ニイハオ^^」と言われたので、「あー、日本人だよん」って言ったら笑って謝ってた。「コンニチハ」は知らないんだよね。ここは日本人が本当に利用しないんだろう（パスポート見せてるんだから国はわかってるわなw ）。

待ち合いはこの1か所だけ。コンパクトぉおお！ 外で小学生が社会科見学みたいなのをしていて賑やかでかわいい。飛行機が来ないからっておもいっきり離発着のレーンのところでワイワイ騒いでる笑

搭乗の時間になりましたー。昼ご飯食べそこねた…。
みんなで平和に歩いていきまーす。席がプロペラのすぐ近くで、隣（窓側）のお兄さんがずっと動画撮ってたw
酔い止めが効いたのか、爆睡してあっというまに到着しました。

そっこーでザグレブ市内にワープ。
距離的には国内線だけど、もちろんイミグレもあるし預け荷物のピックアップもあるしで疲れた。帰りはザグレブ→フランクフルトで一旦下りたんだけど、シェンゲン圏内のありがたみを実感。
というかザグレブ空港、思ったより小さい空港でびっくりでした。

ちょっと遅くなるし疲れてるので、とりあえずホテルへ！ということでもう無思考でタクシー乗車。シャトルバスもあるんだけど、バス降りてからまたトラムに乗って…と思ったらダルすぎた。

そして平日の16～17時くらいで高速は完全なラッシュでした。。
結果、メーターで35ユーロくらい？で、40ユーロ渡したらおつりくれそうになって逆にびっくり。チップとして渡しました。渋滞がなければもっと安くてすみますね。マップで追ってたけど、別にぼったぐるとか遠回りとかなかったと。

というか高速道路を下りてから旧市街エリアに入る直前までの道路が本当に真っ暗でどうしようかと。まだ17時すぎなのに首都でこれはさすがに怖いぞ？？ バスで向かわなくてよかった…。私ここに3泊するのに笑（珍しいタイプ）

旧市街地の観光エリアに入ってからはこんな感じで明るくなって心から安心しました。
いやーEUに入った～。ボスニアで嫌な思いはまったくしなかったけど、それでも、もうEUだ！ 通貨は長年のお友だちユーロちゃん！ 妙な安心感！！（でもあなた、最近はもう気安く友だちと言えるレートじゃなくなったわね涙）

やっと落ち着いたー。
ホテルはザグレブだけど「ホテル・ドゥブロヴニク」。口コミしてます。きれいめ大型シティホテルで、イェラチッチ広場に面してるという好立地＆バスタブありという理由で選択。正解でした。
ツアー客（アジア方面）も多いからか、フロントは必要最低限をテキパキ伝えてくれました。

今日は本当に何もしてないのに移動疲れ（何気に国境またいだし）。すぐにお風呂に入りたいところですが、お水も何も買ってないのでスーパーに買い出し。

幸い、ホテルから明るい道をまっすぐ、徒歩3分くらいのところにショッピングモールとスーパー（コンズム）があってラッキー。

ホテル ドゥブロヴニク ホテル

スーパーまでの路上にカフェ的なものもあったけど、もう今日はスーパーで買ったサラダ的なものと、お味噌汁・アルファ米で豪華な晩ご飯。別に日本食が食べたいとかはならないタイプですが、部屋ですぐ食べられてありがてぇ。一応ケトルも持参です。

地元スーパー、旅行テンションで買ってるからお菓子は絶対余るんだよなぁ。

ザグレブはありがちな観光しかしなかったので、旅行記を書くかは迷ってます。たぶん情報としてはまったく役に立たないので。でも結構あとあと見直して「あーここ行ったなぁ」「こんなこと考えたなぁ」と思うので備忘として気が向いたら（忘れないうちに）続きを書こうかな。
とりあえずザグレブはお店とか言葉とかドイツみたいだったわー。

ちなみに初日以外の移動（ザグレブ旧市街地から駅、旧市街地からバスターミナル→空港）はぜんぶ徒歩かトラム、バスを使いました。トラムは楽しかったー！
あ一応、電車でリュブリャナには行きました！

ではまたいつかお会いしましょう！

前の日　https://4travel.jp/travelogue/12016360