2025年11月韓国鉄道旅行4（木浦宝城線）

2025/11/12 - 2025/11/12

　2025年11月11日から13日にかけて、友人と韓国へ行ってきました。
　2025年6月のチェジュ航空セールのお誘いを受け思わずポチッと。（笑）
　セントレアから仁川空港往復がなんと14,230円、って国内線往復でもなかなかない料金でした。友人も少し遅れて予約したらもう5,000円くらい高くなっていたみたいです。
　セントレア午後発仁川午前発の実質韓国滞在1日強の強行日程でしたが、第一目的だった木浦宝城線の初乗り（2025年9月26日に新規開業）を無事果たせました。
　旅行2日目は、ソウルから釜山、順天を通り、新線区間の木浦宝城線に乗って木浦へ、木浦からソウルへ戻るという時計回り一周の鉄道旅です。
　釜田駅からは、新線区間を通る「ムグンファ1951号」木浦行きに乗ります。

エリア 釜山(韓国)

• 旅行の満足度: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

　釜田駅構内でうどんとキンパをいただいてから、再びホームへ
　

釜田駅 駅

　先ほど乗ってきたKTXマウム号が折り返し、清涼里駅へ向かいます。

　清涼里駅～釜田駅の所要時間は約4時間、現在3往復が設定されていますが、2編成で行ったり来たりしているのかな？？
　ちなみに、京釜高速線ソウル駅から釜山駅までの最短時間は、最新車両「青龍」で2時間18分です。
　

　釜田駅11:17　→　木浦駅16:38（ムグンファ1951号）
　
　2025年9月26日に開業した木浦宝城線には、釜田駅と木浦駅とを結ぶムグンファ号とセマウル号が各1本、週末には観光列車Sトレイン（釜山駅発着）が設定されています。（ほかに順天駅と木浦駅を結ぶムグンファ号2往復）
　このムグンファ号で乗り通すと所要時間5時間21分、この後出発するセマウル号だと4時間39分です。光州松汀駅を経由していたとはと比べれば所要時間は大きく短縮されました。（新線開業前は約7時間かかっていたと記憶しています。）
　慶全線にはまだ非電化の区間があるので、ディーゼル機関車がけん引しますが、いずれ全線電化されればKTXが走るということです。
　なお、客車はたったの2両の連結、その後ろに電源車つないでいました。

釜田駅 駅

　スマホでも1枚撮ります。

　木浦　⇔　釜田

　車内モニター、ムグンファ1951号
　釜田11:17　→　木浦16:38

　さっそくお昼の炭酸水いただきます。

　京釜線と合流します。

　2両編成ですが、お客さんさらっと乗った状態で出発しました。
　次は沙上駅に停車します。
　金海空港方面へ向かう軽電鉄線が見えました。

　沙上駅に停車、釜山駅からの京釜線を走るムグンファ号も一部通過するので、1日に停車する列車は多くありません。

沙上駅 駅

　釜山西部バスターミナルも近くにあります。

　沙上駅舎

　車内、空席が目立ちましたが、次の亀浦駅で結構乗りました。
　馬山駅を過ぎるとだいぶお客さん少なくなりました。

　ロング缶2本目(笑)

　亀浦駅に停車、地下鉄3号線乗り換え

亀浦駅 駅

　亀浦駅舎

　亀浦駅出発

　左側に洛東江が見えてきました。

　しばらく並行に走ります。
　なお、反対側には地下鉄2号線と並行して走る区間もあります。

　三浪津駅を出ると京釜線と別れ、慶全線に入ります。
　洛東江を渡り、東大邱駅方面からの短絡線と合流します。

　洛東江

　翰林亭駅に停車、このあと不覚にも少し寝てしまいました。
　昌原駅から分岐する鎮海線も確認したかったのに。

　目が覚めたら馬山駅でした。

馬山駅 駅

　馬山駅に停車

馬山駅 駅

　晋州駅に停車、ソウル方面からのKTX・SRTがこの駅まで乗り入れています。
　KTXでは晋州駅まで乗ったことありますが、SRTはまだ未乗なので、12月に韓国へ行くときに再訪したいと思います。

　晋州駅舎

晋州駅 駅

　道路の向こう側に旧線跡が見えて

　北川駅に停車

　このあたりの区間が新線に切り替わったのは2016年7月14日のことでした。
　切換前の2016年5月と切換後の2016年8月に乗って以来です。

　https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11132388/
　https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11161960/

　

　河東駅に停車

　その名の通り、蟾津江の東側にあります。

　蟾津江を渡り、全羅南道に入り津上駅に停車

　津上駅舎

　次は光陽駅に停車

　次は全羅線と接続する順天駅に停車です。

順天駅 駅

　次は筏橋駅に停車

　筏橋駅に停車

　鳥城駅、礼堂駅は通過して徳根駅に停車、

　この先で光州方面へ向かう慶全線と別れます。

　赤い路線が今回乗る新線区間です。
　得根駅から6.9キロメートルの所にある弥力信号所で慶全線と分岐し、宝城連結線を通り木浦宝城線に入ります。

　慶全線と別れます。

　慶全線と別れます。
　いずれこちらの路線が幹線となるのでしょうね。

　次は新宝城駅に停車します。

　この路線は電化されています。

　新宝城駅に停車、慶全線宝城駅の南約1キロメートルの所に位置しています。

　南側は田園地帯

　次は長東駅に停車、途中いくつかのトンネルを通りました。

　どの駅も立派です。
　東海線や西海線と同様、1日数本の列車が停車するローカル駅ですが立派です。

　次は全南長興駅に停車、長興駅は2025年1月に運航再開した郊外線にあるので、こちらは（全羅）長興駅となっています。

　この駅で、木浦発釜田行き「ムグンファ1952号」と交換します。
　なお、木浦宝城線は全線単線です。

　次は康津駅に停車、韓国最南端の駅になったそうです。
　ちなみに、この駅が開業する前までは全羅線の終点　麗水エキスポ駅が最南端駅だったとか。

　康津駅に停車

　反対側は釜山と木浦とを結ぶ国道2号線

　地方のまちにも高層マンションはあります。

　少し小高い山が見えました。

　そして海もちらり、慶全線と木浦宝城線、韓国南部を走りますが、海が見える区間はほとんどありません。

　少し北西方向に向きを変えて

　海南駅に停車、紀勢線にも海南駅がありますね。

　2025年8月

　再び田園地帯を高架で走ります。

　田園地帯を高架で走ります。

　次は麗岩駅に停車、うまく撮れず。

　海のような

　栄山江という川を渡ります。

木浦湾河口なので川幅広いです。

　木浦市街地が近づき高層マンションが立ち並んでいます。

　湖南線と合流して

　任城里駅に停車

　任城里駅舎

　終点　木浦駅に到着しました。
　こ線橋から

木浦駅 駅

　湖南線終着駅

　車止め

　次の列車まで1時間弱あります。

　木浦駅舎

木浦駅 駅

　この後しばらく食べられないので、軽く食事を・。
　なぜか駅前通りにあるハンバーガー屋さんに入ってしまいました。(笑)
　FRANK BURGERという比較的新しいチェーン店のようです。

　いろいろなバーガーがあります。
　お値段は日本と比べればお高めです。

　店内、若い女性のワンオペでした。

　プリミアムハンドメイドバティ

　こちらのタッチパネルで注文、決済します。

　先客がいたため、少し待たされました。

　一番上に掲載されていたハンバーガーのセット、ポテト・ドリンク付きで12,600ウォン（1,338円）でした。結構なお値段です。

　分厚いハンバーグ

　時間に余裕があると思っていたら、ハンバーガー屋さんで長く待たされたため、駅ホームへ戻ります。

　龍山行きITXセマウル1064号に乗ります。

　木浦駅17:38　→　龍山駅22:15

　この日は、KTXイウム号、ムグンファ号、そしてITXセマウル号と3種類の列車に乗れました。

木浦駅 駅

　210909

　1号車に乗ります。

　車内はずっと空いていました。
　KTXなら最速約2時間30分で走るところを倍近くの時間かけて走りますから。

　空いているので、遠慮なく夜の炭酸水いただきます。
　今度はCASSビール

　真っ暗な中、4時間30あまり走り続けて終点　龍山駅に到着
　首都圏電鉄に乗り換えます。
　
　龍山駅22:23　→　孔徳駅22:29（京義中央線）
　

龍山駅 駅

　ロングシートがあるべきところに本棚が。「図書館列車」と名付けられ10年前から運行しているそうです。

　列車名は「読書の風が吹く列車」で、この名前には、「読書することを希望する」という意味と「大韓民国読書ブーム」を起こすという意味を含んでいるとのことです。
　残念ながら韓国語なので詠めません。

　331026

　孔徳駅で空港鉄道線に乗り換えます。

　孔徳駅22:33　→　仁川国際空港1ターミナル駅23:30

孔徳駅 駅

　今回初めて、気候同行カード使用してみました。
　このカードに1日券5.000ウォンチャージすると、ソウル市内の地下鉄線等に乗り放題となります。また、空港鉄道も仁川国際空港駅で下車する際は追加料金なしで乗ることができます。
　実際、この日は新設洞駅から清涼里駅まで1,550ウォンと龍山駅から孔徳駅乗り換え仁川国際空港1ターミナル駅まで4,500ウォン利用しただけでしたが。
　ソウル以内をいろいろ乗り歩くには便利ですね。私のように乗りつぶしでフリーエリア外に出てしまうと清算が面倒そうですが。(笑)