2025/04/02 - 2025/04/05
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ミズ旅撮る人さん
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ツアー会社の格安ツアーにひょいと乗ってしまいました。〇十年ぶりの台湾です。
4回目はノスタルジックで有名な九份の観光を終え、ほど近い十分の町へ天燈上げに行きます。日本でも以前から各地で行われていますが、台湾に行くと漏れなくついて来るイベントです。さて、どんなものなのやら。台湾最後の夜は「憧れの圓山大飯店」に泊まります。40㎡という客室と宮殿のような施設を楽しみました。
翌日はツアー最終日。ホテルの並びにある忠烈祠に向かいます。ここは衛兵交代で有名な場所。儀式を一通り見学して、最後に立ち寄ったのが行天宮です。街中の寺院で、市民の信仰の篤い場所でした。
3泊4日のコンパクトな日程の中に、見事に詰め込んだツアーでした。ホテルは超一流だったし、そのホテルの朝食も大満足。もちろん全食事付きで観光も特に高雄の夜が楽しかったです。これでたったの12万円。どうやったらこれでツアーが出せるのか信じられない思いです。安いからと言って侮るなかれ。予想以上に満足出来ました。※3か所、地元の土産物店に連れて行かれました。大昔のアジアの旅行では囲い込み商法が定番でしたが今でも存在するとは思いませんでした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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赤提灯がノスタルジックな雰囲気を醸し出して人気の九份の観光を終えて山を下り、元来た道を辿ります。蜂の巣箱のように点々と並ぶ墓のカラフルさに目を奪われます。
この周辺は青森県の八戸のように数字の異なる地名が隣接しています。八戸のそばには一戸から九戸までの地名があります。同じようにここには八分・五分などがあります。 -
十分の町の横を流れる基隆河の上を渡ると、対岸に駅へと通ずる十分街という通りが見えました。そこには魅惑的な「静安吊橋」があります。これは渡りたかった。ツアーでは時間がありませんでした。
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空をよく見ると、黒いものが点々と飛んでいます。天燈だ!
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バスを降りて土産物街を歩いて行きます。「臭豆腐」台湾の屋台グルメとして有名な一品だそうですが、その名前に尻込みしてしまいます。日本だって「納豆」があるのにね。
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緩やかな坂道を商店をチラ見しながら歩くと、ここに出ました。うひゃ~すごい人!人に埋もれてわかりませんが。じつはここ線路です。この先に十分の駅があり一日何本かの列車がここを通ります。タイのバンコク近郊にあるメークロンは、市場の中を列車が通るので人気の観光地ですが、実は十分も市場でこそないものの観光客ぎっしりの線路です。
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線路の両側の商店で天燈上げを申し込むと、天燈に願い事を書いて線路にやって来ます。
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火をつけて空気が温まると浮かび始めます。
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まさか線路の上で天燈上げをするとは思っていませんでした。
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これが私たちが上げる天燈です。4面あるので、一人1面ずつ願い事を書きます。さすがに旅行会社で線路の上という訳には行かないので、商店の中を突っ切って裏側のテラスで上げます。
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願い事を書いた4人で天燈を持ち、自分の願い事と一緒に記念撮影をしてから、寺院で奉納する紙札のようなものに点火します。
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店のおじさんが火の点いた天燈に暖気をはらませます。
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自力で浮くようになると、すっと手を離します。
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あんなに大きな気球なのに、軽々と上空へ上がって行きました。
線路は面白いかもしれないけれど、人がごった返していて、火を使うのが怖かった(実際に上げてすぐに落ちて来た天燈がありました)ので、テラスからの離陸はベストだったと思います。 -
おおすごい。4面びっしり願い事を書いています。考えて来たのでしょうねえ。右側の英語もかなり書き込んでいます。日本人は何故か四字熟語が多かったです。突然言われて思いつかないのもありますが、そんなに願い事がないのかも。
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あ、やばい!離陸態勢が悪くて傾いてしまいました。これはなんとか持ちこたえて浮かび上がりましたが、実際に落ちる天燈もあるので、天燈の行方は気にしておいた方がいいです。
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線路の右脇に落ちた天燈の残骸があります。足で踏んで消えればそれでおしまいのようです。水を掛けることもしません。そもそも消火体制はどうなっているの?花火をする時には水を入れたバケツを用意するのは日本の常識です。台湾にはないのかな?
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店の看板に、ここを通る列車が描かれていました。1時間に1本ずつ上下の列車が通るようです。一度当局からこの場所で天燈上げをすることは禁止されたそうなのですが、誰からともなく上げ始めて元に戻ってしまったのだとか。そもそも何故ここで天燈上げをするようになったのでしょうね。別に観光客は線路で上げたい訳ではないと思うのだけど。
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また欲しくなってしまいます。「快高長大」ってどんな願い事?
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駐車場の記念碑にも天燈がありました。そう言えば、九份は人偏が付くのに、十分は付かないのは何故なんでしょう?
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基隆河と「静安吊橋」です。天燈上げに時間を取られてしまうので、吊り橋まで行く時間が無いのです。ああ、心残り・・・
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色とりどりの天燈が、毎日大量に飛んで行きます。一応、年に何回かは地元の人が山に拾いに行くそうですが、拾い切れる訳もなし。
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天燈で有名な十分ですが、目の前の基隆河のちょっと先に「十分瀑布」があります。そこにも吊り橋があるようで、足を伸ばしたかったです。
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台北市内で点心料理をいただき、とうとう圓山大飯店にチェックインしました。40㎡の客室です。その広さは半端ではありません。先ず入ってすぐの部屋は居間です。これだけでも普通の1室相当なのですが、
さすがに規模も施設も華麗で贅沢 by ミズ旅撮る人さんザ グランド ホテル ホテル
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この部屋の一角には大きなデスクと、コーヒーサーバー用のテーブルがあります。バリスタが置いてあります。
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ドアを開くと隣には同じくらい広いベッドルームが。はあ、思わずため息が出ます。あまり部屋が広いと、無駄に歩き回ることになって、結構面倒くさいことになります。
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ベッドルームの隣の小部屋は、フィッティングルーム。髪を乾かしたり、化粧をしたりする部屋です。
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そうしてようやく浴室です。入ってすぐ左側にシャワールームが別にあり、
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右側がバスタブです。部屋にいるだけで、疲れそう。何をするにも歩いて歩いて歩くんです。
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これはフィッティングルームからベランダに出て見える景色です。たまたま角部屋だったので、左側がホテルの正面で、そちらは2間分ベランダです。
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左右に中山高速公路が走り、その向こうは松山空港です。かつてはそこに降り立ちましたが、現在では郊外の桃園空港に降ります。
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すっくと立った「台北101」。2004年の建設当時は地上101階建て、高さ509.2mで世界一高いビルでした。2007年にブルジュ・ハリファに抜かれています。89階には室内展望台があり、地下1階~6階は101ショッピングモールです。年末の花火がなかなか華麗だそうです。
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圓山大飯店は1952年に蒋介石夫人である宋美齡氏が建てた14階建ての中国宮殿様式のホテルです。
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各部屋のベランダはこのように一応区切られています。私の部屋は2間続きなので、これが2間分と、角部屋なので角を曲がって1間分あります。充分ラジオ体操(太極拳は不得手なので)が出来ます。
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基隆河と高速道路の向こうには松山空港があります。そこに降りて来る航空機が見られます。シャッターを開けているので、線にしかなりませんが。
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ロビーに降りて来ました。ここはちゃんと見ておかないといけません。
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この空間が贅沢なのでしょう。かと言って威圧するようではなく、華麗さを感じさせます。
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ロビーに入ってすぐの天井。中国にしては趣味がいい。建設されて50年以上経つのでリメイクされています。
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ロビーの一角にはグランドピアノが置かれ、サックスとの共演が披露されていました。
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ロビー中央の天井です。大きなパンジーの花の様で、龍のモチーフですが可愛い感じがします。
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前庭に来ました。昼間の色合いとは違って、近代的な雰囲気です。リメイク時にライトアップに手を入れたのでしょう。
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やっぱり門は大事ですね。格がわかります。ここに泊っているんだなと誇らしい気持ちになります。
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角部屋だと、2.5個分のベランダが自室です。その広さが感動的です。
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本館の向かって右奥に別館があります。
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渡り廊下で繋がっています。
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別館のロビーは天井が低いです。あまり使われていない様子。
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このロビーには、右手前に看板があるように、ファミリーマートがあるのです。正にコンビニ。ついつい買いたくなってしまいます。
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圓山大飯店の裏玄関から中に入ります。
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ああ、なるほど。ここに出るのか。
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ミーハーだったかもしれないけれど、ここに泊って良かったなと思います。
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翌朝。最終日です。ゆっくり出発なので、じっくり圓山大飯店ライフを楽しみます。
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圓山大飯店は高台に建っているので眺めは最高です。
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首都高みたいなものですね。
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高架を走っていますが、レッドラインの地下鉄です。
これに乗れば、台北101まで1本で行くことが出来ます。 -
松山空港です。JALがいます。羽田から1便があるそうです。
緑色の機体はエバー航空、台湾の航空会社です。尾翼に梅のマークがチャイナエアライン(中華航空)こちらも台湾です。 -
普通の町看板の中にはセブンイレブンとファミリーマート。そしてセブンの上にちょっこっと顔を出しているのはカルフール(家楽福)。フランスのスーパーマーケットで、日本からは撤退したけれど、台湾では生き残っているんですね。
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お世話になりました。楽しかったです。
さすがに規模も施設も華麗で贅沢 by ミズ旅撮る人さんザ グランド ホテル ホテル
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おお、最後に航空機が飛んで来ました。午後、私達も帰国便に乗ります。さ、出発です。
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圓山大飯店から降りて来ました。これで見納めです。
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忠烈祠です。圓山大飯店のすぐ隣にあります。
忠烈祠(台北市) 史跡・遺跡
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忠烈祠は、1967年に蒋介石が作らせたもので、1969年に落成しました。敷地面積は5万2千平方メートルで、大門、広場の左右にある脇屋、鐘楼と鼓楼、山門、文烈士祠、武烈士祠及び大殿などがあります。
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時間を合わせてホテルを出て来ているので、すぐに衛兵交代が始まりました。
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儀仗隊は陸、海、空軍の兵士が6ヶ月ごとに当番を担当しています。毎日朝9時から午後の5時まで1時間毎に衛兵交代式が行われています。陸軍は緑、空軍は青、海軍は季節によって白か黒の制服を着ています。制服以外の白い手袋、M1儀仗銃、長靴、ゲートルなどの装備は陸、海、空軍ともに共通です。
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観光客たちは、儀仗兵たちを遠巻きにしながら、一緒について行きます。
ただ、ついて歩くと後ろ姿ばかりになるので、どこかの時点で追い越すことも必要です。 -
ここに立っている二人と交代します。
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新旧の兵士が合流しました。
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両端の兵士が台の上に移動して行きます。
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5人は階段を降りて、去って行きます。白い制服は海軍ですね。
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衛兵交代を見ていると、一緒にまた玄関まで戻ってしまうので、建物などはあまり見られません。
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ようやっと追い越しました。一枚くらいは前から撮りたいです。
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7人いますが、真ん中の一人は銃を持っていません。この後、真ん中の人を中心にして6人が周囲を回ります。そうして、最後に中心の一人は円から出て行くのです。衛兵交代って、音楽のないダンスのように決められたパフォーマンスをきっちりとやり通すので、ちょっと苦手です。
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交代した4人と先導役は、門の手前を右に曲がって帰って行きました。
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青い標識に「調撥車道」と書かれています。リバーシブル・レーン。
時間によって進行方向が変わります。赤い上着のオートバイがいる車道が7~9時に逆向きになるようです。 -
台北でも街路樹につつじが咲いています。木々は大きくて南国ムードですが、つつじを見るとほんわりします。
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「行天宮」に来ました。儒教、仏教、道教の三教を習合した民間信仰の寺院です。
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激しい雨が降って来ました。最後の最後で降られちゃった。衛兵交代の時でなくて良かったです。
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雨がひどいので中庭には居られず、屋根のある場所に殺到します。
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行天宮には台北本宮、北投分宮、行修宮(行天宮三峡分宮)の三つの廟があります。
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熱心な信者はあそこで祈るのでしょうか。
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2014年8月より、行天宮三宮では大香炉と供卓の設置をやめたそうです。だから、渦を巻いた天井からぶら下がった線香や、大きな香炉は無いのです。
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ちょうどお祈りの時間のようです。
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屋根には龍がいますが、基本タイル張りのようです。
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神仙の両側を龍が守ります。
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ちょっとだけ祭壇が覗けました。
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参拝手順です。真ん中の「關聖帝君」は関羽雲長の事です。
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自由に参拝してくださいと言われても雨がひどくて身動きが取れません。
そこで、だれかが調べて来た「占い横丁」を見に行きました。行天宮の横の地下道にあります。占い横丁 散歩・街歩き
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土曜日でしたが、ほとんどシャッターが閉まっていて、2~3か所しかやっていないようでした。
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こちらの方が開いている店が多いですが、さっきの界隈が「占い横丁」のようです。
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バスに戻って桃園空港に向かいます。雨が降ったのが最後の最後で良かったです。
格安ツアーでしたが、土産物屋に連れて行かれた以外は、非常に満足でした。
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