2025/09/30 - 2025/09/30
3874位(同エリア59269件中)
かっちんさん
2025年9月に「特別設定 えきねっと限定 大人の休日パス スペシャル」が発売されたので、北海道釧路の旅に出かけます。
東京から釧路まで鉄道距離1423.8km。乗車時間11時間19分の鉄道車窓風景を紹介します。
帯広~釧路間は、9/20の大雨による道床路盤流失の影響でその区間が1日2本の代行バス運行になっていて釧路には2時間ほど遅く到着します。13時間の長旅になります。
全線復旧は旅から帰った後の10/5でした。
JR北海道の特急列車座席収納ポケットに置いてある車内誌(毎月発行、持ち帰り自由)は、今月2025年9月が最終号(通巻451号)。思い出の記念として持ち帰ります。
長年連載されてきた、ほのぼのとした旅の絵日記「ズウさんのより道まわり道」が懐かしいです。
車内誌は今後デジタル端末での閲覧になります。時代の流れですね。
なお、旅行記は下記資料を参考にしました。
・大人の休日倶楽部「特別設定 えきねっと限定 大人の休日パス スペシャル」
・北海観光節「(廃止)竜飛海底駅」
・乗りものニュース「普通列車の「新函館北斗駅スルー」なぜ? 不思議な「藤城線」経由 貴重な10本中3本も」
・トリップイート北海道「JRで道北ぶらり旅 ズウさんが誘う鉄道の旅~丸瀬布&北見の湯を楽しむ<石北本線編>」
・ウィキペディア「奥津軽いまべつ駅」「青函トンネル」「竜飛定点」「JR貨物DF200形ディーゼル機関車」
- 旅行の満足度
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 新幹線 JR特急
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
朝一番「はやぶさ1号」(東京駅)
東京駅6:32発の「はやぶさ1号」に乗れば、釧路駅に当日17:51に到着します。
青函連絡船の時代は2日間かかっていたのに、現在は当日中に到着できます。 -
「吾妻小富士」(福島付近)
東京駅を出発してしばらく熟睡。目が覚めたのは福島付近。
左の車窓に「吾妻小富士」が眺められます。 -
「実りの秋」(福島付近)
今年のお米は豊作です。 -
「雫石盆地に浮かぶ雲海」(盛岡付近)
平地から眺められる珍しい雲海です。 -
岩手県のシンボル「岩手山」(盛岡付近)
-
イチオシ
「秋空に浮かぶ沢山の雲」(新青森付近)
気持ちがスッキリしますね。 -
本州最北の新幹線駅「奥津軽いまべつ」に停車
まだ本州ですが、JR北海道管轄の駅です。
JR東の津軽線「津軽二股」駅と隣接していますが、乗換駅とはなっていません。
昭和63年(1988)青函トンネル開通時の海峡線時代は「津軽今別」駅。
平成28年3月26日(2016)北海道新幹線開業時に「奥津軽いまべつ」駅となりました。 -
まもなく「青函トンネル」に突入
-
「旧竜飛海底駅」を通過(青函トンネル内)
災害時の避難用に設置された駅で、津軽海底へ向かう下り坂の途中にあります。
新幹線開業に伴い駅は廃止され、現在は「竜飛定点」として保守・避難施設となっています。 -
思い出の記録「海峡線」(2002/12 JTB時刻表より)
昭和63年3月13日(1988)青函連絡船が廃止され、青函トンネルを通る在来線「海峡線」が中小国~木古内間に開業しました。
当時の「竜飛海底駅」は、「海底駅」見学整理券を持った乗客が下車できる見学専用駅でした。 -
思い出の記録「北海道旅行に使用したきっぷ」(1990/8/4-5)
現役時代の平成2年(1990)の夏休みに家族5人で北海道旅行に出かけました。
当時は急行「SL-C62ニセコ号」が走っていて、倶知安~小樽まで乗車。小学生・幼稚園だった子供たちにはSLが良き思い出になったと思います。
札幌~函館までは夜行の「ミッドナイト号」に乗車。絨毯敷きの車内に寝ます。
函館~竜飛海底までは、急行「海峡4号」に乗車。
青森~盛岡間は、特急「はつかり18号」。東北新幹線はまだ盛岡~上野間の開業でした。 -
イチオシ
思い出の記録「急行 海峡4号」(1990/8/5 函館駅)
ED79電気機関車がけん引する客車列車です。 -
思い出の記録「竜飛海底駅」(1990/8/5 竜飛海底駅)
函館駅8:45発の「海峡4号(3124レ)」に乗り、「竜飛海底駅」に10:15着。
2時間ほど海底駅にある避難通路トンネルを係員の案内により見学しました。
写真は駅名標だけで、おそらくトンネル内はセキュリティの関係で撮影禁止だったかなと思います。
青森までは、次の「海峡6号」で移動しました。 -
新幹線は青函トンネルを抜け「北海道」(知内付近)
白い雲の家族が新幹線と競争しているようです。 -
「木古内駅」停車
かつて、木古内駅から日本海側と結ぶ江差線、松前線が出ていました。 -
「函館山」(新函館北斗付近)
函館市街地を一望できる「函館山」です。 -
頭をチラッと見せる「駒ヶ岳」(新函館北斗付近)
函館側でも「駒ヶ岳」が見えます。 -
函館本線「藤城線」(新函館北斗付近)
七飯駅(函館寄り)と大沼駅間の路線は、西回りと東回りのルートがあります。
「新函館北斗駅」は西回りの「本線」上にあります。
もともとは大沼に向かって勾配のある「本線」だけでしたが、複線化を計画したときに緩やかな勾配で途中駅が無い東回り「藤城線」を敷設した経緯があります。
北海道新幹線が開業する前までは、特急が東回り「藤城線」を経由していました。
現在は、「新函館北斗駅」が新幹線と在来線の接続駅となるため、特急は「本線」経由に変更されました。
「藤城線」は貨物列車と一部の普通列車だけが通ります。 -
乗車口案内表示「特急北斗9号」(新函館北斗駅)
新幹線を降り、これから南千歳まで「特急 北斗9号」に乗ります。
乗車口は案内表示板の号車下に表示しているアルファベットの位置です。
私は「2号車」だったので、ホームの「I表示」のところが乗車口。
列車の編成が時々変わるので、苦肉の策ですね。 -
「特急北斗9号」到着(新函館北斗駅)
右隣は普通列車の函館行き。 -
「押寿し詰合せ」(北斗車内)
まだ11時過ぎですが、これから噴火湾(内浦湾)の景色をたっぷり楽しむので、早昼にします。
駅弁は東京駅で調達した大船駅の「押寿し詰合せ」。 -
美味しさ抜群!(押寿し詰合せ)
小鯵と小鯛、銀鮭、海老のネタが2貫ずつ詰合せています。 -
優美な「駒ヶ岳」(大沼公園-森間)
大沼公園を過ぎたところ。
「駒ヶ岳」は見る位置により姿が変わります。 -
「駒ヶ岳駅」を通過(大沼公園-森間)
-
2つの山が重なる「駒ヶ岳」(大沼公園-森間)
-
「姫川信号場」(大沼公園-森間)
ここは大正2年(1913)に姫川信号所として設置され、その後、姫川仮乗降場、姫川駅として利用され、2017/3/4以降信号場に戻ります。
2016年秘境駅ランキング24位の駅でした。 -
思い出の記録「姫川駅」(2017/3/2訪問)
廃止2日前の姫川駅です。
2017年3月4日のダイヤ改正により、JR北海道の10駅が終了するのでお別れに訪れました。
旅行記にしているのでご覧ください。
『青函航路を通り、駒ヶ岳山麓の東山・姫川駅とお別れする鉄道旅(北海道)』
https://4travel.jp/travelogue/11224158 -
農場から眺める「駒ヶ岳」(大沼公園-森間)
緩やかなカーブを描きながら下り坂を走っています。 -
ややっ「富士山?」(森駅)
蝦夷富士と呼ばれる「羊蹄山」です。
噴火湾の南側から海を挟んだ北側に聳えています。 -
各駅停車の気動車(森駅に停車)
キハ150形気動車です。 -
イチオシ
「森駅」に停車
森駅に乗り降りするお客より多い「カモメ」たち。 -
「目と口が大きくビックリさせる車両」(石谷信号場)
森駅をしばらくして石谷信号場で、この車両を追い越します。
よ~く考えるとクルーズトレインの「TRAIN SUITE 四季島」。
昨日、上野を出発した秋の3泊4日コースの2日目で、今日は白老へ向かいます。 -
「お先に~!四季島さん」(石谷信号場)
豪華列車を追い越していいのやら?? -
「海岸線を走る特急 北斗」(落部手前)
右側の車窓から、噴火湾と背後の山の景色を楽しめます。 -
「浮き玉が流れ着いた海岸」(長万部手前)
-
イチオシ
「カモメの集団がお昼寝中」(長万部手前)
-
「有珠山と洞爺湖町(静狩手前)
長万部を過ぎると海を挟んだ東側に見えてきます。 -
「海食崖の礼文華海岸」(静狩付近)
この先にある「海食崖の難所」は、山越えではなくトンネルを通過します。 -
「静狩駅を通過」
まもなくトンネルに入ります。 -
「秘境駅の小幌」(静狩-礼文間)
トンネルとトンネルの間にある「小幌駅」。
保線小屋が見えます。 -
「短いホーム」(小幌駅)
牛山隆信氏の「秘境駅ランキング2023年度版」では「小幌駅」が第1位です。 -
「間近に見えてきた有珠山」(小幌-豊浦間)
-
「頭に毛が生えてきたタンク」(東室蘭手前)
「共同炭酸」のタンクが並んでいます。
ま~るい顔に2つの目玉と頭に3本の毛が生えてるように見えませんか。。。 -
「JR貨物DF200形ディーゼル機関車」(東室蘭付近)
愛称は「ECO-POWER RED BEAR(エコパワーレッドベア)」。
かつて活躍していた「DD51ディーゼル機関車」の後継機です。
世代交代ですね。 -
「特急 おおぞら7号」(南千歳駅に到着)
南千歳から石勝線・根室本線に乗り換え、釧路へ向かいます。 -
「特急 おおぞら7号」(南千歳駅)
東京駅を出発してから3本目の列車に乗ります。
すでに8時間弱経っています。
本来釧路行きですが、帯広から代行バスに乗り換えます。 -
北海道らしさを感じる「広大な牧場」(南千歳-追分間)
-
「牧草地の中を通る一本道」(旧東追分駅の踏切)
サントリー金麦CMロケ地だったところを通過。
「雨だれ」に見えるのは特急の窓の汚れ。 -
「紅葉のはじまり」(東追分-トマム間)
-
イチオシ
今月で終了する「JR北海道 車内誌」
JR北海道の特急列車の座席収納ポケットに置いてある車内誌(毎月発行、持ち帰り自由)は、今月2025年9月が最終号(通巻451号)となります。
最後なので、記念に持ち帰ります。
以前、長年連載されてきた、ほのぼのとした旅の絵日記「ズウさんのより道まわり道」が懐かしいです。
イラストレーター渡辺俊博(ズウさん)の車内誌を紹介します。
『JRで道北ぶらり旅 ズウさんが誘う鉄道の旅~丸瀬布&北見の湯を楽しむ<石北本線編>』
https://tripeat.hokkaido-np.co.jp/topics/229479/ -
「特急おおぞら号の代行バス」案内
おおぞら7号は帯広駅に16:18到着。
代行バスの出発は16:40、釧路駅には19:00到着。 -
「道床路盤流失の写真」(常豊-上厚内間)
2025/9/20大雨による災害状況です。 -
発車を待つ「代行バス」(帯広駅前)
4台のバスが並んでいます。
高速道路を通るので、途中の停車駅には寄りません。 -
「代行バス」(帯広駅前)
私が乗車したのは「くしろバス」。
2人掛け座席を1人でゆったりと座れます
日が暮れたので、外は真っ暗になります。
代行バスの風景は昼間に乗車する帰りに紹介します。 -
イチオシ
「夜の釧路駅に到着」
バスを一旦降りた後、釧路駅ホームに端から入り、長いホームを歩いているところ。
改札口の自動改札機にきっぷを投入して出ます。 -
「現在の時刻は18:41」(釧路駅)
到着予定の19:00より早めに到着しました。 -
日本食堂の駅弁販売所(釧路駅ホーム内)
現在は使われていません。
シャッターが釧路湿原の風景画だったことを記憶しています。
今晩は、駅前のルートインに泊まります。 -
夕食は「上田カリー」(ルートイン釧路駅前内)
ホテル ルートインのオリジナル名物カレーです。
ちょっとピリ辛で、牛肉の旨みが融け込んでいます。
13時間の鉄道旅、車窓を見ながら楽しめました!
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この旅行記へのコメント (2)
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- Tagucyanさん 2025/10/28 23:03:23
- ひたすら乗って釧路へ
- かっちんさま
こんばんは
以前は全国版時刻表に、東京から北海道、九州をはじめとして新幹線と特急の乗継ぎ時刻表が掲載されていましたね。当時はそういう乗り継ぎの需要が一般的だったのでしょうが、そういうひたすら乗って北海道の果ての街まで行くのは以前からあこがれでした。
新函館北斗まで新幹線で行けるようになったのは大きいですね。不通区間があって代行バスに乗継いでも釧路に19時前に着けるとは。それさえなければ18時前に釧路ですからね。
景色も堪能できたようで、充実した1日のようにお見受けしました。
ドットプリンターで送り穴のある用紙に印字されたマルス券、機関車牽引列車の快速海峡号、なつかしいです。ゾーン539、ありましたねえ。吉岡海底駅と竜飛海底駅、両方見学しことがあります。両方とも木古内駅の駅員さんが出張してきて案内してましたね。
ついつい、当時を思い出してしまいました。
---
Tagucyan
- かっちんさん からの返信 2025/10/29 23:52:36
- Re: ひたすら乗って釧路へ
- Tagucyanさま
同世代の鉄ちゃんですね。
昔の時間がかかる旅も良かったし、新幹線時代の便利な旅は時間を有効に使えますからね。
吉岡海底駅と竜飛海底駅どちらにも行かれたことはすごいです。
たまに代行バスに乗れることは貴重な体験です。
かっちん
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