ビアライゼ2025(05) ヴィリニュス・ティモマーケット編

2025/06/04 - 2025/06/06

旧市街から裏道を抜けて、農家が直接売りに来ている野外マーケットのティモマーケットに来てみた。

ここでさまざまな食材をチェックしつつ、アスパラガスとリトアニアのバウムクーヘン・サコティシュ、キビナイのような惣菜を購入して小腹を満たし、次の目的地へと向かう。

エリア ビリニュス(リトアニア)

旧市街から歴史的っぽい雰囲気のある小道に入る。

いかにも地元民が通っていそうな酒場があるが、さすが午前も早いのでまだ開店前だ。

張り出されてるメニューを見るとビール、シードル、ワインが多数。地元のブルワリーメインのようだ。

ゲートを潜って先な進む。漆喰が剥がれて煉瓦が露出した壁が、ファンタジー世界感あって雰囲気良い。

と思ったら小道出口に簡易トイレがあって一気に現実に戻ったり。この簡易トイレ、あちこちで見かけた。

ジムナジアと書かれている学校っぽいところを通る。パソコンに向きあっている子供たちが窓からちらりと見えた。
体育グランドぽいところではサッカーっぽい球技をやってる。

一部に石畳を残した味のある舗装。微妙な折れ曲がり方もなんかいい。

遺跡っぽい何か

坂を降りて、Tymoマーケットのエリアに到着。目の前にたくさんの車が停められた駐車場がある。

階段を降りて振り返ると、教会の塔やビニールハウスみたいなところが高台に見える。

市場の様子。テントでなくしっかり木組みした屋台だ。ティモマーケットは常設ではなく特定曜日の午前にしか空いてないらしい（調べてもどうも詳細不明）。幸い今日（木曜）はやっていた。
ここでの目的は農家自家製のビールだ。

試食をバンバンさせてくれる肉屋の移動車両。

ここでも白いサーロがたっぷり売られてる。

バラエティ豊かなピクルス瓶詰め。

多分菓子パンなんだろうけど黒いフィリングがあんぱんにしか見えない・・

チーズ屋さん

これはカイワレやスプラウト的な食材なのだろうか？

蜂蜜と、蜜蝋で作った細工物とかろうそくも結構たくさん売っていた。

苺などを売ってる屋台で、酒らしき瓶を発見！

アップルバルザムというのがあった。バルザムといえばラトビアのハーブ酒・・なのだが、聞いてみるとアルコールではないっぽい。味見をさせてくれたが、シロップやジャムみたいな感じにトロッとしていてアルコールなく甘い。蜂蜜やジャムみたいな感じで用途もおんなじ。
ボードには、リンゴ100%添加物なし、カクテルやサラダ、デザート、肉料理の味付けにおすすめ、と書かれてる。肉に甘い味付けをするのが北欧風だ。

野菜売りで左のはかぼちゃかな？

魚販売の移動車両も一台来ていた。

ここで白アスパラガスと苺を購入、9.5ユーロ

魚の輪切り冷凍や燻製など。ヴィリニュスはド内陸なので魚の確保は大変

サコティシュがでかい！

このサコティッシュとは何かと聞いたら、バームクーヘンと答えが返ってきた。つのがあるのは高速で回しながら焼くかららしい。
サコティシュの細切れをチョコレートの生地で包んだお菓子（ティンギニス）もある。おやつ用に小さめなのを購入。しっとり感はなくサクサク系。甘味控えめ。

黒パンの量り売りにものすごい行列ができていた。でかい塊でみんな買っていく。

緑と黒のアスパラガスも。黒は野性種に近い。
ディップをつけて生で試食できる。

これはキビナイかと聞いたら似ているが違うと言われた。
具は何種類かある。モッツァレラチーズとか。適当に選んだらシナモンAppleでアップルパイの内側のやつだった。　
目的の農家醸造酒は見つからなかったのが残念。マーケットを後にする。