シニアの短期留学　トリノ　その1　パヴィア

2025/09/25 - 2025/10/15

50歳から学び始めたイタリア語　：　「話せるようになりたい！」と今までにボローニャ、ジェノバ、ソレント、レッジョエミリア、トリエステ、タオルミーナと各地の語学学校に2週間づつ通いました。さて7回目は何処にしようか？と一度訪れて良い印象を受けたトリノに決めました。航空券は全てマイルで調達しているので、ANAのミラノ便を一年前から予約しました。学校に通うのは2週間で、前後の観光に1週間とトータル3週間です。

その1　パヴィア

エリア トリノ(イタリア)

ミラノに二泊してからトリノに向かう計画です。あとから知ったのですが、マルペンサ空港からトリノまではバスが出ているそうなのでバス利用で直接トリノに向かえば良かった！　（後悔その１）

今まで訪れていなかったアンブロジアーナ絵画館に行ってみましたが…金曜日なのに休館で入れず((+_+))
ミラノ〇〇ウイークの準備とかでNG
カラバッジョが観たかったのに残念！

気を取り直して、バガッティ・ヴェルセッキ博物館へ
ここはミラノに4つある邸宅博物館のひとつで、未だ訪れたことがないので楽しみにして向かいましたが…またも同じ理由で入れず((+_+))
どうやらミラノ中の博物館や美術館はNGらしい。
金曜日だからと油断せず、来る前に調べれば良かった！（後悔その２）

でもこの博物館界隈の雰囲気はすごくオシャレ♪
地下鉄サンバビラ駅とモンテナポレオーネ駅の間にあるので来やすいし、絶対また来るぞ！

一旦、中央駅近くのホテルに戻って腐っていたのですが、やはり大切な時間を無駄にしてはいけないと、チョット郊外にあるパヴィアに行ってみる事にしました。
既に三時過ぎですが、電車で30分らしいから気軽です。一人旅ならではの”出たとこ勝負”　24番線にいるALESSANDORIA行きに乗ります。

ふむふむ…なかなか落ち着いたイイ感じ

この街はパヴィア大学を中心に発展したようで、今も2万人の学生がいるらしく若さとアカデミックな雰囲気が漂っています。

パヴィアの街並み
右手の敷石の脇道が時代がかっていて素敵

サン・ミケーレ・マッジョーレ聖堂
ロマネスク建築を代表する建造物で、12世紀に現在の姿になったようです。

大聖堂の後陣
キリストの十字架刑は12世紀のもの

大聖堂の内部
簡素な作りの外観に対して、内部はかなり斬新な構成です。

落ち着いたモニュメントですね～

大聖堂のフレスコ画
フレスコ画は劣化が早く欠けてしまいますが、逆に時代が感じられて尊いです!

砂岩を使ったファザードには、架空の動物や人間が刻んであります。

静かな街並みを歩きながら思ったのですが、ミラノに30分で行かれるなら楽々通勤圏ですよね？カオスなミラノに住むよりここパヴィアに居を構えた方が、宜しいかな？
私だったらそうする！

パヴィア大学の正面にある老舗のお菓子屋さんを探しました。
多分ここ！
”VIGONI”を発見。上にTORTAと嬉しい文字も(^_-)-☆

ヴィゴー二の店内
Local Storico d`Italia 歴史的な店舗として認定されています。
こちらはバール。
ここでタルトを選んで、奥のカフェでいただきます。

たまたま空いていてラッキーでした。

Torta paradisoって言うタルトを店員さんのおススメで注文しました。
パラディーゾってイタリア語で天国を意味します。
ポロっとした口どけのレモン味のタルトで、くどい甘さのない上品で美味なお菓子でした。

こちらはお土産用にと買いました。
賞味期限が長いし軽いから〇かな。

これがパヴィア大学です。

なにやらイベントが行われているらしく、若者でいっぱい。
年寄りだと目立つので、入場は控えました。

ヴィスコンティ城まで歩いて来ました。開館は18時迄なので、ここでタイムアップ!残念ですが、また来ましょう～
てか、午前中からパヴィアに来ておけば良かった…(後悔その3)